JPH01176417A - 圧力変動式吸着分離法 - Google Patents
圧力変動式吸着分離法Info
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- JPH01176417A JPH01176417A JP62336443A JP33644387A JPH01176417A JP H01176417 A JPH01176417 A JP H01176417A JP 62336443 A JP62336443 A JP 62336443A JP 33644387 A JP33644387 A JP 33644387A JP H01176417 A JPH01176417 A JP H01176417A
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Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、組成や流量が変動する原料ガスから吸着工程
−再生工程−昇圧工程を基本工程とする各工程の繰り返
しにより特定成分を分離する圧力変動式吸着分離法に関
するものである。
−再生工程−昇圧工程を基本工程とする各工程の繰り返
しにより特定成分を分離する圧力変動式吸着分離法に関
するものである。
従来の技術
不純物を含む原料ガスから不純物成分と目的製品ガス成
分とを分離する方法の一つとして、圧力変動式吸着分離
法(PSA法)が知られている。
分とを分離する方法の一つとして、圧力変動式吸着分離
法(PSA法)が知られている。
この方法は、吸着工程−再生工程−昇圧工程を基本工程
とし、その繰り返しにより不純物を含む原料ガスから製
品ガス成分を分離するものである。
とし、その繰り返しにより不純物を含む原料ガスから製
品ガス成分を分離するものである。
上述の圧力変動式吸着分離法は、吸着剤に目的とする製
品ガス成分を吸着させるか、あるいは不純物成分を吸着
させるかにより、次の2つの態様にわけられる。
品ガス成分を吸着させるか、あるいは不純物成分を吸着
させるかにより、次の2つの態様にわけられる。
■ 吸着塔に充填した吸着剤に製品ガス成分を吸着させ
ると共に、不純物成分をスルーさせ、ついで再生工程に
おける減圧操作により製品ガス成分を回収する方式。
ると共に、不純物成分をスルーさせ、ついで再生工程に
おける減圧操作により製品ガス成分を回収する方式。
■ 吸着塔に充填した吸着剤に不純物成分を吸着させる
と共に、製品ガス成分をスルーさせて回収する方式。
と共に、製品ガス成分をスルーさせて回収する方式。
従来の圧力変動式吸着分離法においては、吸着工程を1
塔で行っているが、その際吸着操作は原料ガス中の被吸
着成分が破過する直前まで行うのが常である。
塔で行っているが、その際吸着操作は原料ガス中の被吸
着成分が破過する直前まで行うのが常である。
なお、特開昭59−147620号公報や特開昭61−
146317号公報には、吸着工程を2塔で行う方式が
示されており、いずれの場合も1塔目において被吸着成
分が破過する前に1塔目を2塔目と切り離し、2塔目に
原料ガスを導入するようにしている。
146317号公報には、吸着工程を2塔で行う方式が
示されており、いずれの場合も1塔目において被吸着成
分が破過する前に1塔目を2塔目と切り離し、2塔目に
原料ガスを導入するようにしている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、従来の吸着工程を1塔で行う方式は、原
料ガスの組成や流量が一定している場合は問題を生じな
いが、原料ガスの組成や流量が変動する場合には種々の
問題に直面する。
料ガスの組成や流量が一定している場合は問題を生じな
いが、原料ガスの組成や流量が変動する場合には種々の
問題に直面する。
すなわち、原料ガス中の被吸着成分が増加した場合は、
一定量の原料ガスを吸着塔に供給すると被吸着成分が当
該吸着塔を破過することがあるため、それに見合う吸着
剤の量を確保しない限りは通過ガス中に被吸着成分が混
入し、被吸着成分が製品ガスである場合は製品ガスがロ
スになって回収率が低下し、被吸着成分が不純物成分で
ある場合は製品ガスの純度が低下する。一方眼着剤の量
を多い目にすることは、塔設置コストおよび吸着剤コス
