JP2001322446A - 車両用補機及びその組付け方法 - Google Patents

車両用補機及びその組付け方法

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JP2001322446A
JP2001322446A JP2000142370A JP2000142370A JP2001322446A JP 2001322446 A JP2001322446 A JP 2001322446A JP 2000142370 A JP2000142370 A JP 2000142370A JP 2000142370 A JP2000142370 A JP 2000142370A JP 2001322446 A JP2001322446 A JP 2001322446A
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rotating shaft
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power transmission
shaft
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Takahiro Moroi
隆宏 諸井
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
Masami Niwa
正美 丹羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用補機において、駆動源からの入力を受
けて回転する動力伝達部材を車両用補機の回転軸に組付
ける際に、該回転軸の連れ回りを防止できるようにす
る。 【解決手段】 駆動源からの動力によって電磁スプリン
グクラッチを介して駆動される車両用補機において、前
記電磁スプリングクラッチの出力ハブ7が車両用補機の
回転軸8に対してスプライン嵌合され、かつ取付ボルト
9によって軸方向から締結されている。このような取付
構造において、出力ハブ7に対してボルト13で結合さ
れたスプリングカバー12の筒部外周面に万力等の回り
止め用治具が係合可能な2面幅16を形成した。そし
て、スプリングカバー12を出力ハブ7に結合後、該出
力ハブ7を回転軸8に取付ボルト9によって締結する際
に、2面幅16を用いて回転軸8の連れ回りを防止でき
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばDE314
7468に開示される水ポンプヒータやコンプレッサー
のような車両用補機に関するものであり、詳しくは、エ
ンジンの動力を車両用補機の回転軸に伝達するために備
えられる車両用補機の動力伝達部材の組付け技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンの動力を水ポンプヒータやコン
プレッサーのような車両用補機に伝達する動力伝達手段
としては、例えば図6に示すような電磁スプリングクラ
ッチが知られている。図示の電磁スプリングクラッチ
は、エンジンから動力を受けて回転する入力プーリ31
と、電磁コイル32と、この電磁コイル32への通電又
は遮断に対応して前記入力プーリ31に吸着又は離脱さ
れるアーマチャ33と、自動車用補機(水ポンプヒータ
又はコンプレッサー等)の回転軸36上に組付けられた
出力ハブ34と、前記入力プーリ31及び出力ハブ34
にそれぞれ設定された巻付き面(円形外周面)上に配置
されるとともに、一端が前記アーマチャ33に結合さ
れ、他端が前記出力ハブ34に結合されたコイルスプリ
ング35とを備えている。出力ハブ34は回転軸36に
スプライン嵌合されるとともに、取付ボルト37によっ
て結合されている。また、出力ハブ34にはコイルスプ
リング35を覆うためのスプリングカバー38が複数の
ボルト39によって結合され、そのスプリングカバー3
8に前記アーマチャ33が取り付けられている。そし
て、電磁コイル32への通電によって入力プーリ31に
アーマチャ33が吸着されると、コイルスプリング35
が入力プーリ31と出力ハブ34の巻付き面に巻き付
き、この巻き締め力によって入力プーリ31のトルクが
出力ハブ34を介して回転軸36に伝達されるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構造の電磁スプリングクラッチにおいては、自動車用
