JPH01188731A - 自動調整式ドラムブレーキ - Google Patents

自動調整式ドラムブレーキ

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JPH01188731A
JPH01188731A JP63301107A JP30110788A JPH01188731A JP H01188731 A JPH01188731 A JP H01188731A JP 63301107 A JP63301107 A JP 63301107A JP 30110788 A JP30110788 A JP 30110788A JP H01188731 A JPH01188731 A JP H01188731A
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JP
Japan
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brake
lever
spacer
shoe
motor
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JP63301107A
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Inventor
Eric Michoux
エリク・ミショー
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Bendix France SA
Original Assignee
Bendix France SA
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/10Drums for externally- or internally-engaging brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/38Slack adjusters
    • F16D65/40Slack adjusters mechanical
    • F16D65/52Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
    • F16D65/56Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut
    • F16D65/561Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut for mounting within the confines of a drum brake
    • F16D65/563Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut for mounting within the confines of a drum brake arranged adjacent to service brake actuator, e.g. on parking brake lever, and not subjected to service brake force

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 なくブレーキモータのストロークを事実上不変に保つよ
うに上記摩耗を補償する自動調整装置を備えたドラムブ
レーキに関するものである。この種のブレーキは乗用車
や大型貨物自動車等に用いられる。
より詳細には、本発明は米国特許第4.222,487
号明細書に記載されたようなドラムブレーキに関する。
このブレーキは摩擦ライニングを装着した2つのブレー
キシューを摺動自在に装架する支持板を備えている。摩
擦ライニングはブレーキシューの2つの隣接端部間に配
置されたブレーキモータによって回転可能なドラムb→
に接触されるようになっている。ブレーキシューの端部
間の最小離隔距離を設定するため、可変長さのスペーサ
がブレーキモータに接近してブレーキシュー間に配置さ
れる。ブレーキモータが作動されていない時、スプリン
グがブレーキシューをスペーサに係合させる。
このようなドラムブレーキにおいて、自動調整装置はス
ペーサの伸長を制御する。このため、スペーサはねじ及
びナツト装置を備え、ねじは歯車を取付けている。ブレ
