JPH0117732B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117732B2 JPH0117732B2 JP57024078A JP2407882A JPH0117732B2 JP H0117732 B2 JPH0117732 B2 JP H0117732B2 JP 57024078 A JP57024078 A JP 57024078A JP 2407882 A JP2407882 A JP 2407882A JP H0117732 B2 JPH0117732 B2 JP H0117732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- annular body
- inner circumferential
- circumferential groove
- circumferential surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はフイルター装置に係り、詳しくは流体
流路の接合部に流体漏洩防止のためにガスケツト
として介在緊締せしめるフイルター装置に関する
ものである。
流路の接合部に流体漏洩防止のためにガスケツト
として介在緊締せしめるフイルター装置に関する
ものである。
(従来の技術)
流体の保持機器や管路等においては組立などの
為の接合部に該流体が漏洩しないようにガスケツ
トを介在して緊密に締着するなどして保持する
が、流体を収容排出する関係上流体流路の性格を
持つものである。
為の接合部に該流体が漏洩しないようにガスケツ
トを介在して緊密に締着するなどして保持する
が、流体を収容排出する関係上流体流路の性格を
持つものである。
従来このような流体流路にスラリーを含む腐食
性等の流体を通すに当たり、フイルターを接合部
に設ける場合フイルター部分より液漏れを生じ
た。
性等の流体を通すに当たり、フイルターを接合部
に設ける場合フイルター部分より液漏れを生じ
た。
即ち、第4図において、前述の流体流路1の接
合部2のガスケツト3を構成するパツキン4,4
間に介在してフイルター5を設け、フランジ6に
嵌着した多孔性支持板7にガスケツト3を適宜支
承するなどして対向するフランジ6,8をボル
ト・ナツトによるなどして接合部2を締着9する
が、フイルター5の周縁を透過して接合部2に液
漏れを生じる。
合部2のガスケツト3を構成するパツキン4,4
間に介在してフイルター5を設け、フランジ6に
嵌着した多孔性支持板7にガスケツト3を適宜支
承するなどして対向するフランジ6,8をボル
ト・ナツトによるなどして接合部2を締着9する
が、フイルター5の周縁を透過して接合部2に液
漏れを生じる。
一方、これを避けるために、第3図のように、
接合部2以外の個所の流体管路1内に支持部10
を突設し、フイルター5を多孔性支持板7上に載
置するなどしてパツキン4を介して支持部10に
締着9することもできるが、フイルター5の圧着
を均一にするため押え板11によりフイルター5
を多孔性支持板7に圧着する必要もあり、加工は
複雑となり、フイルター5の取替にも手数を要す
るなどの難点がある。
接合部2以外の個所の流体管路1内に支持部10
を突設し、フイルター5を多孔性支持板7上に載
置するなどしてパツキン4を介して支持部10に
締着9することもできるが、フイルター5の圧着
を均一にするため押え板11によりフイルター5
を多孔性支持板7に圧着する必要もあり、加工は
複雑となり、フイルター5の取替にも手数を要す
るなどの難点がある。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は叙上の如き実状に対処し、その解消を
図るべく、特にフイルター取付手段の改良を見出
すことによりフイルター取替を容易に、かつ液漏
れ防止を確実ならしめることを目的とするもので
ある。
図るべく、特にフイルター取付手段の改良を見出
すことによりフイルター取替を容易に、かつ液漏
れ防止を確実ならしめることを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するための手段として本発明
のフイルター装置は、環状体本体の内周面に沿つ
て周回開口する内周凹溝を有すると共に、外周面
にそつて周回開口して前記内周凹溝に平行してそ
の両外側方にそれぞれ外周凹溝を有して環状体を
形成し、該環状体は、その内周面によつて区画さ
れる閉鎖形開口を遮蔽するフイルターを内周凹溝
に挟持すると共に、緩衝部材を外周凹溝に挟持し
てガスケツトとして流体流路の接合部に介在緊締
してなる構成が採り入れられている。
のフイルター装置は、環状体本体の内周面に沿つ
て周回開口する内周凹溝を有すると共に、外周面
にそつて周回開口して前記内周凹溝に平行してそ
の両外側方にそれぞれ外周凹溝を有して環状体を
形成し、該環状体は、その内周面によつて区画さ
れる閉鎖形開口を遮蔽するフイルターを内周凹溝
に挟持すると共に、緩衝部材を外周凹溝に挟持し
てガスケツトとして流体流路の接合部に介在緊締
してなる構成が採り入れられている。
(作用)
しかして、上記の如き構成によれば本願発明の
フイルター装置は、環状体本体の内周面に沿つて
周回開口する内周凹溝を有すると共に、外周面に
沿つて周回開口して前記内周凹溝に平行してその
両外側方にそれぞれ外周凹溝を有して環状体を形
成してなることから、その内周面によつて区画さ
れる閉鎖形開口を遮蔽するフイルターを前記内周
凹溝に挟持すると共に、緩衝部材を外周凹溝に挟
持することとなり、従つて上記夫々に広い開口を