補機の回転軸に対する出力ハブ34の組付けは、先ず、
出力ハブ34、コイルスプリング35、アーマチャ33
及びスプリングカバー38の4部品を予め組付けて一体
化し、その後、出力ハブ34のボス部34aを回転軸3
6のスプライン軸部36aに嵌合する。このとき、コイ
ルスプリング35が入力プーリ31の円筒部31aに嵌
まり込む。この状態で、スプリングカバー38の中心部
に設けられた作業孔38aから取付ボルト37を挿入し
てソケットレンチによって回転軸36にねじ込むという
作業を行うことで組付けている。ところが、自動車用補
機によっては、回転軸36の負荷(回転抵抗)が小さい
ものがあり、取付ボルト37のねじ締め時に回転軸36
が連れ回りすることがある。このような連れ回り現象が
発生すると、当然のことながら所定の締結(結合)強度
が確保されないことになる。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、車両用
補機において、駆動源からの入力を受けて回転する動力
伝達部材を車両用補機の回転軸に組付ける際に、該回転
軸の連れ回りを防止できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る車両用補機及びその組付け方法は、特
許請求の範囲の各請求項に記載の通りの構成を備えた。
従って、請求項1に記載の発明によれば、車両用補機に
おいて、回転軸の外周に動力伝達部材を一体回転可能に
嵌合後、該動力伝達部材のボス孔を通して取付ボルトを
回転軸にねじ込んで組付ける際に、前記動力伝達部材に
設けた回り止め部に治具を係合して周方向の動きを固定
することによって前記回転軸の連れ回りを規制すること
ができる。このため、取付ボルトを確実に締付けること
が可能となり、動力伝達部材と回転軸との所定の締結強
度を確保できる。このことは、回転軸の負荷(回転抵
抗)が小さい車両用補機において特に有効となる。
【0006】また、請求項2に記載の発明によれば、車
両用補機に動力を伝達する電磁クラッチにおいて、車両
用補機の回転軸に電磁クラッチの出力側部材を一体回転
可能に嵌合後、該出力側部材のボス孔を通して取付ボル
トを回転軸にねじ込んで組付ける際に、前記出力側部材
に設けた回り止め部に治具を係合して周方向の動きを固
定することによって前記回転軸の連れ回りを規制するこ
とができる。このため、取付ボルトを確実に締付けるこ
とが可能となり、出力伝達部材と回転軸との所定の締結
強度を確保できる。
【0007】また、請求項3に記載の発明によれば、車
両用補機に動力を伝達する電磁クラッチにおいて、予
め、コイルスプリング及びスプリングカバーが組付けら
れて一体化された電磁クラッチの出力側部材を、車両用
補機の回転軸に一体回転可能に嵌合後、該出力側部材の
ボス孔を通して取付ボルトを回転軸にねじ込んで組付け
る際に、スプリングカバーに設けた回り止め部に治具を
係合して周方向の動きを固定することによって回転軸の
連れ回りを規制することができる。このため、取付ボル
トを確実に締付けることが可能となり、出力伝達部材と
回転軸との所定の締結強度を確保できる。
【0008】また、請求項4に記載の発明によれば、車
両用補機において、回転軸に動力伝達部材を取付ボルト
によって組付ける際に、回転軸の連れ回りを防止するこ
とが可能な簡単な組付け方法を提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。先ず、図1〜図3に基づいて第1
の実施の形態を説明する。本実施の形態は、駆動源であ
るエンジンの動力を水ポンプヒータやコンプレッサーの
ような車両用補機に断続的に伝達するために備えられる
電磁スプリングクラッチに適用したものであり、この電
磁スプリングクラッチが本発明の動力伝達部材に対応す
る。図1は電磁スプリングクラッチを示す縦断面図、図
2は同じく側面図、図3は図2のA矢視図である。
【0010】図1に示すように、電磁スプリングクラッ
チにおける略円筒形の入力プーリ1は、暖房補助用とし
て備えられる水ポンプヒータのハウジング2の一端に形
成された小径円筒部2aの外周に軸受3によって回転可
能に支持され、駆動源としてのエンジンEから取り出さ
れた動力によってVベルトを介して駆動される。なお、
この入力プーリ1が本発明の駆動側部材に対応する。入
力プーリ1は磁性材料である鋼材から形成されるととも
に防錆のためにクロメートメッキによる表面処理が施さ
れている。
