JPH01183197A - 端末機器の光ファイバ接続構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 伝送路に光ファイバを用いた端末機器にかかわり、特に
光ファイバ接続構造に関し、 光ファイバの着脱操作時に感電の恐れがなく、また、着
脱操作の作業性が良好で、且つバックボードプリント板
が汚損する恐れの少ない、端末機器の光ファイバ接続構
造を提供することを目的とし、 箱形の筐体の背面寄りに取付けるバソクボードプリント
板、該バックボードプリント板の前面側に垂直に並列に
装着する印刷配線板、該バンクボードプリント板に設け
た窓に対応して該印刷配線板に実装した光アダプター、
光コネクタを先端に装着し、背面側より該筐体内に引き
込み該光アダプターに接続する光ファイバとを具備する
端末機器において、開口した後面をほぼ塞ぐように該筐
体に装着され、扉を開にした場合に該光ファイバの着脱
操作を可能とする背面扉と、配設した端子に電源線を接
続し、該背面扉の内側に突出せしめた該端子の端部と該
バンクボードプリント板に設けた電源用ピンとを、余長
を有するストラップ線を介して接続するよう構成した、
該背面扉の外側面に装着する電源端子台と、係合板部材
の先端が該筐体側に設けたスリットに挿抜可能の如くに
、該背面扉の外側面に装着され、該電源端子台から該電
源線を取り外した場合にのみ、該係合板部材と該スリッ
トとの係合が解除されるよう構成された係合金具とを、
備えた構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、伝送路に光ファイバを用いた端末機器にかか
わり、特に光ファイバ接続構造に関す。

情報装置２通信装置等の端末機器には、印刷配線板に所
望の回路を設けてユニット化し、これらのユニットを箱
形の筐体に収容して、卓上設置形としたものが多い。

一方、これらの端末機器の伝送路として、近年は光ファ
イバが用いられている。そして、光伝送損失、光結合損
失を少なくするために、筐体内に光ファイバを引き込み
、印刷配線板に搭載した受光素子２発光素子等の光学部
品に、光ファイバを直接接続するようにしている。

〔従来の技術〕

第３図は従来例の図で、（ａｌは背面側の斜視図、（ｂ
）は一部破断乎面図であって、卓上設置容易のように、
筺体１を箱形に構成して、筐体の前面側に、前面板ＩＡ
を装着して、操作スイッチ、表示灯等を実装したり、或
いは表示盤等としている。

１２は、筐体１内の背面寄りの所望の位置に、取着する
仕切枠板である。仕切枠板１２は、額縁形の外側の４側
縁のそれぞれが、筐体の底板、天井板。

両側板のそれぞれの内面に密着した状態で、筐体に固着
している。

仕切枠板１２の内枠部分に、バンクボードプリント板１
０を取着し、筺体１内を前部のユニット収容室と後部の
配線空間部とに分離している。

バックボードプリント板１０の前面側に、垂直に印刷配
線板１１を並列して装着し、印刷配線板１１相互間の接
続を、バンクボードプリント板１０のパターンを介して
行い、一方、発光素子、或いは受光素子等の光学部品を
光アダプター９内に搭載し、この光学部品の端子を、選
択した印刷配線板１１のパターンに接続して、光学部品
を印刷配線板に実装している。

光ファイバ７の末端に光コネクタ８を装着し、バックボ
ードプリント板ｌＯに設けた窓から、ユニット収容室内
に光コネクタ８を差し込んで、光コネクタ８を光アダプ
ター９に挿着することにより、光ファイバ７と光学部品
とを光学的に接続している。

２は、筐体１の背面の開口を塞ぐ裏面板であって、止め
ねじ６を用いて、筐体１の背面側に取付けである。なお
、裏面板２の上部の隅を、手が入るような大きさで角形
に切欠き、この切欠き部分より配線空間部に手を入れて
、光コネクタ８を着脱するようになっている。

一方、筺体１に収容したユニットに、電源を供給するた
めに、裏面板２の外側に、電源端子台３を挿着しである
。

電源線４４．４−２を接続する端子を配設した電源端子
台３を、裏面板２の外側面に装着しである。

そして、裏面板２の内側面に突出した端子部と、バンク
ボードプリント板１０の裏面に突出した電源用ピンとを
、ストラップ線５で接続して、印刷配線板１１に電源を
供給している。

