JPH01177070A - 採点処理装置 - Google Patents

採点処理装置

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JPH01177070A
JPH01177070A JP62335269A JP33526987A JPH01177070A JP H01177070 A JPH01177070 A JP H01177070A JP 62335269 A JP62335269 A JP 62335269A JP 33526987 A JP33526987 A JP 33526987A JP H01177070 A JPH01177070 A JP H01177070A
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pen
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JP62335269A
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Akihiko Shimamura
嶋村 明彦
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Ides KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、答案にボールペン等のペン先によってO×等
の採点マークを筆記するだけでデータ人力を行うことが
できる採点処理装置に関する。
[従来の技術] 従来、児童、生徒、学生等に対して行った試験に関し、
その答案の採点や得点の集計は完全な手作業で行なわれ
ることが多かった。したがりて、試験結果を一覧表にし
たりその分析を行う場合には、さらに得点を転記したり
あるいはキーボードを用いてコンピュータに入力する必
要があり、大変な労力を要していた。また、転記やデー
タ人力の際にミスを生じることも多かった。
そこで、採点処理を自動化するための装置が提案されて
いる。例えば、特開昭56−155973号公報には、
先端にボールペン等のペン先を備えるとともに、側面に
正答マーク○と誤答マーク×、との各採点マークに対応
した2つのプッシュボタジを有する採点ペンを使用した
採点処理装置が開示されている。この装置では、答案の
各解答について、ペン先によって答案に採点マークを記
入するとともに、このマークに対応するブツシュボタン
を指先で押すことによって正答又は誤答の採点データを
入力することができる。したがって、この採点処理装置
によれば、採点の実行と同時にデータの入力を行うこと
ができ、いわゆるマークシート等の特別な様式の用紙を
用いなくとも、通常の用紙に記入された答案についてそ
の採点処理を自動化することができる。
[発明が解決しようとする問題点1 以上に説明した従来の採点処理装置では、各採点マーク
に対応した2つのブツシュボタンを採点ペンの側面に設
け、このボタンの操作によってデータ入力を行っていた
ために、ペン先によるマークの筆記操作以外にボタン操
作が必要であって、採点すべき解答ごとにこれら2つの
動作を繰返し実行する必要があった。したがって、従来
はボタン操作の間違いによって筆記操作とボタン操作と
の不一致を生じやすく、ペン先では0を筆記しているに
もかかわらず、誤答の採点データを入力することがあっ
た。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、答
案に採点マークを筆記するだけでデータ入力を行うこと
ができる採点処理装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段〕 本発明は、前記の目的を達成するために、第1図に示す
次の構成としたものである。
すなわち、本発明に係る採点処理装置は、筆記可能なペ
ン先2と、筆記時のペン先2への圧力印加により圧力信
号6を出力する圧力センサ4と、圧力信号8の継続時間
に応じた計測値10を出力する筆記時間計測手段8と、
この計測値lOと筆記時間設定手段12が出力する設定
値14との大小比較によりペン先2で筆記された採点マ
