JPH01181238A - 送信電力制御方式 - Google Patents

送信電力制御方式

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JPH01181238A
JPH01181238A JP63005594A JP559488A JPH01181238A JP H01181238 A JPH01181238 A JP H01181238A JP 63005594 A JP63005594 A JP 63005594A JP 559488 A JP559488 A JP 559488A JP H01181238 A JPH01181238 A JP H01181238A
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station
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Ichiro Ayukawa
鮎川 一朗
Mitsuru Seta
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 “従来の技術(第5図) 発明が解決しようとする課題(第4図)課題を解決する
ための手段(第1図) 作用 実施例(第2図、第3図) 発明の効果 〔概要〕 地上局より衛星に対する送信電力を制御する送信電力制
御方式に係り、 制御誤差を小さくし、またネットワークの構成に依存せ
ずに送信電力制御を行うようにすることを目的とし、 地上局の信号を衛星中継により他局に送信するとき、送
信地上局の気象状態にもとづき送信電力を制御するよう
にした送信電力制御方式において、ビーコン波と自局折
返し波の両方を用いた送信電力制御指示手段と、ビーコ
ン波のみによる送信電力制御指示手段と、ヒステリシス
手段と、セレクタを具備し、自局折返し波が受信可能の
ときはビーコン波と自局折返し波の両方を用いた送信電
力制御指示手段にもとづき精度の良い送信電力制御を行
い、自局折返し波が受信不可能のときには測定可能範囲
の広いビーコン波のみによる送信電力制御指示手段にも
とづき送信電力制御を行うとともに、この切換えにヒス
テリシス特性を持たせることを特徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、衛星通信方式に係り、特に送信局側における
気象状態などによって通信状態が左右されるごとのない
、安定した通信を可能とする送信電力制御方式に関する
衛星通信においては、地上局(地球局)と衛星との間に
強い降雨域があると、それによって通信信号が減衰され
、安定した交信が不可能となる。
そのため、この衛星通信においては、このような降雨減
衰に起因する不稼動率を低く抑えるために、降雨減衰を
補償するように地上局の送信電力制御を行う必要がある
〔従来の技術〕
地上局の送信電力制御を行う従来の技術には、例えば、
第5図に示すようなものがある。
第5図(A)は、地上局の送信電力制御に衛星ビーコン
54の受信レベル又はC/N (品質)を用いる例であ
る。第5図(A>において、衛星51はビーコン波54
を出しているので、このビーコン波54を受信すること
により降雨区域52で受ける減衰量を知ることができる
。この減衰量を補償するように、地上局の送信電力を制
御すれば、衛星51に届(地上局からの送信波の電力を
一定にすることができ、安定した通信に寄与することが
できる。
第5図(B)は、ビーコン波54の受信レベル又はC/
N (品質)のみでなく、地上局からの送信波の衛星折
返し波55の受信レベル又はC/N(品質)を利用する
ものである。ビーコン波のみでは、本質的に制御が開ル
ープ制御となるが、衛星折返し波を用いることで、開ル
ープ制御となり誤差を小さくすることができると共に、
衛星へのアップリンク側の減衰を計算により知ることが
できるので、より正確な補償が可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらビーコン波と地上局送信出力とは周波数が
異なるため第5図(A)においては測定したダウンリン
クの減衰量から予め定められた関係式にもとづきアップ
リンクの減衰量を指定しなければならないこと、更に開
ループ制御であることにより誤差が大きいという問題点
があった。逆に、この問題点を解決した第5図(B)の
ものは、降雨によって受信断となる受信限界が第5図(
A)のものより早くなるときがあるという問題点を有し
ている。即ち、ビーコン波は受信側のみで雨による減衰
を受けるが、自局からの折返し波は、衛星への送信波の
ときに一度、そして、衛星から自局側への折返しの時に
もう一度、計2回減衰を受けることとなり、ビーコン波
よりも早い時期で受信不可能となる。従って、ビーコン
波のみの制御の場合よりも、折返し波を用いる場合の方
が早い時期で制御不可となる場合がでてくる。
第4図を用いて、これを説明する。
第4図(A)は、横軸に降雨減衰量をとり、縦軸に送信
電力をとった時の地上局の送信電力の制御方式を示す。
Plは晴天時の地上局送信電力であり、P2は地上局送
信電力の最大値である。晴天時には、PIの電力で送信
しているが、降雨の為減衰量が多くなり、L、に至ると
、地上局の送信電力を増加させ、その最大値P2に対応
するLtまでは、減衰量を補うことができるが、それ以
上減衰が大になると、それ以上の補償は不可となる。
第4図(B)は、第4図(A)のような制御を受けた送
信機からの衛星到達電力を示すものである。第4図(B
