JPH0117701Y2 - - Google Patents

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JPH0117701Y2
JPH0117701Y2 JP1984084716U JP8471684U JPH0117701Y2 JP H0117701 Y2 JPH0117701 Y2 JP H0117701Y2 JP 1984084716 U JP1984084716 U JP 1984084716U JP 8471684 U JP8471684 U JP 8471684U JP H0117701 Y2 JPH0117701 Y2 JP H0117701Y2
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clutch
pulley
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electromagnetic
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JP1984084716U
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JPS61523U (ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/108Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
    • F16D27/112Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば車両用コンプレツサ等に使
用される電クラツチ、詳しくは駆動側回転体をプ
ーリ部とクラツチ部とに分割し、これらを別部材
により構成した電磁クラツチの改良に関する。
(従来技術) 従来の電磁クラツチとしては、例えば第4図〜
第6図に示すようなものが知られている。第4図
および第5図に示すものは車両用エアコンデイシ
ヨナのコンプレツサに装着された電磁クラツチで
あり、以下の構成を有している。すなわち、機関
出力軸によりベルト駆動されるプーリ1はコンプ
レツサの回転軸2の突出端部の外周に軸受3によ
り回転自在に設けられ、このプーリ1と対向し
て、アーマチユア4が回転軸2に取り付けられて
いる。プーリ1は大略してアーマチユア4と所定
の間隙Lを有して配設されるクラツチ部1Aと、
ベルトが巻回されるプーリ部1Bと、からなるも
ので、全体として強磁性体からなる鍛造一体成形
品である。一方、アーマチユア4は、回転軸2に
キー及びボルト結合されたボス部材7のフランジ
6に板ばね5により弾性的に取り付けられてお
り、コイルケース9に保持された界磁コイル10
が通電時電磁力を発生させると、クラツチ部1A
の一側面に吸引されて密着、接合される。また、
前記プーリ部1Bの大きさや形状は、第4図に示
すように、2条のベルト溝を形成したものや、第
5図に示すように、ベルト溝内に複数個の小溝を
形成したもの等車種等に応じて多様に形成され
る。
(問題点) しかしながら、このような従来の電磁クラツチ
にあつては、駆動側の回転体は一体成形品であつ
たため、車種、仕様に応じてその都度プーリ部の
大きさや形状を溝加工等により成形しなければな
らず、この溝加工が極めて煩雑である上、材料と
しては回転体の全体に鍛鉄等の強磁性材料を用い
る必要があつた。その結果、回転体の重量が増加
するだけではなく、そのコストも大幅に増大する
という問題点があつた。そこで、かかる問題点を
解決するために、一方の回転体1のプーリ部1B
とクラツチ部1Aとをそれぞれ別部材で構成し、
クラツチ部1Aにプーリ部1Bを圧入することが
考えられるが、この場合には両部材にて加工精度
にバラツキがあるとプーリ部1Bがクラツチ部1
Aに対して回転方向にすべつたり、またクラツチ
部1Aがプーリ部1Bから軸方向に抜けてしまう
という新たな問題点が生ずる。このため、第6図
に示すように、クラツチ部1Aの外周縁部にフラ
ンジ部1Cを形成し、プーリ部1Bとクラツチ磁
部1Aとを嵌合する際に、フランジ部1Cで位置
決めした後、フランジ部1Cからプーリ部1Bに
貫通するネジ穴11を設けて両部材1A,1Bを
ボルト12で結合することが考えられる。
しかしながら、この場合には、クラツチ部1A
の外縁部を周方向に突出させなければならず、ク
ラツチ部1Aが大径化してしまい、その結果、ク
ラツチを例えば車載する際の取付スペースが確保
できないという問題点が生じていた。