トの点で不利となる上、過剰の吸着剤部分に本来通過す
べき成分が吸着されるため、吸着剤に吸着されている成
分の回収時に被吸着成分中の他の成分の割合が増加する
ことになる。
一定量の原料ガスを吸着塔に供給すると被吸着成分が当
該吸着塔を破過することがあるため、それに見合う吸着
剤の量を確保しない限りは通過ガス中に被吸着成分が混
入し、被吸着成分が製品ガスである場合は製品ガスがロ
スになって回収率が低下し、被吸着成分が不純物成分で
ある場合は製品ガスの純度が低下する。一方眼着剤の量
を多い目にすることは、塔設置コストおよび吸着剤コス
トの点で不利となる上、過剰の吸着剤部分に本来通過す
べき成分が吸着されるため、吸着剤に吸着されている成
分の回収時に被吸着成分中の他の成分の割合が増加する
ことになる。
また、原料ガス中の被吸着成分が減少した場合も、過剰
の吸着剤部分に本来通過すべき成分が吸着されるため、
吸着剤に吸着されている成分の回収時に被吸着成分中の
他の成分の割合が増加することになる。
の吸着剤部分に本来通過すべき成分が吸着されるため、
吸着剤に吸着されている成分の回収時に被吸着成分中の
他の成分の割合が増加することになる。
同様に、上述の吸着工程を2塔で行う方式も、原料ガス
の組成や流量が一定している場合は問題を生じないが、
原料ガスの組成や流量が変動する場合には、1塔目にお
いて被吸着成分が破過する前に1塔目を2塔目と切り離
して2塔目に原料ガスを導入するタイミングが難しく、
原料ガス中の被吸着成分が増加した場合はl塔目におい
て破過を起こしたり、原料ガス中の被吸着成分が減少し
た場合は1塔目における過剰の吸着剤部分に本来通過す
べき成分が吸着されることになり、前記従来の吸着工程
を1塔で行う方式の場合と同様の問題点を生ずる。
の組成や流量が一定している場合は問題を生じないが、
原料ガスの組成や流量が変動する場合には、1塔目にお
いて被吸着成分が破過する前に1塔目を2塔目と切り離
して2塔目に原料ガスを導入するタイミングが難しく、
原料ガス中の被吸着成分が増加した場合はl塔目におい
て破過を起こしたり、原料ガス中の被吸着成分が減少し
た場合は1塔目における過剰の吸着剤部分に本来通過す
べき成分が吸着されることになり、前記従来の吸着工程
を1塔で行う方式の場合と同様の問題点を生ずる。
このような問題点は、炉または反応器から連続的に発生
するガスをラインで処理する際には常に生ずる事柄であ
り、その根本的な解決が強く要望されている。
するガスをラインで処理する際には常に生ずる事柄であ
り、その根本的な解決が強く要望されている。
本発明は、圧力変動式吸着分離法において、組成や流量
が変動する原料ガスから特定成分を分離するときの上述
の問題点を解決すべくなされたものである。
が変動する原料ガスから特定成分を分離するときの上述
の問題点を解決すべくなされたものである。
問題点を解決するための手段
本発明の圧力変動式吸着分離法は、組成や流量が変動す
る原料ガスから吸着工程−再生工程−昇圧工程を基本工
程とする各工程の繰り返しにより特定成分を分離する圧
力変動式吸着分離法において、吸着工程を、予め昇圧し
た2塔の吸着塔を直列に結ぶことにより行い、1塔目の
吸着塔は原料ガス中の被吸着成分がその変動巾の下限で
あっても必ず破過し、2塔目の吸着塔は原料ガス中の被
吸着成分の変動巾の如何にかかわらず破過しないように
設定し、以下次の吸着工程は、前記2塔目の吸着塔をl
塔目の吸着塔とすると共に、他の予め昇圧した吸着塔を
2塔目の吸着塔として同様の操作を実施することを特徴
とするものである。
る原料ガスから吸着工程−再生工程−昇圧工程を基本工
程とする各工程の繰り返しにより特定成分を分離する圧
力変動式吸着分離法において、吸着工程を、予め昇圧し
た2塔の吸着塔を直列に結ぶことにより行い、1塔目の
吸着塔は原料ガス中の被吸着成分がその変動巾の下限で
あっても必ず破過し、2塔目の吸着塔は原料ガス中の被
吸着成分の変動巾の如何にかかわらず破過しないように
設定し、以下次の吸着工程は、前記2塔目の吸着塔をl
塔目の吸着塔とすると共に、他の予め昇圧した吸着塔を
2塔目の吸着塔として同様の操作を実施することを特徴
とするものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の圧力変動式吸着分離法は、組成や流量が変動す