有する内、外周凹溝内へのフイルター外端縁部及
び緩衝部材の挟持は、上記広い開口を介して容易
に挿入でき、それらを環状体と共に緊締すれば液
体動の漏洩のないガスケツトの形成を容易ならし
める。
フイルター装置は、環状体本体の内周面に沿つて
周回開口する内周凹溝を有すると共に、外周面に
沿つて周回開口して前記内周凹溝に平行してその
両外側方にそれぞれ外周凹溝を有して環状体を形
成してなることから、その内周面によつて区画さ
れる閉鎖形開口を遮蔽するフイルターを前記内周
凹溝に挟持すると共に、緩衝部材を外周凹溝に挟
持することとなり、従つて上記夫々に広い開口を
有する内、外周凹溝内へのフイルター外端縁部及
び緩衝部材の挟持は、上記広い開口を介して容易
に挿入でき、それらを環状体と共に緊締すれば液
体動の漏洩のないガスケツトの形成を容易ならし
める。
なお、このようにして取付けられたフイルター
装置はその構造から使用中にも緩衝部材への流体
やスラリーの直接接触は全くない。
装置はその構造から使用中にも緩衝部材への流体
やスラリーの直接接触は全くない。
また、フイルターや緩衝部材の取替え時にも緊
締を解除するだけで内,外周凹溝内よりの取り外
しや、環状体下面よりの取り出しは容易となる。
締を解除するだけで内,外周凹溝内よりの取り外
しや、環状体下面よりの取り出しは容易となる。
(実施例)
以下、添付図面に示した実施例に基づいて本発
明を更に詳細に説明する。
明を更に詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例を断面図として示し、
第2図は第1図の一部切欠部分平面図である。
第2図は第1図の一部切欠部分平面図である。
図に示す通り本発明装置は環状体本体12の内
周面13に沿つて周回開口する内周凹溝14を有
すると共に、外周面に沿つて周回開口して前記内
周凹溝14に平行してその両外側方にそれぞれ外
周凹溝18,18を有して環状体15を形成し、
該環状体15はその内周面13によつて区画され
る閉鎖形開口16を通常、耐食性材料の布や金属
網からなるフイルター5を内周凹溝14に挟持す
ると共に、緩衝部材17を外周凹溝18,18に
挟持してガスケツト3を形成し、環状体15をガ
スケツト3として接合部2に介在緊締して構成し
ている。そして、多くの場合使用されるように多
孔性支持板7がフランジ6に嵌着されてフイルタ
ー5を支承している。
周面13に沿つて周回開口する内周凹溝14を有
すると共に、外周面に沿つて周回開口して前記内
周凹溝14に平行してその両外側方にそれぞれ外
周凹溝18,18を有して環状体15を形成し、
該環状体15はその内周面13によつて区画され
る閉鎖形開口16を通常、耐食性材料の布や金属
網からなるフイルター5を内周凹溝14に挟持す
ると共に、緩衝部材17を外周凹溝18,18に
挟持してガスケツト3を形成し、環状体15をガ
スケツト3として接合部2に介在緊締して構成し
ている。そして、多くの場合使用されるように多
孔性支持板7がフランジ6に嵌着されてフイルタ
ー5を支承している。
ここで緩衝部材17は石綿ジヨイントシート、
石綿布、石綿板、石綿フエルトシート、合成ゴ
ム、天然ゴム、波形金属板等を使用することがで
き、これらの弾褥性によつてガスケツト3の密封
性は強化される。
石綿布、石綿板、石綿フエルトシート、合成ゴ
ム、天然ゴム、波形金属板等を使用することがで
き、これらの弾褥性によつてガスケツト3の密封
性は強化される。
また、環状体15は合成樹脂、ステンレス鋼等
の材質を使用できるが、特に四ふつ化エチレン樹
脂の薄膜を熱変形してこのように断面弓字状に成
形するのが好都合であり、この場合、前述の緩衝
部材17の弾褥性によつてガスケツト3の密封性
は強化されるのみならず、流体やスラリーが緩衝
部材17に接触しないので、吸着されることはな
い特長を有する。
の材質を使用できるが、特に四ふつ化エチレン樹
脂の薄膜を熱変形してこのように断面弓字状に成
形するのが好都合であり、この場合、前述の緩衝
部材17の弾褥性によつてガスケツト3の密封性
は強化されるのみならず、流体やスラリーが緩衝
部材17に接触しないので、吸着されることはな
い特長を有する。
しかして、上記の如き構成になる本発明では、
例えば第3図の場合、前述のようにフイルター5
の周縁より液漏れが接合部外方に生じようとする
けれども、これが環状体15の内周凹溝14に止
まり、環状体15により遮断され、接合部2より
漏出せず、環状体15はガスケツト3として接合
部2を密封する。従つて、流体は流体流路1にお
いて環状体15の内周面13によつて区画される
閉鎖形開口16を遮蔽するフイルター5により濾
過される。しかも、多孔性支持板7によりフイル
ター5を支承するときは、フイルター5に流体圧
が掛かり、スラリーの自重によるなどしてもフイ
ルター5の垂るみを防止することができる。
例えば第3図の場合、前述のようにフイルター5
の周縁より液漏れが接合部外方に生じようとする
けれども、これが環状体15の内周凹溝14に止
まり、環状体15により遮断され、接合部2より
漏出せず、環状体15はガスケツト3として接合
部2を密封する。従つて、流体は流体流路1にお
いて環状体15の内周面13によつて区画される
閉鎖形開口16を遮蔽するフイルター5により濾
過される。しかも、多孔性支持板7によりフイル
ター5を支承するときは、フイルター5に流体圧
が掛かり、スラリーの自重によるなどしてもフイ
ルター5の垂るみを防止することができる。
(発明の効果)
このように本発明装置においては、流体流路1
の接合部2のガスケツト3に併用してフイルター
