JPH01180791A - イオンビーム加工装置 - Google Patents

イオンビーム加工装置

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JPH01180791A
JPH01180791A JP33249487A JP33249487A JPH01180791A JP H01180791 A JPH01180791 A JP H01180791A JP 33249487 A JP33249487 A JP 33249487A JP 33249487 A JP33249487 A JP 33249487A JP H01180791 A JPH01180791 A JP H01180791A
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ion beam
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beam processing
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Koji Iwasaki
浩二 岩崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、IC内部の配線をイオンビームによるエツチ
ングあるいは、金属膜のデポジションにより配線変更を
行なうイオンビーム加工装置において、イオンビーム照
射により、試料から発生した二次電子のエネルギーを分
析することで、試料の電位を測定するようにしたrcテ
スタ機能を有する、イオンビーム加工装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、イオンビーム加工装置において、IC配線の
切断や接続加工の前後及び加工中の電位を測定するため
に、二次電子のエネルギー弁別用、グリッド電極を備え
、該グリッドを通過した二次電子を検出することにより
、加工試料表面電位をリアルタイムに測定できるように
した、イオンビーム加工装置を提供するものである。
〔従来の技術〕
IC配線の高密度化、微細化が急激な進歩を逐げている
中で、それに対応したデバイス評価技術や故障解析技術
が必要である。ICの内部信号を先端の細いタングステ
ン針などで直接接触させて、オシロスコープ等で測定し
ていた従来の方法では、金属針の細さや微小領域への位
置合わせの困難さから、VLS Iへの適用は不可能な
状況になってきた。これに代わるものとして、EBテス
タが開発され、微細パターン上の信号測定が可能になっ
た。
しかし、この方法も多層配線構造を持つ素子やパシベー
ション膜の上からの適用に対しては有効でない。そこで
開発されたのが、イオンビームエツチングによる配線上
のパシベーション膜の穴あけや、配線の切断、イオンビ
ームCVD法を利用した金属膜形成によるパシベーショ
ン膜越しの配線接続や、ブロービングバットの形成等が
行える集束イオンビーム加工装置である。この装置で、
IC配線上のパシベーション膜の穴あけや、プロ′ピン
グパットの形成により、EBテスタでICの内部信号を
測定できるようになった。(月刊Samiconduc
Lor World 1987.9 r F I Bを
用いたVLSIの新しい評価・解析技術」) 第2図は、−i的なEBテスタを示す図で、1は電子ビ
ーム、2は対物レンズ、3は走査電極。
4はグリッド電極、5は引き出し電極、6はIC等の試
料、7は二次電子、8は二次電子検出器。
9は増幅器、10は比較器、11はグリッド電極、12
はモニター、 13は引き出し電極電源である。
このような構成のEBテスタは、電子ビーム1の試料6
への照射により発生した二次電子7を引き出し電極5と
グリッド電極4との減速電界で、そのエネルギーに応じ
て弁別し、該グリッドを通過した二次電子のみが二次電
子検出器8で検出される。検出信号は、増幅器9により
増幅され比較器10に入力され、この信号が基準信号と
一致するように電源11からグリッド電極4へ電位を制
御して与えられ、この電位はオシロスコープや記録計な
どのモニター12に表示される。
第3図は、集束イオンビーム加工装置の実施例を示す図
で、21はイオン源、22はイオンビーム。
23はビームモニタ、24はコンデンサレンズ、25は
ブランカ、26は仕切りバルブ、27は可変絞り、28
