JPH01176229A - 磁性粒子粉末及びその製造法 - Google Patents

磁性粒子粉末及びその製造法

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JPH01176229A JP62332469A JP33246987A JPH01176229A JP H01176229 A JPH01176229 A JP H01176229A JP 62332469 A JP62332469 A JP 62332469A JP 33246987 A JP33246987 A JP 33246987A JP H01176229 A JPH01176229 A JP H01176229A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高密度記録用磁性粒子粉末として好適な分散
性に優れた磁性粒子粉末及びその製造法に係るものであ
る。
〔従来の技術〕
近年、磁気記録再生用機器等の小型軽量化が進むにつれ
て磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体に対する
高性能化、高密度記録化の要求が高まってきている。
磁気記録媒体の高性能化、高記録密度化の為には、残留
6n束密度Brの向上が必要である。磁気記録媒体の残
留磁束密度Brは、磁性粒子粉末のビークル中での分散
性、塗膜中での配向性及び充填性に依存している。
磁性粒子粉末の分散性の改良は、従来から種々試みられ
ており、例えば、特開昭55−83207号公報、特開
昭55−83208号公報、特開昭55−83209号
公報、特開昭57−56904号公報、特開昭58−1
61708号公報、特開昭59−167002号公報、
特開昭60−7015号公報、特開昭60−21651
0号公報、特開昭56−130838号公報及び特開昭
61−63921号公報等に記載されている通り、磁性
粒子粉末の粒子表面をSt化合物で被覆することにより
粒子表面を改質する方法がある。
〔発明が解決しようとする問題点1 分散性に優れた磁性粒子粉末は、現在量も要求されてい
るところであるが、前述した公知方法による場合には未
だ分散性に優れた粒子とは言い難いものである。公知方
法において未だ分散性に優れた粒子が得られていない理
由は、例えば「磁気記録材料研究者の立場からみた磁性
ペイント」(粉体粉末冶金「第7回フェライト夏季セミ
ナー講演概要集J (昭和52年)第14〜16頁)の
第16頁の「一般に高度の分散を得ることは通常の非磁
性顔料の場合でもかなり難しい問題である。まして、磁
性粉の場合は粒子間の磁気的相互作用のために現象をさ
らに複雑なものにしている。」なる記載の通り、磁性粒
子粉末は、磁性による相互作用により凝集体を形成して
いる為、凝集体のままで表面被覆されていることに起因
している。
特に、板面に対し垂直方向に磁化容易軸を有する六方晶
系フェライト粒子粉末の場合には、磁性による相互作用
により粒子相互が強固に凝集し、単に機械的処理のみに
よっては凝集粒子を個々の粒子に分離させることは困難
である。
そこで、より分散性に優れた磁性粒子粉末を得るべ(、
磁性粒子粉末の粒子表面を被覆処理する為の技術手段の
確立が強く要望されている。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明者は、より分散性に優れた磁性粒子粉末を得るべ
く、磁性粒子粉末の粒子表面を被覆処理する方法につい
て種々検討を重ねた結果、本発明に到達したのである。
即ち、本発明は、磁性粒子表面と当該粒子表面を被覆し
ているCa、 Mg、 Ba、 Fe5Co及びZnか
ら選ばれる金属の一種又は二種以上を含むケイ酸塩層と
の間に、ベーマイト構造を有する水和アルミナ粒子が存
在している磁性粒子からなる磁性粒子粉末及び磁性粒子
とベーマイト構造を有する水和アルミナ粒子とを含むp
H9以上又は4以下の混合懸濁液に酸又はアルカリ水溶
液を添加してpue、s〜8.5に調整することにより
、前記磁性粒子の粒子表面に前記水和アルミナ粒子を沈
着させ、次いで、該水和アルミナ粒子が沈着している磁
性粒子を含む懸濁液とCas Mg、 Ba、 Fes
 Co、及びZnから選ばれる金属の一種からなるケイ
酸塩若しくはこれら金属のケイ酸塩の二種以上を含む懸