る原料ガスから吸着工程−再生工程−昇圧工程を基本工
程とする各工程の繰り返しにより特定成分を分離するも
のである。
る原料ガスから吸着工程−再生工程−昇圧工程を基本工
程とする各工程の繰り返しにより特定成分を分離するも
のである。
この方法には従来の技術の項で述べたように次の2つの
態様があり、本発明はそのいずれの態様の場合にも適用
できるが、特に■の態様が重要である。
態様があり、本発明はそのいずれの態様の場合にも適用
できるが、特に■の態様が重要である。
■ 吸着塔に充填した吸着剤に製品ガス成分を吸着させ
ると共に、不純物成分をスルーさせ、ついで再生工程に
おける減圧操作により製品ガス成分を回収する方式。
ると共に、不純物成分をスルーさせ、ついで再生工程に
おける減圧操作により製品ガス成分を回収する方式。
■ 吸着塔に充填した吸着剤に不純物成分を吸着させる
と共に、製品ガス成分をスルーさせて回収する方式。
と共に、製品ガス成分をスルーさせて回収する方式。
吸着工程は、昇圧状態において、原料ガスから製品ガス
成分または不純物成分のいずれかを吸着剤に吸着させる
工程である。
成分または不純物成分のいずれかを吸着剤に吸着させる
工程である。
吸着塔に充填される吸着剤としては、原料ガスの組成に
応じ、たとえば、活性炭、活性炭素繊維、天然ゼオライ
ト、合成ゼオライト、モレキュラーシービングカーボン
、シリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、カーボンコー
トを施したシリカまたは/およびアルミナなどの多孔質
物質をはじめ、多種の吸着剤が用いられる。
応じ、たとえば、活性炭、活性炭素繊維、天然ゼオライ
ト、合成ゼオライト、モレキュラーシービングカーボン
、シリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、カーボンコー
トを施したシリカまたは/およびアルミナなどの多孔質
物質をはじめ、多種の吸着剤が用いられる。
再生工程は、吸着工程において吸着剤に吸着された成分
を減圧下に回収(製品成分が吸着されているとき)また
は排出(不純物成分が吸着されているとき)すると共に
、塔内を洗浄する工程である。減圧とは、圧力を大気圧
まで下げる操作、およびさらに大気圧以下に下げる操作
の双方を含む。減圧に先立ち他の塔との均圧工程を設け
ることも多い。
を減圧下に回収(製品成分が吸着されているとき)また
は排出(不純物成分が吸着されているとき)すると共に
、塔内を洗浄する工程である。減圧とは、圧力を大気圧
まで下げる操作、およびさらに大気圧以下に下げる操作
の双方を含む。減圧に先立ち他の塔との均圧工程を設け
ることも多い。
昇圧工程は、吸着塔を製品ガスで昇圧する工程である。
製品ガスに代えあるいは製品ガスと共に、原料ガス、排
出ガス、洗浄ガス等で昇圧することもできる。
出ガス、洗浄ガス等で昇圧することもできる。
組成や流量が変動する原料ガスとしては、各種の炉また
は反応器から発生するガスや燃焼ガスがあげられ、たと
えば、コークス炉から発生するコークス炉ガスまたはそ
れに由来するガス、電気炉、転炉、高炉、発生炉から発
生するガス、メタン化反応ガス、あるいはこれらに副生
ずるガスなどなどが用いられる。特にコークス炉ガスま
たはそれに由来するガスが重要である。
は反応器から発生するガスや燃焼ガスがあげられ、たと
えば、コークス炉から発生するコークス炉ガスまたはそ
れに由来するガス、電気炉、転炉、高炉、発生炉から発
生するガス、メタン化反応ガス、あるいはこれらに副生
ずるガスなどなどが用いられる。特にコークス炉ガスま
たはそれに由来するガスが重要である。
そして本発明においては、吸着工程を、予め昇圧した2
塔の吸着塔を直列に結ぶことにより行う。この場合、1
塔目の吸着塔は原料ガス中の被吸着成分がその変動巾の
下限であっても必ず破過し、2塔目の吸着塔は原料ガス
中の被吸着成分の変動巾の如何にかかわらず破過しない
ように設定する。
塔の吸着塔を直列に結ぶことにより行う。この場合、1
塔目の吸着塔は原料ガス中の被吸着成分がその変動巾の
下限であっても必ず破過し、2塔目の吸着塔は原料ガス
中の被吸着成分の変動巾の如何にかかわらず破過しない
ように設定する。
上記吸着工程にある基以外の塔については、それぞれ並