ークの判別を行う採点マーク判別手段16とを有するも
のである。
[作用] 本発明に係る採点処理装置では、OX等の採点マークの
筆記に要する時間に関する設定値14が筆記時間設定手
段12から出力される。一方、ペン先2によって答案に
採点マークを筆記すると、筆記によってペン先2に圧力
が印加されている間だけ圧力センサ4が一定レベルの圧
力信号6を出力する。マークの種類によって異なる圧力
信号6の継続時間は筆記時間計測手段8によって計測さ
れ、この継続時間に応じた計測値10が出力される。す
ると、採点マーク判別手段16により、計測値10は、
筆記時間設定手段12が出力する設定値14と大小比較
され、ペン先2で筆記された採点マークの判別がなされ
る。
〔実施例] 第2図は、本発明の実施例に係る採点処理装置のブロッ
ク図である。
符号30は採点ペンであって、その中心軸上には、下端
が若干突出するようにペン先2が挿入されている。この
ペン先2は筆記可能であればよく、例えば市販の赤ボー
ルペンの替芯を使用することができる。採点ペン30の
内部において、ペン先2の上端は、圧力センサ4の下面
に当接している。この圧力センサ4は、筆記によるペン
先2への圧力印加により圧力信号Pを出力するものであ
ればよく、圧電セラミックや感圧導電ゴム等の圧電素子
を使用することができ、機械接点を有する圧力検出スイ
ッチを使用することもできる。本実施例では、圧力セン
サ4から出力される圧力信号Pは筆記中に論理値「1」
になる。採点ペン30の側面下方には、クリック動作の
ブツシュボタン32が配されている。このブツシュボタ
ン32を押圧すると、論理値「1」のボタン信号Bが出
力される。
採点ペン30から出力される圧力信号Pとボタン信号B
とは、入出力ポート34を介してマイクロプロセッサ3
6に入力される。
この入出力ボート34には、採点ペン30のほかに、テ
ンキーパッド38とコンソール40とプリンタ46とが
接続され、マイクロプロセッサ36との間でデータのや
りとりを行うことができる。テンキーパッド38には、
0〜9までのテンキーのほかに、これらのテンキーを用
いて入力される数値の区切りを示すための復改キーが設
けられるとともに、正答マーク、誤答マーク及び部分点
付与マークの3種の採点マークにそれぞれ対応したO、
X、Δの3つのキーが設けられる。
コンソール40は、液晶デイスプレィ42とフルキーボ
ード44とを有する。マイクロプロセッサ36の割込入
力端子には、一定の時間間隔tごとに割込信号を出力す
るタイマ48が接続される。
さらに、マイクロプロセッサ36にメモリ50が接続さ
れ、このマイクロプロセッサ36によってメモリ50の
読み書きを行うことができる。メモリ50には、筆記さ
れた採点マークの判別のために、誤答マークについて上
限&定値Mlと下限設定値m1とが、正答マークについ
て上限設定値M2と下限設定値m2とがそれぞれ予め記
憶され、部分点付与マークについても上限設定値M3と
下限設定値m3とが予め記憶されている。
また、メモリ50は、筆記時間計Δp)UliT、入力
モードPEN及びカウントフラグCNTを記憶する。
筆記時間計測値Tは、ペン先2での筆記時間に関する計
測値である。入力モードPENとしては1又は0の値が
記憶され、PENが1の場合には、テンキーパッド38
及びコンソール40のキーボード44が入力手段として
機能せず、採点ペン30が入力手段として機能する。逆
にPENがOの場合には、採点ペン30が入力手段とし
て機能せず、テンキーパッド38及びキーボード44が
入力手段として機能するように切換制御が行なわれる。
なお、採点ペン30が入力手段として機能しない場合で
あっても、ペン先2による筆記は可能である。カウント
フラグCNTは、マイクロプロセッサ36による筆記時
間計測中に1になり、この計測が完了すると0になるフ
ラグである。メモIJ50には、以上のほかに生徒名簿
データや試験科目ごとの配点データが記憶され、マイク
ロプロセッサ36の判別によって得られる小間ごとの採
点データや個人別の得点等も記憶される。
次に、マイクロプロセッサ36の採点メインルーチンの
動作を示す第3図のフローチャートに基づいて、以上の
構成の採点処理装置の動作を説明する。
