JPH01182271A - 防錆剤入り包装袋 - Google Patents

防錆剤入り包装袋

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JPH01182271A
JPH01182271A JP270488A JP270488A JPH01182271A JP H01182271 A JPH01182271 A JP H01182271A JP 270488 A JP270488 A JP 270488A JP 270488 A JP270488 A JP 270488A JP H01182271 A JPH01182271 A JP H01182271A
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rust preventive
films
film
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bag
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JP270488A
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Akihiro Fujimura
藤村 明宏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鉄製品等を長期保存する際、ダイカン(Di−cycl
ohexylamine  nit、ry−te)、ダ
イパン(Di i 5opropyl a−mine 
 n1tryte)等の気化性防錆剤を含浸させた紙で
包み、合成樹脂フィルム製包装袋中に納める事が行なわ
れているが、紙の遮光作用により、内部の製品の確認が
しがたい欠点がある。
合成樹脂フィルムの内面に防錆剤を斑点状に付着させた
包装袋もあり、この場合、内部の物体を見る事は可能で
あるが、多量に、かつ防錆剤の気化をさまたげる事なく
付着させる事は困難で、例えば、1m角の包装袋中に多
量の物体を封入する場合等、かなり多量の防錆剤の蒸気
が袋内に行きわたらねばならないが、袋の内面に付着さ
せ得る程度の量では不十分である。接着剤中に防錆剤を
混和して付着させた場合には、接着剤により防錆剤の気
化がさまたげられる。また折りたたんだり、内部に物体
を入れたりすれば、防錆剤が袋内面からはげ落ちたり、
物体の表面に直接防錆剤が濃厚に接触し、反応性の高い
非金属部分に悪影響をおよぼす等の問題点もある。
本発明はそれらの問題を解消し、内部の物体が見え、多
量に防錆剤を含ませる事も出来、防錆剤と物体との濃厚
な接触もない、あつかい易すい防錆剤入り包装袋を得よ
うとするものである。以下実施例に従い説明する。
第1〜3図は本発明を実施した防錆剤入り包装袋を示し
、(1)(2)は縦×横×厚さが200X 300 X
 0 、 1 m+a程度の透明合成樹脂製外装フィル
ム。(3)(4)はそれらの内面に融着された多数の小
貫通孔を有する透明合成樹脂製内装フィルム。(5) 
 (E3)はフィルム(1)(3)間及び(2)(4)
間に設けた間隙中に封入された多数の、縦X横X厚さが
5X5X0.1mm程度のダイカン、ダイパン、その他
の気化性防錆剤を含む防錆剤層である。
なお内装フィルム(3)と(4)の接触面は左縁、前縁
、後縁において相互に融着し、袋を形成している。
第3図は外装フィルム(1)をはがした平面であり、フ
ィルム(3)には黒点で示す無数の直径0.1閣程度の
貫通孔(通気孔)(7)が全面においており、防錆剤層
(5)以外のすべての部分でフィルム(1)に融着して
いる。
第4図はフィルム(1)と(3)を除去した場合で、フ
ィルム(4)には無数の貫通孔(7)がおいており、コ
の字形部(8)はフィルム(3)との融着部である。
第1〜2図示の袋に包装すべき鉄製物体を入れ、右縁を
ヒートシールし、フィルム(3)と(4)を融着すれば
、物体は外気から遮断され、内部の空気中には防錆剤層
(5)(6)から気化し、貫通孔(7)を通りぬけた防
錆剤の蒸気が混入し、物体の錆止めが行なわれる。
ダイカンやダイパンは白色不透明であり、防錆剤!(5
)(6)の部分では内部が見えないが、防錆剤層相互間
の透明部を通して内部の物体が何であるかを容易に確認
する事が出来、取りあっかいが便利となる。
未使用の袋を折りたたんでも、防錆剤層がはげ落ちる事
はなく、大きな袋では防錆剤層の厚みを11程度にする
等駅多量の防錆剤を有効使用可能に封入する事が出来る
なお防錆剤!(5)(6)の形、大きさ、分布密度も任
意に選ぶ事が出来る。例、tば5mm角に1個の割合で
、直径2醜の円形の物を分布させたり、@5關、長さ1
00mmの物を10mmの間隔をおいて並べたり、第5
図のように広幅の透明部(9)やく10)を防錆剤層(
5)のブロック間に設け、それらの中間で袋を切断し、
それぞれの袋に物体を入れ、周囲をヒートシールするよ
うにしてもよい。
あるいは、製造時には防錆剤入り複合フィルムのみを造
り、使用時に、任意の広幅透明部を光センサー等で自動
的に検出し、裁断し、袋に仕上げる装置にかけるように
してもよい。
内層フィルム(3)(4)の材料として、ろ過膜等に用
いる多孔性ポリプロピレンや多孔性ポリエチレン等を用
い、針穴をあける事を省略してもよい。
内層フィルム(3)(4)の材料としてポリエチレンや
ポリプロピレンの薄い不織布を用い、防錆剤層を外層フ
ィルムとの間に挟みこんで融着する際、不織布の繊維を
とかし、透明化するようにしてもよい。
フィルム(2)を分厚くし、フィルム(4)と防錆剤層
(6)を省略し、フィルム(3)とフィルム(2)を融
着して袋にしてもよい。
その場合、防錆剤層(5)の縦×横の大きさを18X2
Bcm程度にする事も出来る。
ダイカンやダイパンを単結晶化して透明度を高め、それ
を粉砕し、プロパツール等の弱い溶剤で洗って粒子を球
形に近ずけ、ダイカンやダイパンに屈折率が近い透明な
粘着剤や、ヒマシ油、流動パラフィン、グリセリン、シ
リコーングリス、その他の透明な液体中に加え、粉末粒
