JPH01193714A - 表示パネル用非線形2端子素子およびその製造方法 - Google Patents

表示パネル用非線形2端子素子およびその製造方法

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JPH01193714A
JPH01193714A JP63017285A JP1728588A JPH01193714A JP H01193714 A JPH01193714 A JP H01193714A JP 63017285 A JP63017285 A JP 63017285A JP 1728588 A JP1728588 A JP 1728588A JP H01193714 A JPH01193714 A JP H01193714A
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JP
Japan
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electrode layer
nonlinear
thin film
polyimide
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JP63017285A
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Inventor
Shunsuke Kobayashi
駿介 小林
Hidenori Ikeno
英徳 池野
Sugiro Shimoda
杉郎 下田
Yukihiro Hosaka
幸宏 保坂
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は液晶表示パネル等の表示パネルの駆動、特にア
クティブマトリックス方式の表示パネルの駆動、すなわ
ちスイッチング素子として好適な非線形2端子素子に関
するものである。
[従来の技術] 液晶表示パネル等の表示パネルのコントラスト比を低下
させることなく、画素数を増加させる方法として、各画
素に薄膜トランジスタまたは非線形2端子素子等のスイ
ッチング素子を設けたアクティブマトリックス方式が検
討されている。
特に非線形2端子素子を用いたアクティブマトリックス
方式は、R%トランジスタを用いたアクティブマトリッ
クス方式と比較して、素子の製造プロセスが簡単である
ことから高い歩留りが期待できる。
第3図に非線形2端子素子をスイッチング素子に用いた
液晶表示パネルの断面図を示し、第4図に非線形2端子
素子に用いた液晶表示パネルの等価回路図を示す。
この表示パネルは、電導膜−絶縁膜m−導膜、または電
4膜−半導体膜−電導膜の3層構造よりなる。図中、2
1はガラス基板、22は透明電極、23は偏光膜、24
はTN(ツィステッド・ネマティック)液晶、25は配
向膜、26は走査電極、27は絶縁体層または半導体層
、28は液晶セル、29は非線形2端子素子である。
表示パネルに用いられる非線形2端子素子としては電導
膜−Ta20s (絶縁膜)−電導膜からなる構成の旧
N1素子が知られている(特開昭60−106181号
公報)。
また、水素化アモルファスシリコン(a−5i:H)(
特開昭60−138515号公報)、水素化アモルファ
スシリコンカーバイド(a−5iCx:t(1) (特
開昭60−50962号公報)等の薄膜の層を電導膜の
間に形成した3層構造よりなる非線形2端子素子や、こ
れらの非線形2端子素子をリング接続したものが検討さ
れてきた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、電導膜−Ta20s−電!1ffi;!
膜からなる構成の旧M素子の製造においては、Ta薄服
をスパッタ法で形成する必要があり、一方、a−5t:
tl。
a−5iCx+H等の半導体、もしくは半絶縁体の薄膜
を用いた薄膜素子ではこれらの薄膜をスパッタリング法
またはCVD法で形成する必要があり、いずれの場合も
半導体もしくは半絶縁体の薄膜を製造するのに真空装置
を用いなければならない。従って、大面積表示用のアク
ティブマトリックス方式の表示パネルを量産するために
大規模な設備を必要とし、また製造コストも増加する。
そこで、本発明の目的は、上述のような問題点を解決し
、小型の設備で製造でき、製造コストが廉価な表示パネ
ル用非線形2端子素子を提供することにある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明の表示パネル
用非線形2端子素子は、第1の電極層と第1の電極層上
に形成されたポリイミド@膜とポリイミド薄膜上に形成
された第2の電極層とを具備する。
また本発明の表示パネル用非線形2端子素子の製造方法
は、基板上に第1の電極層を形成する工程と、第1の電
極層上にラングミュア・プロジェット法によりポリイミ