濁液とを混合することにより、前記水和アルミナ粒子が
沈着している磁性粒子の粒子表面にCas Mgs B
as Fe% Co、及びZnから選ばれる金属の一種
又は二種以上を含むケイ酸塩層を生成させることを特徴
とする磁性粒子粉末の製造法である。
(作  用) 先ず、本発明において最も重要な点は、磁性粒子の粒子
表面をCa5M11% Ba5Fes Co、及びZn
から選ばれる金属の一種又は二種以上を含むケイ酸塩層
で被覆するに先立って予め磁性粒子表面にベーマイト構
造を有する水和アルミナ粒子を沈着させておいた場合に
は、より分散性に優れた磁性粒子粉末が得られるという
事実である。
本発明において分散性に優れた磁性粒子粉末が得られる
理由については未だ明らかではないが、本発明者は、次
のように考えている。
即ち、pH9以上の混合懸濁液中では磁性粒子及び水和
アルミナ粒子のいずれもが負電荷に帯電しており、pH
4以下の混合懸濁液中では磁性粒子及び水和アルミナ粒
子のいずれもが正電荷に帯電しており、pH9以上又は
pH4以下のいずれの懸濁液中においても両粒子間に電
気的な反発力が生じ、この反発力が磁性粒子相互の磁性
による凝集力よりも大きい為、磁性粒子相互の凝集が解
きほぐされる。そして、その後piを6.5〜8.5に
調整することにより、pH9以上の懸濁液を用いた場合
には磁性粒子が負電荷に帯電したままであるのに対し、
水和アルミナ粒子は正電荷に帯電し、一方pH4以下の
懸濁液を用いた場合には水和アルミナ粒子が正電荷に帯
電したままであるのに対し、磁性粒子は負電荷に帯電し
、両粒子は相互に反対の電荷に帯電する為、磁性粒子の
粒子表面に水和アルミナ粒子が沈着してその後の再凝集
が防止される。その結果、後のCaSPIg、 Bas
 Fes 00%及びZnから選ばれる金属の一種又は
二種以上を含むケイ酸塩層を被覆する工程において、磁
性粒子の凝集体ではなく個々の粒子を被覆することが出
来ることになる。
次に、本発明実施にあたっての諸条件について述べる。
本発明における磁性粒子粉末としては、マグヘマイト粒
子粉末、マグネタイト粒子粉末、ベルトライド化合物(
工x−Fezes 、O< x < 1 )等の磁性酸
化鉄粒子粉末、これらの磁性酸化鉄粒子粉末にFe以外
のCo等の異種金属を含有させた粒子若しくはこれら磁
性酸化鉄粒子にCoを被着させた粒子、鉄を主成分とす
る金属磁性粒子及び六方晶系フェライト粒子等のいずれ
をも用いることができる。
本発明における水和アルミナは、ベーマイト構造を有す
るものであればいかなる粒子形態を有するものでもよく
、市販されているものはもちろん、AI塩を含むアルカ
リ水溶液を水熱処理する等により製造したものでもよい
水和アルミナの添加量は、磁性粒子粉末に対しA1□0
.換算で0.O1〜5.0重量%である。 0.01重
量%以下の場合には、本発明の目的とする効果が得られ
ない、5.0重量%以上である場合にも本発明の目的と
する効果が得られるが、磁性に関与しない水和アルミナ
が増加することにより飽和磁化が低下する為好ましくな
い、磁性粒子粉末の分散性及び飽和磁化を考慮した場合
、0.05〜3.0重量%が好ましい。
本発明における磁性粒子とベーマイト構造を有する水和
アルミナ粒子との混合懸濁液のpHは9以上又は4以下
である。pHが4〜9の間にある時は、磁性粒子と水和
アルミナ粒子とが反対の電荷に帯電しているか又は反発
の電荷が弱い為電気的な反発が不十分となり、磁性粒子
を個々の粒子に分離することができない。pH9以上又
はpH4以下の混合懸濁液作成時にせん断力を有する機
器例えば、ホモミクサー、ラインミル、サンドグライン
ドミル等を用いて機械的処理を行うことによって、−段
と優れた分散効果を得ることが出来る。
本発明における磁性粒子の粒子表面への水和アルミナの
沈着は、p)19以上又はpi(4以下の混合懸濁液に
酸又はアルカリ水溶液を添加してpH6,5〜8.5に
調整することによって行う、 pHの調整により、添加
した水和アルミナ粒子は略全量が沈着する。このpH付
近では、水和アルミナは正電荷を有し、磁性粒子粉末は
負電荷を有する為、電気的な結合が生起し磁性粒子の粒
子表面に水和アルミナ粒子が沈着するのである。 pH
を調整する為の酸としては、硫酸、塩酸、酢酸、硝酸等
