JPH01192613A

JPH01192613A - 棒状体の抽出ハンドリング装置

Info

Publication number: JPH01192613A
Application number: JP63016330A
Authority: JP
Inventors: Yuji Saito; 雄二斉藤; ▲リュウ▼　孝信; Takanobu Ryu
Original assignee: Nippon Steel Corp
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 1988-01-27
Filing date: 1988-01-27
Publication date: 1989-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野］本発明は棒状体を取扱う棒状体をバスケットから抽出す
るためのハンドリング装置に関する。

（従来の技術）近年、例えばＣＩＰ装置（？４１間静水圧加圧装置）は
実験用の実施から生産用に使用されるケースが増えてき
た。このＣＩＰ装置を生産用として□実施した場合、高
生産性を目標にかつ省力化をはかるため一連のハンドリ
ング作業を自動化する動きがある。この自動化装置の１
例として実開昭ａ２−２ｃ＋７９４号公報で冷間静水圧
加圧装置におけるハンドリング装置が開示されて゛いる
。開示されている装置は、静水圧加圧部上方を通って配
設された架台に、両持ち支持された搬送台車とこの台車
に配置したホイストによりハンドリング装置を昇降自在
に支持し、ハンドリング装置にパケットを着脱自在に吊
持するチャック装置を″備えさせたハンドリング装置が
公知である。

（発明が解決しようとする課題）前述したハンドリング装装置は公知であるが、複数本の
棒状体を持ち込まれた場所で棒状体を入れたバスケット
より複数の棒状体を押し出し移載する能率的な装置がな
くその作業は手作業となり手作業による抽出方式では処
理量に問題があり省力化することが課題であった。

（課題を解決するための手段）本発明は棒状体を自動的にかつ安定した処理量を確保し
つつパケットから抽出するハンドリング装置である。そ
の要旨とするところは、略し字状に形成した回動テーブ
ル本体にトラニオン軸を嵌設し該トラニオン軸を回動装
置に連設し、回動テーブル本体を回動可能に配設すると
ともに、回動テーブル本体の回動方向両脇側近傍の一方
に、昇降装置に連設した昇降テーブルを、他方側に昇降
台上に載置したプッシャを回動テーブル本体を中心とし
て所定間隔をおいて直列方向へ並べて配設し、昇降テー
ブルと昇降台上のプッシャとを昇降可能にしてなること
を特徴とする棒状体の抽出ハンドリング装置である。

〔作　用〕

本発明においては略り字状に形成した回動テーブル本体
の前後側に所定間隔をおいて昇降テーブルとプッシャを
配設しているので、回動テーブル本体上に乗せたバスケ
ットを回動テーブル本体の回動によって水平状態としプ
ッシャにてパケット内の棒状体を押出し昇降式テーブル
上に能率よく移載させることができる。

（実施例〕以下に本発明の一実施例を図にもとづいて説明する。

第１図、第２図においてテーブル支持台１８へトラニオ
ン軸１６を回動可能に嵌設しておりトラニオン軸１６は
回動装置に連結している。

この回動装置は本例ではシリンダー支持台２３に油圧シ
リンダー２１をトラニオンビン２２で軸設し、油圧シリ
ンダー２１にクランク腕１７をビン１９で軸設、クラン
ク腕１７の他端側をトラニオン軸１６に連結しており、
これらで回動装置を構成している。そしてトラニオン軸
２１に略し字状に形成した回動テーブル本体１５を嵌設
し回動テーブル本体１５を油圧シリンダー２１の押引動
作により回動させる。箪１図、第２図実線で示す水平状
態における回動テーブルの前後の直列方向に所定の間隔
をおいて昇降テーブル２５と昇降台５を配設している。

昇降テーブル２Ｓは本例ではローラ２６が配置され昇降
テーブル２５はその下方に配設されたベース３４に設け
た油圧シリンダー３０と昇降腕３３とにビン２７．２８
，２５Ｊ、３１゜３２を介して連設し上下方向へ昇降自
在に構成されている。またプッシャは本例では油圧シリ
ンダー１をブラケット２を介して昇降台５に軸設され昇
降装置によりその下方を支承されている。そして例示の
昇降装置は固定座１１．油圧シリンダー１２．昇降腕１
４および昇降圧６をビン７．８，９，１０．１３で軸着
連結し、かかる構成の昇降装置により油圧シリンダー１
を配置した昇降台５を上下方向へ昇降自在としている。