)は横軸に降雨減衰量をとり、縦軸に到達電力をとった
ものである。減衰量り、までは、送信機出力が増加して
いないので到達電力は徐々に減するが、L、〜L!の間
では減衰量を補償するように、送信機出力をアップさせ
ているので、一定になる。減衰量がL2を越えると、送
信機はすでに最高出力となり、これ以上降雨減衰を補償
しきれずに到達電力が落ちることになる。
第4図(C)は、地上局での受信の際のC/Nの量を示
す図であり、やはり横軸に降雨減衰量をとっている。
点線44は、ビーコン波の地上局での受信の際のC/N
の状態を示し、実線43は自局折返し波の地上局での受
信の際のC/Nの状態を示す。ビーコン波の減衰が点線
44のとおりとすると、自局折返し波は衛星に至る際及
び、衛星から地上局に折返される際の2回にわたり雨域
を通過するので、より傾斜の大きい実線43となる。減
衰量り、に至ると、送信機出力が増加されるので、自局
折返し波の減衰の程度は少なくなるが、ビーコン波の減
衰と同じ傾斜で徐々に下がる。地上局での受信限界C/
Nが縦軸の45で示されるところであるとすると、実線
43と、受信限界線との交点46の減衰量り、が限界と
なってしまう。このときビーコン波44はまだ受信限界
には至っていないので、第5図(A)に示す方式の方が
より強い降雨に対して耐性があることになる。
この発明は、このような点に鑑みてなされたものであり
、制御誤差を小さくできると共に、送信電力制御ができ
る範囲が広い衛星通信における送信電力制御方式を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、この発明の原理を示す図である。図において
、1はビーコン波C/N (キャリア/ノイズ)測定部
であり、2は自局折返し波C/N測定部である。これら
はいずれも図示していないアンテナ、受信機等に接続さ
れており、衛星からのビーコン波または自局折返し波を
受けて、それぞれの品質であるC/Nを測定する。
3は、第4図(A)と共に説明したビーコンのみによる
送信電力制御を行うための送信電力制御指示回路であり
、4は第4図CB)と共に説明したビーコン波と自局折
返し波の双方を用いた送信電力制御を行うための送信電
力制御指示回路である。5はセレクタであり、ビーコン
波のみによる制御あるいはビーコン波と自局折返し波の
双方による制御のどちらかを選ぶためのものである。こ
のセレクタ5は、自局折返し波C/N測定部からの信号
を受けて動作するヒステリシスを持たせる回路6によっ
て制御される。
〔作用〕
今、信号の状態が良くてビーコン波のみならず自局折返
し波も受信可能の時は、セレクタ5は回路4の出力すを
選び、送信機をビーコン波と自局折返し波の双方によっ
て制御する。信号の状態が悪くなってビーコン波のみし
か受信できない時には、セレクタ5は回路3の出力aを
選び、送信機をビーコン波のみによって制御する。信号
状態が回復して、自局折返し波を受信できるようになっ
たときには、直ちに送信機の制御をビーコン波と自局折
返し波の双方による制御に切り換えるのではなく、さら
に受信状態が良くなるのをまってから切り換える。
セレクタ5のこの動作は、ヒステリシスを持たせる回路
6によってなされる。すでに説明したように、ビーコン
波のみによって制御する場合の方が、自局折返し波をも
併せて用いる場合より、より減衰の多い状態でも送信機
を制御することができる。
したがって、この発明によれば、通常は誤差の少ない精
密な制御による通信を行い、減衰が非常に多い場合にの
み、多少の誤差はあるものの最低限の通信を可能にする
ことができ、送信機の送信電力制御可能範囲を広げるこ
とができる。
なお、以上の説明では、さらに切替えにヒステリシスを
持たせることにより制御方式2種を切替える際のチャタ
リングも防止することができる。
1.2はそれぞれ、ビーコン波、自局折返し波のC/N
を測定するものとして説明したが、特にC/Nに限られ
ることなく、それぞれのレベルを用いても良い。
〔実施例〕
第2図は、この発明の一実施例である。第2図において
、第1図と同じ部材には同じ番号を付与しであるので、
この部材の詳細な説明は省く。第2図において、11は
送信データを変調するための変調器であり、12はアッ
プコンバータ、13は増幅率の可変のアンプ、14は高
電力アンプ、15は高電力アンプからの送信波をアンテ
ナに伝え、アンテナからの受信波を受信機側に伝える直
交偏分波器(以下、OMTという)である。これらは、
送信データを衛星23に送るための送信機を構成してい
る。
16は低雑音アンプであり、アンテナ19から0MT1
5を介して伝えられた受信信号である微小信号を増幅す
る。17はアンテナからの信号のうち、ビーコン波を受
信するビーコン波受信機であり、これは、ビーコン波C
/N測定部1に接続されている。18はダウンコンバー
タであり、これは自局折返し波C/N測定器2に接続さ
れている。
送信データ変調器11、アップコンバータ12、可変増
幅度アンプ13、高出力アンプ14.0MT15を介し
てアンテナ19より衛星23に向けて伝送される。衛星
23からは、ビーコン波20と共に、自局からの送信波
の折返し波22が送り返されてくる。これらビーコン波
20、自局折返し波22は0MT15を介して低雑音ア
ンプ16に伝えられ、さらに、それぞれビーコン受信機
17あるいはダウンコンバータ18に送られる。
ビーコン受(gel 17 、タウンコンバータ18は
ビーコン波C/N測定部1、自局折返し波C/N測定部
2に接続されており、さらに第1図と共に説明したとお