上述のように、バックボードプリント板１０とは、配線
空間部を介して離れた位置に、着脱可能に裏面板２を設
けて、ストラップ線５の配線を可能とするとともに、バ
ンクボードプリント板１０の裏面に物品等が触れないよ
うにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上記従来の構造は、光ファイバを光アダプ
ター９に接続するのに、裏面板の切欠きから手を入れて
操作しなければならず、光ファイバの着脱作業が困難で
あるという問題点がある。

また、着脱操作時に、電圧が印加された状態ののストラ
ップ線５とピンの接続部、或いはバックボードプリント
板ＩＯのその他のピンに触れて、感電する恐れがあった
。

さらにまた、裏面板２の切欠き部分が開放されているの
で、この切欠き部分より塵埃等が配線空間部に入り、バ
ックボードプリント板１０が汚損するという問題点があ
った。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、光フ
ァイバの着脱操作時に感電の恐れがなく、また着脱操作
の作業性が良好で、且つバックボードプリント板が汚損
する恐れの少ない、端末機器の光ファイバ接続構造を提
供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の問題点を解決するために本発明は、第１図に例示
したように、箱形の筐体１の背面寄りに取付けるバンク
ボードプリント板１０、バンクボードプリント板１０の
前面側に垂直に並列に装着する複数の印刷配線板１１、
バックボードプリント板１０に設けた窓に対応して選択
した印刷配線板１１に実装した光アダプター９、光コネ
クタを先端に装着し、背面側より筐体１内に引き込み光
アダプター９に接続する光ファイバ７とを具備する端末
機器において、 筺体ｌの後面の開口をほぼ塞ぐように、バンクボードプ
リント板１０の後方に、片開き形の背面扉２０を設け、
光ファイバ７は筺体１の側板と背面扉２０の側縁の間隙
部分から、筺体１に引き込むように構成する。

電源線４−１　、４−２を接続する端子３Ａを配設した
電源端子台３を、背面扉２０の外側の所望の個所に装着
し、背面扉２０の内側面に突出させた端子３Ａの端部と
バックボードプリント板１０の裏面に突出させた電源用
ピンとを、余長を有するストラ・７プ線５で接続する。

係合金具２５の係合板部材２５Ａの先端が嵌挿するスリ
ット３１を有する補助板３０を、背面扉２ｏの側縁に対
向した位置に設ける。この補助板３ｏは筐体１の側板に
並行するように、筺体１に固着されているものとする。

係合板部材２５Ａが背面扉２０の外側面上をスライドし
て、その先端がスリット３１に挿抜する係合板部材２５
八と、電源端子台３の上下の側縁に案内されるガイド部
材２５Ｂとよりなる係合金具２５を、背面扉２０の外側
面に装着する。

そして、電源端子台３の端子３Ａに、電源線を接続しで
ある場合には、電源線がガイド部材２５Ｂの移行を阻止
し、電源線を取り外した場合にのみ、ガイド部材２５Ｂ
の移行の障害が排除されて、係合板部材２５Ａとスリッ
ト３１との係合が解除されるように、係合金具２５を構
成する。

〔作用〕

上記のように、係合板部材２５への先端がスリット３１
に嵌挿した状態で、電源線が電源端子台３に接続されて
、係合金具２５のスライド運動が電源線によって阻止さ
れている。即ち、電源線を電源端子台３に接続しある場
合には、係合板部材２５Ａがスリット３１に係合して、
背面扉２０の開閉が阻止されている。

そして、電源線を取り外し筐体内の電源回路が断とする
と、係合板部材２５Ａの係合を解除することができ、背
面扉２０を開いて、光ファイバ７の着脱作業を実施でき
る。

したがって、光ファイバ７の着脱時に、感電する恐れも
なく、また背面扉２０が完全に開いて、作業面が大きく
開放されているので、着脱操作の作業性が向上する。

また、背面扉２０は筐体１の背面の開口のほぼ全面を塞
ぐように構成しであるので、塵埃等の侵入を阻止するこ
とになり、バックボードプリント板の汚損が減少する。

〔実施例〕

以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の実施例の図で、（ａ）は背面側の斜視
図、（１））は要部斜視図、ｆｃ）は背面図、（ｄｌは
一部破断斜視図、第２図は本発明の背面扉を開く手順を
示す図である。

