JPH01177423A - 分配型燃料噴射ポンプ - Google Patents

分配型燃料噴射ポンプ

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JPH01177423A
JPH01177423A JP33464887A JP33464887A JPH01177423A JP H01177423 A JPH01177423 A JP H01177423A JP 33464887 A JP33464887 A JP 33464887A JP 33464887 A JP33464887 A JP 33464887A JP H01177423 A JPH01177423 A JP H01177423A
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JP
Japan
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lever
control
spring
fuel injection
guide
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Application number
JP33464887A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ito
嘉雄 伊藤
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディーゼルエンジン用の分配型燃料噴射ポン
プに係り、特にその燃料の噴射量を調整するための構造
に関する。
(従来の技術) ディーゼルエンジン用の分配型燃料噴射ポンプとして、
従来、例えば「実公昭61−8187号公報」に見られ
るように、エンジン回転数やアクセル開度に応じて燃料
噴射弁に対する燃料の噴電量を制御するようにしたもの
が知られている。
この種の分配型燃料噴射ポンプにあっては、−般にその
ポンプ回転数に対する燃料の噴射量が第4図中実線で示
すような特性となる。この場合、その最高速制御域Hで
は、上記公報中符号22で示す遠心錘が拡開し、スリー
ブ23を調整ばね20の付勢力に抗して中間レバー14
側に押し出し、この中間レバー16を回動させるので、
環状スライダ14が燃料噴射層を減じる方向にスライド
され、このことにより、噴射量が零となるように噴射量
制御を行なうようになっている。
ところで、この分配型燃料噴射ポンプにおいては、上記
最高速制御域Hでの噴射量特性の傾きを、第4図中鎖線
で示すように調整すれば、エンジン性能を高める上で効
果があることが知られており、最近、本出願人は、簡単
な構成で上記最高速制御域Hでの噴射量特性を調整でき
るようにした分配型燃料噴射ポンプを開発し、既に例え
ば「特願昭61−117605号」として出願を完了し
ている。
この分配型燃料噴射ポンプについて、第5図ないし第7
図を参照して説明する。
すなわち、図中符号1で示すポンプケーシング内には、
駆動軸2が導入されており、この駆動軸2はディーゼル
エンジンにより駆動される。駆動軸2はポンプケーシン
グ1の内部に配置したロータリー式フィードポンプ3を
回転駆動しており、このフィードポンプ3は燃料タンク
4内の燃料を吸い上げて、ポンプケーシング1内の低圧
燃料型5に供給するようになっている。
ポンプケーシング1に設けた摺動孔1a内には、プラン
ジャ7が嵌合されており、このプランジャ7はカップリ
ング6を介して駆動軸2に連結されている。カップリン
グ6はプランジャ7の軸方向への移動を許容しつつ、こ
のプランジャ7に駆動軸2の回転を伝えるものであり、
このため、プランジャ7は駆動軸2と一体に回転しつつ
、摺動孔1a内を軸方向に往復動するようになっている
。プランジャ7の駆動軸2側の端部には、フェイスカム
8が設けられている。このフェイスカム8の一端面には
、エンジンの気筒数に対応した複数の山部を有するカム
面9が形成されており、このカム面9にはカムローラ1
0が回転自在に接している。
したがって、プランジャ7が回転されると、このプラン
ジャ1はカム面9の形状に応じて、1回転する間にエン
ジンの気筒数の分だけ往復動される。
溜動孔1aの[にはポンプ室11が形成されている。こ
のポンプ室11はプランジャ7が摺動孔1aから引き出
される吸入行程に至ると、プランジャ7の先端周面に形
成した吸入溝7aを通じて、低圧燃料空5に開口する吸
入通路12に連通し、この連通により低圧燃料至5内の
燃料がポンプ室11に吸入される。