は8極ステイグメータ、29は対物レンズ、30はXY
デフレクタ、 31はガス銃、32は試料、33は試料
ステージ、34は高圧電源、35はイオン光学系コント
ローラ、36はブランキングアンプ、37はスキャンコ
ントローラ、38はガス銃コントローラ、39ハ二次電
子検出器、 40は増幅器、41はCRT、42はステ
ージドライバー、 43はステージコントローラ。
44は制御用コンピュータシステムである。
このような構成の集束イオンビーム装置は、イオン源2
1に、ガリウム゛等の液体金属イオン源を用い、ビーム
モニタ23によりエミッション電流を検出し、ビームの
安定化を図っている。イオンビーム22は、コンデンサ
レンズ24と対物レンズ29によって試料32上にフォ
ーカスされて照射される。又、可動絞り27によりビー
ム電流が変えることができる。試料ステージ33とXY
デフレクタ30により、集束されたイオンビームは試料
上の任意の場所を走査することができる。目的加工場所
の位置決めは、イオンビーム照射により試料から発生す
る二次電子を、二次電子検出器39で検出し、二次電子
像をCRT21に表示する。制御用コンピュータシステ
ム44は、この二次電子像を取り込み、複数の加工条件
を登録し、連続加工処理が可能である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来は、集束イオンビーム加工装置でICの配線変更や
ブロービングバットを形成した後に、iCを真空チャン
バーから取り出し、EBテスタ等の°外部テスタで動作
解析するという作業が必要であった。この方法だと、試
料の出し入れや再加工時の真空引き・再加工・再解析等
の作業が加わり、作業時間が増大する等の欠点を有する
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、集束イオンビーム加工装置において、イオン
ビーム照射により試料から発生した二次電子を引き出す
引き出し電極と、そのエネルギーに応じて弁別するため
のグリッドを備え、該グリッドを通過した二次電子を検
出することにより、加工試料表面電位の測定が可能な二
次電子分光装置を配置すること特徴とする。
〔作用〕
本発明のイオンビーム加工装置は、イオンビーム照射に
より発生した二次電子のエネルギーを弁別する二次電子
分光装置を存するため、加工試料表面電位の測定が可能
になり、IC試料に外部のパターンジェネレータから信
号を入れることにより、−台で加工から動作解析まで行
えるため、作業時間の大幅な短縮が可能である。
〔実施例〕
以下、本発明のイオンビーム加工装置の実施例を図面を
参照して説明する。
第1図及び第3図は、イオンビーム加工Vi’flに二
次電子分光装置を備えたものの一実施例で、図中、45
はグリッド電極、46は引き出し電極、47はグリッド
電源、4Bは引き出し電源、49はイオン照射による二
次電子、50は比較器、51はICソケット付ホルダー
、52はパターンジェネレータである。
液体金属イオン源(図示せず)、引き出し電極(図示せ
ず)、及びアパーチャー(図示せず)等により得られた
イオンビーム22は、対物レンズ29によりサブミクロ
ン程度に集束され、XYデフレクタ30によりIC試料
上を走査する。イオンによって励起された二次電子49
は、検出器39で検出され、CRT41で像観察されて
、加工場所の位置合わせが可能である。イオンビーム2
2による加工領域を設定し、つまりイオンビーム22の
走査範囲を限定し、イオンビームエツチングによるパシ
ベーション膜の穴あけ・配線の切断や、イオンビームC
VD法を利用して配線接続・ブロービング・バットの形
成等の加工をする。次に、イオンビーム22の走査範囲
を広げる、又はイオンビーム電流を小さくし、電流密度
を下げてエツチングを押さえる。イオン励起の二次電子
49は、引き出し電極46により引き出され、グリッド
電極45へ向かい、引き出し電極46をグリッド電極4
5の間の減速電界に打ち勝つエネルギーを有する二次電
子のみがグリッド45を通過し、検出器39で検出され
る。増幅器40により信号が増幅され比較器50に入力
され、この信号が基準信号と一致するように電源47か
らグリッド電極45へ電位を制御して与えられる。そし
て、比較器50の基準信号を適当に選び、二次電子強度
が一定になるようにグリッド電位を制御すれば、グリッ