ーキモータの作動4こよりブペーサの伸長に相当する方
向に歯車を回転させることとなる。
自動調整装置を備えているが成る特殊な装置を備えてい
ないドラムブレーキでは、ブレーキの作動条件がどうあ
ろうとも、ブレーキモータに接近するブレーキシューの
端部が所定の作動間隙を超えた距離を離隔されると直ち
に調整が行なわれる。
しかしながら、強いブレーキ作動はブレーキシュー及び
ドラムの機械的変形を伴い、従って自動調整装置が不適
正に作動されてしまう。この結果、過剰調整が行われて
ブレーキの加熱や摩擦ライニングの早計な摩耗を起こす
残留トルクを発生させることとなる。
ヨーロッパ特許第0 061 961号明細書には、自
動調整装置が一方のブレーキシューに枢着された調整レ
バーを有し且つ該レバーの端部が同じブレーキシューに
装着されたつめと協働する歯付セクタを有しているドラ
ムブレーキの場合における上記問題点に対する解決方法
が提案されている。
過酷なブレーキ作動の際にドラムブレーキを不適正に調
整するという問題点に対するヨーロッパ特許第0 06
1 961号明細書に記載された解決方法は満足できる
ものであるが、この方法は、自動調整装置が一方のブレ
ーキシューに枢着された調整レバーとつめとから成って
いるドラムブレーキにだけ適用できるものである。特に
、この解決方法は、米国特許第4,222,467号明
細書に記載されているような、自動調整装置がスペーサ
の伸長を直接制御するようになっているドラムブレーキ
には適用することができない。
本発明はスペーサの伸長を直接制御する自動調整装置を
備えたドラムブレーキに係り、このドラムブレーキは、
過酷なブレーキ作動の際、即ちブレーキモータによって
ブレーキシューに加えられる圧力が所定の限界値を超え
た時に自動調整装置を無効にすることができる装置を設
けている。
本発明によると、摩擦部材を装着した2つのブレーキシ
ューを摺動自在に装架する支持板と、ブレーキシューの
2つの隣接端部間に配置され摩擦部材を回転可能なドラ
ムに接触させるブレーキモータと、ブレーキモータに接
近してブレーキシュー間に配置された可変長さのスペー
サと、ブレーキ作動によりブレーキシューの上記端部が
所定の作動間隙を超えた距離を離隔移動する時スペーサ
を伸長させる自動調整装置と、ブレーキシューをスペー
サに向けて付勢する第1弾性装置とを包含するドラムブ
レーキにおいて、一方のブレーキシューは、上記第1弾
性装置の作用によりブレーキモータとスペーサに通常当
接されるレバーを枢軸ピンを介して支持し、第2弾性装
置は一方のブレーキシューに係止してレバーを一方のブ
レーキシューに対して当接保持する力を該レバーに加え
、レバーの枢軸ピンに関するこの力のモーメントはブレ
ーキモータによりレバーに発揮される力のモーメントと
は反対方向で該モーメントの限界値を設定し、この限界
値を超えるブレーキモータの作動がレバーを他方のシュ
ーに向けて枢動させて自動調整装置を無効にさせること
を特徴とする自動調整式ドラムブレーキが提供されてい
る。
従って、この改良されたドラムブレーキでは、ブレーキ
モータとスペーサは一方のブレーキシューに枢着された
レバーを介して該ブレーキシューに当接する。このレバ
ーはスプリングによって一方のブレーキシューに通常固
定される。枢軸ピンに関しブレーキモータによりレバー
に発揮される力のモーメントがスプリングによって反対
方向に発揮されるモーメントを超えると、レバーは一方
のブレーキシュー上で回転する。この結果、レバーはス
ペーサの長さの増大を生じさせないようにスペーサに当
接保持される。
一方のブレーキシュー上におけるレバーの枢軸ピンの軸
線はブレーキモータの軸線を通る平面内に位置し、ブレ
ーキモータはスペーサに対して上記平面の反対側でし!
(−に形成された突出部に当接する。
本発明の第1実施例においては、ブレーキモータと第2
弾性装置はブレーキモータに接近して一方のブレーキシ
ューに枢着されたレバーの両端部に当接する。
本発明の第2実施例においては、レバーはブレーキモー
タに接近して一方のブレーキシューに枢着されたハンド
ブレーキレバーであり、第2弾性装置はスペーサをハン
ドブレーキレバーに対して常時当接保持するようにスペ
ーサと一方のブレーキシューとの間に介装されている。
以下、本発明の2つの実施例については添付図面を参照
して詳細に説明する。
第1図に示すドラムブレーキは、外周部を円形カラー1
0bで延長された略平らなディスクleaから成る支持