以下に本発明の作動例について説明する。

第１図の仮想線で示すように棒状体３５を入れたバスケ
ット２４をホイスト３９で回動テーブル本体１５上へ移
載する。その後回動テーブル本体１５を油圧シリンダー
２１の作動でトラニオン軸１６で９０度回動させ、バス
ケット２４を水平状態にセットする。水平状態にセット
されたバスケット２４の底板４２に穿設した貫通穴４１
を通して油圧シリンダー１のヘッド４によってバスケッ
ト２４内の棒状体３５を押出すと同時に昇降テーブル２
５上へ移載する。

ここで第４図によりバスケット２４内の棒状体３５の押
出し作業を説明する。昇降式プッシャつまり油圧シリン
ダー１のヘッド４および昇降テーブル２５のローラ２６
の支持レベルの高さを保持した第１図の位置にて第４図
に示すａ部分の棒状体３５を押出す。その後第２図で示
す位置へ前記油圧シリンダー１のヘッド４および昇降テ
ーブル２５を下降させ、第５図に示すｂ部分の棒状体３
５を押出す。この作業により昇降テーブル２５上に移載
された棒状体３５は例えば移載クレーン３５にて順次パ
レット３６上へ移載する。

本発明においては第１図、第２図で示すようにバスケッ
ト２４はバスケット２４の長手方向に対しＣ部分と０部
分に前後２本収容することもでき、又棒状体２５の長さ
に応じて１本あるいは複数本の棒状体２５を収納できる
ように第４図、第５図および第６図でバスケット２４を
仕切板４０で４分割あるいは第７図に示すように仕切板
４０で３分割とすることも可能である。

〔発明の効果〕

本発明は以上の装置構成により有利に自動化が図られ従
来手作業に頼っていた棒状体のハンドリング作業におい
て大幅な省力化ができるばかりでなく処理量の安定化、
高生産を達成できる優れた効果がある０回動テーブル本
体の上にセットするバスケット２４の内部を簡単な仕切
板で仕切ることにより複数の棒状体が順次よくハンドリ
ング作業ができ、処理加工した棒状体の抽出が安全かつ
飛躍的な能率向上がはかれる効果は顕著である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置を示す概略正面図でバスケ
ット２４内の上方収納部８部の棒状体３５を押出す状態
である。第２図は昇降式プッシャ、昇降式テーブルを下降させた
時の概略正面図で、バスケット２４内の下方収納部す部
の棒状体３５を押出す状態である。第３図はバスケット２４の概略外形図を示す。第４図はバスケット２４から棒状体３５を押出す前の概
略断面図を示す。第５図はバスケット２４内のａ部分の棒状体３５を押出
し後の概略断面図を示す。第６図はバスケット２４内の棒状体３５の押出完了後の
概略断面図を示す。第７図はバスケット２４内を仕切板で３分割した時の概
略断面図を示す。第８図は第１図の概略断面Ａ−Ａ図を示す。１・・・油圧シリンダー　　２・・・ブラケット３・・
・プッシャヘッド支持台車４・・・プッシャヘッド　　５・・・昇降台６・・・昇
降座　　　　　　７・・・ピン８・・・ピン　　　　　
　　９・・・ピン１０・・・ピン　　　　　　１１・・
・固定座１２・・・油圧シリンダー　１３・・・ピン１
４・・・昇降腕１５・・・回動テーブル本体１６・・・トラニオン軸１
７・・・クランク腕　　　１８・・・テーブル支持台１
９・・・ピン　　　　　　２０・・・フォークエンド２
１・・・油圧シリンダー　２２・・・トラニオンピン２
３・・・シリンダー支持台２４・・・バスケット２５・
・・昇降テーブル　　２６・・・ローラー２７・・・ピ
ン　　　　　　２８・・・ピン２９・・・ピン　　　　
　　３０・・・油圧シリンダー３１・・・ピン　　　　
　　３２・・・ピン３３・・・昇’Ｒ腕　　　　　３４
・・・ベース３５・・・棒状体　　　　　３６・・・パ
レット３フ・・・移載クレーン３８・・・バスケット吊り治具３９・・・バスケット移載ホイスト４０・・・仕切板　　　　　４１・・・貫通穴４２・・
・底板

Claims

【特許請求の範囲】略Ｌ字状に形成した回動テーブル本体にトラニオン軸を
嵌設し該トラニオン軸を回動装置に連設し回動テーブル
本体を回動可能に配設するとともに、回動テーブル本体の回動方向両脇側近傍の一方に、昇降
装置に連設した昇降テーブルを、他方側に昇降台上に載
置したプッシャを回動テーブル本体を中心として所定間
隔をおいて直列方向へ並べて配設し昇降テーブルと昇降
台上のプッシャとを昇降可能にしてなることを特徴とす
る棒状体の抽出ハンドリング装置。