(考案の目的) そこで、この考案は、一方の回転体をプーリ部
とクラツチ部とに分割して別部材とし、これらの
部材の嵌合部にネジ穴を形成し、このネジ穴にボ
ルトを螺入してボルト結合することにより、前記
問題点を解決することを目的としている。
(考案の構成、作用) 本考案に係る電磁クラツチは、駆動側の回転体
を、クラツチ部とこれに嵌合されるプーリ部と、
に分割し、プーリ部を任意の材料で、また、任意
の形状等に形成可能とするとともに、クラツチ部
とプーリ部との嵌合部にネジ穴を加工してボルト
を螺入することにより、これらを強固に結合し
て、回転方向のすべり及び軸方向の抜けを共に防
止し、さらに回転体自体の大径化を防止するもの
である。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案に係る電磁クラツチの一実施
例を示すものである。なお、この実施例の電磁ク
ラツチは、例えば車両用コンプレツサに装着され
るものである。
まず、構成を説明すると、同図において、21
はコンプレツサハウジング(図外)よりその一端
部が突出したコンプレツサの回転軸を示し、22
は同ハウジングに固設されて、この回転軸21が
遊貫する筒状部材である。この筒状部材22の外
周には軸受23を介して、例えば機関出力軸によ
りベルト駆動される一方の円板状回転体24が回
転自在に支持されている。この回転体24はその
外周に2条のベルト溝が形成されたプーリ部25
と、このプーリ部25と結合されたクラツチ部2
6と、から構成されている。また、27はクラツ
チ部26に抱持されるように配されて筒状部材2
2に固着されたコイルケースであり、コイルケー
ス27内には界磁コイル28が巻回、抱持されて
いる。一方、前記回転軸21の突出端部(筒状部
材22への遊貫部)には、取付ボス29が嵌合さ
れ、半月キー30により回り止めが、ボルト31
により抜け止めが施されている。取付ボス29の
筒状部材22からの突出端には円板状のフランジ
29Aが形成されており、このフランジ29Aと
前記クラツチ部26とは平行に配設されている。
32はクラツチ部26と所定のエアギヤツプLを
有して対向、配置されたアーマチユアであり、こ
のアーマチユア32は板ばね33によりフランジ
29Aに、軸方向に変位自在に取り付けられてい
る。すなわち、アーマチユア32は板ばね33の
付勢力および界磁コイル28の電磁力によりクラ
ツチ部26に対して離接可能に設けられている。
なお、これらのアーマチユア32、板ばね33、
取付ボス29、およびフランジ29Aが全体とし
て他方の回転体34を構成している。
ここで、前記プーリ部25とクラツチ部26と
はそれぞれ別部材で構成されており、プーリ部2
5は強磁性材料に限定されず、むしろプーリとし
て適切な材料、例えば軽量化のためアルミニウム
合金、その他の鋳鉄等で形成され、またクラツチ
部26は界磁コイル28により発生した電磁力を
作用させるため強磁性材料で形成されている。ク
ラツチ部26は、図中左端部が上記アーマチユア
32と略同径の円板状に、同じく右端部が上記コ
イルケース27を抱持する円筒状に形成したもの
で、この円筒状部分に上記プーリ部25が圧入、
嵌合されている。これらのクラツチ部26とプー
リ部25との嵌合部35(これらの境界部分)に
は両部材に亘つてタツプ加工が施され、ネジ穴3
6が形成されている。このネジ穴36にボルト3
7が螺入されて、クラツチ部26とプーリ部25
とが強固に結合され、回転方向に対するすべりと
軸方向に対する抜けとがもとに防止されている。
なお、この実施例ではネジ穴36は該境界部分に
複数個設けられている。また、これらのボルト3
7はアーマチユア32側からねじ込まれるため、
頭なしボルトが使用されている。
次に作用について説明する。
この電磁クラツチは、界磁コイル28への通電
のON・OFFにより機関出力軸からの回転トルク
が回転軸21を介してコンプレツサに伝達され
る。すなわち、通電時はアーマチユア32が界磁
コイル28の電磁力により吸引されてクラツチ部
26に接続されてトルクの伝達を行い、非通電時
は板ばね33のばね力によりアーマチユア32が
クラツチ部26から離間して該伝達を遮断する。
ここで、この実施例においては、プーリ部25
とクラツチ部26とを別体としたため、プーリ部
25の材料としてプーリとして最も適切な材料、
例えばアルミニウム合金、その他の鋳鉄等を選定
することが可能となり、軽量化等を図ることがで
きる。また、プーリ部25の大きさや形状(例え
ば溝数)も車両の仕様に応じて適宜設定できるの
で、車種等に応じて溝加工等が必要であつた従来