板10を包含する。この支持板lOは車軸フランジのよ
うな車両の固定部分に締着されるようになっている。
2つのブレーキシュー12と14が慣習的な機構(図示
しない)を介して支持板のディスクleaに摺動自在に
支持される。周知のように、各プレーキシ:L−12,
14は、摩擦ライニング16.18を外面に装着した円
弧形状のリム12b、 14bを固定している略平らな
ウェブ12a、 14aを有する。
ブレーキシュ′−12と14は、摩擦ライニング16と
18の外面が支持板lOの軸線に一致する軸線を有する
同心円に位置するように、支持板lO上に配置される。
従って、摩擦ライニング16と18は、2つのブレーキ
シューを覆う鎖線で示すブレーキドラム20の内面に接
触することができる。ブレーキドラム20はカラーta
bの内側で同心的に装架され、車両の車輪のような回転
部分に固定される。
流体作動ブレーキモータ22がブレーキシュー12と1
4の2つの第1隣接端部間で支持板のディスク10aに
固定される。このブレーキモータ22は作動時に各ブレ
ーキシューのウェブ12a、 14aの対応する端部に
スラスト力を発揮するように反対方向に作用する2つの
ピストン24と26を設けている。
支持板のディスクlOaに同様に固定されたアンカーブ
ロック28は、ブレーキシューのウェブ12a)14a
の対応する端部が上記ブロックに通常当接するようにブ
レーキシュー12と14の2つの第2隣接端部間に配置
される。
ブレーキモータ22が配置されたブレーキシューウェブ
の端部間には、ブレーキモータに極く接近して引張スプ
リング−30が配置されていて、ブレーキモータの非作
動時上記端部を互いに向けて付勢する。同様に、ブレー
キシュー12と14の他の2つの端部は、アンカーブロ
ックに極く接近してブレ−キシューウェブの対応する端
部間に配置された引張スプリング32により、アンカー
ブロック28ニ対して当接保持される。
車両の前進移動時ブレーキドラム20が第1図で矢印F
方向に回転すると仮定すると、ブレーキシュー12はド
ラムに摩擦係合している時アンカーブロック28に当接
するのに対し、ブレーキシュー14は同じ状態において
ブレーキモータ22のピストン26に当接することによ
り、ブレーキシュー12と14は区別できる。この相違
点を考慮して、ブレーキシュー12と14はそれぞれ「
圧縮シュー」及−び「引張シュー」と称される。
ハンドブレーキレバー34が一端部において、例えばブ
レーキモータ22に隣接する引張シュー14のウェブの
端部に枢軸ピン36を介して枢着される。
上記枢軸ピン36の軸線はブレーキモータ22の軸線と
同一の平面内に位置されるとともに、該ブレーキモータ
の軸線に対し直角に指向される。手動制御ケーブル38
の端部がハンドブレーキレバー34の他端部に締着され
る。
第1図に示したドラムブレーキはまた、ブレーキモータ
22に接近して該ブレーキモータの軸線に略平行にブレ
ーキシュー12と14間に配置されたスペーサ40を設
けている。
スペーサ40はその長さが変化でき、摩擦ライニング1
6と18の摩耗に比例して長さを増大できるようにする
自動調整装置を備えている。このため、スペーサ40は
、ブレーキシュー12のウェブを受容する切欠き及びブ
レーキシュー14のウェブとハンドブレーキレバー34
を受容する切欠きをそれぞれ形成した2つの端部分40
aと40bを有する。
スペーサ40の位置において各ブレーキシュー12゜1
4のウェブの内方端縁に形成された段部は、スペーサを
定位置に保持することができる。
引張スプリング42の両端部が引張シ:L−14のウェ
ブと端部分40bにそれぞれ取付けられて、ハンドブレ
ーキレバー34と端部分40bに形成された対応する切
欠きの底部とを常時接触させる。従って、このスプリン
グ42はハンドブレーキレバーを支持するブレーキシュ
ー14のウェブの内方端縁に対して該レバーの隆起部3
4bを間接的に係合させる。
同様に、端部分40aは、両端部をブレーキシュー12
aのウェブと端部分40aにそれぞれ係止された引張ス
プリング44によって、プレーキシ:L=12のウェブ
に向けて付勢される。
スペーサ40は端部分40.aに螺合された第3の中間
部分40cを有する。端部分40aは端部分40bに面
する端部においてロッドによって延長され、このロッド
は端部分40bの隣接端部に形成された穴内を摺動する
伸長可能なスペーサ40に組込まれた自動調整装置は中
