JPH0118597Y2 - - Google Patents

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JPH0118597Y2
JPH0118597Y2 JP1809884U JP1809884U JPH0118597Y2 JP H0118597 Y2 JPH0118597 Y2 JP H0118597Y2 JP 1809884 U JP1809884 U JP 1809884U JP 1809884 U JP1809884 U JP 1809884U JP H0118597 Y2 JPH0118597 Y2 JP H0118597Y2
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JP
Japan
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release paper
decorative veneer
adhesive
adhesive layer
peeled
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JP1809884U
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、柱、長押などをはじめ各種物品の表
面に貼り付けられる接着剤付化粧単板の剥離紙に
関するものである。
一般に接着剤付化粧単板は、木材、合板、金属
等の表面を化粧する場合、あるいは補修する場合
に使用されるものであり、化粧単板の裏面に接着
剤層を設けて剥離紙等が貼り付けられている。
したがつて、化粧単板を使用する場合は、剥離
紙を剥がして接着剤層を露出し、所定の面に貼り
つけるわけであるが、上記化粧単板が薄くて大判
のものであれば、接着剤が、傍にあるものにベト
ついたり、正確な施工ができないなど、作業が非
常にやり難く、製品にしわができたり、空気が入
つたりして重大な欠陥が生じるという欠点があつ
た。
また、一度化粧単板の接着剤層が、貼りつくと
剥すことができないために、高価な製品を無駄に
してしまうことがある等、仮止め作業ができず、
高度な作業技術を要し、更に剥離紙を剥がす場
合、単板材を接着する強力な接着剤を使用してい
るため密着している剥離紙を剥がす作業もたいへ
ん時間がかゝるので、作業能率も極めて低いもの
であつた。
本考案は、上述した従来の欠点を解決するため
になされたものであり、接着剤付化粧単板の接着
剤層に貼りつけられた剥離紙に、予め剥ぎ取り順
序によるパターンの切り込み線を設けると共に、
その先端の剥離紙に手でつままれる程の長さを出
した糸を取り付けておき、その剥ぎ取り順序に従
つて糸を引つぱつて剥離紙を剥がし、化粧単板の
仮止めができるとともに、高度な作業技術の必要
がなく能率のよい貼り付け作業ができるようにし
てなる接着剤付化粧単板を提供するものである。
以下、本考案による実施例を添付した図面に基
づいて詳細に説明する。
図において、1は化粧単板、2は接着剤層、3
は剥離紙、4は剥離紙剥ぎ取り糸である。
上記化粧単板1は、良質の木材、銘木材を薄く
スライスしたもので天然の材質を生かした単板、
あるいは箔、クロス、合成樹脂板等で成形された
ものである。
また、上記化粧単板1の裏面に設けられる接着
剤層2はアラビヤゴム、トラガントゴム、ネオプ
レンゴム、クロロプレンゴム、ハイパロンなどの
ゴム系、または合成樹脂系、アクリル、ニトリ
ル、エポキシ等を化粧単板1に被覆するか、紙、
布、発泡ポリウレタン、発泡合成ゴム等に被覆ま
たは含浸させたものを化粧単板1に貼りつける等
して形成されるものであり、化粧単板1の材質と
貼りつける相手の材質等に合せて適宜設定され
る。
さらに上記剥離紙3は、紙などに例えばシリコ
ン、四弗化エチレン、流動性パラフイン、高融点
パラフイン、ワツクスなどの離型剤を被覆または
含浸させたものである。また4は剥離糸で、綿
糸、合成繊維糸又は平糸、テープなどである。
上記接着剤層2に貼り付けられる剥離紙3に
は、図に示すように、予め剥ぎ取り順序によるパ
ターンの切り込み線を形成した剥ぎ取り順序を
,…などの数字で表示しておき、又、4の
糸を剥離紙の先端から手でつまんで引つぱれば、
剥離紙が剥がれるように付けておく。
ここで、上記剥離紙3に形成した剥ぎ取り順序
のパターンは、化粧単板1の材質や広さによつて
も異なり、作業に合わせて、曲線または直線を用
いた自由なパターンで形成されるものである。
したがつて、上述したように製造された接着剤
付化粧単板を、所定の物体に貼り付ける場合は、
まず剥離紙3の番を4の糸を引つぱることによ
り剥ぎとり、貼り付け位置に正確に位置決めして
仮止めされ、つづいて番、番と順序にしたが
つて同じように4の糸を引つぱつて剥離紙3を剥
がし、空気などが入つたり、しわができたりしな
いように押えながら貼り付け作業がなされる。
以上詳細に説明したように、本考案による接着
剤付化粧単板の剥離紙は、剥離紙の剥ぎ取りがワ
ンタツチで出来るほか、剥ぎ取り順序のパターン
に沿つて予め切り込み線を形成してあるので、化
粧単板を貼り付ける際の仮止めができるととも
に、作業が容易で、失敗や製品の無駄がなく、正
確な貼り付けが可能である。
また、本考案による化粧単板の貼り付け作業に
よれば従来の作業に比して作業者が半分でよく、
しかも作業時間が大幅に三分の一位までに削減さ
れるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付した図面は、本考案による実施例を示す接
着剤付化粧単板の斜視図である。 1……化粧単板、2……接着剤層、3……剥離
紙、4……剥離紙剥ぎ取り糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱、長押その他の物品に貼り付ける化粧単板の
    裏面に所定の接着剤層を形成するとともに、使用
    時に剥がす剥離紙に、作業順序によるパターンの
    切り込み線を形成し、且つ切り込み線に剥離紙剥
    ぎ取り糸を取り付けたことを特徴とする接着剤付
    化粧単板の剥離紙。
JP1809884U 1984-02-10 1984-02-10 接着剤付化粧単板の剥離紙 Granted JPS60132443U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1809884U JPS60132443U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 接着剤付化粧単板の剥離紙

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JP1809884U JPS60132443U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 接着剤付化粧単板の剥離紙

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Publication Number Publication Date
JPS60132443U JPS60132443U (ja) 1985-09-04
JPH0118597Y2 true JPH0118597Y2 (ja) 1989-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016067472A1 (ja) * 2014-10-31 2016-05-06 株式会社小松製作所 油圧ポンプ・モータ

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WO2016067472A1 (ja) * 2014-10-31 2016-05-06 株式会社小松製作所 油圧ポンプ・モータ

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JPS60132443U (ja) 1985-09-04

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