ド前駆体薄膜を形成する工程と、ポリイミド前駆体薄膜
を化学的処理または熱的処理によってポリイミド薄膜と
する工程と、ポリイミド薄膜上に第2の電極層を形成す
る工程とからなることを特徴とする。
本発明の表示パネル用非線形2端子素子の基板としては
、例えば、ガラス、エポキシ樹脂、ポリエステル、ポリ
ウレタン、ポリイミド等の絶縁基板を使用することがで
きる。
非線形2端子素子の第1および第2の電極層は電導膜か
らなり、この電導膜としては、例えば、スパッタ法、気
相成長法、無電解メツキ法、スプレー法の各種公知の方
法で形成したCr、 Ti、 AI、Ni等の金、@薄
膜、ITO(酸化インジウムスズ)、In2O3等の透
明導電膜、金属粒子をバインダー中に分11にさせたへ
gペースト、へUペースト、Cuベースト等が使用でき
る。なお、第1および第2の電極層の厚さはそれぞれ、
通常0.1〜2μmである。
電極層間のポリイミド薄膜は有機溶媒に可溶なポリイミ
ドを用いて形成することもできるが、第1の電極層に例
えば後記するポリアミドの製造に用いる様な有機溶媒に
可溶なポリイミド前駆体の薄膜を形成し、さらに薄膜を
化学的もしくは熱的処理をすることにより得ることもで
きる。ここで、使用できる有機溶媒に可溶なポリイミド
前駆体としては、例えば有機溶媒中でテトラカルボン酸
類とジアミンとを略l:1で反応させ製造したポリイミ
ド前駆体やポリイミド前駆体のカルボキシル基に長鎖ア
ルキルアミンを付加したポリイミド前駆体のアルキルア
ミン塩を挙げることができる。
なお、本発明において、テトラカルボン酸類とは、テト
ラカルボン酸、テトラカルボン酸−無水物、テトラカル
ボン酸二無水物を表すものである。
かかるテトラカルボン酸類としては、ブタンテトラカル
ボン酸類、1,2,3.4−シクロブタンテトラカルボ
ン酸類、1,2,3.4−シクロペンタンテトラカルボ
ン酸類、2,3.5−トリカルボキシシクロペンチル酢
酸類、3,5.6−ドリカルボキシーノルボルナンー2
−酢酸類、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフリル
)−3−メチル−シクロヘキセンジカルボン酸類、ビシ
クロ(2,2,2)−オクト−7−ニンーテトラカルボ
ン酸類、1,2,3.4−フランテトラカルボン酸類、
3.3°、4.4°−パーフルオロイソプロピリデンテ
トラカルボン酸類等の脂肪族または脂環族テトラカルボ
ン酸、4.4°−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)ジフェニルスルフィド類、4,4°−ビス(3,4
−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン類、4
.4゜−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフ
ェニルプロパンM、3,3°、4.4“−パーフルオロ
イソプロピリデンテトラカルボン酸類、3゜3”、4.
4°−ビフェニルエーテルテトラカルボン酸類、ビス(
フタル酸)フェニルホスフィンオキサイト類、p−フェ
ニレン−ヒス−(トリフェニルフタル酸)類、m−フェ
ニレン−ビス−(トリフェニルフタル酸)類、ビス(ト
リフェニルフタル酸)−4,4°−ジフェニルエーテル
類、ビス(トリフェニルフタル酸)−4,4’−ジフェ
ニルメタン類、ピロメリット酸類、3.3°、4.4°
−ベンゾフエノンテトラカルボン酸類、3.3’。
4.4′−ビフェニルスルホンテトラカルボン酸類、1
.4,5.8−ナフタレンテトラカルホン酸類、2,3
,6.7−ナフタレンテトラカルボン酸類、3,3°、
4.4°−ビフェニルエーテルテトラカルボン酸類、3
.3°、4.4°−ジメチルジフェニルシランテトラカ
ルボン酸類、3.3°。
4.4゛−テトラフェニルシランテトラカルボン酸類等
の芳香族テトラカルボン酸類が挙げられ、好ましくは2
.3.5−トリカルボキシシクロペンチル酢酸類、ピロ
メリット酸類等が好ましい。
また、テトラカルボン酸類と反応させる一般的なジアミ
ンとしては、一般式、 112N−T+’−N112で
示される化合物(nlは、2価の芳香族基、脂肪族基、
脂環族基、オルガノシロキサン基等の有機基を示す)を
挙げることができる。
このジアミンの具体例としては、パラフェニレンジアミ
ン、メタフェニレンジアミン、4.4°−ジアミンジフ
ェニルメタン、4.4“−ジアミノジフェニルエタン、
ベンジジン、4.4’−ジアミノジフェニルスルフィド
、4.4゛−ジアミノジフェニルスルホン、4.4’−
ジアミノジフェニルエーテル、1,4−ジアミノナフタ
レン、3,3°−ジメチル−4,4゛−ジアミノビフェ
ニル、3,4°−ジアミノヘンズアニリド、3.3°−
ジアミノジフェニルエーテル、3.3°−ジアミノベン
ゾフェノン、3.4”−ジアミノベンゾフェノン、4.