間部分40cの外周に形成された歯車を有し、この歯車
は、端部分4(lbに他端部を締着されている弾性ブレ
ードの一端部に形成されたつめ40dと係合する。スペ
ーサの端部分40aに固定された部材(図示しない)は
つめ40dを具えた弾性ブレードと協働して、所定の作
動間隙を超えるスペーサの端部分40aと40bの離隔
移動によりつめ40dがスペーサの伸長方向に上記歯車
を回転できるようになっている。
ブレーキモータ22内の圧力が釈放されている時、引張
スプリング30は上記ブレーキモータに隣接するブレー
キシューの端部を休止位置へ引き戻し、これら端部間の
最小距離は完全にねじ込まれた位置におけるスペーサ4
0の長さによって定められる。
本発明によると、ブレーキモータ22によってブレーキ
シューに加えられるブレーキ力が所定の限界値を超えた
時に上述した自動調整装置を無効にさせる装置が設けら
れている。
第1図の左半分に示されている上記無効装置の構造の第
1や形態について第2a図、第2b図及び第3図を参照
して詳細に説明する。
本発明の第1実施例において、レバー46がブレーキモ
ータ22に隣接する圧縮シューのウェブ12aの端部に
枢軸ピン48を介して枢着される。上記枢軸ピン48の
軸線はブレーキモータ22の軸線と同一の平面内1こ位
置されるとともに、該ブレーキモータの軸線に対し直角
に指向される。
第2a図に示されているように、ブレーキモータ22に
隣接するレバー46の端部は、スペーサ40に対しブレ
ーキモータ22と枢軸ピン48との軸線を通る平面の反
対側に完全に位置する突出部46aで終端する。ブレー
キシュー12のウェブ12aとレバー46の反対側端部
との間に介装された引張スプリング50は第2a図に関
し時計方向にレバーを回転させ、従ってブレーキシュー
12に対するレバー46の当接によって定められる休止
位置に該レバーを通常保持する作用を有する。このため
、レバー46は圧縮シューのウェブ12aの内方端縁に
当接する隆起部(図示しない)を有していてよい。この
休止位置において、突出部46aはブレーキモータ22
に隣接するブレーキシュー12のウェブの端縁を超えて
突出する。従って、ピストン24は突出部46aに当接
し、ブレーキシュー12のウェブの内方端縁から通常離
隔される。
更に、レバー46の前述した休止位置において、該レバ
ーはスペーサ40の端部分40aに形成された切欠きの
底部に接触するのに対し、ブレーキシュー12のウェブ
12aは上記切欠きの底部から離隔される。
第2a図及び第3図を参照して上述した構成において、
この種の既存のドラムブレーキと比較すると、ブレーキ
モータのピストン24とブレーキシュー12のウェブと
の間あるいはスペーサ40゛とブレーキシュー12のウ
ェブとの間で直接的な接触が存在していない。
ブレーキモータ22の作動時、レバー46は2つの反対
方向の力、即ち、第2a図に関し時計方向にレバー46
を回転させるスプリング50によって発揮される力と、
レバー46を反対方向に回転させるピストン24によっ
て発揮される力とを受ける。
通常のブレーキ作動に相当する第2a図に示した状態に
おいて、枢軸ピン48の周りでピストン24により突出
部46aに発揮される力のモーメントは、枢軸ピン48
の周りでスプリング50によりレバーの反対側端部に発
揮される力のモーメントよりも小さい。この結果、レバ
ー46はその休止位置に保たれ、即ち、ブレーキシュー
12のウェブ上で摺動することはない。このような状況
では、前記自動調整装置の作動は無効にされず、即ち、
ブレーキモータ22の作動によりブレーキシューの端部
間の距離がこの自動調整装置によって許容される作動間
隙を超えると直ちにスペーサ40の伸長が行われる。
これに対し、第2b図は、ブレーキモータに隣接するブ
レーキシューの端部に過大な力を加え、このため本発明
による無効装置を備えていないブレーキでは過剰調整を
導くような強いブレーキ作動の場合を示している。
本発明では、この状況が生じると、ピストン24により
レバー46の突出部46aに発揮される力のモーメント
は、レバー46の枢軸ピン48の周りでスプリング50
により該レバーの反対側端部に反対方向に発揮される力
のモーメントを超えることとなる。
この結果、ブレーキモータ22の作動は枢軸ピン48の
周りでレバー46を第2b図に関して反時計方向に枢動
させる。レバー46はスプリング44の作用によりスペ
ーサ40の端部分40aに形成された切欠きの底部と接
