JPH01186832A - ホルムアルデヒドの製造法 - Google Patents

ホルムアルデヒドの製造法

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JPH01186832A
JPH01186832A JP63006764A JP676488A JPH01186832A JP H01186832 A JPH01186832 A JP H01186832A JP 63006764 A JP63006764 A JP 63006764A JP 676488 A JP676488 A JP 676488A JP H01186832 A JPH01186832 A JP H01186832A
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JP
Japan
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catalyst
silica
methylal
formaldehyde
oxidation
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JP63006764A
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JPH047736B2 (ja
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Hideo Midorikawa
英雄 緑川
Kunihisa Aoki
青木 圀壽
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメチラールの酸化反応によりホルムアルデヒド
を製造する方法に関し、更に詳しくは長期間安定に、且
つ高い反応効率でホルムアルデヒドを製造する方法に関
する。
〔従来の技術〕
従来、ホルムアルデヒドの製造方法としては、銀又は鉄
−モリブデン触媒の存在下にメチラールを酸化する方法
が知られている。しかし、この方法により得られるホル
マリンの濃度は量論的に反方法が知られているが、この
反応により得られるホルマリンの濃度は量論的に反応し
たとき83重量%と高く、メチラールの酸化に比べて生
成ガス中の水の量が非常に少ないという特徴を有する。
メチラールの酸化反応によりホルムアルデヒドを製造す
る際モリブデン及び鉄を主成分とし、アンチモン、ビス
マス、クロム等を含む触媒を使用する方法が特公昭62
−10495に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、特公昭62−10495号公報に具体的
に記載された触媒を使用してメテラールの酸化反応を行
なった場合、反応効率は良好であるが、反応の経過と共
にモリブデン成分の飛散、沈着現象等のために触媒層の
差圧が上昇するという傾向があった。このために反応を
一定条件下で長い期間継続することが困難な場合があっ
た。触媒層の差圧が増加すると反応ガス供給ブロワ−の
負荷増加をもたらすので好ましくない。
本発明の方法はかかる従来のメテラールの酸化反応によ
るホルムアルデヒドを製造する方法における問題点を解
決することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はメテラールの酸化反応によりホルムアルデヒド
を製造する方法において、鉄及びそリブデンに更にナト
リウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、アンチモン
、ビスマス、クロム、アルミニウム、インジウム、タン
グステン、コバルト及びニッケルから選ばれた少なくと
も1種の元素を有効成分とし、シリカを重量比で0.1
〜50%含有する触媒を用いることを特徴とする。
上記□触媒における鉄及びモリブデン以外の有効成分と
して好ましい元素は、タングステン、アルミニウム、ク
ロム、インジウムである。
シリカの含有率は触媒の全重量に対するシリカ重量の割
合いであり、好ましい含有率は0.5〜40wt、%の
範囲、より好ましくは1〜20Wt、%の範囲である。
シリカの含有率が50wt、%より大きい場合は打錠成
型がしにくくなり実用的でなく、また、シリカの含有率
が0.1wt、%より小さい場合は本発明の効果が小さ
く、ホルムアルデヒドの経時的な収率低下が大きくなる
シリカ以外の有効成分の元素の組成比率は、モリブデン
lに対して鉄が0.05〜1、ナトリウム、カリウム、
ルビジウム、セシウム、アンチモン、ビスマス、クロム
、アルミニウム、インジウム、タングステン、コバルト
及びニッケルの合計が0.01〜0.5の範囲であり、
更に好ましくはモリブデン1に対して鉄が0.17〜0
.67、ナ) IJウム、カリウム、ルビジウム、セシ
ウム、アンチモン、ビスマス、クロム、アルミニウム、
インジウム、タングステン、コバルト及びニッケルの合
計が0.01〜0.33である。
本発明の方法においては一酸化炭素、ジメチルエーテル
、ギ酸メチル等の副生物の副生が少ないという効果があ
る。
本発明における触媒の調製は、この分野で周知の含浸法
、蒸発乾固法等で行なうことができるが、それ以外の方
法で行なってもよい。又、触媒を構成する各有効成分の
原料は金属、酸化物、塩化物、硝酸塩、水酸化物、酢酸
塩等の有機酸塩などが挙げられるが、目的の金属元素を
含有していれば特に制限はない。
本発明の方法における反応温度は通常200〜500℃
の範囲である。200℃以下ではホルマリンの収率が低
く実際的でない。また、500℃以上では一酸化炭素等
の副生が多くなり、ホルムアルデヒドの収率が低くなっ
てくるので好ましくない。
本発明の方法においては実際の使用に際し、酸素/メテ
ラールの比は爆発範囲外であれば特に制限はないが、好
ましくは酸素:メテラールの組成比は0.5 : 1〜
3:1とするのがよい。また、爆発範囲を避けるために
、窒素等の不活性ガスを共存させる事が好ましく、水の
共存も特に制限はない。供給ガスの空間速度(SV)は
2000〜50000Hr−”の範囲が好ましい。
本反応は、常圧、加圧、減圧のいずれで行なっても良い
〔実施例〕
次に、本発明の詳細な説明する。
実施例1 32.1.9の(NFI、)6MOテ0あ・4H!Oを
水300dにとかした溶液と、27.59のFe(NO
s)a・9H10e 9.11のCr (NOs)s 
” 9HIO及び5.911のシリカゾル(30wt、
(転)を水10G+1117にとかした溶液とを混合し
強撹拌した後、湯浴上で蒸発乾固させ、更に500℃で
2.5時間焼成して生成物を得た。この生成物のモリブ
デン二鉄:り四ムの原子比は1 : 0.25:0.2
5で、シリカを重量比で5%含んでいた。
この生成物を錠剤成呈して触媒として使用した。
メテラールの酸化反応は、メテラール二〇!:H,O:
 N1= 1 : 2 : 0.5 : 18の混合ガ
スを石英ガラス製反応管中の触媒層にS V = 35
000Hr”’−”で通過せしめ、300℃の熱媒中で
行なった。その結果、反応初期のホルムアルデヒドの収
率は92.6%で100時間後におけるホルムアルデヒ
ドの収率低下は4%であった。
比較例1 55.211のCNH4)6MOWO14” 4H@O
を水500+jgとかした溶液と、25.3 IIのp
c (Non )a ・9H鵞0を水100111(C
とかした溶液とを混合し強撹拌した後、湯浴上で蒸発乾
固させ、更に450℃で3時間焼成して生成物を得た。
この生成物のモリブデン二鉄の原子比は1 : 0.2
であった。
この触媒を用いて実施例1と同じ条件で反応を行なった
結果、反応初期のホルムアルデヒドの収率は90.1%
で、100時間後には60.1%に低下した。
実施例2〜151民練例2〜3 表に示す種々の触媒を用いて実施例1と同じ条件で反応
を行なった。
各実施例及び比較例における反応成績を表に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メチラールの酸化反応によりホルムアルデヒドを
    製造する方法において、鉄及びモリブデンに更にナトリ
    ウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、アンチモン、
    ビスマス、クロム、アルミニウム、インジウム、タング
    ステン、コバルト及びニツケルから選ばれた少なくとも
    1種の元素を有効成分とし、シリカを重量比で0.1〜
    50%含有する触媒を用いることを特徴とするホルムア
    ルデヒドの製造法。
  2. (2)酸化反応を200〜500℃の温度範囲で行なう
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)酸化反応を空間速度2000〜50000Hr^
    −^1の範囲で行なう特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の方法。
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