JPH01183218A - セシウム原子発振器の初期始動装置 - Google Patents

セシウム原子発振器の初期始動装置

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JPH01183218A
JPH01183218A JP698688A JP698688A JPH01183218A JP H01183218 A JPH01183218 A JP H01183218A JP 698688 A JP698688 A JP 698688A JP 698688 A JP698688 A JP 698688A JP H01183218 A JPH01183218 A JP H01183218A
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JP
Japan
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ion pump
power
voltage
current
power supply
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Pending
Application number
JP698688A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Oyamada
小山田 仁
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子ビームを用いた受動型セシウム原子発振
器の初期始動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にセシウム原子発振器は第5図に示すブロック図の
ような構成となっている。図において、セシウムビーム
管1は、制御系50であるサーボ増幅器511位相検波
器52.低周波増幅器53゜発振・逓倍・合成器54に
よって発振制御されている。
ところで、通常セシウムビーム管1の内部は内蔵された
イオンポンプ(図示せず)によって一定の真空度に保た
れているが、長期間運転しない場合は内部の真空度が大
幅に低下する。そのため、新たにイオンポンプに電源を
投入してセシウムビーム管1を始動させようとすると、
大電流がイオンポンプに流れイオンポンプの異常過熱や
ポンプ内のガス吸着が発生しイオンポンプの破損を招く
ことがあった。
従来、このような事故を防止するた峠イオンポンプへの
電源投入を手動で行っていた。つマシ、セシウムビーム
管1内部の真空度が低いうちは電源を短時間繰返し投入
し、大電流が長時間イオンポンプへ流れることを防止し
ていた。そして、イオンビーム管1内部の真空度がある
程度上昇し大電流が流れ表いようになったとき電源を連
続投入していた。″また、外の方法としてあらかじめセ
シウム原子発振器の外部に大型のイオンポンプ駆動電源
を設置してセシウムビーム管1の始動を行なっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のセシウム原子発振器におけるセシ
ウムビーム管1の始動は、イオンポンプへの電源投入を
手動で行うため、短時間の電源投入のタイミングをとる
のが難かしく不用意に電源投入するとイオンポンプの破
損を招くという問題があった。また、大型のイオンポン
プ駆動用電源を用いる始動装置は、イオンポンプ駆動用
電源の準備、保守などの作業が煩雑になシ、特にイオン
ポンプを駆動するとき高電圧を発生石せるため、始動操
作に大きな危険が伴うなどの問題を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前述した課題を解決するためになされたもの
で、セシウムビーム管に内蔵されたイオンポンプに電源
を供給する高電圧供給電源、この高電圧供給電源からイ
オンポンプへ流れる電流を検出する高圧検出抵抗、この
高圧電流検出抵抗に発生した電圧を遅延するイオンポン
プ立上シ遅延回路、このイオンポンプ立上シ遅延回路の
出力により高圧供給電源へ供給する入力電源のオン・オ
フ動作を行う電源供給部から構成されている。
また、イオンポンプ立上シ遅延回路と電源供給部との間
に遅延タイマ回路を有する構成となっている。
〔作用〕
本発明は、高覧−圧供給電源からイオンポンプへ流れる
電流を高圧電流検出抵抗により検出し、その値が高圧供
給電源の最大出力電流値に達したときイオンポンプへの
電源を停止する。そして、高圧電流検出抵抗により検出
された電圧が低下しOVになったとき再びイオンポンプ
へ電源を供給する。
また、遅延タイマ回路は、高圧電流検出抵抗の検出値が
高圧供給電源の最大出力電流値に達するまでの時間を測
定し、その時間量によってイオンポンプへ供給する電源
の再投入時間を設定する。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。図
において、1はイオンポンプ1aを内蔵したセシウムビ
ーム管、2はイオンポンプ1aへ電源を供給する高電圧
供給電源、3は高電圧供給電源2かもイオンポンプ1a
へ流れる電流Ioを電圧として検出する高圧電流検出抵
抗、4は高圧電流検出抵抗3の検出電圧を遅延するイオ
ンポンプ立上シ遅延回路、6は高電圧供給電源へ供給す
る入力電源のオン−オフ動作をする電源供給部である。
第2図は高電圧供給電源2からイオンポンプ1aに流れ
る電流■oの電流特性図である。さて、高電圧供給電源
2からイオンポンプ1mに3500Vの電圧が印加され
ると、第2図に示すように点aから点すに向って電流が
増加する。このとき高圧電流検出抵抗3はこの電流変化
を電圧として検出してイオンポンプ立上シ遅斌回路4へ
供給する。イオンポンプ立上シ遅延回路4はこの電圧を
抵抗R。
コンデンサCの時定数によっておよそ2〜3秒遅延させ
て電源供給部6へ出力する。そして、この出力が第2図
に示す高電圧供給電源2の最大出力電流In(点す9点
d)に対応する電圧まで達したとき、電源供給部6は高
電圧供給電源2へ供給する入力電源をオフし高電圧供給
電源2からイオンポンプ1aへの電源を停止させる。そ
の後、電流が点すから点Cに低下したとき蒋び電源供給
部6は、高電圧供給電源2へ供給する入力電源をオンし
てイオンポンプ1aへ電源を供給する。この動作はセシ
ウムビーム管1の真空度が上昇するまで繰返され、イオ
ンポンプ1aへ流れる電流工0が最大出力電流In未満
になると電源供給部6は入力電源を連続投入することに
なシセシウムビーム管1の初期始動が完了する。従って
、セシウムビーム管1の始動のときイオンポンプ1aへ
の電源投入操作を手動で行う必要がなく、自動で安全確
実にイオンポンプ1aを駆動することができる。
第3図は本発明に係る別の実施例を示すブロック図であ
る。図において第1図と同一部分については同一符号が
付しである。5はイオンポンプ立上シ遅延回路4からの
出力電圧v1を入力し、電源供給部6へ電圧v2を出力
する遅延タイマである。
第4図(、)はイオンポンプ立上シ遅延回路4の出力電
