JPH01186084A - ビデオ・プリンタの内部調整回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はビデオ・プリンタに係り、更に詳しくは入力
信号と出力信号とを比較し、その入力信号に対する出力
信号が最適となるように、入力信号を調整するビデオ・
プリンタの内部調整回路に関するものである。

［従　来　例］ 近年、テレビ信号あるいはビデオ信号等を入力し、その
信号による１静止画をプリントするビデオ・プリンタが
各メーカーから提案されるようになった。しかも、カラ
ー・ビデオ・プリンタにおいては、その１静止画が極め
て鮮明で色鮮やかなものにプリントされるようになった
。

上記ビデオ・プリンタには、例えば第２図に示すように
、カメラ１にて撮らえた映像の信号をＲＧＢ信号等にす
るデコーダ部２と、このＲＧＢ信号をディジタルに変換
するＡ／Ｄ変換部３と、このディジタルに変換されたＲ
ＧＢ信号より１静止画分が記憶されるフレームメモリ４
と、この記憶された１静止画をプリントするプリンタ部
５と、その記憶された１静止画あるいは上記Ａ／Ｄ変換
部３にてディジタルに変換されたＲＧＢ信号をアナログ
に変換するＤ／Ａ変換部６と、アナログに変換されＢ号
をビデオ信号に変換し、ビデオ出力端子（図示せず）を
介して出力するためのエンコーダ部７と、少なくとも上
記フレームメモリ４、プリンタ部５等を制御するコント
ロール部（ｃｐｕ）ｓとが設けられている。

そこで、そのビデオ出力端子にモニタ装置を接続すれば
、入力信号による映像等をモニタすことができ、かつ、
記憶した１静止画をモニタすることができる。すなわち
、入力信号による所望の１静止画を選択することができ
、しかも−畦記憶した１静止画をプリントする前に、確
認することができ、ｌ−記ビデオ・プリンタの利用範囲
を大きくしている。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、−１−記ビデオ・プリンタにあっては、ビデオ
出力信号等が入力信号を忠実に再現したものとならない
。つまり最適でない信号、例えば必要なレベルに達しな
い信号となる場合がある。このようなとき、そのビデオ
・プリンタのフレームメモリ４には余り良くない１静止
画が記憶され、プリンタ部５にてプリントした際、プリ
ントの画質を悪くしたり、モニタ装置にてモニタした際
にも、モニタ画面の画質が悪くなってしまうという問題
点があった。

この発明は手記問題点に鑑みなされたものであり、その
目的はビデオ・プリンタのビデオ出力信号をその入力信
号に近い最適なものとすることができるようにしたビデ
オ・プリンタの内部調整回路を提供することにある。

［課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、この発明のビデオ・プリン
タの内部調整回路は、カメラからの映像信号等の入力信
号をＡ／Ｄ変換部にてディジタルに変換し、その入力信
号より１静止画分をフレームメモリに記憶し、この１静
止画をプリンタ部にてプリントすると共に、そのディジ
タルに変換された入力信号あるいは上記フレームメモリ
に記憶された１静止画をＤ／Ａ変換部にてアナログに変
換してモニタ装置等に出力するビデオ・プリンタにおい
て、上記入力信号と上記Ｄ／Ａ変換部にて得られたアナ
ログ信号とを比較する比較手段と、上記入力信号を上記
比較結果に応じて調整し、この調整した信号を上記Ａ／
Ｄ変換部に出力する調整手段と、上記比較手段にて得ら
れた比較結果の信号を入力し、上記入力信号を上記比較
結果に応じて所定に調整するため、上記調整手段を制御
するコントロール部とを備え、上記入力信号と上記Ｄ／
Ａ変換部にてアナログに変換された信号との比較に基づ
いて上記入力信号を所定に調整し、この調整した信号に
より上記プリンタ部にて１静止画をプリントし、あるい
は上記モニタ装置にモニタするようにしたものである。

［実　施　例］ 以下、この発明の実施例を第１図に基づいて説明する。

なお、図中、第２図と同一部分には同一符号を付し重複
説明を省略する。

図において、比較手段９には、デコーダ部２にて得られ
たアナログ信号（例えばｌｌＧ１３信号）とＤ／Ａ変換
部６ａにて再びアナログとされた４３号とを比較し、比
較結果をコントロール部８ｄに出力する比較回路、デコ
ード部２にて得られた信号を出力する出力回路等が備え
られている。コントロール部８ａにはその比較手段９か
らの比較結果信号に基づいてビデオ・プリンタの入力信
号を調整する際に必要な演算処理を行い、この演算処理
にてその調整量を決めるための制御信号を出力する機能
が備えられている。その制御信号は調整手段ＩＯに入力
されており、この調整手段ＩＯにはその制御イご号に基
づいてデコーダ部２および比較手段９を介して入力され
たアナログ信号を調整する調整回路が備えられている。

次に、上記構成のビデオ・プリンタの内部調整回路の動
作を説明する。

まず、ビデオ・プリンタがモニタ操作され、例えばカメ
ラ１にて撞らえた映像の信号が入力され、ビデオ出力端
子（図示せず）に接続されたモニタ装置（図示せず）に
その映像がモニタされているものとする。このとき、上
記内部調整回路が、例えば調整スイッチＯＦＦにより動
作していなければ、従来同様のモニタとされる。すなわ
ち、その入力信号は、デコーダ部２にてＲＧＢのアナロ
グ信号にされ、Ａ／Ｄ変換部３にてディジタルに変換さ
れ、Ｄ／Ａ変換部６ａにて再びアナログに変換され、エ
ンコーダ部７にてビデオ信号等にされてビデオ出力端子
を介してモニタ装置に出力される。