第１図において、筺体１の前面側に前面板ＩＡを取付け
、前面側に設けたユニ・ノド収容室に、印刷配線板等よ
りなる、所望の回路ユニ・ノドを収容するようになって
いる。そして、筐体１の背面側は、角形に開口している
。

詳述すると第１図（ｄｌに示すように、筐体１内の背面
寄りの所望の位置に、仕切枠板１２を取付け、仕切枠板
１２の内枠部分に、バ・ツクボードプリント板１０を取
着し、筐体１内を前部のユニ・ノド収容室と後部の配線
空間部とに分離している。

バックボードプリント板１０の前面側に、垂直に印刷配
線板１１を並列して装着し、印刷配線板１１相互間の接
続を、バックボードプリント板１０のパターンを介して
行い、発光素子、或いは受光素子等の光学部品を光アダ
プター９内に搭載し、この光学部品の端子を、選択した
印刷配線板１１のパターンに接続して、光学部品を印刷
配線板に実装しである。

光フレイバフの末端に光コネクタを装着し、バックボー
ドプリント板１０に設けた窓から、ユニット収容室内に
光コネクタを差し込んで、光コネクタを光アダプター９
に挿着するように構成しである。

仕切枠板１２の背面側の上部枠部材に、筺体１の天井板
に並行するように上部枠板４１を取付け、また下部枠部
材に、筐体１の底板に並行するように下部枠板４２を取
付ける。

２０は、筐体１の背面の開口よりわずかに小さい、角形
の背面扉である。背面扉２０の下側縁を、下部枠板４２
の先端の側縁に、蝶番２１を介して連結しである。

一方、上部枠板４１の先端を直角に下方折り曲げ、その
両端部に、頭付ねじ３２が螺着するねし孔４３を設け、
背面扉２０の上側縁のねし孔に、頭付ねじ３２を係合し
、頭付ねじ３２をねじ孔４３に螺着することにより、背
面扉２０により、筺体１の背面の開口をほぼ塞ぐように
構成しである。

そして、光ファイバ７は筺体１の側板と背面扉２０の側
縁の間隙部分から、配線空間部に引き込むように構成し
である。

また背面扉２０の側縁に対向するように、下部枠板４２
の側縁を上方に直角にく折り曲げて、筺体１の側板に近
接し、且つ側板に並行に補助板３０を設けである。そし
て、補助板３０の所望の個所に、スリット方向が垂直に
なるように、スリット３１を設け、このスリット３１に
後述する係合板部材２５Ａを挿抜するようにしている。

３は、表面側に電源線４−１．４−２　　接続する端子
３＾が配列した矩形板状の電源端子台である。電源端子
台３を横にした状態で、背面扉２０の外側でのスリット
３１に対応する個所に装着し、筺体１の外側で電源線４
−１　、４−２を端子３八に、それぞれ接続するように
なっている。なお、電源線４−１は、接地側の電源線と
する。

そして、背面扉２０の内側面に突出させた端子３Ａの端
部と、バンクボードプリント板１０の裏面に突出させた
電源用ピンとを、余長がある長さのストラップ線５で接
続して、印刷配線板１１に電源を供給している。

２５は、係合板部材２５＾が背面扉２０の外側面上をス
ライドして、その先端がスリット３１に挿抜する係合板
部材２５八と、係合板部材２５Ａの電源端子台３側の上
下の側縁部分で連結し、係合板部材２５Ａに垂直膜電源
端子台３方向に並行に突出した一対のガイド部材２５Ｂ
とよりなる係合金具である。

係合板部材２５八に水平方向（左右方向）に長い長孔２
６を設け、頚部がこの長孔２６を嵌挿するねじ２７を背
面扉２０に螺着して、係合板部材２５Ａの裏面が背面扉
２０の外側面に密接し、且つ左右にスライド可能のよう
に、係合金具２５を背面扉２０に装着している。

ガイド部材２５Ｂが電源端子台３の上下の側縁を挟み、
電源端子台３が係合金具２５の水平方向の案内となり、
且つ係合金具２５を左右にスライドした場合に、係合板
部材２５への先端がスリン１−３１に挿抜するような所
定の位置に、係合金具２５を装着するものとする。

なお、電源端子台３の端子３Ａに、電源線を接続しであ
る場合には、電源線がガイド部材２５Ｂの移行を阻止す
るような、所望の長さと高さを有するガイド部材２５Ｂ
とする。