行して再生工程、昇圧工程を実施することになる。
行して再生工程、昇圧工程を実施することになる。
以下次の吸着工程は、前記2塔目の吸着塔を1塔目の吸
着塔とすると共に、他の予め昇圧した吸着塔を2塔目の
吸着塔として同様の操作を実施する。
着塔とすると共に、他の予め昇圧した吸着塔を2塔目の
吸着塔として同様の操作を実施する。
作用および発明の効果
次に本発明の作用および効果を図面を参考にして説明す
る。
る。
第1図は単位時間当りの被吸着成分負荷量と塔内吸着線
との関係を示した説明図であり、上段のブロック図は原
料ガス中の被吸着成分が変動巾の上限に達した場合、下
段のブロック図は原料ガス中の被吸着成分が変動巾の下
限である場合を示したものである。なお第1図において
は被吸着成分がCH4である場合を示しである。
との関係を示した説明図であり、上段のブロック図は原
料ガス中の被吸着成分が変動巾の上限に達した場合、下
段のブロック図は原料ガス中の被吸着成分が変動巾の下
限である場合を示したものである。なお第1図において
は被吸着成分がCH4である場合を示しである。
第1図中、新l塔目は直前の旧2塔目の塔に相当する。
1は変動域(変動の上限−下限中)、Feedは原料ガ
スの流れ、Thr、は通過ガスの流れである。
スの流れ、Thr、は通過ガスの流れである。
第1図中、斜線部分は吸着剤に被吸着成分が吸着された
状態を示す。
状態を示す。
新1塔目の右下りの斜線の領域は、旧2塔目において吸
着した部分であり、新l塔目および新2塔目の右上りの
斜線の領域は、新l塔目と新2塔目を直列につないで原
料ガスを供給したときに新たに吸着した部分である。
着した部分であり、新l塔目および新2塔目の右上りの
斜線の領域は、新l塔目と新2塔目を直列につないで原
料ガスを供給したときに新たに吸着した部分である。
新l塔目においては、原料ガス中の被吸着成分がその変
動巾の下限であっても必ず破過させる。
動巾の下限であっても必ず破過させる。
また新2塔目の吸着塔は原料ガス中の被吸着成分の変動
巾の如何にかかわらず破過させない、っまリ、原料ガス
中の被吸着成分の変動巾を専ら新2塔目において吸収す
るのである。
巾の如何にかかわらず破過させない、っまリ、原料ガス
中の被吸着成分の変動巾を専ら新2塔目において吸収す
るのである。
以下説明の便宜のため、被吸着成分が製品ガス成分、通
過成分が不純物成分である場合を例にとると、新l塔目
においては、原料ガス中の製品成分が破過した状態にあ
るので、新l塔目の吸着剤は全て製品ガス成分の吸着に
優先的に使われ、本来通過すべき不純物成分が吸着され
るおそれが最小となる。その結果、新1塔目に吸着され
た製品成分は最も効率良くかつ高純度で回収されること
になる。そして、新1塔目で吸着されずに破過した製品
ガス成分も新2塔目では吸着され、この新2塔目が次の
段階では新しい1塔目(新新l塔目)になるから、製品
ガス成分がロスになることはない。
過成分が不純物成分である場合を例にとると、新l塔目
においては、原料ガス中の製品成分が破過した状態にあ
るので、新l塔目の吸着剤は全て製品ガス成分の吸着に
優先的に使われ、本来通過すべき不純物成分が吸着され
るおそれが最小となる。その結果、新1塔目に吸着され
た製品成分は最も効率良くかつ高純度で回収されること
になる。そして、新1塔目で吸着されずに破過した製品
ガス成分も新2塔目では吸着され、この新2塔目が次の
段階では新しい1塔目(新新l塔目)になるから、製品
ガス成分がロスになることはない。
このように本発明においては、組成や流量が変動する原
料ガスを対象としながらも、製品ガス成分をロスするこ
となく最も有効に吸着がなされ、しかもPSAサイクル
の制御が簡便になされるのである。
料ガスを対象としながらも、製品ガス成分をロスするこ
となく最も有効に吸着がなされ、しかもPSAサイクル
の制御が簡便になされるのである。
実 施 例
次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
実施例1
吸着塔を4塔用い、そのうちの直列につないだ2塔が吸
着工程にあるときに、残りの2塔のうちl塔が再生工程
、他の1塔が昇圧工程にあるようにプログラムを組んで
、 吸着圧カニ 6 kg/cm”G 再生圧カニ 110torr 製品回収圧: l kg/c+++ G 〜110to