5を容易に取り付け得るのみならず、それらフイ
ルター5の取替も容易で、密封性高く、該部分よ
り漏洩の恐れはなく、かつ緩衝部材は流体、スラ
リーとは直接接触しないので、それらの吸着もな
い等の顕著な効果を有し、この点の従来技術に対
する改良効果は甚だ大きいのである。
の接合部2のガスケツト3に併用してフイルター
5を容易に取り付け得るのみならず、それらフイ
ルター5の取替も容易で、密封性高く、該部分よ
り漏洩の恐れはなく、かつ緩衝部材は流体、スラ
リーとは直接接触しないので、それらの吸着もな
い等の顕著な効果を有し、この点の従来技術に対
する改良効果は甚だ大きいのである。
冒頭にも述べたように、本発明は管路、流体の
収容容器等に使用して便益に富むものである。
収容容器等に使用して便益に富むものである。
第1図は本発明の実施例を断面図として示し、
第2図は第1図の一部切欠部分平面図である。第
3図、第4図は従来例の断面図である。 1……流体流路、2……接合部、3……ガスケ
ツト、4……パツキン、5……フイルター、6,
8……フランジ、7……多孔性支持板、9……締
着、10……支持部、11……押え板、12……
環状体本体、13……内周面、14……内周凹
溝、15……環状体、16……閉鎖形開口、17
……緩衝部材、18……外周凹溝。
第2図は第1図の一部切欠部分平面図である。第
3図、第4図は従来例の断面図である。 1……流体流路、2……接合部、3……ガスケ
ツト、4……パツキン、5……フイルター、6,
8……フランジ、7……多孔性支持板、9……締
着、10……支持部、11……押え板、12……
環状体本体、13……内周面、14……内周凹
溝、15……環状体、16……閉鎖形開口、17
……緩衝部材、18……外周凹溝。
Claims (1)
- 1 環状体本体の内周面に沿つて周回開口する内
周凹溝を有すると共に、外周面に沿つて周回開口
して前記内周凹溝に平行してその両外側方にそれ
ぞれ外周凹溝を有して環状体を形成し、該環状体
は、その内周面によつて区画される閉鎖形開口を
遮蔽するフイルターを内周凹溝に挟持すると共
に、緩衝部材を外周凹溝に挟持してガスケツトと
して流体流路の接合部に介在緊締してなることを
特徴とするフイルター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57024078A JPS58143813A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | フイルタ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57024078A JPS58143813A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | フイルタ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58143813A JPS58143813A (ja) | 1983-08-26 |
JPH0117732B2 true JPH0117732B2 (ja) | 1989-03-31 |
Family
ID=12128379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57024078A Granted JPS58143813A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | フイルタ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58143813A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62262720A (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-14 | Yuusan Gasket Kk | オイルストレ−ナおよびその製造方法 |
JPS63118909U (ja) * | 1987-01-26 | 1988-08-01 | ||
JP5761614B2 (ja) * | 2011-12-26 | 2015-08-12 | 株式会社日立製作所 | フィルタ固定構造、フィルタ分離装置、船舶、およびフィルタ固定方法 |
KR101131700B1 (ko) | 2012-01-12 | 2012-04-03 | 조영제 | 스트레이너 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937259A (ja) * | 1972-12-05 | 1974-04-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51100971U (ja) * | 1975-02-13 | 1976-08-13 |
-
1982
- 1982-02-16 JP JP57024078A patent/JPS58143813A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937259A (ja) * | 1972-12-05 | 1974-04-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58143813A (ja) | 1983-08-26 |
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