ここで、上記調整スイッチがＯＮとされると、比較手段
９にて、デコーダ部２にてＲＧＢとされたアナログ信号
とＤ／Ａ変換部６ａにてアナログに変換された信号との
比較、例えばそれら信号のレベル差の比較がなされ、そ
の比較結果に基づいた信号が得られる。コントロール部
８ａにて、その比較結果の信号により、入力のアナログ
信号（ＲＧＢ信号）により近い最適な信号とするための
調整量が演算され、その演算結果に基づいた制御信号が
得られと共に、その制御信号が出力される。すると、調
整手段１０にて、デコーダ部２、比較手段９を経たアナ
ログ信号がその制御４４号に基づいてアナログ的に調整
、例えばそのレベルの調整が行われて最適なアナログ信
号とされる。

このアナログ信号は、Ａ／ｌ）弯換部３にてディジタル
に変換され、さらにＤ／Ａ変換部６ａにて冗に戻され、
エンコーダ部７にてビデオ信号等にされて出力される。

したがって、モニタ装置には、入力信号（アナログ信号
）により近い最適なものに調整された信号が入力される
ため、極めて入力信号に忠実な画質で映像等がモニタ表
示される。

ここで、ビデオ・プリンタが記録操作されると、フレー
ムメモリ４にはＡ／Ｄ変換部３にてディジタルに変換さ
れた信号より１静止画が記憶される。

さらに、ビデオ・プリンタがプリント操作されると、そ
のフレームメモリ４に記憶された１静止画が１ライン毎
に読み出されてプリンタ部５に出力され、そのプリンタ
部５にて静止画が入力信号によるものに近い画質でプリ
ントされる。すなわち、フレームメモリ４に記憶された
１静止画は、調整手段ｌＯにて入力信号に近く最適な信
号とされたものであるからである。

このように、ビデオ・プリンタの出力信号が入力信号に
近くなく最適なものでない場合であっても、比較手段９
および調整手段１０にてその信号が最適なものに調整さ
れるので、モニタ装置にてモニタした際、およびプリン
トした際、モニタ画面を入力信号に忠実な画質とし、フ
レームメモリ４に記憶した１静止画を同様な画質でプリ
ントすることができる。

なお、上記実施例では、調整スイッチが設けられている
が、このスイッチがなくとも、この発明には何ら支障が
ない。また、調整手段１０をＡ／Ｄ変換部３の直前に配
設しているが、それをＡ／Ｄ変換部３の直後に配設する
ようにしてもよい。この場合、コントロール部８ａにて
、比較手段９における比較結果に基づいた調整量がディ
ジタル量とされ、その調整量に応じたディジタルの制御
信号がその調整手段１０に出力される。一方、調整手段
１０においては、Δ／Ｄ変換部３にてディジタルに変換
された入力信号をその制御信号に基づいてディジタル的
に調整することになる。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、カメラからの
映像信号等の入力信号をＡ／Ｄ変換部にてディジタルに
変換し、その入力信号より１１５止両分をフレームメモ
リに記憶し、この１静止画をプリンタ部にてプリントす
ると共に、そのディジタルに変換された入力４３号ある
いは上記フレームメモリに記憶された１静止画をＤ／Ａ
変換部にてアナログに変換してモニタ装置等に出力する
ビデオ・プリンタにおいて、入力信号と上記Ｄ／Ａ変換
部にて？ｌ）られたアナログ信号とを比較する比較手段
と、その入力信号を上記比較結果に応じて調整し、この
、１１整した信号を上記Ａ／Ｄ変換部に出力する調整手
段と、上記比較手段にて得られた比較結果の信号を入力
し、上記入力信号を上記比較結果に応じて所定に調整す
るため、上記調整手段を制御するコントロール部とを設
けたので、ビデオ・プリンタのビデオ出力信号を入力信
号により近く最適のものに調整することができ、その調
整した信号に基づいてモニタ装置にてモニタし、あるい
はプリンタ部に静止画をプリントした際、そのモニタ画
面の画質およびプリントのｐｉ質を入力信号に忠実な品
質とすることができる。したがって、ビデオ・プリンタ
の品質を向上させることにもなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すビデオ・プリンタの
概略的ブロック図、第２図は従来のビデオ・プリンタの
概略的ブロック図である。 図中、１はカメラ、２はデコーダ部、３はＡ／Ｄ変換部
、４はフレームメモリ、５はプリンタ部、６．６ａはＤ
／Ａ変換部、７はエンコーダ部、８゜８ａはコントロー
ル部（ｃｐｕ）、９は比較手段、１０は調整手段である
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）カメラからの映像信号等の入力信号をＡ／Ｄ変換
   部にてディジタルに変換し、その入力信号より１静止画
   分をフレームメモリに記憶し、該１静止画をプリンタ部
   にてプリントすると共に、そのディジタルに変換された
   入力信号あるいは前記フレームメモリに記憶された１静
   止画をＤ／Ａ変換部にてアナログに変換してモニタ装置
   等に出力するビデオ・プリンタにおいて、 前記入力信号と前記Ｄ／Ａ変換部にて得られたアナログ
   信号とを比較する比較手段と、 前記入力信号を前記比較結果に応じて調整し、該調整し
   た信号を前記Ａ／Ｄ変換部に出力する調整手段と、 前記比較手段にて得られた比較結果の信号を入力し、前
   記入力信号を前記比較結果に応じて所定に調整するため
   、前記調整手段を制御するコントロール部とを備え、 前記入力信号と前記Ｄ／Ａ変換部にてアナログに変換さ
   れた信号との比較に基づいて前記入力信号を所定に調整
   し、該調整した信号により前記プリンタ部にて１静止画
   をプリントし、あるいは前記モニタ装置にモニタするよ
   うにしたことを特徴とするビデオ・プリンタの内部調整
   回路。