rr空間速度: 200/h 温度: 常温 の条件で圧力変動式吸着分離法を実施した。
着工程にあるときに、残りの2塔のうちl塔が再生工程
、他の1塔が昇圧工程にあるようにプログラムを組んで
、 吸着圧カニ 6 kg/cm”G 再生圧カニ 110torr 製品回収圧: l kg/c+++ G 〜110to
rr空間速度: 200/h 温度: 常温 の条件で圧力変動式吸着分離法を実施した。
この場合、吸着工程における直列につないだ2塔のうち
、1塔目においては原料ガス中のCH4濃度の変動巾の
下限であっても必ず破過させるようにし、2塔目におい
ては変動巾の上限であっても破過させないように(原料
ガス中のCH4濃度の変動巾を専ら2塔目において吸収
するように)切り換えタイミングをタイマーで設定した
。また上記2塔目は、次の段階では吸着工程の1塔目と
なるようにした。
、1塔目においては原料ガス中のCH4濃度の変動巾の
下限であっても必ず破過させるようにし、2塔目におい
ては変動巾の上限であっても破過させないように(原料
ガス中のCH4濃度の変動巾を専ら2塔目において吸収
するように)切り換えタイミングをタイマーで設定した
。また上記2塔目は、次の段階では吸着工程の1塔目と
なるようにした。
原料ガスとしてはコークス炉より発生するコークス炉ガ
スを改質して得られた粗合成天然ガスを用い、吸着剤と
しては平均粒径的0.8〜2.41の活性炭を用いた。
スを改質して得られた粗合成天然ガスを用い、吸着剤と
しては平均粒径的0.8〜2.41の活性炭を用いた。
結果を第2図に示す。
比較例1
吸着塔を3塔用い、そのうちの1塔が吸着工程にあると
きに、他の1塔が再生工程、残りの1塔が昇圧工程にあ
るようにプログラムを組んだほかは実施例1と同様の条
件で圧力変動式吸着分離法を実施した。
きに、他の1塔が再生工程、残りの1塔が昇圧工程にあ
るようにプログラムを組んだほかは実施例1と同様の条
件で圧力変動式吸着分離法を実施した。
この場合、吸着工程にある塔は製品ガスが破過する直前
に切り換えるように切り換えタイミングをタイマーで設
定した。
に切り換えるように切り換えタイミングをタイマーで設
定した。
結果を第3図に示す。
なお、第2図および第3図中の略号の意味は次の通りで
ある。
ある。
Time:経過時間(h)
Feed Gas CH4(volt):原料カス
中(7)CH1a度(vo 1%)Thr、 Ga、s
CH4(volt):通過ガス中のCH4濃度(v
olt) Dep、 Gas CH4yield (F) :製
品ガスのCH4回収率(X) Dep、 Gas NZ (volt) :製品ガ
ス中のN2濃度(マo1%) 第2図に示したように、本発明(実施例1)によれば、
原料ガス中のCH4濃度は上限値と下限値とでは4%程
度の振れがあるにもかかわらず、通過ガス中のCH4濃
度、製品ガスのCH4回収率および製品ガス中のN2濃
度はいずれも極めて安定していることがわかる。
中(7)CH1a度(vo 1%)Thr、 Ga、s
CH4(volt):通過ガス中のCH4濃度(v
olt) Dep、 Gas CH4yield (F) :製
品ガスのCH4回収率(X) Dep、 Gas NZ (volt) :製品ガ
ス中のN2濃度(マo1%) 第2図に示したように、本発明(実施例1)によれば、
原料ガス中のCH4濃度は上限値と下限値とでは4%程
度の振れがあるにもかかわらず、通過ガス中のCH4濃
度、製品ガスのCH4回収率および製品ガス中のN2濃
度はいずれも極めて安定していることがわかる。
これに対し従来の吸着工程を1塔で行う方式(比較例1
)によれば、第3図に示したように、原料ガス中のCH
4濃度が変動すると、それに応じて通過ガス中のCH4
濃度、製品ガスのC)(4回収率および製品ガ不中のN
2濃度がいずれも大きく振れることがわかる。
)によれば、第3図に示したように、原料ガス中のCH
4濃度が変動すると、それに応じて通過ガス中のCH4
濃度、製品ガスのC)(4回収率および製品ガ不中のN
2濃度がいずれも大きく振れることがわかる。
第1@は、単位時間当りの被吸着成分負荷量と塔内吸着
線との関係を示した説明図であり、上段のブロック図は
原料ガス中の被吸着成分が変動巾の上限に達した場合、
下段のブロック図は原料ガス中の被吸着成分が変動巾の
