JPH01185423A - ボーリング孔を利用した地盤支持力測定方法 - Google Patents

ボーリング孔を利用した地盤支持力測定方法

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JPH01185423A
JPH01185423A JP854788A JP854788A JPH01185423A JP H01185423 A JPH01185423 A JP H01185423A JP 854788 A JP854788 A JP 854788A JP 854788 A JP854788 A JP 854788A JP H01185423 A JPH01185423 A JP H01185423A
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ground supporting
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Masakazu Tanigawa
雅一 谷川
Ryoji Sugimura
杉村 亮二
Takamasa Tamura
田村 隆雅
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Nittoc Constructions Co Ltd
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Nittoc Constructions Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ボーリング孔を利用した地盤支持力測定方法
に関する。
[従来技術] 従来、地盤支持力は、公知のようにボーリングを利用し
たサウンデイングにより求めるN値から推定したり、載
荷試験により求めている。
ボーリングを利用してN値から推定する方法は、地盤の
種類や地下水の状況およびボーリングロッドの長さによ
る修正を必要として繁雑である。
また、載荷試験により支持力を直接測定する方法は、試
験設備、費用が高価になる。
〔発明の目的コ 従って本発明の目的は、測定が容易で低費用のボーリン
グ孔を利用した地盤支持力測定方法を提供するにある。
[発明の原理] 本発明者は種々実験研究の結果、孔底に載置しなロッド
に打撃を加えた場合、孔底の反力すなわち地盤支持力が
大きい場合、ロッド下端からの反射波が大きく、支持力
が小さい場合、反射波が小さいことを見出した0本発明
はこの原理に基づいてなされたものである。
[発明の構成] 本発明によれば、ボーリング孔底に載置したロブ。上上
部の上下2箇所に応力センサを設け、ロッド上端にハン
マを設け、ロッドをハンマで打撃して応力センサの検出
値から入力波および反射波の応力の平均値と粒子速度を
求め、入力波の応力σ(0)、粒子速度v(0)、反射
波の応力σ(T)、粒子速度v(T)、ロッドの断面積
A、ロッド中の音速Cおよびヤング率から地盤支持力−
Rを、−R= (A/2)(σ(0}+σ(T)1+(
AE/2C){v (0}+v (T))より求めるこ
とを特徴とするボーリング孔を利用した地盤支持力測定
方法が提供される。
[発明の作用効果コ 従って、ボーリングロッドを地盤に打撃貫入する際に、
ボーリングロッドに生ずる入力および反射の応力波を測
定し、それらの応力波を解析することにより孔先端にお
ける支持力を容易に直接測定することができる0本発明
は2箇所に取付ける応力センサと計測器とを要するだけ
で、特別の測定設備を必要とせず、従って測定費用を低
減することができる。
[実施例コ 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第3図には本発明を実施する測定装置が示
されている。
ロッドすなわちサンプラ1の上端にはロッドカップリン
グ2を介してセンサロッド3が連結され、そのセンサロ
ッド3の上端にはノッキングヘッド4、ガイドロッド4
aが連結され、ガイドロッド4aにはハンマ5が取付け
られている。
センサロッド3は例えば長さが600薗であって、上下
2箇所(例えば上端から200鎮および400m+の部
分すなわちD=200nua)の外周には、応力センサ
6a、6bが取付けられている。
これら応力センサは同型式のものであって、例えば応力
センサ6aはセンサロッド3の外周に4等配に固着され
た4個の歪ゲージ7よりなっている。なお、4個を用い
たのはセンサロッド3の曲りによる誤差をキャンセルす
るためのものであり、曲がりが無視できる場合は1個で
もよい、そして、これら応力センサ6a、6bはアンプ
8に接続され、アンプ8にはアナログテープレコーダ9
が接続されており、また、アンプ8に接続されたAD交
換器10にはマイクロコンピュータで構成された演算装
置11が接続されている。そして、演算装置には、キー
ボード12、デイスプレィ13、プリンタ14およびフ
ロッピーディスクドライブ等の記録計15が接続されて
いる。
次に測定の態様を説明する。
先ず、支持力測定のための例えば直径6.5〜15cm
程度のボーリングを所定深度まで行い、ボーリング孔1
6の底部の掘り屑、スライムを取り除く。
次いで、サンプラ1にロッドカップリング2を介してセ
ンサロッドを連結して静かに孔底に降ろす、そして、セ
ンサロッド3にノッキングヘッド4およびガイドロッド
4aを連結する。
次いで、センサ6a、6bをアンプ8に接続し、アンプ
8に機器類を接続したのち、センサ6a、6bの較正を
行う。
次いで、ハンマ5を所定高さHから自由落下させ、セン
サ6a、6bからの信号により第4図に示す応力波の波
形データを求める。
図において、左側は入力波の応力σ1、右側は反射波の
応力σ2を示し、添付a、bはそれぞれセンサ6a、6
bの検出値を示している。
次に解析演算について説明する。