4’−ジアミノヘンシフエノン、2.2−ビス(4−(
4−アミノフェノキシ)フェニル)プロパン、ビス(4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル)スルホン、1.
4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1.3−
ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1.3−ビス
(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、9.9−ビス(4
−アミノフェニル)−10−ヒドロ−アンスラセン、9
.9−ビス(4−アミノフェニル)フルオレン、4.4
’−メチレン−ビス(2−クロロアニリン)、2゜2°
、5,5°−テトラクロロ−4,4°−ジアミノビフェ
ニル、2.2゛−ジクロロ−4,4−ジアミノ)−5,
5’ 等で示されるジアミノオルガノシロキサンを挙げること
ができる。
これらのテトラカルボン酸類およびジアミンは、それぞ
れ1種阜独でも、2種以上を組み合わせても使用するこ
とができる。
このポリイミド前駆体の製造に用いることのてきる有機
溶媒としては、ポリイミド前駆体を溶解させるものであ
れば特に制限はなく、例えばN−メチル−2−ピロリド
ン、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラク
トン、テトラメチル尿素、ヘキサメチルホスホルトリア
ミド等の非プロトン系極性溶媒、m−クレゾール、キシ
レノール、フェノール、ハロゲン化フェノール等のフェ
ノール系溶媒を挙げることができる。
ポリイミド前駆体を合成する際の反応温度は、例えばテ
トラカルボン酸または一無水物を原料とする場合には、
通常、50〜250℃、好ましくは70〜230℃であ
る。
また、テトラカルボン酸二無水物を原料とする場合は、
通常は0〜100℃で反応を行えばよい。
本発明においては、第1の電極層上に形成されるポリイ
ミド前駆体薄膜はラングミュア・プロジェット法により
形成されることが好ましい。この場合、ポリイミド前駆
体としてはポリイミド前駆体のアルキルアミン塩を使用
する。
ポリイミド前駆体中のカルボキシル基に付加させるアル
キルアミンとしては、−数式:で示される化合物(R1
およびR2は同一でも異なってもよく炭素数1〜5の1
価の脂肪族基、R3は炭素原子数1〜30の1価の脂肪
族基、炭素数3〜30の1価の脂環式族基、またはこれ
らの基の一部がハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、シ
アノ基、ナトキシ基、アセトキシ基等で置換された基を
示す。)を挙げることができる。
このアルキルアミンとしては、N、N−ジメチル−n−
ドデシルアミン、 N、N−ジメチル−〇−ヘキサデシ
ルアミン、N、N−ジメチルイソプロピルアミン、 N
、N−ジメチル−〇−オクタデシルアミン、N、N−ジ
メチル−n−オクチルアミン、 N、N=ジメチル−〇
−テトラデシルアミンを挙げることができる。
ポリイミド前駆体中のカルボキシル基とアルキルアミン
の反応は、必ずしも高温で反応させる必要はなく、通常
は0−100℃で反応を行えばよい。
ラングミュア・プロジェット法では、上記で得られたポ
リアミド酸アルキルアミン塩に後述する有機溶媒を加え
濃度0.1〜lOmmoIL/ It 、好ましくは0
.2〜5mmoμ/Ilの溶液に調整し、このポリアミ
ド酸アルキルアミン塩溶液を水を入れた容器に数滴、例
えば水面の面積1 cm’あたり0.1〜5μg程度を
滴下することにより、水面上にポリアミド酸アルキルア
ミン塩の単分子層を形成し、次にこの容器に第1の電極
を形成した基板を垂直に浸漬し、通常、速度0.1 =
 10cm/min、表面圧30〜50mN/mで引き
上げる垂直浸漬法により第1の電極層が形成された基板
上にポリアミド酸アルキルアミン塩の単分子膜を電極層
上に累積する。
ラングミュア・プロジェット法の特徴は第1の電極層上
に形成する単分子膜の累積数が制御できることにあり、
従ってこの方法を用いることによって均一な膜厚の薄膜
が形成できる。
ここでポリアミド酸アルキルアミン塩に加える有機溶媒
としてはポリイミド前駆体の製造に用いる溶媒と同様の
有機溶媒を挙げることができ、さらに一般的有機溶媒で
あるアルコール類、ケトン類、エステル類、エーテル類
、ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類、例えばメチルア
ルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール
、シクロへギサノール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、1.4−ブタンジオール、トリエチレン
グリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸
ブチル、シュウ酸ジエチル、マロン酸ジエチル、ジエチ
ルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、エチ
レングリコールエチルエーテル、エチレングリコール−
n−プロピルエーテル、エチレングリコール−1−プロ
ピルエーテル、エチレングリコール−n−ブチルエーテ
ル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレング
リコールエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、デトラヒトロフラン、ジクロル
エン、1゜2−ジクロルエタン、1.4−ジクロルブタ
ン、トリクロルエタン、クロルベンゼン、0−ジクロル
ベンゼン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ベンゼン、
トルエン、キシレン等を、ポリイミド前駆体を析出させ
ない程度に混合することができる。
また、ラングミュア・プロジェット法に用いる水として
は特に限定はないが、できれば超純水等の不純物および
不溶微粒子が少ない水が好ましい。
上記方法等にて形成されたポリイミド前駆体の薄膜は化
学的処理、もしくは熱的処理を行なうことによりポリイ
ミド薄膜となる。化学的処理としては、ポリイミド前駆
体をイミド化する脱水剤、例えば無水酢酸とピリジンの
混合溶液に1−10時間、ポリイミド前駆体のR膜を浸
漬する方法を挙げることができる。
また熱的処理としてはポリイミド前駆体のW!膜を05
〜30j間、200〜400℃で加熱する方法を挙げる
ことができる。
以上に述へたポリイミド薄膜の膜厚は10人〜1000
人の範囲にあることが好ましく、非線形2端子素子が絶
縁状態から導通状態に変わるしぎい値電圧から最適な膜
厚が決まる。
[作 用] 本発明は電極層−ポリイミド薄膜−電極層の3層よりな
る表示パネル用非線形二端子素子において、ポリイミド
薄膜をラングミュア・プロジェット法により形成するこ
とにより大型表示パネル用のアクティブマトリフックス
基板を安価に製造することができる。。
[実hζ例] 以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実すへ例】 (1)第1図に本発明の実施例を示す。同図(八)は平
面図、同図CB)は図(八)におけるA−A’線に沿っ
た断面図である。
1 mmx 50mmX 60mmのガラス基板13を
無電界メツキ液Ni−801B  (高純度化学研究新
製)により約2μmの厚さでメツキ後、ホトリソグラフ
ィ工程、さらにエツチング工程により、ストライブ状に
ニッケル薄膜をパターンニングして走査電極lOを形成
した。
(2)無水ピロメリット酸2.18gと4.4°−ジア
ミノジフェニルエーテル2gにジメチルアセトアミド5
5gを加え、30℃で10時間反応させ、ポリイミド前
駆体溶液を得た。次いで得られたポリイミド前駆体溶液
0.5g、N、N’−ジメチルヘキサデシルアミン0.
046g、ジメチルアセトアミド42.5 mAおよび
ベンゼン42.5 mJZを加え、反応させ、濃度1 
mmoρ/lのポリイミド前駆体のアルキルアミン塩溶
液を合成した。
(3)  (2)で合成したポリイミド前駆体のアルキ
ルアミン塩溶液を超純水1(lOQgを人れた水面が6
00cm2となる容器にo、o3g滴下し、水面上にポ
リイミド前駆体のアルキルアミン塩の単分子膜層を形成
し、垂直侵禎法にて(1)で得られたニッケルfit 
IIQをパターンニングしたガラス基板13上にポリイ
ミド前駆体薄膜を表面圧30mN/m、基板引上げ速度
IQmm/l1inの条件で成膜した。
(4)  (3) と同様の操作を30回繰り返すこと
により、(1)で得られた基板上の電極層上にポリイミ
ド前駆体薄膜をioo層累積した後、基板を無水酢酸と
ピリジンとベンゼンをl : l : 3  (S 量
比)で混合した処理液に10時間浸漬することにより、
約500人の膜厚のポリイミド薄膜11を得た。続いて
、基板をメタノールで十分に洗浄し、5時間、室温で真
空乾燥した後、ポリイミド薄膜11上にITOコーティ
ング液をスクリーン印刷して透明電極12を形成し、表
示パネル用非線形2端子素子を配列した基板を得た。
上記方法で作製した非線形2端子素子のI−V特性を測
定したところ良好な非線形特性が確認された。第5図に
I−V特性のd111定結果を示す。
(5)上記(1)〜(4)により得られた非線形2端子
素子を形成したガラス基板上と別途製造したITO電極
をストライブ状に形成したガラス基板上のそれぞれに、
スピンナーを用い回転数5000rpmで液晶配向膜J
IB (日本合成ゴム製)を塗布し乾燥した後、 18
0℃で60分間加熱した。加熱後の基板上の液晶配向膜
を、ナイロン製の布を巻きつけたロールを有するラビン
グマシーンにより、ロールの回転数5000rpm 1
ステ一ジ移動速度1cm/秒でストライブ状の電極方向
にラビング処理を行った。
次いで、基板上に直径17μmのスペーサー入り接着剤