下限である場合を示したものである。 第2図は、実施例1における実験結果を示したグラフで
ある。 第3図は、比較例1における実験結果を示したグラフで
ある。 第1図 新1塔目 新2塔目 第2図 7ime(h) 第3図 Time(h)
線との関係を示した説明図であり、上段のブロック図は
原料ガス中の被吸着成分が変動巾の上限に達した場合、
下段のブロック図は原料ガス中の被吸着成分が変動巾の
下限である場合を示したものである。 第2図は、実施例1における実験結果を示したグラフで
ある。 第3図は、比較例1における実験結果を示したグラフで
ある。 第1図 新1塔目 新2塔目 第2図 7ime(h) 第3図 Time(h)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、組成や流量が変動する原料ガスから吸着工程−再生
工程−昇圧工程を基本工程とする各工程の繰り返しによ
り特定成分を分離する圧力変動式吸着分離法において、
吸着工程を、予め昇圧した2塔の吸着塔を直列に結ぶこ
とにより行い、1塔目の吸着塔は原料ガス中の被吸着成
分がその変動巾の下限であっても必ず破過し、2塔目の
吸着塔は原料ガス中の被吸着成分の変動巾の如何にかか
わらず破過しないように設定し、以下次の吸着工程は、
前記2塔目の吸着塔を1塔目の吸着塔とすると共に、他
の予め昇圧した吸着塔を2塔目の吸着塔として同様の操
作を実施することを特徴とする圧力変動式吸着分離法。 2、吸着工程における被吸着成分が製品ガス成分である
特許請求の範囲第1項記載の圧力変動式吸着分離法。 3、吸着工程における被吸着成分が不純物成分である特
許請求の範囲第1項記載の圧力変動式吸着分離法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62336443A JP2579179B2 (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 圧力変動式吸着分離法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62336443A JP2579179B2 (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 圧力変動式吸着分離法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01176417A true JPH01176417A (ja) | 1989-07-12 |
JP2579179B2 JP2579179B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=18299192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62336443A Expired - Fee Related JP2579179B2 (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 圧力変動式吸着分離法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579179B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011173807A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Osaka Gas Co Ltd | メタン精製方法 |
-
1987
- 1987-12-30 JP JP62336443A patent/JP2579179B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011173807A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Osaka Gas Co Ltd | メタン精製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2579179B2 (ja) | 1997-02-05 |
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