また、プランジt7が摺動孔1a内に押し込まれる圧縮
行程に至ると、ポンプ室11に吸入された燃料が加圧さ
れ、この加圧された燃料はプランジャ7の内部に形成し
た吐出通路13に送出される。吐出通路13の途中には
プランジャ7の周面に開口する供給口14が連なってお
り、この供給口14がプランジャ7の回転に伴ってal
vJ孔1aの内周面の吐出口15に連通すると、加圧さ
れた燃料が噴射通路16からデリバリ−弁17を経て、
燃料噴射弁18に送出される。
吐出通路13の下流側の先端は、プランジャ7の周面に
開口する逃し口19を介して低圧燃料型5に通じており
、この逃し口19が開口するプランジャ7の周面には、
逃し口19を開閉する開閉部材としてのスピルリング2
0が軸方向に移動可能に嵌合されている。したがって、
吐出通路13を通じて燃料噴射弁18に燃料が送出され
ている過程において、スピルリング20が逃し口19を
開くと、吐出通路13内の燃料が逃し口19から低圧燃
料至5内に流出して、燃料噴射弁18への燃料供給が停
止されるようになっており、このスピルリング20がカ
ップリング6とは反対側、つまり図示右側に移動する程
、燃料噴射弁18への燃料噴射固が増大する。
ところで、スピルリング20はジヨイント21を介して
上下方向に延びるテンションレバー23およびコントロ
ールレバー24に連結されている。これら両レバー23
.24の下端は、共通の枢軸25を介してガイドレバー
26に回動可能に枢支されている。ガイドレバー26は
回動輪27を介してポンプケーシング1に回動可能に枢
支されており、このガイドレバー26は押圧スプリング
28を介してスピルリング20を図示左側、つまり、燃
料噴射量を減じる方向に回動付勢されている。そして、
ガイドレバー26の回動先端となる上端部は、ストッパ
29に当接されており、このストッパ29との当接によ
りガイドレバー26の回動姿勢が規制されて、燃料の最
大噴出量が調節されるようになっている。
なお、テンションレバー23とフントロールレバー24
とは、アイドルスプリング22およびスタートスプリン
グ49により、枢軸25を支点として互いに離間する方
向に回動付勢されている。
一方、ポンプケーシング1には、コントロールレバー2
4をエンジン回転数に応じて回動操作させるガバナ30
が設けられている。このガバナ30のガバナ軸31上に
は、従動ギヤ32と一体に回転するフライウェイト33
が設けられており、この従動ギヤ32は駆動軸2と共に
回転する駆動ギヤ34と噛み合りている。それとともに
、ガバナ軸31はコントロールレバー24側に向って延
びており、このガバナ軸31上にはフライウェイト33
によって押圧されるガバナスリープ35がスライド可能
に装着されている。
したがって、フライウェイト33が回転されると、この
フライウェイト33が遠心力により拡開してガバナスリ
ープ35をコントロールレバー24側に押し出し、この
コントロールレバー24を時計回り方向に回動させるの
で、スピルリング20がスライドし、燃料噴射弁18へ
の燃料噴射量を制御するようになっている。
また、ポンプケーシング1の上面には回動軸36が装着
されており、この回動軸36の一端に取付けたレバー3
7と上記テンションレバー23の上端部との間には、コ
ントロールスプリング38が架設されている。回動軸3
6の他端には操作レバー39が取付けられており、この
操作レバー39はワイヤやリンク等を介して図示しない
アクセルペダルに連動されている。このため、アクセル
ペダルを踏み込んで回動輪36を回動させると、コント
ロールスプリング38を介してテンションレバー23が
コントロールレバー24側に回動される。この回動によ
り、テンションレバー23に突設した突起23aがコン
トロールレバー24に当接すると、コントロールレバー
24も一体に回動され、このコントロールレバー24の
回動量とのバランスに応じて上記スピルリング20をス
ライドさせ、燃料噴射弁18への燃料噴射量を制御する
ようになっている。
ところで、アクセルペダルの操作量をテンションレバー
23に伝えるコントロールスプリング38は、上記テン
ションレバー23に対し上下方向に位置調整可能に連結
されている。
この連結構造について第6図および第7図を加えて説明
すると、コントロールスプリング38はテンションレバ
ー23に対し、スプリングシート40を介して連結され
ている。スプリングシート4Gは、コントロールスプリ
ング38が引掛かるフック部41を備えており、このフ
ック部41はテンションレバー23の上端部に設けた上
下方向に沿う切り欠き溝42に挿通されている。そして
、スプリングシート40とテンションレバー23との間
