JPH01187410A

JPH01187410A - 平坦度積算記録装置

Info

Publication number: JPH01187410A
Application number: JP63215810A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Kitatsume; 北爪　正弘; Kazuya Honma; 一哉本間; Shigemi Matsuzawa; 松沢　茂美; Makoto Aoki; 真青木
Original assignee: Tokyo Keiki Co Ltd
Current assignee: Tokyo Keiki Inc
Priority date: 1987-09-04
Filing date: 1988-08-30
Publication date: 1989-07-26
Also published as: US4922752A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、平坦度積算記録装置に係り、と（に路面等の
平坦度を連続的に測定し記録するのに好適な平坦度積算
記録装置に関する。

〔従来の技術〕

第６図に従来例を示す。この第６図の従来例では、台車
５０の略中夫に、路面に当接された測定車輪５１が装備
されている。また、台車５０上には記録計５２が装備さ
れている。そして、台車５０を例えば作業員が左方へ牽
引することにより、台車５０上に取付けた記録計５２が
記録を開始し、この時の測定車輪５１の上下動が進行方
向の路面の凹凸として記録されるようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、かかる従来例においては、センサ部であ
る測定車輪５１が路面に対してタイヤ部分で接触し且つ
回転移動する構造となっていることから、高速測定が不
可能であり、更に記録データの分析に際しては記録紙上
のデータに基づいて凹凸等のデータ分析を行わなければ
ならないことから、データの読取り誤差が比較的大きく
なり、また屋外での測定が多いことから記録計のインク
不足等による記録データの欠損事故等も生じ易いという
不都合があった。

〔発明の目的〕

本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とく
に高速測定が可能で、記録紙へのデータ出力を迅速且つ
容易にしかも繰り返し行うことのできる平坦度積算記録
装置を提供することを、その目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

そこで、本発明では、非接触形の路面高さ検出手段と、
この路面高さ検出手段を装備するとともに先端部に牽引
部を備えた台車と、この台車の脚部の車輪に併設された
移動距離測定手段と、この移動距離測定手段及び路面高
さ検出手段からの測定データを同時に記憶するデータ記
憶部と、この記憶されたデータを出力表示するプリンタ
とを有している。そして、路面から得ら２れるデータを
処理するデータ処理回路とこのデータ処理回路に必要な
処理条件を設定し入力する設定値入力手段とを台車に装
備するとともに、この設定値入力手段にデータ記憶部を
装備する、という構成を採っている。これによって前述
した目的を達成しようするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第４図に基づい
て説明する。

第１図において、平坦度積算記録装置は、非接触形の路
面高さ検出手段１と、この路面高さ検出手段１のセンサ
部を下方に向けて中央部に装備するとともに、先端部に
牽引部２Ａを備えた台車２とを備えている。

路面高さ検出手段１は、レーザ光を送受信するセンサ部
としての送受信部１１と、受信信号を演算し処理するデ
ータ処理系とによって構成されている。この内、送受信
部１１は、本実施例では、信号送信器１１Ａとしてレー
ザダイオードを使用し、信号受信器１１Ｂとしては一次
元ＣＣＤセンサを使用したものが用いられている。

台車２は、進行方向に比較的細長の状態に形成された四
輪の台車から成る。この台車２の牽引方向の先端部に牽
引部２Ａが設けられ、人力又は自動車等で牽引可能にな
っている。第１図の場合は人力で牽引する場合が示され
ている。

この台車２の脚部の車軸には、回転力伝達用のフレキシ
ブルシャフト３Ａの一端が装備されている。このフレキ
シブルシャフト３Ａの他端は、本体２内に装備された移
動距離測定手段としてのエンコーダ３に装備されている
。このため、エンコーダ３を台車２内に収納し得ること
となり、従ってエンコーダ３の動作の安定を図ることが
でき、外部の異物に抵触する等の物理的な作用を受ける
ことなく、走行距離を高精度に測定することができる。

そして、このエンコーダ３の出力と路面高さ検出手段１
からの測定データとを同時に記憶するデータ記憶部３７
が、本実施例では後述する設定値入力手段２３に装備さ
れるようになっている。