【0011】また、入力プーリ1は一方の側面から軸方
向に同心的に突出する円筒状のボス部1aを備えてお
り、このボス部1aがコイルスプリング4の巻き付き面
を構成するものである。さらにまた、入力プーリ1の他
方の側面に形成された環状の凹溝1b内には、円環状の
電磁コイル5aを内蔵したステータ5が相対回転可能に
収容され、該ステータ5はハウジング2にサークリップ
6によって止められている。
【0012】出力ハブ7は円筒状のボス部7aとフラン
ジ部7bとを有し、ボス部7aの内周面に形成されたス
プライン溝が水ポンプヒータの回転軸8の外周面に形成
されたスプライン軸部8aに嵌合されている。また、出
力ハブ7の嵌合状態において、回転軸8の端部の軸中心
部には、出力ハブ7のボス孔を通して取付ボルト9が軸
方向から座金10を介してねじ締めされている。かくし
て、出力ハブ7は回転軸8に一体回転可能に嵌合された
状態で取付ボルト9によって軸方向から締結されてい
る。そして、出力ハブ7のフランジ部7bの外周面が前
記入力プーリ1のボス部1aの外周面と整合されてコイ
ルスプリング4の巻き付き面を構成している。なお、こ
の出力ハブ7が本発明の出力側部材に対応する。
【0013】前記入力プーリ1のボス部1a側の側面に
は、前記電磁コイル5aに対向して円環状のアーマチャ
11が配置されている。そして、入力プーリ1のボス部
1aの外周面と、出力ハブ7のフランジ部7bの外周面
とによって構成される巻付き面上にコイルスプリング4
が配置されており、そのコイルスプリング4は、一端が
アーマチャ11の内周側に形成された凹部に掛止されて
結合され、他端がフランジ部7bの外周側に形成された
凹部に掛止されて結合されている。
【0014】上記の出力ハブ7、コイルスプリング4及
びアーマチャ11の3部品は、鋼材製のスプリングカバ
ー12によって覆われた状態で一体化されている。すな
わち、スプリングカバー12は、上記の3部品を外側か
ら包み込むことが可能な筒部12aと鍔部12bとを有
する断面略ハット形に形成されている。そして、筒部1
2aによって出力ハブ7のフランジ部7bの側面及びコ
イルスプリング4全体を外側から包み込むように配置さ
れ、筒部12aの側面をフランジ部7bの側面に重ね合
わせた状態で側面周縁部を複数(3個)のボルト13に
よって締着されている。
【0015】また、スプリングカバー12の鍔部12b
は、外周縁が軸方向に筒形に突出され、その筒部内周面
にアーマチャ11が軸方向に摺動可能に嵌合されてい
る。そして、アーマチャ11のスプリングカバー12と
の対向面側には、円周上の複数箇所にマグネット14が
取り付けられている。従って、前記電磁コイル5aが通
電されていない状態では、アーマチャ11は該マグネッ
ト14を介してスプリングカバー12の鍔部12bに吸
着されている。また、スプリングカバー12の筒部12
aの側面中央部には、ボルト挿入用の作業孔15が形成
され、また筒部12aの円周面部には、例えば万力やス
パナのような連れ回り制止用治具が係合可能な2面幅1
6が形成されている。この2面幅16が本発明の連れ回
り防止用の回り止め部に対応する。
【0016】次に、上記のように構成された電磁スプリ
ングクラッチにおける、特に出力ハブ7の組付けについ
て説明する。水ポンプヒータの回転軸8に対する出力ハ
ブ7の組付けは、電磁コイル5aが内蔵されたステータ
5及び入力プーリ1を水ポンプヒータのハウジング2に
組付けた後で行う。また、出力ハブ7は該出力ハブ7を
含めたコイルスプリング4、アーマチャ11及びスプリ
ングカバー12の4部品を予め下記の如く組付けた後で
行う。
【0017】先ず、出力ハブ7のフランジ部7bの外周
にコイルスプリング4を配置してその一端をフランジ部
7bの凹部に掛止する。次いで、出力ハブ7にスプリン
グカバー12を被せてボルト13によって締結する一
方、スプリングカバー12の鍔部12bにアーマチャ1
1を嵌め込むとともに該アーマチャ11の凹部にコイル
スプリング4の他端を掛止する。アーマチャ11はマグ
ネット14にてスプリングカバー12に吸着保持され
る。
【0018】上記のようにして、組付けたのち、出力ハ
ブ7のボス部7aのスプライン溝を回転軸8のスプライ
ン軸部8aに嵌め込むと同時にコイルスプリング4を入
力プーリ1のボス部1aの外周に嵌め込む。次に、スプ
リングカバー12の2面幅16に回り止め用治具を係合
して周方向の動きを固定する。その後、前記スプリング
カバー12の筒部12aの作業孔15から取付ボルト9