ただし、採点に先だってコンソール40のキーボード4
4又はテンキーパッド38のテンキー及び復改キーを用
いて、生徒名簿データと試験科目ごとの配点データが入
力され、これらのデータがメモリ50に記憶される。生
徒名簿データは、例えば出席番号に対応して生徒の氏名
を入力することによって作成される。配点データは、例
えば試験の満点と大間数とを入力し、大間ごとに配点と
小間数とを入力することによって作成される。1大間内
の小間に対しては、例えば自動的に均等配点がなされる
が、小間ごとに配点の入力を行ってもよい。
第3図に示すようにメインルーチンでは、後に詳細に説
明する練習、設定又は採点のためのサブルーチンの実行
選択を行い、該当のステップに分岐して所望のサブルー
チンを実行する。
練習サブルーチンは、メモリ50に記憶された各採点マ
ークに関する上限設定値と下限設定値とで決定される時
間範囲内に採点者の実際のマーク筆記時間が正しく入る
か否かを調べるために実行される。ただし、各採点マー
クは一筆書きができるように決定される。すなわち、誤
答マークとしては×ではなくて、例えば/が採用される
。正答マーク及び部分点付与マークとしては、常用され
ているO及びΔをそれぞれ採用することができる。
練習サブルーチンの実行の結果、メモリ50に記憶され
た筆記時間の設定値が採点者の実際のマーク筆記時間に
適合しないことが判明した場合には、設定サブルーチン
の実行によってメモリ50内の設定値を変更することが
できる。
設定サブルーチンでは、正答マーク、誤答マーク及び部
分点付与マークとしてそれぞれ01/及びΔを使用して
、採点者がペン先2によって答案に採点マークを記入し
て採点を実行する。
第4図及び第5図は、それぞれ採点ペン3oがら出力さ
れる圧力信号P及びボタン信号Bの入力を行うための採
点ペン入力サブルーチンとタイマ割込処理ルーチンとを
示すフローチャートである。採点ペン入力サブルーチン
は、前記の練習サブルーチンと採点サブルーチンとにお
いてコールされる。
第4図において、ステップ11及び12では、ペン先2
による採点マークの筆記開始を検出するために圧力信号
Pの立ち上がりを待ちながら、採点ペン30から論理値
1のボタン信号Bが出力されたか否かを調べる。圧力信
号Pが立ち上がる前にブツシュボタン32の押圧によっ
てボタン信号Bが1になると、ステップ13においてメ
モリ50内の入力モードPENを0にした後、このサブ
ルーチンからリターンする。ブツシュボタン32を押さ
ずにペン先2による採点マークの筆記を開始した場合に
は、ステップ14においてメモリ50内の筆記時間計測
値Tをゼロクリアするとともに、カウントフラグCNT
を1にする。
次にステップ15でタイマ48からの割込を許可した後
、ステップ16及び17では、タイマ割込処理ルーチン
によるカウントフラグCNTのゼロクリアを待ちながら
、採点ペン30から論理値1のボタン信号Bが出力され
たか否かを調べる。
後に説明するように、−筆書きによる採点マークの筆記
が終了すると筆記時間計測値Tがセットされた状態でカ
ウントフラグCNTが0になるので、この採点ペン入力
サブルーチンの処理を終了してステ・シブ16からリタ
ーンする。採点マークの筆記中であっても、ブツシュボ
タン32を押圧すれば、筆記時間の計測を中止してステ
ップ18でタイマ割込を禁止した後、入力モードPEN
を0にしてリターンする ステップ16及び17の実行中にタイマ48からマイク
ロプロセッサ3Bに対して割込信号が入力されると、そ
のたびに第5図に示すタイマ割込ルーチンが実行される
ステップ21では、採点マークの筆記終了を検出するた
めに圧力信号Pの論理値が調べられる。圧力信号Pが1
のままである場合には、ステップ22に進んで筆記時間
計ΔllI値Tをインクリメントした後、ステップ23
でタイマ割込を再び許可してリターンする。タイマ割込
がかかった時点で筆記が終了しており圧力信号Pが0に
なった場合には、ステップ21からステップ24に進ん
で筆記時間計ΔIll値Tをそのままにしてカウントフ
ラグCNTを0にした後、さらにステップ25において
タイマ割込がかかることがないようにこれを禁止してリ