には、フック部41を切り欠き溝42から引き抜く方向
に付勢するスプリング43が架設されており、このスプ
リング43とコントロールスプリング38との釣合いに
より、スプリングシート40がテンションレバー23に
保持されている。
スプリングシート40のフック部41とは反対側の端部
には係合ビン44が突設されており、この係合ピン44
に調整レバー45が係合されている。調整レバー45は
調整ねじ46を回動中心として、上記ポンプケーシング
1の外方から回動操作されるようになっており、この調
整レバー45が回動されると、スプリングシート40が
切り欠き溝42に沿って上下方向に移動される。
なお、図中符号41は調整ねじ46のロックナツトを示
す。
このような構成において、ポンプケーシング1の外部か
ら調整ねじ46を回し、調整レバー45を回動させると
、スプリングシート40が切り欠き溝42に沿って上下
方向に移動し、コントロールスプリング38のテンショ
ンレバー23に対する連結位置が変化する。
すると、テンションレバー23の回動中心となる枢軸2
5からコントロールスプリング38の連結部までの距離
が変わるから、見掛は上、テンションレバー23のレバ
ー比が変化することになり、アクセルペダルを開操作し
た時に、コントロールスプリング38を介してテンショ
ンレバー23に付与されるトルクが調節される。
このため、アクセルペダルに連動してテンションレバー
23が回動される際に、コントロールペダル24の回動
量とのバランスが変化するので、スピルリング20の軸
方向への移動量を変えることができ、上記第4図に示し
たような最高速制御域Hでの噴射量特性の傾きを微調整
することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、この先行技術の場合、コントロールスプリン
グ38の連結位置を調整する調整レバー45は、スプリ
ングシート40の端部の係合ピン44に係合しているの
みで、しかも、このスプリングシート40自体がコント
ロールスプリング38とスプリング43との釣合いバラ
ンスによりテンションレバー23に保持されているにす
ぎないので、このスプリングシート40の取付は姿勢が
不安定となるものであった。
このため、スプリングシート40とテンションレバー2
3との相対位置が不所望に変動する虞れがあり、最高速
制御域での噴射量特性を精度良く調節することが困難と
なるといった問題がある。
したがって、本発明は、最高速制御域l域での噴射量特
性を、目標通りに精度良く調節できる分配型燃料噴射ポ
ンプの提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明においては、ポンプケーシングの内部に
、燃料を加圧して圧送するプランジャを設け、このプラ
ンジャの外周に、軸方向に移動することにより上記加圧
された燃料を逃がす逃し口を開閉して、燃料噴射弁への
燃料の噴射量を制御する開閉部材を設けるとともに、こ
の開閉部材に連動するコントロールレバーおよびテンシ
ョンレバーを回動可能に枢支したガイドレバーを、上記
ポンプケーシング内に回動可能に設け、上記コントロー
ルレバーはエンジンの回転数に応じて作動されるガバナ
により回動させるとともに、テンションレバーはアクセ
ルに連動して回動される回動レバーにコントロールスプ
リングを介して連結することにより、上記アクセル開度
に応じて回動させ、これら両レバーの回動により、上記
開閉部材を軸方向に移動させるようにした分配型燃料噴
射ポンプを前提とし、 上記ガイドレバーを、上記コントロールレバー ゛およ
びテンションレバーの回動支点とガバナおよびコントロ
ールスプリングによる外力の入力点とを結ぶ方向に沿っ
て移動可能に設け、このガイドレバーをスプリングによ
ってその移動方向に沿う一方側に押圧付勢するとともに
、このガイドレバーをポンプケーシングの外部から上記
スプリングの付勢力に抗して逆向きに押圧する調整手段
を設けたことを特徴とする。
(作用) この構成において、調整手段をポンプケーシングの外部
から操作すれば、ガイドレバーはコントロールレバーや
テンションレバーを伴って移動するので、テンションレ
バーやコントロールレバーの回動支点もこれに追従して
移動することになり、コントロールレバーの回動支点か
らガバナを通じて外力が入力される位置までの距離を変
化させることが可能となる。
このため、コントロールレバーおよびテンションレバー
のレバー比が、見掛は上、夫々変化し、これら両レバー
に付与されるトルクが変わるので、ガバナの付勢力に対