をボス孔内に挿入するとともに、ソケットレンチ等のボ
ルト締付具によって回転軸8のねじ孔8bにねじ込む。
【0019】かくして、出力ハブ7は回転軸8に対して
スプライン嵌合された状態で取付ボルト9によって締結
される。このとき、スプリングカバー12の2面幅16
を治具によって保持しているため、たとえ回転軸8の負
荷(回転抵抗)が小さくとも該回転軸8の連れ回りを防
止できる。このため、取付ボルト9を確実に締付けるこ
とが可能となり、出力ハブ7と回転軸8とを所定の締結
強度で結合することができる。
【0020】なお、上記のように構成され、組付けられ
た電磁スプリングクラッチは、電磁コイル5aに通電さ
れていない状態では、マグネット14によりアーマチャ
11がスプリングカバー12に吸着されているため、入
力プーリ1の摩擦面1cとアーマチャ11の摩擦面11
aとの間にエアギャップと呼ばれる隙間が保持され、入
力プーリ1のみが回転し、出力ハブ7は静止している。
かかる状態で電磁コイル5aに通電されると、アーマチ
ャ11の摩擦面11aが入力プーリ1の摩擦面1cに吸
着されることになる。このため、一端がアーマチャ11
に結合され、他端が出力ハブ7に結合されているコイル
スプリング4は、アーマチャ11の連れ回りによって、
入力プーリ1のボス部1a及び出力ハブ7のフランジ部
7bの外周面に巻き付き、その巻き締め力によって入力
プーリ1のトルクが出力ハブ7を介して回転軸8に伝達
される。そして、電磁コイル5aに対する通電が遮断す
れば、アーマチャ11はマグネット14がスプリングカ
バー12に吸着されることによって入力プーリ1の摩擦
面1cから離脱し、これに伴い出力ハブ7への動力伝達
が断たれる。
【0021】次に、本発明の第2の実施の形態を図4及
び図5に基づいて説明する。この実施の形態は、スプリ
ングカバー12の筒部12aの側面に、回り止め部とし
て六角形の凹部又は孔17を形成したものである。な
お、その他については、前述の実施の形態と同様に構成
される。従って、この実施の形態によれば、凹部又は孔
17に回り止め用治具、例えば六角棒レンチを係合して
周方向の動きを固定することによって回転軸8の連れ回
りを規制した状態で取付ボルト9のねじ締め作業を行う
ことができる。このため、第1の実施の形態と同様の作
用効果を得ることができる。
【0022】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更することが可能である。例えば、本実施の形態で
は、スプリングカバー12に2面幅16や六角形の凹部
又は孔17を形成することによって回り止め部を設定し
たが、その形状については特に制約を受けるものではな
く、要するに回り止め用治具が係合可能な形状であれば
差し支えない。また、出力ハブ7が回転軸8に対して共
回りする構造は、スプライン嵌合をキーに変えてもよ
い。また、実施の形態では、車両用補機として水ポンプ
ヒータを例にして説明したが、これ以外の、例えばオイ
ルポンプ、オルタネータ、コンプレッサー等の車両用補
機に適用することが可能である。また、本実施の形態
は、電磁スプリングクラッチに適用した場合で説明した
が、コイルスプリングを有しない電磁クラッチに適用で
きることは勿論である。
【0023】また、本発明はエンジンから取り出された
動力をクラッチを介することなく直接的に入力して駆動
するタイプの車両用補機に適用してもよい。すなわち、
オルタネータのように、回転軸に入力プーリが直接的に
取り付けられている場合であれば、回転軸と入力プーリ
との取付構造に本発明を適用することができる。その場
合、入力プーリが本発明の動力伝達部材に対応する。要
するに、本発明は駆動源からの動力によって駆動される
動力伝達部材(電磁クラッチを介して駆動される場合
は、該クラッチの出力側部材)が、車両用補機の回転軸
に対して一体回転可能に嵌合され、かつ取付ボルトによ
って軸方向から締結される取付構造の車両用補機であれ
ば、適用することが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
駆動源からの入力を受けて回転する動力伝達部材を車両
用補機の回転軸に組付ける際に、該回転軸の連れ回りを
防止することができる。このため、取付ボルトを確実に
締付けることが可能となり、動力伝達部材と回転軸との
所定の締結強度を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る電磁スプリングクラッ
