JPH01193147A - 位置決め機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は改良された旋回割出装置に関する。

従来の技術 従来の割出袋０置は例えばカーピックカップリング等の
リング状の一対のカップリングを固定体と旋回体の両方
に相対して取付は所定の噛合い位置で位置決めを行って
いた。

発明が解決しようとする課題 大形の旋回割出装置になると必然的に旋回半径に比例し
た大きな断面積のカンプリングが必要となる。しかし従
来のリング状のカンプリングにおいては、大形かつ重量
が重くなるとスペース上やコスト上の制約が生じ、止む
を得ず細身の弱いカップリングを取付けざるを得ないと
いう問題点を有していた。

本発明は上記に鑑みなされたものでスペースを取らない
簡素な機構で従来の大形カップリングと同様の強閘性か
つ正確な位置決めができることを目的としている。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の位置決め機構におい
ては、固定体及び旋回体のそれぞれに隣接して割出角に
対応する等分複数個所に同形等ピンチ歯の第１セグメン
トカップリングと第２セグメントカップリングとを歯筋
を合わせかつ割出角に対しピッチを合わせて固設し、前
記第１セグメントカップリング及び前記第２セグメント
カップリングの双方に噛合する第３セグメントカップリ
ングを出入れ可能に前記固定体又は前記回転体に設け、
該第３セグメントカップリングの駆動部材を設けてなる
ものである。

作用 旋回体２の割出しに先だって図示しない切換え弁により
、シリンダ１３に供給されていた圧油が遮断されて油密
室が大気圧となりピストン１２がばね１６の力で後退し
、先端のセグメントカップリング１１がセグメントカッ
プリング８Ａ、８Ｂから離れる０次いで油圧モータ６に
圧油が供給されて回転し、駆動歯車７．歯車４を介して
旋回台２が例えば６０°旋回する。続いて切換え弁が切
換えられてシリンダ１３に油路３ａから圧油が供給され
、ピストン１２が前進して先端のセグメントカップリン
グ１１が固定体１に固着されたセグメントカンプリング
８Ａと当接して旋回体２の割出角のずれを修正しながら
噛み合いを深め、固定体ｌと移動体２のセグメントカッ
プリング８Ａ、８Ｂに対し、セグメントカップリング１
１を押圧して歯筋を揃え、位置決めが行われるとともに
クランプが行われる。

実施例 以下本発明の実施例を図面にもとづき説明する。

第１図〜第４図において、固定体１の上面に削設された
旋回案内穴１ａに旋回体２の底部に設けられた軸部２ａ
が嵌挿され、穴１ａの両端面１ｂ。

ＩＣに、軸部２ａの上端面２ｂと下端面２Ｃに固着され
たリング状の裏金３が当接して軸方向が制約され旋回体
２が円滑に回転のみ可能に軸承されている。そして裏金
３の下面に歯車４がボルト５により同心に固着され、歯
車４に固定体内に固着される油圧モータ６の出力軸に嵌
着される駆動歯車７が噛合されている。そして固定体ｌ
の旋回軸穴下端面ＩＣと旋回体２の軸部下端面２Ｃに例
えば割出角が６０°又、はその倍数の場合、旋回案内円
周上６等分位置の両側にそれぞれ座ぐり溝１ｄ。

２ｄが刻設され、座ぐり溝１ｄ、２ｄ内に同一歯形のラ
ックのセグメントカップリング８Ａ、８Ｂが歯筋を合わ
せかつ６０°の割出角に対して歯の位置を合わせて隣接
してボルト９により取付けられ、それぞれテーパピン１
０により取付位置が固定されている。一方セグメントカ
ップリング８Ａ、８Ｂに噛合するセグメントカップリン
グ１１は裏金３の対応位置に設けられた複数の油圧シリ
ンダ１３に嵌挿されるピストン１２の先端に一体に形成
されており、シリンダ１３には油路３ａが設けられてい
る。更にピストン１２の中心穴１２ａにシリンダ底部に
植設された支軸１４が嵌挿され、支軸先端の鍔部端面と
ピストン後端に固着された蓋１５の端面との間にばね１
６が介装されてピストン１２が常時引込勝手に付勢され
ている。