を、アルカリとしては水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、アンモニア水等を使用することができる。
本発明におけるCas Mgs Ba、 Fes Co
s及びZnから選ばれる金属の一種又は二種以上を含む
ケイ酸塩層による被覆は、水和アルミナ粒子が沈着して
いる磁性粒子を含む懸濁液とCas Mg、 Bas 
Fes 00%及びZlから選ばれる金属の一種からな
るケイ酸塩若しくはこれら金属のケイ酸塩の二種以上を
含む懸濁液とを混合する。
本発明におけるケイ酸塩としては、ケイ酸カルシウム、
ケイ酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウムカルシウム、
ケイ酸バリウム、ケイ酸鉄、ケイ酸コバルト、ケイ酸亜
鉛等の一種又は二種以上を使用することができる。
ケイ酸塩の添加量は、磁性粒子粉末に対し、0゜01〜
5.0重量%である。0.01重量%以下である場合に
は、本発明の効果は得られない。5.0重量%以上であ
る場合にも本発明の目的とする効果が得られるが磁性に
関与しないケイ酸塩が増加することにより飽和磁化が低
下する為好ましくない。磁性粒子粉末の分散性及び飽和
磁化を考慮した場合、0.05〜3,0重量%が好まし
い。
〔実施例〕
次に、実施例及び比較例により本発明を説明する。
尚、本発明における分散性の評価は、針状磁性酸化鉄粒
子粉末の場合には、テープ化した場合の残留磁束密度B
 r s角型(Br/B+s)及び配向度のそれぞれの
値を示すことにより、板状Baフェライト微粒子粉末の
場合には、テープ化した場合の飽和磁束密度B+s、角
型(Br/8m)及び光沢度のそれぞれの値を示すこと
により行い、上記いずれの値も大きくなる程分散性が改
良されたことを意味する。
また、板状Baフェライト微粒子を用いてテープ化した
場合の角型の値は、テープ面に対し、垂直方向に磁場配
向させた磁気テープの垂直方向の角型(Br/[Im)
を測定し、反磁場補正を行った値で示した。
磁性粒子粉末の磁気特性は、「振動試料型磁力計VSM
−33−15J  (東英工業■製)を用いて外部磁場
10にOeの下で測定した値であり、磁気テープの緒特
性は外部磁場lOにOe (マグヘマイト粒子を用いた
場合には5 KOe)の下で測定した結果である。
塗布膜の表面光沢は、日本重色工業−社製の入射角60
°のグロスメーターで測定した値であり、標準板光沢を
89.0%とした時の値を%表示で示したものである。
(磁性粒子粉末の表面処理〉 実施例1〜9、比較例1〜9、参考例1〜3;実施例1 長軸0.25μ糟、軸比(長軸−短軸)8;1であって
保磁力6700eであるCo被着型針状r −Fe、O
,粒子(Co/全量・3.35重量%)を用い、該粒子
500gとベーマイト構造を有する水和アルミナAs−
520(日量化学工業■製、AI量はAbOi換算で2
0.8重量%に該当する。 ) 12g(Co被着型γ
−FezO3に対しAltoz換算で0.5重量%に該
当する。)とを52の水に添加、混合した後、水酸化ナ
トリウムを添加してalllo、9の混合懸濁液を得た
上記混合懸濁液を撹拌、混合した後、硫酸を添加してp
H7,5に調整し、前記Co被着型r −Feg03粒
子表面に水和アルミナ粒子を沈着させた。
反応溶液の一部を抜き取り、常法により濾過、水洗、乾
燥して得られた茶褐色粒子粉末は、螢光X線分析の結果
、前記Co被着型7−Fezes粒子表面に存在してい
るAI量はAlオ03換算で0.50重量%であった。
前記茶褐色沈澱粒子を含む懸濁液とあらかじめ調整した
ケイ酸カルシウムLogを含む懸濁液(濃度10−tχ
)とを攪拌、混合して前記茶褐色沈澱粒子の表面にケイ
酸カルシウム被膜を析出させた茶褐色沈澱粒子を得た。
上記茶褐色沈澱粒子を含む懸濁液を、常法により濾過、
水洗、乾燥した。   。
得られた茶褐色粒子粉末表面に存在しているケイ酸カル
シウム量は、螢光X線分析の結果、1.99重重看であ
った。
実施例2 実施例1と同一のCo被着型針状7−FezO,粒子(
Co/全量=3.3S重量%)を用い、該粒子500g
とベーマイト構造を有する水和アルミナMS−520(
日量化学工業■製、AI量はAltos換算で20.8
重量%に該当する。) 36.0g(Co被着型r−F
etusに対しAhO3換算で1.5重量%に該当する