ド電位が試料電位に対応するので、グリッド電位をモニ
ターすることで、試料の電位が測定できる。ここで、I
C試料32をICソケット付ホルダー51に取り付け、
外部のパターンジェネレータ52から信号を入力するこ
とにより、加工後の動作解析ができる一制御用コンピュ
ータシステムは、二次電子像を取り込み、複数の加工条
件の登録によって連続加工処理やリピート加工処理を行
ったり、試料ステージ33の操作やグリッド電位のモニ
ターを行なうことができる。
第4図は、本発明である集束イオンビーム加工装置を使
用して、IC試料の加工及び動作解析を行なう手順を示
した図です。
図中、53は2層配線構造を持つIC試料、54は基4
N、55はパシベーション膜、56はAl配線、57は
金属有機化合物ガス、58はイオンビームCVDによる
金属膜である。先ず最初に集束イオンビーム22による
エツチングを利用して、パシベーション膜55に穴を開
ける(a)0次に、ガス銃31よりガス分子57を供給
し、IC試料53表面に吸着させ、イオン照射領域に選
択適に金属膜を形成させる(′b)。
加工後に、イオンビーム22の電流密度を下げ、二次電
子49のエネルギーを弁別して、加工試料表面電位を測
定する。
〔発明の効果〕
本願発明のイオンビーム加工装置は、イオンビーム照射
により発生した二次電子のエネルギーを弁別する二次電
子分光装置を有するため、イオンビームによるエツチン
グ加工や金属膜形成を行った後のIC試料の加工表面電
位測定が可能なため、外部のパターンジェネレータから
信号を入力することにより、加工から動作解析まで行え
、作業時間の大幅な短縮ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の集束イオンビーム加工装置の断面及び
ブロック図、第2図は一般的なEBテスタの断面及びブ
ロック図、第3図は集束イオンビーム加工装置の断面及
びブロック図、第4図(al (b)Telは本発明の
集束イオンビーム加工装置を用いて、IC試料の加工及
び動作解析を行なう手順を示した断面図である。 22・・・イオンビーム 29・・・対物レンズ 30・・・XYデフレクタ 31・・・ガス銃 32・・・試料 33・・・試料ステージ 37・・・スキャンコントローラ 38・・・ガス銃コントローラ 39・・・二次電子検出器 40・・・増幅器 41・・・CRT 44・・・制御用コンピュータシステム45・・・グリ
ッド電源 46・・・引き出し電極 47・・・グリッド電源 48・・・引き出し電源 49・・・イオン照射による二次電子 50・・・比較器 51・・・ICソケット付ホルダー 52・・・パターンジェネレータ 53・・・IC試料 54・・・基板 55・・・パシベーション膜 56・・・A1配線 57・・・金属有機化合物ガス 58・・・金属膜(イオンビームCVD膜)第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料をX−Y−Z方向に駆動する試料台と、試料
    に集束イオンビームを照射するイオンビーム照射系と、
    集束イオンビーム照射位置に金属有機化合物ガスを吹き
    付けるガス銃と、集束イオンビーム照射により試料から
    発生する二次電子を検出する検出器を備えたイオンビー
    ム加工装置において、検出器と試料の間に、二次電子を
    エネルギーに応じて弁別する二次電子分光装置を配置し
    たことを特徴とするイオンビーム加工装置。
  2. (2)前記二次電子分光装置は、二次電子引き出し電極
    とグリッド電極から成り、試料と引き出し電極との間隔
    が0.3mm〜1mmであることを特徴とするイオンビ
    ーム加工装置。
  3. (3)第1項記載のイオン源には、液体金属イオン源を
    用い、イオンビームエッチング加工と、該ガス銃により
    、金属有機化合物ガスを吹き付け、イオンビーム励起に
    よる金属膜をCVDを利用した膜付加工をすることを特
    徴とするイオンビーム加工装置。
  4. (4)第1項記載のイオンビーム加工装置において、I
    C試料を固定するICソケット付試料ホルダーを備え、
    外部のパターンジェネレータの信号をIC試料に入力で
    きることを特徴とするイオンビーム加工装置。
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