またばね１６の代わりにソレノイドパルプを介して油圧
によりピストン１２の出入りも可能である。

尚割出角が例えば４５°又はその倍数の場合には旋回案
内円周上等分８個所の両側にセグメントカップリング８
Ａ、８Ｂを取付けることにより目的が達せられる。

またセグメントカップリング８Ａ、８Ｂ、１１の歯形は
例えばカービックギヤ等のように歯筋が回転中心を向く
クラウン歯とすることもできる。

第５図、第６図に示される実施例では、固定体２１上面
の旋回案内ボス外周２１ａに旋回体２２の底部に穿設さ
れた案内穴２２ａが回転可能に嵌挿されている。そして
固定体の上面２１ｂと旋回体の下面２２ｂが当接し、固
定体２１及び旋回体２２、の円筒部２１ｃ、２２ｃは同
径に形成され、円筒部２１ｃ、２２ｃにリング２３が嵌
挿されている。リング２３下側の小径穴部の両端面２３
ａ。

２３ｂは固定体の小径円筒部２１ｄの上端面２１ｅ及び
小径円筒部２１ｄに嵌着されるカラー２０の上端面とに
当接して旋回体２２の軸方向が制約され、旋回体は円滑
に回転のみ可能に軸承されている。そしてリング２３の
上側に歯車２４がボルト２５により固着され、歯車２４
に油圧モータ２６の出力軸に嵌着される駆動歯車２７が
噛合されている。更に固定体及び旋回体の円筒部２１　
ｅ。

２２ｃに隣接して、割出角に応じた等分位置にそれぞれ
座ぐり溝２１ｆ、２２ｄが刻設され、座ぐり溝内に同一
歯形のラックが刻設されたセグメントカップリング２８
Ａ、２８Ｂが歯筋を合わせかつ割出角に対してピッチを
合わせて隣接してボルト２９により取付けられ、それぞ
れテーパピン３０により取付位置が固定されている。一
方セグメントカップリング２８Ａ、２８Ｂに噛合するセ
グメントカップリング３１はリング２３の対応位置に設
けられた複数の油圧シリンダ３３に嵌挿されるピストン
３２の先端に一体に形成されており、シリンダ３３には
油路３３ａが設けられている。

そしてピストン３２は前述の支軸１４．！１５と同様の
支軸３４．蓋３５との間に介装されたばね３６により常
時引込勝手に付勢されている。

またセグメントカップリング２８Ａ、２８Ｂの歯形は平
歯車の外歯で、セグメントカップリング３１の歯形は平
歯車の内歯とすることもできる。

発明の効果 本発明は上述のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。

２つのセグメントカップリングを固定体と旋回体の割出
角に対応する等分複数個所に隣接して取付け、流体圧駆
動で出入するピストン先端のセグメントカップリングを
２つのセグメントカップリングに対して同時押圧するよ
うになしたので旋回体を浮かせることなく回転すること
ができ、旋回体持ち上げ機構の必要がな（、さらに重量
が小さくスペースを取らない、分割されたセグメントカ
ップリングを使用する簡単な機構で大形カンプリングと
比較して遜色のない高剛性、高精度の位置決めが可能と
なる。

図、第３図は第２図のＡ−Ａ線視断面図、第４図は第１
図のＢ−ＢＡｌｌ視部分図、第５図は本発明の他の実施
例の要部切断図、第６図は第５図のＣ−Ｃ線視切断図で
ある。

１．２１・・固定体　　２．２２・・旋回体８Ａ、８Ｂ
、１１．２８Ａ、２８Ｂ、３１・・・・セグメントカッ
プリング １２．３２・・ピストン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）旋回体の割出位置において、固定体及び旋回体の
   それぞれに隣接して割出角に対応する等分複数個所に同
   形等ピッチ歯の第１セグメントカップリングと第２セグ
   メントカップリングとを歯筋を合わせ且前記割出角に対
   しピッチを合わせて固設し、該第１セグメントカップリ
   ング及び第２セグメントカップリングの双方に噛合する
   第３セグメントカップリングを出入れ可能に前記固定体
   又は前記旋回体に設け、該第３セグメントカップリング
   の駆動部材を設けてなり、第１、第２セグメントカップ
   リングに対して第３カップリングを同時に押圧すること
   を特徴とする位置決め機構。