ターンする。タイマ割込は一定の時間間隔tで発生する
から、カウントフラグCNTが0の状態でこの割込処理
ルーチンからリターンしたときの計Δ−1値Tは、tを
単位とした採点マークの筆記時間を示す。
次に、練習サブルーチンの動作を詳細に説明する。
第6図は前記のメインルーチンでコールされる練習サブ
ルーチンを示すフローチャートであり、第7図はこの練
習サブルーチンの動作によって得られる液晶デイスプレ
ィ42の画面を示す図である。
ステップ31では、採点ペン30からの入力を可能にす
るためにメモリ50内の入力モードPENを1にする。
ステップ32では、メモリ50に記憶された各採点マー
クに関する上限設定値と下限設定値とを、マークごとに
液晶デイスプレィ42に表示する。第7図は、誤答マー
クに関する上限設定値Mlと下限設定値mlとがそれぞ
れ16と7であり、正答マークについては上限設定値M
2と下限設定値m2とがそれぞれ36と20であり、部
分点付与マークに関する上限設定値M3と下限設定値m
3とがそれぞれ60と40である場合の例を示す。これ
らの設定値は後述のようにO〜80の範囲で任意に設定
可能であるが、前記のように正答マーク、誤答マーク及
び部分点付与マークとしてそれぞれ0./及びΔを使用
する場合には、これらの設定値が妥当である。
ステップ33では、第4図に示した採点ペン入力サブル
ーチンをコールする。採点ペン30のブツシュボタン3
2が押された場合には、入力モードPENを0に変更し
た状態で採点ペン入力サブルーチンからリターンしてく
るので、この練習サブルーチンの処理を終了してステッ
プ34からメインルーチンにリターンする。採点ペン3
0のブツシュボタン32が押されていない場合には、P
EN −1のまま筆記時間計nノ値をTにセットした状
態で採点ペン入力サブルーチンからリターンしてくるの
で、ステップ34からステップ35に進む。
ステップ35では、筆記時間計測値Tが誤答マークにつ
いての上限設定値Mlと下限設定値mlとの間の範囲の
値であるか否かが調べられる。この範囲内であれば、筆
記されたマークが誤答マークであると判定してステップ
36で採点データHに例えば1をセットする。ステップ
37及び38では、筆記時間計測値Tが正答マークに関
する上限設定値M2と下限設定値m2との間の範囲の値
である場合に、筆記されたマークが正答マークであると
判定して採点データHに2をセットする。ステップ39
及び40では、筆記時間計測値Tが部分点付与マークに
関する上限設定値M3と下限設定値m3との間の範囲の
値である場合に、筆記されたマークが部分点付与マーク
であると判定して採点データHに3をセットする。また
、筆記時間計測値Tが以上のいずれの範囲にも属さない
場合には、ステップ41で採点データHに判別不能を示
す0をセットする。ステップ36.38.40又は41
で採点データHのセットを行った後は、ステップ42に
おいて、第7図に示すように採点データHに対応する採
点マークと筆記時間計測値Tとを液晶デイスプレィ42
に表示してステップ33にもどる。したがって、採点者
は、ペン先2によって繰返し採点マークを筆記すること
により、筆記のたびにその筆記時間と判定結果とを知る
ことができ、自分の実際のマーク筆記時間が各採点マー
クの設定範囲内に正しく入るか否かを調べることができ
る。また、採点者は、この練習サブルーチンの実行によ
って自分のマーク筆記時間を設定値に合わせるように練
習することもできる。
次に、第8図に示すフローチャートを用いて設定サブル
ーチンの動作を詳細に説明する。
ステップ51では、テンキーパッド38又はコンソール
40のキーボード44からの入力を可能にするために、
メモリ50内の入力モードPENを0にする。ステップ
52では、メモリ50内に記憶された各採点マークに関
する上下限設定値のうち変更しようとするものについて
、テンキーパッド38又はコンソール40のキーボード
44を用いて所望の値を入力する。この変更は、第7図
に示すようにマークごとに液晶デイスプレィ42に表示
された各設定値のうち変更しようとするもの位置にカー
ソルを移動させた後に数値を入力することによって行な
われる。この際、設定値として0〜80の範囲の数値を