光ファイバ７を光アダプター９に接続するには、第２図
に示すように、補助板３０よりの接地線でない電源線４
−２を、電源端子台３の端子３八から取り外す。このこ
とにより係合金具２５を電源端子台３方向にスライドす
る障害が除去される。

次に係合金具２５を電源端子台３に摺動移動させて、係
合板部材２５Ａの先端をスリット３１から引き出して、
係合板部材２５Ａと補助板３０との係合を解除する。

この状態で、背面扉２０の上部を上部枠板４１に固着し
ている頭付ねじ３２を弛めて、蝶番２１を軸として背面
扉２０を手前側に開く。

上述のように背面扉２０を開いた状態で、光ファイバに
装着した光コネクタを手にもって、開放状態の配線空間
部に挿入して、光コネクタを光アダプターに挿着する。

なお、光ファイバを接続後は、前述とは逆の手順で、背
面扉２０を閉じ、頭付ねじ３２を締めつけ、係合金具２
５を摺動移動して係合板部材２５Ａをスリット３１に係
合させた後に、電源線４−２を電源端子台３に接続する
。

本発明は上記のように構成されているので、電源線が電
源端子台に接続されている状態では、背面扉を開くこと
ができない。即ち、印刷配線板に電源を供給している状
態では、光ファイバを光アダプターに接続することがで
きない。

よって、光ファイバの着脱時に、感電する恐れがなく、
また背面扉を完全に開いて、配線空間部が開放された状
態で、光ファイバの接続作業ができるので、光コネクタ
の着脱作業が容易である。

さらにまた、背面扉が筐体の背面の開口のほぼ全面を塞
いでいるので、塵埃等が筐体内に侵入することが阻止さ
れる。よって、バンクボードプリント板の汚損が減少す
る。

［発明の効果〕 以上説明したように本発明は、電源線と電源端子台との
接続を切り離さないかぎり、光ファイバの着脱を行うこ
とができないように構成した光ファイバ接続構造であっ
て、光ファイバの着脱操作時に感電の恐れがなく、また
着脱操作の作業性が良好で、且つバンクボードプリント
板が汚損する恐れの少ない等、実用上で優れた効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の図で、 （ａｌは背面側の斜視図、 （ｂｌは要部斜視図、 ［Ｃ）ば背面図、 （ｄｌは一部破断斜視図、 第２図は本発明の背面扉を開く手順を示す図、第３図は
従来例の図で、 （ａｌは背面側の斜視図、 （ｂ）は一部破断乎面図である。 図において、 １は筐体、　　　　　　３は電源端子台、４−Ｌ４−２
は電源線、　５はストラップ線、７は光ファイバ、　　
　９は光アダプター，１１ば印刷配線板、　　１２は仕
切枠板、２０は背面扉、　　　　２１は蝶番、 ２５は係合金具、　　　２５Ａは係合板部材、２５Ｂは
ガイド部材、　２６は長孔、 ３０は補助板、　　　　３１ばスリット、３２は頭付ね
じ、 １０はバックボードプリント板を示す。 ■

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　箱形の筐体の背面寄りに取付けるバックボードプリン
   ト板、該バックボードプリント板の前面側に垂直に並列
   に装着する印刷配線板、該バックボードプリント板に設
   けた窓に対応して該印刷配線板に実装した光アダプター
   、光コネクタを先端に装着し、背面側より該筐体内に引
   き込み該光アダプターに接続する光ファイバとを具備す
   る端末機器において、 開口した後面をほぼ塞ぐように該筐体（１）に装着され
   、扉を開にした場合に該光ファイバ（７）の着脱操作を
   可能とする背面扉（２０）と、 配設した端子（３Ａ）に電源線（４−１，４−２）を接
   続し、該背面扉（２０）の内側に突出せしめた該端子（
   ３Ａ）の端部と該バックボードプリント板に設けた電源
   用ピンとを、余長を有するストラップ線を介して接続す
   るよう構成した、該背面扉（２０）の外側面に装着する
   電源端子台（３）と、 係合板部材（２５Ａ）の先端が該筐体（１）側に設けた
   スリット（３１）に挿抜可能の如くに、該背面扉（２０
   ）の外側面に装着され、該電源端子台（３）から該電源
   線を取り外した場合にのみ、該係合板部材（２５Ａ）と
   該スリット（３１）との係合が解除されるよう構成され
   た係合金具（２５）とを、備えたことを特徴とする端末
   機器の光ファイバ接続構造。