子表面での光の散乱を小さくし、透明度を高め、防錆剤
層の材料として用いてもよい。
物体を一枚の防錆剤入り複合フィルムで包み、通常の透
明袋中に納さめてもよい。
1枚の防錆剤入り複合フィルムを二つ折りにし、周囲を
接合して一つの袋にしてもよい。
その他種々の設計変更が可能である。
次に第6〜7図に従い第1〜2図示の防錆剤入り包装袋
を製造する装置の一例を示す。
図中(11)〜(14)は透明合成樹脂フィルムを巻き
付けた軸。(15)〜(18)は透明な合成樹脂フィル
ム。(19)(20)はダイカンやダイパンの微粉に、
溶剤としてのメタノール、付着性を与え、かつ透光性を
高めるための粘着剤や、グリセリン等を混和した防錆剤
液を入れている液槽。(21)(22)は下方が液に接
しており、円筒面には防錆剤層(5)(6)に対応する
突起が多数存在する印刷ローラー。(23)(24)は
円筒面に多数の金属針を植え付けた穴あけローラー。(
25)及び(26)は円筒形の加熱ローラー。(27)
は円筒面にコの字形融着部(8)に対応する形の突出部
を取り付けた加熱ローラー。(28)〜(33)は耐熱
性材料等から成るゴムローラー。(34)(35)はカ
ッターの刃である。
次にこの動作を説明する。
図示しないが上記の各部は適当な支持装置や制御箱で支
えられ、モーターや電気回路に連なっており、ゴムロー
ラー(28)〜(31)の回転でフィルム(15)(1
7)は右進し、フィルム(16)(18)は左進し、穴
あけローラー(23)(24)とローラー(2B)(2
9)に挟まれたフィルム(15)と(16)には多数の
貫通孔があけられ、印刷ローラー(21)(22)によ
り、フィルム(17)(18)の下面には接着剤N(5
)(8)が印刷される。
ついで、フィルム(15)と(17)は加熱ローラー(
25)とゴムローラー(30)に挟まれ、防錆剤層以外
の部が融着し、かつ上昇し、フィルム(16)と(18
)は加熱ローラー(26)とゴムローラー(31)に挟
まれ、防錆剤層以外の部が融着し、かつ上昇し、ゴムロ
ーラー(32)(33)は各フィルムを右進させ、加熱
ローラー(27)とゴムローラー(33)に挟まれ、フ
ィルム(15)とく16)は梯子形に融着され、ついで
、前後方向融着部の左縁がカッター(34)(35)に
挟まれ、切断され、第1〜2図示の防錆剤入り包装袋が
造られる。
なお各フィルム相互間を接着剤で接合したり、フィルム
(15)(16)の上面に、液槽(19)(20)の底
面にあけた穴から、防錆剤液を滴下し、印刷ローラー(
21)(22)による防錆剤層の印刷を省略したり、ま
ずフィルム(15)(16)に接着剤を塗布し、ついで
周囲に多数の小孔をあけた金属板製ローラー内に納めた
防錆剤粉末を落して、防錆剤層(5)(6)を形成させ
てもよい。
液槽(19)(20)中の液の成分を任意に変える事が
出来る。例えば、ダイカンとメタノールのみを混じた物
にする等である。
ローラー(32)の軸方向における断面が、菱形に成る
ようにし、フィルム(15)(17)の複合フィルムを
その長軸方向の中間において折り曲げるようにし、かつ
90″ねじってローラー(27)と(23)間に通し、
フィルム(16)(18)の複合体は省略し、1枚の複
合フィルムから一つの袋を造り出すようにしてもよい。
加熱ローラー(25)(26)の周囲に、防錆剤層に対
応するくぼみをつけ、フィルム(15)(16)に多数
のくぼみをつけ、その中に防錆剤層が入るようにしても
よい。
ローラーの配置を変える等したうえ、被包装物体を2枚
の複合フィルム間に挟みこみ、自動包装するようにして
もよい。
穴あけローラー(23)(24)はフォトエツチングに
より造ってもよい。
例えば、銅製ローラーの周囲にフォトレジストをぬり、
金属メツシュや写真フィルムから成るシャ ドーマスフ
をかけ、光をあて、多数の点状の合成樹脂コーティング
を行ない、腐食液に接触させる等である。
このようにして造ったローラーと硬質のローラーとの間
にフィルム(15)(16)を挟み、穴をあけるが、両
ローラーの円周速度をすこし変え、硬質ローラーでフィ
ルムをすこしこすると、穴があき易くなる。
外層フィルムの内面に、上記のような突起付きのローラ
ーを用い、直径0.1mm以下で、深さが肉圧の半分程
度の、多数のくぼみを5X5mm程度の範囲に密集させ
、相互間を5mm程度隔てて、そのようなブロックを多
数分布させ、そのくぼみ中に揮発性溶剤にといたダイカ
ン、ダイパン等を入れ、多孔性ポリエチレン等から成る
内層フィルムを接合し、袋にしてもよい。
この場合、内層フィルムを省略し、袋にする事も出来る
。ダイカンやダイパンを平面フィルムに付着させた場合
に比べ、はるかにはがれにくい。
5X5mm程度の穴が、相互に5mm程度の間隔を隔て
て全面に存在する金属板製回転ドラムを造りドラムの下
面に外層フィルムの内面を接触させ、フィルムを水平方
向に送り、ドラム内で粒径0゜01間程度のダイカンや
ダイパンの粉末を薄く散布し、通過したフィルムの下面
に加熱ローラーをあて、上面に冷却ローラーをあて、防
錆剤粒子をフィルム層内に埋没させ、さらに内層フィル
ムを重ねるか、内層フィルムは省略し、袋を形成させて
もよい。
外層フィルムと内層フィルムの間に、5mm各程度の多
数の貫通孔を有する中層フィルムを挟み、貫通孔内に防
錆剤を入れ、3フイルムを接合し、この複合フィルムで
袋を形成させてもよい。
その他種々の設計変更が可能である。
本発明を実施すれば、封入された金属物体が見え、折り
たたんでも防錆剤層がはげ落ちる事がなく、多量の防錆
剤を封入する事も可能な、防錆剤入り包装袋が得られる
利点が生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した防錆剤入り包装袋の平面図。 第2図はその縦断拡大正面図。第3図はフィルム(1)
をはがした場合の平面図。第4図はフィルム(1)及び
(3)をはがした場合の平面図。第5図は防錆剤層の形
態を変えた場合の平面図。第6図は第1〜2図示の袋の
製造装置の平面図。第7図はその正面図である。 藤村明宏