圧v1の波形図、同図(b)は遅延タイマ5の出力電圧
v2の波形図である。さて、前述のように高電圧供給電
源2かもイオンポンプiaへ電流I。
が流れ始めると、高圧電流検出抵抗3によりその電流■
oが電圧として検出され、イオンポンプ立上シ遅延回路
4を介して第4図(、)に示す波形S1の電圧が得られ
る。そして、この電圧が点eから点fへ上昇し高電圧供
給電源2の最大電流Imに相当する電圧Viに達したと
き遅延タイマ5は、第4図(b)に示す電圧Voを時間
tlだけ電源供給部6へ出力する。従って、電源供給部
6は時間t1だけ入力電源をオンすることKなシイオン
ポンプ1aへ電源を供給することKなる。そして、出力
電圧Vlが点fに達すると遅延タイマ5の出力電圧v2
はOvとなシミ源供給部6は入力電源をオフしイオンポ
ンプ1aへの電源を停止させる。また、遅延タイマ5は
時間t1の時間量に応じた電源供給部6における次の再
投入時間t3を設定する。たとえば、波形S+に対して
電圧Viまでの立上少時間の長い波形S2が遅延タイマ
5に入力されると、遅延タイマ5は時間t2を計測して
、波形Slにおける再投入時間t3よシ短かい電源投入
時間t4を設定する。そして、逆に波形S】K対して電
圧Viiでの立上少時間の短かい波形(図示せず)が遅
延タイマ5に入力したときは電源供給部6の再投入時間
を長く設定する。すなわチ遅延タイマ5は、セシウムビ
ーム管1内部の真空度が低下して高圧供給電源からイオ
ンポンプ1mの電流IOが短時間で最大出力電流Imに
達するときは次の電源投入時間を長く設定してイオンポ
ンプ1aが破損するのを防止する。そして、セシウムビ
ーム管1内部の真空度が高いときは、再投入時間を短か
く設定してセシウムビーム管1が速く始動するように機
能するものである。これらの動作はセシウムビーム管1
の真空度が上昇するまで繰返され、第4図(a)におけ
る出力電圧v1の最大電圧が電圧Vi未滴になると電源
供給部6は入力電源を連続投入することになりセシウム
ビーム管1の初期始動が完了する。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、イオンポンプへ流れる電
流を高圧電流抵抗により検出し、その出力に応じてイオ
ンポンプへ供給する電源の投入を行うので、従来のよう
に手動で電源を投入する必要がなく自動的にセシウムビ
ーム管の初期始動を行なうことができる。そして、外部
に大型のイオンポンプ駆動電源を設置する必要がないた
め安全な始動操業を行なうことができる。
また、遅延タイマによってセシウムビーム管内部の真空
度に応じたイオンポンプへの電源投入ができるため、イ
オンポンプを破損することがなく確実にセシウムビーム
管の初期始動ができるなど顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例を示したブロック図、第
2図は高圧供給電源からイオンポンプへ流れる電流の電
流特性図、第3図は本発明に係る別の実施例を示したブ
ロック図、第4図(、)はイオンポンプ立上シ遅延回路
の出力電圧v1の波形図、同図(b)は遅延タイ−f5
の出力電圧v2の波形図、第5図は従来のセシウム原子
発振器のブロック図である。 1・・・・セシウムビームW、IJL・・・・イオンポ
ンプ、2・・・・高圧供給電源、3・・・・高圧電流検
出抵抗、4・・・・イオンポンプ立上シ遅延回路、5・
・・・遅延タイマ、6・・・・電源供給部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオンポンプを内蔵したセシウムビーム管と、前
    記イオンポンプに電源を供給する高電圧供給電源と、 前記高電圧供給電源からイオンポンプへ流れる電流を検
    出する高圧電流検出抵抗と、 前記高圧電流検出抵抗の検出値を遅延するイオンポンプ
    立上り遅延回路と、 前記イオンポンプ立上り遅延回路の出力により前記高電
    圧供給電源へ供給する入力電源の制御を行う電源供給部
    とから構成されたことを特徴とするセシウム原子発振器
    の初期始動装置。
  2. (2)請求項1記載のセシウム原子発振器の初期始動装
    置において、高電圧供給電源からイオンポンプへ供給す
    る電源の時限制御を行なう遅延タイマを備えたことを特
    徴とするセシウム原子発振器の初期始動装置。
JP698688A 1988-01-18 1988-01-18 セシウム原子発振器の初期始動装置 Pending JPH01183218A (ja)

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JP698688A JPH01183218A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 セシウム原子発振器の初期始動装置

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JP698688A JPH01183218A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 セシウム原子発振器の初期始動装置

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JPH01183218A true JPH01183218A (ja) 1989-07-21

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JP698688A Pending JPH01183218A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 セシウム原子発振器の初期始動装置

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JP (1) JPH01183218A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5463738A (en) * 1991-06-27 1995-10-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Microcomputer, program development apparatus, and program development system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5463738A (en) * 1991-06-27 1995-10-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Microcomputer, program development apparatus, and program development system

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