するテンションレバーの回動特性が制御される。よって
、アクセル操作に基づく開閉部材の移動量を変えること
ができ、最高速II御域での噴射量特性を調節すること
ができる。
このように本発明においては、テンションレバーおよび
コントロールレバーを、ガイドレバーと共に移動させる
ことにより、その回動支点からのレバー比を変化させて
いるので、従来のようにコントロールスプリングの連結
位置から回動支点までの距離が不所望に変動することも
なく、最高速制御域での噴射量特性を精度良く調節する
ことができる。
〔実施例〕
以下本発明の第1実施例を、第1図にもとづいて説明す
る。なお、この実施例において、燃料噴射ポンプの基本
的な内部構造については、上記従来のものと何等変わる
ところがないため、ここでは従来との相違点についての
み説明し、その他の同一構成部分については同一番号を
付して説明を省略する。
すなわち、ガイドレバー26の下端部には、回動軸27
が貫通する貫通孔60が開口されており、この貫通孔6
0はガイドレバー26の上下方向に沿う長孔となってい
る。このため、ガイドレバー26はポンプケーシング1
に対し上下方向に移動可能に支持されており、このガイ
ドレバー26の下端部の下面とポンプケーシング1との
間には、ガイドレバー26を上向きに押圧付勢する圧縮
スプリング61が介装されている。
また、ガイドレバー26の下端部には、このガイドレバ
ー26の長手方向とは交差する水平方向に延びるカム受
面62が形成されており、このカム受面62上に調節カ
ム63が接している。調節カム63は連結軸64を介し
て作動レバー65の一端に連結されている。作動レバー
65の他端はポンプケーシング1の外方に導出されてお
り、この作動レバー65を連結軸64を支点として回動
させると、ガイドレバー26のカム受面62が、調節カ
ム63のカム面63aの形状に応じて下方に押圧される
ようになっている。
この場合、ガイドレバー26は、上述したように圧縮ス
プリング61によって上向きに押圧されているために、
作動レバー65を所望の回動位置に固定すれば、ガイド
レバー26は上下方向から押圧力を受けて、上記作動レ
バー65の回動角度に応じた位置に保持されることにな
り、このガイドレバー26に枢支されているテンション
レバー23やコントロールレバー24の回動支点、つま
り、枢軸゛25の位置も上下に調整される。
したがって、本実施例の場合は、調節カム63および作
動レバー65が調整手段を構成している。
また、コントロールスプリング38の一端は、連結ビン
66を、介してテンションレバー23の上端部に連結さ
れている。この連結ビン66はテンションレバー23の
上端部に形成した孔67内を貫通しており、この連結ビ
ン66の頭部66aとテンションレバー23との間には
、連結ビン66をコントロールスプリング38とは逆向
きに引張るリターンスプリング68が介装されている。
このため、連結ビン66はコントロールスプリング38
とリターンスプリング68との釣合いバランスにより、
テンションレバー23に保持されている。
なお、本実施例の場合は、コントロールレバー24の上
端部にテンションレバー23側に向う突起24aが突設
されており、この突起24にテンションレバー23が当
接すると、これら両レバー23.24が噴射量を増量さ
せる方向に一体に回動される。
次に、上記構成の作用について説明する。
ポンプケーシング1の外部から作動レバー65を回動操
作して、調節カム63を回動させると、ガイドレバー2
6がカム面63aの形状に応じて下向きに押圧され、ガ
イドレバー26がテンションレバー23やコントロール
レバー24を伴なったまま下方へ変位する。コントロー
ルレバー24が下方に変位すると、このコントロールレ
バー24の回動支点からガバナスリープ35の当接部ま
での距離が変化するので、枢軸25を回動支点としたテ
ンションレバー23およびコントロールレバー24のレ
バー比が夫々変わり、これら両レバー23.24に付与
されるコントロールスプリング38からのトルク、およ
びガバナスリーブ35からのトルクが変動する。
このため、アクセルペダルの操作にもとづき、テンショ
ンレバー23を回動させる際に、コントロールレバー2
4の回動とのバランスが変化するので、スピルリング2
0の移動量が変わり、上記第4図に示したようなR高速
制御域Hでの噴射量特性の傾きを微調整することができ
る。
このような本発明の第1実施例によれば、ガイドレバ−
26全体を上下方向に移動させることによリ、テンショ
ンレバー23やフントロールレバー24のレバー比を変
化させているので、従来のようにテンションレバー23