チを示す縦断面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】図2のA矢視図である。
【図4】第2の実施の形態に係る回り止め部を示すため
の側面図である。
【図5】図4のB矢視図である。
【図6】従来の電磁スプリングクラッチを示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1…入力プーリ 2…ハウジング 4…コイルスプリング 5a…電磁コイル 7…出力ハブ 7a…ボス部 8…回転軸 8a…スプライン軸部 9…取付ボルト 11…アーマチャ 12…スプリングカバー 16…2面幅 17…六角形の凹部又は孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 正美 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3D037 CB09 CB13 CB14 CB19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回転可能に支持される回転
    軸の外周に、駆動源からの入力を受けて回転する動力伝
    達部材のボス部を一体回転可能に嵌合した上で、該ボス
    部のボス孔を通して前記回転軸の端部に軸方向からねじ
    込まれる取付ボルトによって前記ボス部を前記回転軸に
    軸方向から加圧して前記動力伝達部材を前記回転軸に締
    結する構造の車両用補機であって、 前記動力伝達部材には、前記取付ボルトのねじ込み時に
    前記回転軸の連れ回りを規制するための回り止め用治具
    と係合可能な回り止め部を備えたことを特徴とする車両
    用補機。
  2. 【請求項2】 駆動源によって駆動される駆動側部材
    と、電磁コイルと、該電磁コイルへの通電又は遮断に対
    応して前記駆動側部材に結合又は離脱される出力側部材
    とを備え、ハウジングに回転可能に支持される回転軸の
    外周に、前記出力側部材のボス部を一体回転可能に嵌合
    した上で、該ボス部のボス孔を通して前記回転軸の端部
    に軸方向からねじ込まれる取付ボルトによって前記ボス
    部を前記回転軸に軸方向から加圧して前記出力側部材を
    前記回転軸に締結する構造の車両用補機の電磁クラッチ
    であって、 前記出力側部材には、前記取付ボルトのねじ込み時に前
    記回転軸の連れ回りを規制するための回り止め用治具と
    係合可能な回り止め部を備えたことを特徴とする車両用
    補機の電磁クラッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電磁クラッチであっ
    て、前記駆動側部材と前記出力側部材との間に介在さ
    れ、前記電磁コイルへの通電又は遮断に対応して前記駆
    動側部材のトルクを前記出力側部材に伝達又は遮断する
    コイルスプリングと、該コイルスプリングを覆うように
    前記出力側部材に結合されるスプリングカバーとを備
    え、前記スプリングカバーに前記回り止め部が形成され
    ていることを特徴とする電磁クラッチ。
  4. 【請求項4】 ハウジングに回転可能に支持される回転
    軸の外周に、駆動源からの入力を受けて回転する動力伝
    達部材のボス部を一体回転可能に嵌め込んだのち、該ボ
    ス部のボス孔を通して前記回転軸の端部に軸方向から取
    付ボルトをねじ込むことによって前記ボス部を前記回転
    軸に軸方向から加圧した状態で前記動力伝達部材を前記
    回転軸に締結する車両用補機の組付け方法であって、 所定の治具を用いて前記動力伝達部材の周方向の動きを
    固定することによって前記回転軸の連れ回りを規制した
    状態で前記取付ボルトのねじ込みを行う車両用補機の組
    付け方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051387A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
CN102001357A (zh) * 2009-08-31 2011-04-06 株式会社捷太格特 电动动力转向装置

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