例に比較して作業性を大幅に向上できる。また、
クラツチ部26は各仕様にも抱らず単一形成品を
用いることができ、かつ、単純な形状とすること
ができ、標準化が可能となるので大量生産に適合
しうる。これらの結果、精族コストを大幅に低減
することができる。また、プーリ部25とクラツ
チ部26との嵌合部35にタツプ加工を施し、ネ
ジ穴36にボルト37を螺入したため、クラツチ
部26の外周縁部にフランジを形成する必要がな
いのでクラツチ部26が大径化することがなく、
この電磁クラツチを装着する際の取付スペースを
容易に確保することができる。また、このボルト
結合によりプーリ部25をクラツチ部26に強固
に固着でき、単にプーリ部25にクラツチ部26
を圧入していた従来例に比較して、プーリ部25
の回転方向に対するすべりおよびクラツチ部26
の軸方向の抜けを確実に防止することができる。
次に、第2図および第3図はこの考案の他の実
施例を示したもので、この実施例はプーリ部25
の形状または大きさが異なる電磁クラツチにこの
考案を適用した例である。第2図においては、外
周部に複数個の小溝38を形成したプーリ部25
とクラツチ部26とをその嵌合部35でボルト結
合したものである。第3図に示す実施例は、一条
のベルト溝を有し、かつ大径のプーリ部25と、
一条のベルト溝を有し、かつ大径のプーリ部25
と、一条のベルト溝が形成されたクラツチ26
と、をコンプレツサ側において、その嵌合部35
にネジ穴36を形成し、このネジ穴36にボルト
37を螺入したものである。その他の構成および
作用は前記実施例と同様である。
(効果) 以上説明してきたように、この考案によれば、
プーリ部とクラツチ部とを別体で構成したため、
プーリ部の大きさ、形状、材質を車種、仕様等に
応じて適宜設定でき、その製造コストを大幅に低
減することができる。またその際クラツチ部が大
径化することなくボルト結合することができ、ク
ラツチの装着時の取付スペースの自由度が低下す
ることなく、回転方向に対するすべりや軸方向に
対する抜けを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電磁クラツチの一実施
例を示す半断面図、第2図および第3図はそれぞ
れこの考案の他の実施例を示すその半断面図、第
4図及び第5図は従来の電磁クラツチをそれぞれ
示すその半断面図、第6図はクラツチ部にフラン
ジを形成した場合のプーリ部とクラツチ部との結
合状態を示す要部断面図である。 24……一方の回転体、25……プーリ部、2
6……クラツチ部、28……界磁コイル、34…
…他方の回転体、35……嵌合部、36……ネジ
穴、37……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動源によりベルト駆動される一方の円板状回
    転体と、該回転体に対向して配設された他方の回
    転体と、これらの回転体をその電磁力により離接
    可能とする界磁コイルと、を備えた電磁クラツチ
    において、前記一方の回転体を、これが他方の回
    転体に摺接するクラツチ部と、このクラツチ部に
    嵌合するプーリ部と、に分割し、これらの両部材
    の嵌合部にねじ穴を形成し、このねじ穴にボルト
    をねじ込むことにより、クラツチ部とプーリ部と
    を結合したことを特徴とする電磁クラツチ。
JP1984084716U 1984-06-07 1984-06-07 電磁クラツチ Granted JPS61523U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984084716U JPS61523U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 電磁クラツチ

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JP1984084716U JPS61523U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 電磁クラツチ

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JPS61523U JPS61523U (ja) 1986-01-06
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JPS61523U (ja) 1986-01-06

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