JPH0118507Y2 - - Google Patents

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JPH0118507Y2
JPH0118507Y2 JP11018284U JP11018284U JPH0118507Y2 JP H0118507 Y2 JPH0118507 Y2 JP H0118507Y2 JP 11018284 U JP11018284 U JP 11018284U JP 11018284 U JP11018284 U JP 11018284U JP H0118507 Y2 JPH0118507 Y2 JP H0118507Y2
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JP
Japan
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fold line
glue margin
piece
folding
margin piece
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JP11018284U
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JPS6126011U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は一般にボトムロツク式と呼ばれる底
貼箱に関するものであり、更に詳しくは板紙、ダ
ンボールにより製造される底貼箱のブランクシー
トの改良に関するものである。
〈従来の技術〉 従来より底貼箱は一般に広く使用されており第
2図イに示す如きブランクシートをフオルダーグ
ルアに代表される自動製函機により製造してい
る。これは第2図イのブランクシートを同図ロの
如く折り、第1、第3底面98,99、及び糊代
片に接着剤105を塗布した後同図ハの様に折り
畳むことによつて一斉に貼り付け加圧して底貼箱
として完成させるものである。
第2図イのブランクシートに於いて糊代片は底
面側端部100を45度に切断してあるが、この理
由は、第2図ハに示す貼り合わせの際第4底面1
01との競合を避け、製函作業を容易にする必要
から生じている。またこれに対応してこの糊代片
に対向した第4底面の端部は45度に成形してある
ため、このような従来のブランクによればフオル
ダーグルアにより連続的に製函作業を行うと、ど
うしても第3図に示す如く第1面と第4面との接
合にずれが発生し易くなるだけでなく、糊代片と
第4側面との接合面積が小さいため、糊代部が他
に比較して弱い(特に45度切欠による底隅部の接
着)という欠点があつた。
このため最近では、このずれの発生及び強度面
を改良しようとして糊代片の底面側端部を第4図
に示す如く直線部分と曲線部分とにより構成し、
この曲線部分を底折線に当接係合させながら挿入
することによりずれの発生を防止し、同時に底隅
部の接着及び糊代部の強度の増加を図るようにす
る傾向にあるがこのようにすると糊代部の挿入作
業が著しく困難になるという相反する矛盾が問題
となつていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 即ち第4図に示す糊代片を有するブランクシー
トの製函作業の場合糊代片を折り返された第4底
面と第4側面との間に挿入して貼り合わせなけれ
ばならないが実際にはこの空隙は狭いため糊代片
の挿入が不安定であり製函不良の原因となるとい
う問題点が発生している。このため微妙な機械調
節が要求され作業効率が悪く特に高速で生産する
場合ロスが増大する傾向にあつた。
〈問題点を解決するための手段〉 このような問題点を解決するためには第4底面
を第4側面の方向に折り返すに際し、この両面で
構成される空隙を大きくし糊代片がこの空隙に容
易に挿入されれば良く、また前記した空隙はフオ
ルダーグルアにより製函作業に於ける加圧工程で
圧縮され、最終的に底折り線に沿つて正確に折り
曲げることが可能であるため極めて好都合であ
る。
このため前記の空隙は第4底面の底折り線の他
に補助折り線を設け、第4底面の折り返しの際第
4側面との関係をコ字状にすることによつて構成
すれば良いことになる。
即ち、第6図に於いて第4底面9に補助折り線
13を設けることによつて、第6図ホの状態に於
けるA−A断面は第1図イに示す如き折り返し状
態となり、従つて第4側面5と第4底面9との空
隙は補助折り線13のないものと比較して大きく
なり、糊代片1の挿入が容易になる。また糊代片
1挿入後の加圧工程に於いて第1図ロの様に底折
り線10により正確に折り曲げ、この時点で補助
折り線13の作用を終わらせるようにする。
〈実施例〉 本考案のブランクシート実施例を第5図に示
す。図に於いて1は糊代片、2は第1側面、3は
第2側面、4は第3側面、5は第4側面であり、
6は第1底面、7は第2底面、8は第3底面、9
は第4底面である。10は箱の底部を形成するた
めの底折り線、11は糊代片1の第1底面6側端
部にあり第1側面2から直角に派出する直線部で
あり、12は前記直線11と連続する曲線部であ
る。13は第4底面に設けた補助折り線である。
このようなブランクシートを利用する製函作業
順序を第6図イ〜ヘに示す。第6図に於いてイは
フオルダーグルアにブランクシートを供給した状
態を示しこれにはまだなんの作業も付加されてい
ない。ロは第1、第3底面6,8を折り返した状
態を示す。ハは糊代片1及び第1、第3底面6,
8に接着剤を塗布した状態を示す。ニは第2底面
7を折り返した状態を示す。ホは第4底面9を折
り返した状態を示す。尚、この状態に於けるA−
A断面は第1図イとして説明してある。ヘは糊代
片1と第4側面5とを係合貼り合わせを行う状態
を示している。
〈考案の効果〉 以上説明した本実施例によれば糊代片1を第4
側面5と折り返された第4底面9との空隙に挿入
する製函作業に於いて、糊代片1は底折り線10
と補助折り線13とによつて構成される第4側面
5と第4底面9との空隙に確実に挿入されて、従
来生じていたロスが皆無となる。また挿入のため
のグルアーの機械調節が著しく簡単になり生産性
が向上する。特に高速で生産するのに最適なブラ
ンクを提供することができる。また糊代片1の底
隅部側が第4側面と第4底面9とに挾持加圧され
るため隅部の接着が完全なものとなる等の特徴を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図イ〜ロは本考案の作用説明図、第2図イ
〜ハは従来技術の説明図、第3図は従来技術の問
題点説明図、第4図は糊代片説明図、第5図は本
考案によるブランクシート説明図、第6図イ〜ヘ
は本考案のブランクシートによる製函作業順序の
説明図である。 1は糊代片、2は第1側面、5は第4側面、9
は第4底面、10は底折り線、11は糊代片1の
直線部、12は糊代片1の曲線部、13は補助折
り線である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 糊代片1、第1側面2、第2側面3、第3側面
    4、第4側面5を夫々折曲線を介して順に横一列
    に連設し、該第1側面乃至第4側面に夫々第1底
    面6、第2底面7、第3底面8、第4底面9を
    夫々底折り線10を介して連設した板紙又はダン
    ボールよりなる底貼箱ブランクに於いて、 前記糊代片1の底面側のコーナー部を曲線と
    し、前記第4底面9の底折り線10近傍に補助折
    曲線13を設け、前記糊代片1を前記第4側面5
    に貼着して組立構成する場合に、前記第4底面9
    を折曲線10及び補助折曲線13に沿つて折り曲
    げることによつて、前記糊代片1が前記第4側面
    5に貼着するための空隙を形成することを特徴と
    した底貼箱ブランク。
JP11018284U 1984-07-23 1984-07-23 底貼箱ブランク Granted JPS6126011U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11018284U JPS6126011U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 底貼箱ブランク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11018284U JPS6126011U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 底貼箱ブランク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6126011U JPS6126011U (ja) 1986-02-17
JPH0118507Y2 true JPH0118507Y2 (ja) 1989-05-30

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ID=30669310

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JP11018284U Granted JPS6126011U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 底貼箱ブランク

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JP5309072B2 (ja) * 2010-04-06 2013-10-09 株式会社クラウン・パッケージ 包装箱の製造方法

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Publication number Publication date
JPS6126011U (ja) 1986-02-17

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