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気密な透明合成樹脂製外層フィルムの内面に、多
    数の小通気孔を有する透明合成樹脂製内層フィルムを張
    り付け、両層間の所々に設けた空洞内に気化性防錆剤を
    封入し、防錆剤入り複合フィルムを形成させ、該複合フ
    ィルムの内層を内側に向け、被包装物体を囲む袋を形成
    させて成る、防錆剤入り包装袋。
  2. (2)外装用合成樹脂フィルムの内面または内装用合成
    樹脂フィルムの外面に、防錆剤を斑点状にプリントする
    ローラーを設け、内層フィルムに多数の小貫通孔をあけ
    るための針を植え付けたローラーを設け、外層フィルム
    と内層フィルムを接合するための加熱ローラーまたは糊
    付けローラーを設け、外層フィルムと内層フィルムを重
    ね合せて接合するための駆動用補助ローラーを設け、こ
    れらにより形成された防錆剤入り複合フィルムを1枚折
    り重ねるか、2枚重ね、袋を形成させるための加熱ロー
    ラー、糊付けローラー、駆動ローラー等を設けて成る、
    特許請求の範囲第1項に記載の防錆剤入り包装袋の製造
    装置。
JP270488A 1988-01-09 1988-01-09 防錆剤入り包装袋 Pending JPH01182271A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327277U (ja) * 1989-07-27 1991-03-19
CN102875870A (zh) * 2012-09-15 2013-01-16 黄山徽冠包装材料有限公司 一种抗穿刺型气相防锈包装薄膜及其生产方法

Cited By (3)

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