JPH01188956A - プログラム例外処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コンピュータシステムにおけるプログラム実
行中に発生するプログラム例外の処理方式に関し、特に
、プログラム例外が発生したソースプログラムの行番号
を指摘することを可能とするプログラム例外処理方式に
関する。

（従来の技術） 従来、プログラム例外発生時に、プログラム例外の原因
となった命令を指摘する情報として、コンパイルの結果
プログラムに割当てられた機械語命令の番地を用いてい
た。

（発明が解決しようとする課題） 上述した従来のプログラム例外処理方式は、プログラム
例外の原因となった命令を指摘するための情報が主記憶
の番地や機械語命令形式すなわちハードウェアの構造に
依存しているので、特に高級言語を用いてプログラミン
グを行うプログラマにとっては、有意な情報とはいえな
い。つまり、指摘された情報だけでは、どのソースプロ
グラムのどの命令でプログラム例外が発生したのかを判
別することができないという問題点があった。

（課題を解決するための手段） 上述の問題点を解決するために本発明が提供するプログ
ラム例外処理方式は、１つ以上のソースプログラムをコ
ンパイルし、機械語命令の集合である実行可能な形式の
プログラムを作成するコンピュータシステムのプログラ
ム実行方式において、前記ソースプログラムの行番号と
、このソースプログラムがコンパイルされてなる前記実
行可能な形式のプログラムに割当てられた前記ｖ１械語
命令の実行番地とを対応付ける手段と、この対応付は手
段により対応付けられた前記ソースプログラムの行番号
と前記機械語命令実行番地との対応データを前記実行可
能な形式のプログラムとともに実行可能な形式のモジュ
ールとして形成する手段と、このモジュール形成手段に
より形成された前記実行可能な形式のモジュール内の前
記対応データを参照する手段と、プログラム例外が発生
した前記機械語命令実行番地を通知する手段と、この通
知手段により通知された前記機械語命令実行番地と前記
参照手段により参照した前記対応データとに基づいて、
前記プログラム例外が発生したソースプログラムの行番
号を決定する手段とを有することを特徴とする。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例のプログラム例外方式の構成
を示すブロック図である。

図中、１はモジュール形成手段、２は対応付は手段、３
は通知手段、４は参照手段、５は決定手段、１０はソー
スプログラム、２０は実行可能形式モジュール、２１は
実行可能形式プログラム、２２は対応データ、３０は主
記憶、４０は表示装置をそれぞれ示す。

ソースプログラム１０は、コンパイルされて機械語命令
の集合である実行可能形式プログラム２１となる。この
実行可能形式プログラム２１は、対応付は手段２により
対応付けられたソースプログラム１０の行番号と実行可
能形式プログラム２１の機械語命令実行番地との対応デ
ータ２２とともに、モジュール形成手段１によって実行
可能型式モジュール２０を形成する。また、実行可能形
式プログラム２１は、主記憶３０上で動体することによ
り処理を行う。

本実施例では、ソースプログラム１０はＣ０ＢＯＬ言語
でコーディングされている。

次に、本実施例の具体例について説明する。

第１図において、ソースプログラム１０の行番号２４３
０は実行可能型式プログラム２１の４０番地から４４番
地に機ｔｉＩ！語命令が割当てられ、行番号２４４０は
実行可能型式プログラム２１の４８番地から５０番地に
機械語命令が割当てられ、行番号２４５０は実行可能型
式プログラム２１の５２＃地から５８番地に機械語命令
が割当てられたとする。このとき、対応付は手段２によ
り出力される対応データ２２は、ソースプログラム１０
の行番号と、割当てられた最初の機械語命令の番地とな
っている。つまり、行番号２４３０に対してはｒ４０Ｊ
、行番号２４４０に対しては「４８」、行番号２４５０
に対しては「５２」がそれぞれ対応付けられている。実
行可能形式プログラム２１が主記憶３０にロードされて
実行されているときに、例えば、５０番地でプログラム
例外が発生したとすると、通知手段３によりプログラム
例外の発生した実行可能形式プログラム２１の番地「５
０」が通知される。

決定手段５は、通知手段３により通知された番地「５０
」をもとに、参照手段４を用いて、実行可能形式モジュ
ール２０内の対応データ２２を参照し、第２図に示すよ
うなフローチャートに従って、プロダラム例外の発生し
たソースプログラムの行番号として２４４０を決定し、
表示装置４０へ表示する。

第２図は第１図の決定手段５の処理の流れを示すフロー
チャートである。決定手段５は、通知手段３からプログ
ラム例外が発生した番地を通知されると、参照手段４に
より対応データ２２内を参照し、この番地に該当する行
番号を決定する。

（発明の効果） 以上に説明したように本発明は、ソースプログラムの行
番号と、このソースプログラムかコンパイルされてなる
実行可能な形式のプログラムに割当てられたＩＲ械話語
命令実行番地とを対応付け、その対応データを保持して
おくことにより、プログラム例外が発生した番地からこ
のプログラム例外が発生したソースプログラムの行番号
を指摘することができる。

そこで、プログラマが障害調査を行う上で、以下のよう
な効果がある。

番地の割当て、番地の展開方法または機械語命令等のハ
ードウェアの知識がなくても、プログラム例外が発生し
たソースプログラムの行番号を知ることができるので、
障害調査が容易となる。また、コンパイラがどのように
機械語命令を生成しているのかを知らなくても、プログ
ラム例外が発生したソースプログラムの行番号を知るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のプログラム例外方式の構成
を示すブロック図、第２図は第１図の決定手段５の処理
の流れを示すフローチャートである。 １・・・モジュール形成手段、２・・・対応付は手段、
３・・・通知手段、４・・・参照手段、５・・・決定手
段、１０・・・ソースプログラム、２０・・・実行可能
形式モジュール、２１・・・実行可能形式プログラム、
２２・・・対応データ、３０・・・主記憶、４０・・・
表示装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　１つ以上のソースプログラムをコンパイルし、機械語
   命令の集合である実行可能な形式のプログラムを作成す
   るコンピュータシステムのプログラム実行方式において
   、 前記ソースプログラムの行番号と、このソースプログラ
   ムがコンパイルされてなる前記実行可能な形式のプログ
   ラムに割当てられた前記機械語命令の実行番地とを対応
   付ける手段と、 この対応付け手段により対応付けられた前記ソースプロ
   グラムの行番号と前記機械語命令実行番地との対応デー
   タを前記実行可能な形式のプログラムとともに実行可能
   な形式のモジュールとして形成する手段と、 このモジュール形成手段により形成された前記実行可能
   な形式のモジュール内の前記対応データを参照する手段
   と、 プログラム例外が発生した前記機械語命令実行番地を通
   知する手段と、 この通知手段により通知された前記機械語命令実行番地
   と前記参照手段により参照した前記対応データとに基づ
   いて、前記プログラム例外が発生したソースプログラム
   の行番号を決定する手段とを有することを特徴とするプ
   ログラム例外処理方式。