り、ビーコンのみによる送信電力制御を行うための送信
電力制御指示回路3、ビーコン波と自局折返し波の双方
を用いた送信電力制御を行うための送信電力制御指示回
路4に接続されている。これらの出力は、セレクタ5に
よって選択されて可変増幅度アンプ13に加えられ、こ
のアンプ13の増幅度を制御する。セレクタ5はヒステ
リシス回路6からの信号によって制御される。
ヒステリシス回路6の動作を第3図を用いて説明する。
第3図は横軸を時間軸として、ヒステリシス回路6の出
力(C)、セレクタ5の出力(d)、自局折返し波C/
N測定部2の受信可能、不可能を示す出力(e)の関係
を示すものである。
今、T0〜T、及びTt以後において、自局折返し波が
受信可能であり、T、〜T2において、自局折返し波の
受信が不可能であるとする。(第3図(e)参照)、T
0〜TIにおいては、ヒステリシス回路6はセレクタ入
力の(a)、(b)のうちビーコン波と自局折返し波の
双方を用いた送信電力制御指示回路4の出力(b)を選
択しているが、T、になって自局折返し波の受信が不可
能になると、ビーコン波のみによる送信電力制御指示回
路3の出力(a)を選ぶ。
次に、Ttになって、再び自局折返し波の受信が可能に
なったとしても、直ちに、ビーコン波と自局折返し波の
双方を用いた送信電力制御指示回路4の出力(b)を選
ぶのではなく、さらに受信状態が良(なるのを待つ。T
3になって、はじめてビーコン波と自局折返し波の双方
を用いた送信電力制御指示回路4の出力(b)を選ぶ。
この動作を第4図(C)で説明する。TIで自局折返し
波43の受信限界点46に達すると、直ちに点47のビ
ーコン波44による制御に移る。
この状態から、受信状態が回復しても直ちに点46に戻
るのではなく、更に、受信状態が回復する点48までビ
ーコン波44による制御を受ける。
T、で点48にきたときはじめて点49に移り、ビーコ
ン波と自局折返し波の双方を用いた送信電力制御を行う
このような、ヒステリシス特性を持った制御を、回路6
が受は持つことになる。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、この発明によれば、できるだけ
誤差の少ない制御を行いつつ、更に送信電力制御ができ
る範囲を広くすることができる。
なお、原理の説明のときにも述べたとおり、以上の説明
では、1.2はそれぞれビーコン波、自局折返し波のC
/Nを測定するものとして説明した、特にC/Nに限ら
れることなく、それぞれの信号レベルを用いても良いし
、またピットエラーレートを使用してもよい。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の原理説明図、 第2図はこの発明の一実施例を示す図、第3図はこの発
明のヒステリシス部の動作を説明するための図、 第4図は受信状態を説明するための図、第5図は従来の
技術を説明するための図である。 l・・・・・ビーコン波C/N (キャリア/ノイズ)
測定部、 2−・・自局折返し波C/N測定部 3−・ビーコン波のみによる送信電力制御指示回路 4−・−・ビーコン波と自局折返し波による送信電力制
御指示回路 5−・−セレクタ 6−・化ステリシス回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地上局の信号を衛星中継により他局に送信すると
    き、送信地上局の気象状態にもとづき送信電力を制御す
    るようにした送信電力制御方式において、 ビーコン波と自局折返し波の両方を用いた送信電力制御
    指示手段(4)と、 ビーコン波のみによる送信電力制御指示手段(3)と、 ヒステリシス手段(6)と、 セレクタ(5)を具備し、 自局折返し波が受信可能のときはビーコン波と自局折返
    し波の両方を用いた送信電力制御指示手段(4)にもと
    づき精度の良い送信電力制御を行い、自局折返し波が受
    信不可能のときには測定可能範囲の広いビーコン波のみ
    による送信電力制御指示手段(3)にもとづき送信電力
    制御を行うとともに、この切換えにヒステリシス特性を
    持たせることを特徴とする送信電力制御方式。
JP559488A 1988-01-13 1988-01-13 送信電力制御方式 Expired - Lifetime JPH0724388B2 (ja)

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JPH0724388B2 JPH0724388B2 (ja) 1995-03-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994009571A1 (en) * 1991-11-01 1994-04-28 Communications Satellite Corporation Automatic gain control for reducing effects of jamming

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994009571A1 (en) * 1991-11-01 1994-04-28 Communications Satellite Corporation Automatic gain control for reducing effects of jamming

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