更に、この測定データを記録するプリンタ４が台車２上
に装備されている。

ここで、車軸の回転をエンコーダ３へ伝達せしめる手段
としては、上述したフレキシブルシャットの利用とは別
に、チェーン機構を用いたものであってもよい。

そして、このエンコーダ３から出力されるパルス信号を
処理するとともに表示する第１の信号処理系２０が台車
２上に設けられている。

一方、エンコーダ３の出力信号は、路面高さ検出手段１
の始動用の基準信号としても作動するようになっている
。

第１の信号処理系２０は、第３図に示すようにエンコー
ダ３から出力されるパルス信号を計数す　′るカウンタ
２１と、このカウンタ２１の出力を所定の表示信号に変
換する距離情報処理部２２と、この距離情報処理部２２
の動作を規制する設定値入力手段２３と、距離情報処理
部２２の出力に付勢されて作動する表示部２４とを有す
る構成となっている。

この内、設定値入力手段２３は、例えば道路の進行方向
に対して１０（ｍ）間隔又は２０（ｍ）間隔或いは全体
の測定箇所の数などを必要に応じて任意に入力し得るよ
うになっている。この設定値入力手段２３は、前述した
台車２の牽引部２Ａに装備されている。

更に、距離情報処理部２２は、設定値入力手段２３で設
定される条件（マーキングのタイミング等も含む）に従
って入力信号を処理し測定位置表示用の表示信号を出力
するとともに、これと同一データ信号を端子Ｊを介して
第２の信号処理部としての測定データ処理部３１（第４
図参照）のデータ記憶部３７へ出力する。

この内、表示信号は、第３図において表示部２４の入力
段に設けられた駆動回路２４Ａを付勢し、発光素子及び
ブザー等からなる表示部２４を駆動させるようになって
いる。

送受信部１１のレーザ光送信部１１Ａには、第４図に示
す如く所定レベルのレーザ光を連続出力せしめるための
励起回路部３０が併設され、また同じくレーザ光受信部
１１Ｂには受信されるレーザ光から路面Ｅの高さ情報を
検出し処理するための第２の信号処理系としての測定デ
ータ処理部３１が併設されている。

この測定データ処理部３１は、第４図に示すようにパル
ス信号を出力する発振回路３２と分周器３３とを備えて
いる。この内、発振回路３２は、前述したエンコーダ３
によって、その出力信号であるタイミング信号の繰返し
回数が規制されるという構成が採られている。また、分
周器３３は、本実施例では複数の分周器３３Ａ、３３Ｂ
、３３Ｃによって構成され、必要に応じて切換え使用し
得るようになっている。

測定データ処理部３１は、更に、受信回路３５とデータ
処理回路３６とを備え、データ記憶部３７を併設してい
る。この内、データ処理回路３６は、前述した分周器３
３の出力を入力するとともに、この分周器３３からの信
号に同期して作動し、受信回路３５から送られてくる受
信信号より所定の距離情報及び高さ情報を検出し、これ
をプリンタ４で記録せしめ、同時にデータ記憶部３７へ
格納するように機能する。

ここで、送受信部１１の移動速度が一定の場合、前述し
た励起回路部３０は、エンコーダ３と分周器３３とによ
って予め定められた繰返し周期によってパルス信号を出
力している。このパルス信号の繰返し周期に対応してデ
ータ処理回路３６が作動し、入力される測定データを処
理してデータ記憶部３７へ送り込むようになっている。

このため、データ記憶部３７へ書き込まれる距離データ
の繰返し周期は一定となっている。

一方、台車２の移動速度を上昇せしめると、これに比例
してエンコーダ３の回転数も増大することから、データ
記憶部３７へ書き込む情報量も増加する。このため、路
面の高さを高速測定しても、路面上の距離のきざみが低
速測定した場合と全く同一となり、従って測定精度を変
えることなく高速測定が可能となるという利点がある。

また、異なった分周機能を備えた分周回路３３Ａ、３３
Ｂ。

３３Ｃを適当に切換えることにより測定時間の間隔を変
化させることができる。

データ記憶部３７は、本実施例ではフロッピーディスク
及びその書き込み機構とにより構成されているが、他に
、ＩＣカード（ＲＡＭカード）やバブルメモリに依るも
のであってもよい。