触しているため、スペーサの両端部分間における実質的
な離隔は起こらず、自動調整装置は無効にされるのであ
る。従って、この自動調整装置の過剰調整が防止される
第1図の右半分に示された第4a図、第4b図及び第5
図に詳細に示した本発明の第2実施例において、圧縮シ
ュー12のウェブに装着された付加のレバー46を用い
る代りに、引張シュー14に装着されたハンドブレーキ
レバー34が利用される。
詳細において、第4a図及び第5図に明瞭に示されてい
るように、ハンドブレーキレバー34はブレーキモータ
22に隣接する端部に、スペーサ40に対しブレーキモ
ータ22と枢軸ピン36の軸線を通る平面の反対側に完
全に位置する突出部34aを設けている。
ハンドブレーキレバー34が休止位置にある時、スプリ
ング42はスペーサの端部分40bの端部に形成された
切欠きの底部をハンドブレーキレバーの内方端縁に保谷
させる。そして、ハンドブレーキレバーの隆起部34b
(第1図)がブレーキシュー14のウェブの内方端縁に
係合される。このような状況において、突出部34aは
ブレーキシュー14のウェブの端縁を越えブレーキモー
タ22のピストン26に向かって突出する。この結果、
ブレーキモータが解放されている時、ピストン26はス
プリング3Gの作用によりハンドブレーキレバーの突出
部34aに当接する一方、ブレーキシュー14のウェブ
の端縁はピストン26から離隔保持される。
従って、第1実施例のレバー46と同様に、ハンドブレ
ーキレバー34はブレーキモータ22の作動中、枢軸ピ
ン36を中心として反対方向に回転させるように付勢す
る2つの反対方向の力を受ける。詳細において、スペー
サ40を介しスプリング42によってハンドブレーキレ
バー34に間接的に発揮される力は該レバーを枢軸ピン
3Gを中心として反時計方向に回転させるように付勢す
るのに対し、ブレーキモータ22のピストン26によっ
てハンドブレーキレバーの突出部34aに発揮される力
はこのレバーを反対方向に回転させるよ蓼臀勢する。
第4a図は、ブレーキの通常作動時において枢軸ピン3
6の周りでブレーキモータのピストン26によりハンド
ブレーキレバーの突出部34mに発揮される力のモーメ
ントが同じ枢軸ピン36の周りでスプリング42により
このレバーに発揮される力のモーメントよりも小さいこ
とを示している。このような状況では、ハンドブレーキ
レバー34は前記休止位置に保たれ、即ち、このレバー
は枢軸ピン36を中心として枢動することはない。この
結果、ブレーキ作動によりブレーキモータ22に隣接す
るブレーキシューの端部がスペーサ40に組込まれた自
動調整装置によって定められている作動間隙よりぢ大き
い距離を互いに離隔移動する場合、上記スペーサの長さ
を増大させるブレーキの調整が行われることとなる。
これに対し、本発明による無効装置を備えていないブレ
ーキでは過剰調整を導くような第4b図に示す強いブレ
ーキ作動の場合、枢軸ピンの周りでブレーキモータのピ
ストン26によりハンドブレーキレバーの突出部34a
に発揮される力のモーメントは、スプリング42により
反対方向に作用するモーメントを超えることとなる。こ
の結果、ブレーキモータ22の作動は第4b図に関して
時計方向にハンドブレーキレバー34を回転させる。ス
ペーサ40の端部分40bに形成された切欠きの底部に
当接スるハンドブレーキレバー34の内方端縁と、スペ
ーサの端部分40aに形成された切欠きの底部に当接す
るブレーキシューウェブ12mの内方端縁との間の距離
は、事実上不変に保たれる。従って、スペーサ40の長
さの増大は行われず、自動調整装置は無効にされるので
ある。
本発明は例として上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、幾多の変更をもなし得る。
特に、上述した第1実施例はハンドブレーキレバーを備
えていても備えていなくてもよいドラムブレーキに適用
できる。第2実施例の場合には、ハンドブレーキレバー
46はいずれのブレーキシューに装着されていてもよい
。更に、上述した2つの実施例はスペーサの長さを制御
できる自動調整装置の特性にかかわりなく使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるドラムブレーキの構造の2つの形
態を左半分及び右半分にそれぞれ示した正面図、第2a
図及び第2b図は本発明の第1実施例を示す第1図の左
半分における要部の拡大正面図で、通常のブレーキ作動