任意に入力することができる。入力された設定値は、ス
テップ53においてメモリ50内の該当箇所に書込まれ
る。以上の変更により、メモリ50内の各採点マークに
関する上下限設定値を採点者の筆記時間に適合するよう
に最適化することができる。
次に、採点サブルーチンの動作を詳細に説明する。
第9図は前記のメインルーチンでコールされる採点サブ
ルーチンを示すフローチャートであり、第10図はこの
採点サブルーチンの動作によって得られる液晶デイスプ
レィ42の画面を示す図である。ただし、第10図は、
3年A組の出席番号1の生徒の英語の試験を例として、
大間1の10小間のうちの4小間に関する採点が終了し
た状態を示す。
ステップ61では、テンキーパッド38又はコンソール
40のキーボード44からの入力を可能にするためにメ
モリ50内の人力モードPENを0にする。ステップ6
2において採点しようとする答案に関するクラス番号と
試験科目名とを人力すると、これらの情報がメモリ50
に記憶されるとともに液晶デイスプレィ42に表示され
る。ステップ63では、入力されたクラス番号をもとに
してメモリ50から取り出された生徒名簿データを参照
して出席番号とともに生徒の氏名を表示した後、この科
目の試験の得点合計の初期値として0点を表示する。ま
た、入力された試験科目名をもとにしてメモリ50から
取り出された配点デニタを参照して、大間番号、この大
間内の小間数及びこの大間に対する配点も表示する。
さらに、この大間内の正答数及びこの大間内の得点の初
期値としてそれぞれ0を表示する。また、画面下端には
、この大間内の小間の番号が表示される。
この状態において、キーボード44のペン入力モードキ
ーを押し下げると、この押下がステップ64で検出され
てステップ65に進み、ステップ65において採点ペン
30からの入力を可能にするためにメモリ50内の入力
モードPENを1にセットする。ステップ66では、先
に説明した採点ペン入力サブルーチンをコールする。採
点ペン30のブツシュボタン32を押さずにペン先で採
点マークを筆記した場合には、PEN −1のまま筆記
時間計測値をTにセットした状態で採点ペン入力サブル
ーチンからリターンしてくるので、ステップ67からス
テップ70に進む。
ステップ70では、筆記時間計測値Tが誤答マークにつ
いての上限設定値M1と下限設定値mlとの間の範囲の
値であるか否かが調べられる。この範囲内であれば、筆
記されたマークが誤答マークであると判定してステップ
71で採点データHに1をセットする。ステップ72及
び73では、筆記時間計測値Tが正答マークに関する上
限設定値M2と下限設定値m2との間の範囲の値である
場合に、筆記されたマークが正答マークであると判定し
て採点データHに2をセットする。また、筆記時間計測
値Tが以上のいずれの範囲にも属さない場合には、ステ
ップ74において、筆記されたマークが部分点付与マー
クであると判定して採点データHに3をセットする。ス
テップ71.73又は74において採点データHのセッ
トを行った後は、いずれの場合もステップ75において
、採点データHに対応する採点マークを第10図に示す
ように液晶デイスプレィ42の画面内の該当小間番号の
下に表示する。
ステップ76〜79では、以上の判別によって得た採点
データHに応じて大間内の正答数及び得点並びに得点合
計の更新を行う。すなわち、Hが1の場合には誤答であ
るからステップ76からステップ80にジャンプし、こ
れらの更新を行なわない。Hが2の場合には正答である
から、ステップ77において大間内の正答数をインクリ
メントし、大間内の得点及び得点合計にそれぞれ小間の
配点を加えて更新し、更新後の各得点を表示する。Hが
3の場合には部分点付与を意味するから、ステップ78
においてテンキーパッド38から部分点の入力を受け、
ステップ79において大間内の得点及び得点合計に入力
部分点をそれぞれ加えて更新し、更新後の各得点を表示
する。
ステップ80では、1つの大間内の全小間の採点が終了
したか否かを判定し、終了していない場合はステップ6
6にもどって次の小間の採点を実行する。小間の採点が
終了した場合には、ステップ81において入力モードP
ENを0にする。入力モードPENが0になると、入力