とコントロールスプリング3Bとの連結部分に相対的な
ずれが生じることもなく、レバー比の不所望な変動を防
止できる。
したがって、最高速制御域Hでの噴射量制御特性を、目
標通りに精度良く調整することができる。
なお、上述した第1実施例においては、ガイドレバー2
6を圧縮スプリング61によって上向きに付勢したが、
例えば第2図に示す本発明の第2実施例のように、ポン
プケーシング1の上面とガイドレバー26の上端部との
間に架設した引張りスプリング71によって、このガイ
ドレバー26を上向きに付勢しても良い。
また、ガイドレバーを上下動させるための調整手段も、
上記第1実施例に示した調節カムと作動レバーに限るも
のではな(、例えば第3図に示す本発明の第3実施例の
ように、ポンプケーシング1の上面に、押圧ビン81を
上下方向に摺動可能に貫通させて設け、この押圧ビン8
1の下端部をガイドレバー26のカム受面62に当接さ
せることにより、ガイドレバー26を押圧スプリング2
8の付勢力に抗して押し下げるようにしても良い。そし
て、この場合、ガイドレバー26を上向きに付勢するの
は、圧縮スプリング61および引張りスプリング71の
いずれであっても良いことは勿論である。
(発明の効果〕 以上詳述した本発明によれば、テンションレバーやコン
トロールレバー全体を移動させることにより、その回動
中心からのレバー比を変化させたので、従来のようにテ
ンションレバーとコントロールスプリングとの連結位置
に相対的なずれが生じて、レバー比が不所望に変動する
こともなく、最高速制御域での噴射量特性を目標通りに
精度良く調節することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を一部断面して示す側面図
、第2図は本発明の第2実施例を一部断面して示す側面
図、第3図は本発明の第3実施例を一部断面して示す側
面図、第4図はポンプ回転数と噴射量との関係を示す特
性図、第5図ないし第7図は従来の技術を示し、第5図
は分配型燃料噴射ポンプ全体の断面図、第6図および第
7図は夫々テンションレバーとコントロールスプリング
との連結部分を示す断面図である。 1・・・ポンプケーシング、7・・・プランジャ、19
・・・逃し口、20・・・開閉部材(スピルリング)、
23・・・テンションレバー、24・・・コントロール
レバー、26・・・ガイドレバー、30・・・ガバナ、
38・・・コントロールスプリング、61.71・・・
スプリング(圧縮スプリング、引張りスプリング) 、
63.65.81・・・調整手段(調整カム、操作レバ
ー、押圧ビン)。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第2図 第3図 第4図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ポンプケーシングの内部に、燃料を加圧して圧送する
    プランジャを設け、このプランジャの外周に、軸方向に
    移動することにより上記加圧された燃料を逃がす逃し口
    を開閉して、燃料噴射弁への燃料の噴射量を制御する開
    閉部材を設けるとともに、この開閉部材に連動するコン
    トロールレバーおよびテンシヨンレバーを回動可能に枢
    支したガイドレバーを、上記ポンプケーシング内に回動
    可能に設け、上記コントロールレバーはエンジンの回転
    数に応じて作動されるガバナにより回動させるとともに
    、テンシヨンレバーはアクセルに連動して回動される回
    動レバーにコントロールスプリングを介して連結するこ
    とにより、上記アクセル開度に応じて回動させ、これら
    両レバーの回動により、上記開閉部材を軸方向に移動さ
    せるようにした分配型燃料噴射ポンプにおいて、 上記ガイドレバーを、上記コントロールレバーおよびテ
    ンシヨンレバーの回動支点とガバナおよびコントロール
    スプリングによる外力の入力点とを結ぶ方向に沿って移
    動可能に設け、このガイドレバーをスプリングによって
    その移動方向に沿う一方側に押圧付勢するとともに、こ
    のガイドレバーをポンプケーシングの外部から上記スプ
    リングの付勢力に抗して逆向きに押圧する調整手段を設
    けたことを特徴とする分配型燃料噴射ポンプ。
JP33464887A 1987-12-28 1987-12-28 分配型燃料噴射ポンプ Pending JPH01177423A (ja)

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