時及び強いブレーキ作動時の状態をそれぞれ示した図、
第3図は第2a図及び第2b図に示した実施例における
第1図の■−■線に沿う断面図、第4a図及び第4b図
は本発明の第2実施例を示す第1図の右半分における要
部の拡大正面図で、通常のブレーキ作動時及び強いブレ
ーキ作動時の状態をそれぞれ示した図、第5図は第4a
図及び第4b図に示した実施例における第3図と同様な
断面図である。 lO・・支持板、12.14・・ブレーキシュー、16
゜18・・摩擦ライニング、20・・ブレーキドラム、
22・・流体作動ブレーキモータ、3θ、 42.50
・・引張スプリング、34・・ハンドブレーキレバー、
34a、 46a・・突出部、36.48−−枢軸ピン
、40−・スペーサ、40a、 40b・・端部分、4
0c・・中間部分、40d ・・つめ、46・・レバー
。 RG、 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 摩擦部材(16、18)を装着した2つのブレーキ
    シュー(12、14)を摺動自在に装架する支持板(1
    0)と、ブレーキシューの2つの隣接端部間に配置され
    摩擦部材を回転可能なドラム(20)に接触させるブレ
    ーキモータ(22)と、ブレーキモータに接近してブレ
    ーキシュー間に配置された可変長さのスペーサ(40)
    と、ブレーキ作動によりブレーキシューの上記端部が所
    定の作動間隙を超えた距離を離隔移動する時スペーサを
    伸長させる自動調整装置(40c、40d)と、ブレー
    キシューをスペーサに向けて付勢する第1弾性装置(3
    0)とを包含するドラムブレーキにおいて、一方のブレ
    ーキシュー(12、14)は、上記第1弾性装置(30
    )の作用によりブレーキモータ(22)とスペーサ(4
    0)に通常当接されるレバー(46、34)を枢軸ピン
    (48、36)を介して支持し、第2弾性装置(50、
    42)は一方のブレーキシューに係止してレバー(46
    、34)を一方のブレーキシューに対して当接保持する
    力を該レバーに加え、レバーの枢軸ピン(48、36)
    に関するこの力のモーメントはブレーキモータ(22)
    によりレバーに発揮される力のモーメントとは反対方向
    で該モーメントの限界値を設定し、この限界値を超える
    ブレーキモータの作動がレバー(46、34)を他方の
    シュー(14、12)に向けて枢動させて自動調整装置
    (40c、40d)を無効にさせることを特徴とする自
    動調整式ドラムブレーキ。 2 一方のブレーキシュー上におけるレバー(46、3
    4)の枢軸ピン(48、36)の軸線はブレーキモータ
    (22)の軸線を通る平面内に位置し、ブレーキモータ
    はスペーサに対して上記平面の反対側でレバーに形成さ
    れた突出部(46a、34a)に当接することを特徴と
    する請求項1記載のドラムブレーキ。 3 ブレーキモータ(22)と第2弾性装置(50)は
    ブレーキモータ(22)に接近して一方のブレーキシュ
    ー(12)に枢着されたレバー(46)の両端部に当接
    することを特徴とする請求項1又は2記載のドラムブレ
    ーキ。 4 レバーはブレーキモータ(22)に接近して一方の
    ブレーキシュー(14)に枢着されたハンドブレーキレ
    バー(34)であり、第2弾性装置(42)はスペーサ
    をハンドブレーキレバーに対して常時当接保持するよう
    にスペーサ(40)と一方のブレーキシュー(14)と
    の間に介装されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載のドラムブレーキ。
JP63301107A 1987-12-01 1988-11-30 自動調整式ドラムブレーキ Pending JPH01188731A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8716617A FR2623864B1 (fr) 1987-12-01 1987-12-01 Frein a tambour a reglage automatique
FR8716617 1987-12-01

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