JPH01189118A - 電子ビーム露光装置 - Google Patents

電子ビーム露光装置

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JPH01189118A
JPH01189118A JP1342588A JP1342588A JPH01189118A JP H01189118 A JPH01189118 A JP H01189118A JP 1342588 A JP1342588 A JP 1342588A JP 1342588 A JP1342588 A JP 1342588A JP H01189118 A JPH01189118 A JP H01189118A
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deflection
electron beam
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exposed
deflection coil
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Shinji Miyagi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は電子ビーム露光装置に関し、 精度の良い垂直入射系の電子ビーム露光装置を使用して
、なお且つ高さを精度良く測定可能とすることを目的と
し、 被露光体を載置するステージと、該ステージを移動させ
るステージ駆動手段と、電子ビームを偏向する第1の偏
向コイルと該偏向された電子ビームを前記被露光体表面
に垂直に入射する如く振り戻す第2の偏向コイルと、前
記第1および第2の偏向コイルに供給する偏向電流を制
御する偏向制御手段と、前記被露光体表面から発生する
電子を入射させる電子検出器とを備えた垂直入射方式の
電子ビーム露光装置において、前記第2の偏向コイルを
無効化する偏向切り換え手段と、前記電子検出器に入射
した電子を検知した時の前記第1の偏向コイルによる電
子ビームの偏向量d゛を検知。
し、該偏向量d°と前記位置合わせマークの電子ビーム
偏向中心軸からの変位itdとの差Δdを検出するマー
ク位置ずれ量検出手段と、前記Δd。
d及び前記第1の偏向コイルによる電子ビームの偏向中
心の基準面からの高さlとから、被露光体の高さを算出
する高さ演算手段とを設けた構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子ビーム露光装置に関する。
〔従来の技術〕
電子ビーム露光装置を用いて描画を行う際には、パター
ンの重ね合わせ精度やつなぎ精度を高めるために、描画
しようとするウェーハ等の被露光体の高さを測定するこ
とが必要である。
電子ビームがウェーハに対して斜めに入射する露光装置
においては、電子ビームを偏向した時の電子ビームのウ
ェーハに対する入射角から、被露光体の高さを求めるこ
とができる。しかし偏向時に電子ビームが斜めに入射す
る系では、電子ビームが垂直入射する系に比して、得ら
れたパターンのつなぎ精度が悪くなるという問題がある
一方電子ビームがウェーハに対して垂直に入射する露光
装置においては、電子ビームの入射角から高さを求める
ことができないので、レーザ測長器を用いている。しか
し、このレーザ測長器による高さ測定ではμオーダーの
測定精度しか出す、測定精度が充分とは言い難い。また
、レーザ測長器の測長ビームの通り道を露光装置の投影
レンズ周辺に作らなければならないことから、測長器の
設置場所が限定され、装置の構成が制約されるという問
題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように従来は、電子ビームが被露光体表面に斜
めに入射する系では、被露光体の高さを精度よく求める
ことができる反面、得られたパターンのつなぎ精度が悪
くなり、垂直入射する系では、つなぎ精度は良い反面、
被露光体の高さを高精度で求めることができず、結果と
して描画精度を充分に高めることができなかった。
そこで本発明では、精度の良い垂直入射系の電子ビーム
露光装置で被露光体の高さを精度良く測定可能とするこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
垂直入射の電子ビーム露光装置とは、第3図に示す如く
、電子ビーム10を第1の偏向コイル6により偏向し、
更に第2の偏向コイル7により振り戻して、電子ビーム
10がウェーハのような被露光体11に対し垂直に入射
するよう構成された露光装置である。なお、同図の8は
電子ビーム10を収束させるための静電電子レンズであ
る。
本発明は第1図に示す如く、上記垂直入射方式の電子ビ
ーム露光装置において、上記第2の偏向コイル7に偏向
制御手段lから供給される偏向電流を遮断可能とするた
めの偏向切り換え手段4を設け、これを作動して第2の
偏向コイル7による電子ビーム10の振り戻しを無効化
した時には、第1の偏向コイル6による偏向によって電
子ビーム10が被露光体11表面に斜め入射するように
したものである。
同図の9は電子検出器で、これにより所定位置例えば点
線で示す偏向中心輪位置からdだけ変位した位置にある
位置合わせマーク14を斜め入射した電子ビーム10で
走査した時に発生する反射電子あるいは二次電子を検出
する。その検出信号はマーク位置ずれ量検出手段3に送
られ、反射電子を検出した時の偏向量信号d’  (偏
向制御手段から送出される電子ビーム10の偏向量を示
す信号)と、位置合わせマーク14の偏向中心軸からの
変位量を示すステージ位置信号dと比較することにより
、マーク位置ずれ量Δdが検知される。
このΔdは高さ演算手段2に送られ、ここで既知量であ
る偏向中心13から基準面までの距離!と上記dから、
被露光体11表面と基準面との高低差Δlを算出する。
〔作 用〕
第1の偏向コイルによる偏向中心の基準面15からの高
さを第2図に示す如くlとし、被露光体11表面に設け
られている位置合わせマーク14の電子ビームの偏向中
心軸からの距離をdとすると、上記第一1の偏向コイル
6により電子ビーム10を走査させ、上記位置合わせマ
ーク14を検知する。
この時被露光体11か基準面15より低いと、偏向能率