サンプラ1すなわちロッド系の1点での打撃により発生
する応力と粒子速度を測定することにより、以下の方法
で地盤支持力Rを求める。
一般にロッドを伝わる波動現象は、次の一次元波動方程
式で表わされる。
−−−−= 0   ・・・(1) ax    C9t ここで、U:変位 X:軸方向の長さ C:ロッド中の音速 式(1)において、 ・ ・ ・ (2) 式(2)から U=f (x−ct}+g (x+ct)・・・(3) として、特種解の一つが得られる。また応力と粒子速度
Vは、各々次式に示す関係が成立する。
U σ=−E□        ・・・(4)x U ■=□          ・・・(5)t ここで、E:ヤング率 ρ:ロッドの密度 そこで、応力σと粒子速度Vとの関係は、下向波と上向
波とでは逆になるので、σとVで構成される第5図に示
す相空間を考える。
従って、σ、■の測定値が、状態S(σ、ρCV)であ
るとき、これは、 マ(σ、ρcv)=式(σ1.ρcv)十す(σ2、ρ
cv) とベクトル分解される。なお、Dは下向波、Uは上向波
である。
° そして、ロッド下端での境界条件は、U AE −+R=0       ・ ・ ・ (6)x で表わされる。ここで、 R:反力(地盤支持力) A:ロッドの断面積 そして、第6図において、 Fl  (t−T}+F2  (t)=R(t−(T/
2)l ・・・(7) T=l:lJ2/C・・・(8) そして、式(4)より式(6)は A(σ1+σ2}+R=0  ・・・(9)となり、σ
1およびσ2を測定することにより、反力Rが得られる
第5図から、 cosφ=σ/5 sinφ=ρ。v / S なので、 σ1=<1/2)(σ+ρCV) σ2=(1/2)(σ−ρ{v) から地盤支持力−Rは、 −R=(A/2)(σ(0}+σ(T)}+<AE/2
C}+V (0) −V (T)1・・・ (10) として求められる。
また、粒子速度Vは第7図において、区間P1.22間
の力のつりあいは u ρAδX  −=F2−F1= t2 A(σb−σa) であるから、 ・ ・ ・ (11) となり、そのときの応力は、 σ=<1/2)(σa+σb) として得られる。
そこで、第4図から a (0) = (σ1a−1σlb) /2a  (
T)  =  (σ2a+ σ2b)  /2・・・(
12) として、応力は平均値を求めて誤差を小さくし、これら
を式(10)に代入して地盤支持力−Rを求める。
[まとめ] 以上説明したように本発明によれば、ボーリングロッド
を地盤に打撃貫入する際に、ボーリングロッドに生ずる
入力、反射の応力波を測定し、その応力、粒子速度から
孔先端における地盤支持力を容易に直接測定することが
できる0本発明は上下2箇所に取付ける応力センサと計
測器を要するだけで、特別の測定設備を必要とせず、従
って測定費用を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置を示す全体構成図、第2
図はセンサロッドを示す半部を断面図で示した側面図、
第3図は応力センサを示す半部を断面図で示した側面図
、第4図は測定により得られた波形データ図、第5図は
解析を説明する相空間図、第6図はロッド下端での境界
条件を説明する図面、第7図は粒子速度を説明する図面
である。 −R・・・地盤支持力  1・・・サンプラ3・・・セ
ンサロッド  4・・・ノッキングヘッド  5・・・
ハンマ  6a、6b・・・応力センサ  11・・・
演算装置 第1図 較       R 第5図 第6図   第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ボーリング孔底に載置したロッド上部の上下2箇所に応
    力センサを設け、ロッド上端にハンマを設け、ロッドを
    ハンマで打撃して応力センサの検出値から入力波および
    反射波の応力の平均値と粒子速度を求め、入力波の応力
    σ(0)、粒子速度v(0)、反射波の応力σ(T)、
    粒子速度v(T)、ロッドの断面積A、ロッド中の音速
    Cおよびヤング率から地盤支持力−Rを、 −R=(A/2){σ(0)+σ(T)}+(AE/2
    C){v(0)+v(T)} より求めることを特徴とするボーリング孔を利用した地
    盤支持力測定方法。
JP854788A 1988-01-20 1988-01-20 ボーリング孔を利用した地盤支持力測定方法 Expired - Fee Related JPH0650265B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109059394A (zh) * 2018-08-13 2018-12-21 珠海格力电器股份有限公司 一种带有载物平台的箱体结构及使用该箱体结构的冰箱
CN112098256A (zh) * 2020-10-27 2020-12-18 河南省计量科学研究院 一种击实仪击锤校准装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109059394A (zh) * 2018-08-13 2018-12-21 珠海格力电器股份有限公司 一种带有载物平台的箱体结构及使用该箱体结构的冰箱
CN112098256A (zh) * 2020-10-27 2020-12-18 河南省计量科学研究院 一种击实仪击锤校准装置
CN112098256B (zh) * 2020-10-27 2024-06-04 河南省计量测试科学研究院 一种击实仪击锤校准装置

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JPH0650265B2 (ja) 1994-06-29

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