手段としての機能が採点ペン30からテンキーパッド3
8及びキーボード44に移行する。したがって、この大
間に関する寸評や液晶デイスプレィ42に表示されてい
る大間の得点小計をペン先2によって答案に筆記しても
、この筆記が採点マークと混同されて採点データが誤入
力されることはない。
採点が終了した大間について採点の修正が必要である場
合には、キーボード44の操作によってステップ82か
らステップ83に進む。ステップ83では、テンキーパ
ッド38に設けられたO、X、Δの3つのキーを用いて
任意の採点データの修正を行うことができる。この修正
は、小間番号ごとに液晶デイスプレィ42に表示された
各採点マークのうち修正しようとするもの位置にカーソ
ルを移動させた後に、テンキーパッド38のキーを押下
することによって行なわれる。
次にステップ84で採点データの修正に伴う正答数及び
得点の修正を行った後、ステップ82にもどる。なお、
前記ステップ66における採点ペン入力のサブルーチン
コールの際に採点べン30のブツシュボタン32が押さ
れた場合にも、採点データの修正を行うことができる。
すなわち、この場合には入力モードPENを0に変更し
た状態で採点ペン入力サブルーチンからリターンしてく
るのでステップ67からステップ68に進み、ステップ
68及び69において、テンキーパッド38のO1×、
Δの3キーを用いて直前の採点データの修正を行い、正
答数及び得点の修正を行った後、ステップ64にもどっ
てペン入力モードキーの押下を待つ。
さて、採点の修正が必要でない場合には、キーボード4
4の操作によってステップ82からステップ85に進む
。ステップ85では、全大間の採点が終了したか否かを
判定し、終了していない場合はステップ64にもどって
次の大間の採点を実行する。全大間の採点が終了した場
合には、ステップ86において全小間についての各小間
の採点データを、得点合計とともに第2図には図示しな
いフロッピーディスク等の補助記憶装置内に保存する。
また、この際、入力モードPENが0であるから、採点
データの誤入力を発生することなく、この試験に関する
総評や液晶デイスプレィ42に表示されているこの生徒
の得点合計をペン先2によって答案に筆記することがで
きる。
次の生徒の答案についての採点が必要である場合には、
キーボード44の操作によってステップ87からステッ
プ63にもどる。全生徒の答案に対する採点が終了した
場合には、この採点サブルーチンの処理を終了してステ
ップ87がらリターンする。なお、採点の順序は以上の
説明にかぎらず、全生徒の答案についである大間の採点
が終了した後に、再び全生徒の答案について次の大間の
採点を実行してもよい。また、以上の3採点マークのう
ち部分点付与マークの判別を排除して他の2マークだけ
で採点を行うこともでき、この場合には、1つの筆記時
間設定値のみを設け、筆記時間計測値とこの1設定値と
の大小比較によって2採点マークの判別を行ってもよい
以上に説明した本実施例に係る採点処理装置によって得
られた採点データをもとにして、試験結果に関する諸表
をプリンタ4Bに出力することができる。すなわち、出
席番号順に得点を表わした成績表、成績順に得点を表わ
した得点順位表、得点度数分布表、得点度数分布図、全
問内及び各大間内の正答率を生徒別に表わした習熟度分
析表又は各大間の得点を生徒別に表わした量刑レーダー
チャート図等をプリンタ46で印刷することができる。
また、正答率の高い小間順に各行を構成し正答率の高い
生徒順に各列を構成するように行列形式で小間及び生徒
ごとの正誤データを表示したSP分析表や正答率と注意
係数との相関図を出力することもできる。以上に説明し
たように、本実施例によれば、各生徒について小間ごと
の採点データの入力を容易に実行することができるから
、このデータに基づき従来の人手による採点では不可能
に近かったSP分析等の複雑な成績処理を容易かつ迅速
に行うことができる。
なお、以上に説明した実施例では、マイクロプロセッサ
36の動作によってソフトウェアで筆記時間を計all
 していたが、採点ペン30内に一定周波数のクロック
が供給されるカウンタを設け、圧力信号Pの入力がある