をスクリーン印刷した後、上下基板をストライプ状の走
査電極とITO電極が直交するように圧着した。
次にT N 9i晶を注入後、注入口を封止して第3図
に示したと同様の構造の液晶表示素子を得た。
得られた液晶表示素子の上下電極間にパルス幅1/10
0secの20Vのパルス電圧を印加した後、液晶両端
の電圧保持性を調へたところ良好な電圧保持性を示した
実施例2 (1)第2図に本発明の他の実施例を示し、同図(A)
は平面図、同図(B)は図(A)のA−A ’線に沿っ
た断面図である。
1 mmx 50mo+x 60mmのITOコートガ
ラス基板13(松崎真空製)上にリソグラフィー工程続
いてエツチング工程を施して、透明電極12をパターン
ニングした。
次にこの透明電極12をバターニングした基板上にニッ
ケル無電解メツキ法により、ニッケル層を形成後、リソ
グラフィー工程およびエツチング工程により走査電極1
0をストライプ状に形成した。
(2)上記(1)で得られた透明電極12および走査電
極lOを有するガラス基板上に、実施例1の(2)で製
造したと同様のポリイミド前駆体のアルキルアミン塩溶
液を用い、実施例1の(3)および(4)と同様にして
ポリイミド薄膜を形成後、ベースト電極14をスクリー
ン印刷で形成し、第2図に示すような表示パネル用非線
形2端子素子を配列した基板を得た。
上記方法で作製した非線形2端子素子のI−V特性を測
定したところ良好な非線形特性が確認された。
(3)上記(1) 、 +2)により得られた非線形2
端子素子を形成したガラス基板を用い、実施例1の(5
)と同様の方法により液晶表示素子を得た。
得られた液晶表示素子の上下電極間にパルス幅1/10
0 secの20Vのパルス電圧印加後の液晶両端の電
圧保持性を調べたところ良好な電圧保持性を示した。
[発明の効果] 以上、説明したように、本発明によれば、電極層/ポリ
イミド薄膜/電極層の3層構成よりなる非線形2端子素
子のポリイミド薄膜はラングミュア・プロジェット法に
より形成することができるので、蒸6法、スパッタ法、
プラズマCvD法のように真空下で薄膜形成を行なう必
要がなく、製造が簡便である。
なお、本発明による表示パネル用非線形2端子素子は、
液晶デイスプレー、エレクトロクロミックデイスプレー
、PLZTデイスプレー、蛍光表示デイスプレィ、エレ
クトロルミネッセンスデイスプレー、プラズマ発光デイ
スプレィ等の駆動に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)は、それぞれ本発明の実施例
を示す平面図および断面図。 第2図(A)および(B)は、それぞれ本発明の他の実
施例を示す平面図および断面図、 第3図および第4図は、それぞれ従来の表示パネルの一
例を示す断面図および等価回路図である。 第5図は実施例1で作製した非線形2端子素子のl−V
特性を示す図である。 10.26・・・走査型イ÷、 11・・・ポリイミド薄膜、 12.22・・・透明電極、 13.21・・・ガラス基板、 14・・・ペースト電極。 10東友電極 ネ、資−口月 !(太2.イダU 拍示す図第1図 参治らB月Oイ糧コ0 更プンLイ列 をホす60第2
図 液:BLホハ゛才りしの酢面口 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の電極層と、該第1の電極層上に形成された
    ポリイミド薄膜と、該ポリイミド薄膜上に形成された第
    2の電極層とを具備したことを特徴とする表示パネル用
    非線形2端子素子。
  2. (2)基板上に第1の電極層を形成する工程と、該第1
    の電極層上にラングミュア・プロジェット法によりポリ
    イミド前駆体薄膜を形成する工程と、該ポリイミド前駆
    体薄膜を化学的処理または熱的処理によってポリイミド
    薄膜とする工程と、該ポリイミド薄膜上に第2の電極層
    を形成する工程とからなることを特徴とする表示パネル
    用非線形2端子素子の製造方法。
JP63017285A 1988-01-29 1988-01-29 表示パネル用非線形2端子素子およびその製造方法 Pending JPH01193714A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0460657A2 (en) * 1990-06-07 1991-12-11 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal device

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EP0460657A2 (en) * 1990-06-07 1991-12-11 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal device

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