が図示したようにdより小さいところで位置合わせマー
ク14を検出することとなる。
この時の偏向能率d゛はd−Δdとなるので、基準面1
5に対する被露光体11の高さ変動Δlは、d−Δd となる。これは三角形の相似性から容易に求まることで
ある。なお、ここで偏向能率の単位はμmである。
このように本発明では、電子ビーム10を振り戻すため
の第2の偏向コイル7を無効化して斜め入射の状態とす
ることにより、被露光体11の基準面15に対する高低
差Δlを容易に求めることができる。従ってΔlが求ま
れば、第2の偏向コイル7を再び作動させて垂直入射状
態に戻して露光を行う。
Δlを知ることができれば、これを用いて露光時に偏向
量等を補正することは容易である。
〔実 施 例〕
以下本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明す
る。
同図において、1は露光データに基づいて第1及び第2
の偏向コイル6.7に供給する偏向電流を制御する偏向
制御手段、5はステージをステージ位置信号に基づいて
ステージ12を所望位置に移動させるステージ駆動手段
、8は電子ビーム10を集束させるための静電電子レン
ズ、9は電子検出器、11は半導体ウェーハのような被
露光体、13は第1の偏向コイル6による電子ビームの
偏向中心、14は被露光体表面に設けられた位置合わせ
マークである。以上の構成は従来の垂直入射方式の電子
ビーム露光装置と変わるところはない。
本実施例では更に、高さ演算手段2.マーク位置ずれ量
検出手段3.及び偏向切り換え手段4を設けた。以下本
実施例の動作を説明する。
ステージ上に載置したウェーハ等の被露光体11に電子
ビーム10露光を行うに先立って、まず偏向切り換え手
段4を作動させ、偏向制御手段1から供給される第2の
偏向コイル7の偏向電流を遮断して、電子ビーム10の
振り戻しを停止し、電子ビーム10を被露光面に対して
斜め入射の状態とする。
次いでステージ駆動手段5によりステージ12を移動さ
せ、被露光体11表面に設けられた位置合わせマーク1
4を、点線で示す電子ビーム10の偏向中心軸の位置よ
り所定量1例えばdだけ離れた位置に変位させる。この
位置合わせマーク14の位置はステージ位置信号により
指示される。
この状態で偏向制御手段1から第1の偏向コイル6に偏
向電流を供給して、偏向中心軸より凡そdだけ変位した
位置近傍を走査する。電子ビーム10が位置合わせマー
ク14を走査すると、位置合わせマーク14は例えば凹
状に形成されているため、反射電子が発生し、電子検出
器9に捕らえられる。
この反射電子が検出された時の偏向1d’ は、被露光
体11表面と基準面〔第2図参照〕15の高さが異なる
場合には、上記位置合わせマーク14の位置dと一致せ
ず、d±Δdとなる。
マーク位置ずれ量検出手段3は、反射電子を検出した時
の偏向量を、偏向制御手段1から偏向量信号d’ =d
±Δdとして受は取り、位置合わせマーク14の位置を
示すステージ位置信号dとの差Δdを検出して、高さ演
算手段2に送出する。
高さ演算手段2は、マーク位置ずれ検出手段3から上記
d、Δdを受は取り、これらと既知量である基準面15
からの偏向中心13の高さlから、被露光体11表面の
高さと基準面15の高さとの差を算出し、これを高低差
Δlとして出力する。
この高低差Δlは前述した如く、 d ±Δd として表される。ここで士の符号は、被露光体11表面
の高さが基準面15の高さより高い場合は+。
低い場合は−となる。
以上のようにして本実施例では、膚画精度の良い垂直入
射の露光装置を用いながら、偏向切り換え手段4により
斜め入射状態として被露光体11の高さを容易かつ高精
度で求めることができる。従って描画パターンのつなぎ
精度および被露光体の高さ測定ともに高精度が得られる
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明によれば、垂直入射の電子ビー
ム露光装置により、被露光体の高さを高精度且つ容易に
測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例構成説明図、 第2図は本発明の原理説明図、 第3図は垂直入射方式の説明図である。 図において、1は偏向制御手段、2は高さ演算手段、3
はマーク位置ずれ量検出手段、4は偏向切り換え手段、
5はステージ駆動手段、6は第1の偏向コイル、7は第
2の偏向コイル、9は電子検出器、10は電子ビーム、
11は被露光体、12はステージ、13は偏向中心、1
4は位置合わせマーク、15は基準面、dは位置合わせ
マークの位置を示すステージ位置信号、d′は電子ビー
ムの偏向位置を示す偏向量信号を示す。 本発明一実施例構成説明図 第1図 本発明の原理説明図 第  2  図 垂直入射方式の説明図 第  3  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  被露光体(11)を載置するステージ(12)と、該
    ステージを移動させるステージ駆動手段(5)と、電子
    ビーム(10)を偏向する第1の偏向コイル(6)と該
    偏向された電子ビームを前記被露光体表面に垂直に入射
    する如く振り戻す第2の偏向コイル(7)と、前記第1
    および第2の偏向コイルに供給する偏向電流を制御する
    偏向制御手段(1)と、前記被露光体表面から発生する
    電子を入射させる電子検出器(9)とを備えた垂直入射
    方式の電子ビーム露光装置において、 前記第2の偏向コイル(7)を無効化する偏向切り換え
    手段(4)と、 前記電子検出器(9)に入射した電子を検知した時の前
    記第1の偏向コイル(6)による電子ビーム(10)の
    偏向量d’を検知し、該偏向量d’と前記位置合わせマ
    ークの電子ビーム偏向中心軸からの変位量dとの差Δd
    を検出するマーク位置ずれ量検出手段(3)と、 前記Δd、d及び前記第1の偏向コイル(6)による電
    子ビーム(10)の偏向中心(13)の基準面からの高
    さlとから、被露光体(11)の高さを算出する高さ演
    算手段(2)とを設けたことを特徴とする電子ビーム露
    光装置。
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