第５図に第２の信号処理系における他の例を示す。この
第５図の実施例では、信号送信回路３４Ａの出力が送信
部１１Ａへ送り込まれてパルス状レーザ光を出力せしめ
ると同時に、受信回路側の時間差検出回路３６Ａへも送
り込まれ、この時間差検出回路３６Ａにて信号受信回路
３５Ａから送られてくる受信信号との間の時間差を検出
し、しかるのち当該時間差を距離変換回路３６Ｂにて距
離に変換しデータ記憶部３７で記憶しようとするもので
ある。３１Ａは信号出力部を示し、３１Ｂは信号処理部
を示す。

その他の構成は、前述した第４図のものと同一となって
いる。

このようにしても前述した第４図のものと路間等となる
ほか、時間差に着目したことから感度の増減に左右され
ずに路面の高さを検出することができるという利点があ
る。

このように、本実施例においては、従来のものに比較し
て以下の利点を備えている。

■、車軸の回転を直接エンコーダに伝達するようにした
ことから、エンコーダの位置づれの調整等が不要となり
、従って作業の準備時間が短縮される。

■、何らかの理由により計測を一時中断し計測器を移動
しなければならないとき、手早く行えるし、計測の再開
のための準備も同様に迅速に行い得る。

■、計測部の方向転換がラフに行える。

■、ママ−ング作業が手もとで行える。

■、プリンタの蓋を開けなくてもマークできるので、防
水性に優れている。

■、計測したデータをパソコン等に送ることによりデー
タの集計作業の簡素化（短時間で完了）を図り得る。

■、信頼性の高い測定値を得ることができる。

なお、エンコーダ３からの出力を、分周器３３を介して
路面高さ検出手段１用の始動信号（図示せず）として使
用することにより、一方の測定地点から次の測定地点ま
での間隔を何種類にも分けて任意に選択することができ
る。また、本発明は路面以外の地表等の高さ測定につい
てもそっくりそのまま適用することができる。

〔発明の効果〕本発明は以上のように構成され機能するので、これによ
ると、レーザ光による連続測定を行う構成としたことか
ら路面の高さ情報及びその変化を高精度で且つ高速に測
定することが可能となり、従って測定作業の迅速化を図
り得るばかりでなく、測定領域における温度及び湿度に
よる悪影響を排除することができ、更に、測定データを
データ記憶部に収録したとこから、その出力を任意且つ
繰り返し取り出すことが可能となり、これがため、測定
データをコンピュータに入力することが容易となり、従
って例えば平坦性を求めるための各種の計算を短詩に能
率よく行うことができるという従来にない優れた平坦度
積算記録装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体的な構成図、第２
図は第１図の全体的信号処理系等を示すブロック図、第
３図は第１の信号処理系を示すブロック図、第４図は第
２の信号処理系を示すブロック図、第５図は第２の信号
処理系の他の例を示すブロック図、第６図は従来例を示
す正面図である。１・・・・・・路面高さ検出手段、２・・・・・・台車
、２人・・・・・・牽引部、３・・・・・・エンコーダ
、４・・・・・・プリンタ、２３・・・・・・設置値入
力手段、３６・・・・・・データ処理回路、３７・・・
・・・データ記憶部。特許出願人　　株式会社　東　京　計　器代理人　　弁
理士　　　高　　橋　　　勇第３ｖＡ第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、非接触形の路面高さ検出手段と、この路面高さ
検出手段を装備するとともに先端部に牽引部を備えた台
車と、この台車の脚部の車輪に併設された移動距離測定
手段と、この移動距離測定手段及び前記路面高さ検出手
段からの測定データを同時に記憶するデータ記憶部と、
この記憶されたデータを出力表示するプリンタとを備え
、前記路面高さ検出手段から得られるデータを処理するデ
ータ処理回路と、このデータ処理回路に必要な処理条件
を設定し入力する設定値入力手段とを、前記台車に装備
するとともに、この設定値入力手段に、前記データ記憶部を装備したこ
とを特徴とする平坦度積算記録装置。