間だけこのカウンタによってクロックを計数することに
より筆記時間を計測してもよい。ただし、本実施例では
R3−232C等のシリアルボートで圧力信号Pの入力
を受けることができるが、この場合にはパラレルポート
を使用したハンドシェイク方式でカウンタ計数値を受け
る。。
また、以上の説明では、ペン先2による採点マークの筆
記時間計測値をデジタル量に変換した後、変換によって
得られたデジタル量と同じくデジタル量で与えられる筆
記時間設定値とを比較していたが、筆記時のペン先2へ
の圧力印加により圧力センサ4から出力される圧力信号
6の継続時間をこれに応じた大きさのアナログ電圧値に
変換し、この電圧値とアナログ−の設定電圧値とを比較
してもよい。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明に係る採点処理装置は、
圧力センサと筆記時間計測手段とによってペン先で筆記
される採点マークの筆記時間を計測し、この計測値を採
点マーク判別手段で筆記時間設定手段の設定値と大小比
較することによって筆記された採点マークを判別してい
るため、本発明によれば、答案に採点マークを筆記する
1操作だけで各解答に対する採点データの入力を誤りな
く行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を示すブロック図、第2図は、
本発明の実施例に係る採点処理装置のブロック図、 第3図は、前図のマイクロプロセッサの動作のうち採点
メインルーチンを示すフローチャート、 第4図は、第2図のマイクロプロセッサの動作のうち採
点ペン入力サブルーチンを示すフローチャート、 第5図は、第2図のマイクロプロセッサの動作のうちタ
イマ割込処理ルーチンを示すフローチャート、 第6図は、第2図のマイクロプロセッサの動作のうち練
習サブルーチンを示すフローチャート、 第7図は、前図の動作によって得られる第2図の液晶デ
イスプレィの画面を示す図、第8図は、第2図のマイク
ロプロセッサの動作のうち設定サブルーチンを示すフロ
ーチャート、 第9図は、第2図のマイクロプロセッサの動作のうち採
点サブルーチンを示すフローチャート、 第10図は、前図の動作によって得られる第2図の液晶
デイスプレィの画面を示す図である。 符号の説明 2・・・ペン先、4・・・圧力センサ、6・・・圧力信
号、8・・・筆記時間計測手段、10・・・筆記時間計
DJ値、12・・・筆記時間設定手段、I4・・・筆記
時間設定値、16・・・・・・採点マーク判別手段、3
0・・・採点ペン、32・・・ブツシュボタン、36・
・・マイクロプロセッサ、38・・・テンキーパッド、
50・・・メモリ、B・・・ボタン信号、H・・・採点
データ、Ml、M2.M3・・・筆記時間上限設定値、
ml、m2.m3・・・筆記時間下限設定値、P・・・
圧力信号、T・・・筆記時間計測値。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、筆記可能なペン先(2)と、筆記時の前記ペン先(
    2)への圧力印加により圧力信号(6)を出力する圧力
    センサ(4)と、前記圧力信号(6)の継続時間に応じ
    た計測値(10)を出力する筆記時間計測手段(8)と
    、前記計測値(10)と筆記時間設定手段(12)が出
    力する設定値(14)との大小比較により前記ペン先(
    2)で筆記された採点マークの判別を行う採点マーク判
    別手段(16)とを有することを特徴とする採点処理装
    置。
JP62335269A 1987-12-28 1987-12-28 採点処理装置 Pending JPH01177070A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028666U (ja) * 1973-07-09 1975-04-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028666U (ja) * 1973-07-09 1975-04-02

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