。)とを51の水に添加、混合した後、水酸化ナトリウ
ムを添加してpH10,6の混合懸濁液を得た。
上記混合懸濁液を攪拌、混合した後、硫酸を添加してp
l!7.5に調整し、前記Co被着型r −Fetus
粒子表面に水和アルミナ粒子を沈着させた。
反応溶液の一部を抜き取り、常法により一過、水洗、乾
燥して得られた茶褐色粒子粉末は、螢光X線分析の結果
、前記Co被着型r −Fezes粒子表面に存在して
いるAI量はAhOs換算で1.49重量%であった。
前記茶褐色沈澱粒子を含む懸濁液とあらかじめtA整し
たケイ酸マグネシウム15gを含む懸濁液(1度10w
tχ)とを攪拌混合して、前記茶褐色沈澱粒子の表面に
ケイ酸マグネシウム被膜を析出させた茶褐色沈澱粒子を
得た。
上記茶褐色沈澱粒子を含む懸濁液を、常法により濾過、
水洗、乾燥した。
得られた茶褐色粒子粉末のケイ酸マグネシウム量は、螢
光X線分析の結果、2.88重量%であった。
実施例3〜9 被処理粒子粉末の種類、混合懸濁液の911、水和アル
ミナによる処理工程における水和アルミナの種類及び添
加量並びに調整後のpH、ケイ酸塩層の生成工程におけ
るケイ酸塩の種類及び量を種々変化させた以外は実施例
1と同様にして茶褐色粒子粉末を得た。
この時の主要製造条件及び得られた茶褐色粒子粉末の緒
特性を表1に示す。
ケイ酸カルシウムの代わりにケイ酸バリウム、ケイ酸鉄
を用いた以外は実施例1と同様にして茶褐色粒子粉末を
得た。
比較例1〜9 水和アルミナによる処理工程を省いた以外は、実施例1
〜9のそれぞれと同様にして茶褐色粒子粉末を得た。
参考例1〜3 実施例1.4及び5のそれぞれと同様にして水和アルミ
ナのみによる処理を行い、磁性粒子の粒子表面に水和ア
ルミナが沈着されている磁性粒子粉末を得た。
く磁気テープの製造〉 実施例10〜18、比較例10〜18、参考例4〜6;
実施例10 実施例1で得られた粒子表面と該粒子表面に被覆されて
いるケイ酸カルシウム層との間に水和アルミナ粒子が存
在しているCo被被着型針状−F+403粒子粉末を用
いて、適量の分散剤、塩ビ酢ビ共重合体、熱可塑性ポリ
ウレタン樹脂及びトルエン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトンからなる混合溶剤を一定の組成に配
合した後、ボールミルで8時間混合分散して磁気塗料と
した。
得られた磁気塗料に上記混合溶剤を加え適正な塗料粘度
になるように調整し、ポリエステル樹脂フィルム上に通
常の方法で塗布、配向、乾燥させて、磁気テープを製造
した。
この磁気テープの残留磁束密度Brは、1620 Ga
uss。
角型(Br/Bw+)は0.86、配向度2.49であ
った。
実施例11〜13、比較例10〜13、参考例4.5実
施例2〜4、比較例1〜4及び参考例1〜2のそれぞれ
で得られた針状磁性酸化鉄粒子粉末を用いた以外は、実
施例10と同様にして磁気テープを製造した。
この磁気テープの緒特性を表2に示す。
実施例1におけるケイ酸カルシウム層の代すにケイ酸バ
リウム層又はケイ酸鉄層で被覆されたC。
被着型針状γ−Fez03粒子粉末を用いた場合にも実
施例10と同様の効果が得られた。
実施例14〜18、比較例14〜18、参考例6実施例
5〜9、比較例5〜9、参考例3のそれぞれで得られた
板状Baフェライト微粒子粉末を用いた以外は、実施例
10と同様にして磁気テープを製造した。
この磁気テープの緒特性を表3に示す。
尚、磁性粉末として大方晶系フェライト粒子粉末を用い
た場合には、塗料粘度を調整した磁気塗料をポリエステ
ル樹脂フィルム上に塗布し、該フィルムに対して垂直方
向に配向させた後乾燥させて磁気テープを製造した。
表2 表3 (発明の効果〕 本発明に係る磁性粒子粉末は、前出実施例に示した通り
、分散性が優れた粒子であるから、高密度記録用磁性粒
子粉末として好適である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性粒子表面と当該粒子表面を被覆しているCa
    、Mg、Ba、Fe、Co及びZnから選ばれる金属の
    一種又は二種以上を含むケイ酸塩層との間に、ベーマイ
    ト構造を有する水和アルミナ粒子が存在している磁性粒
    子からなる磁性粒子粉末。
  2. (2)磁性粒子とベーマイト構造を有する水和アルミナ
    粒子とを含むpH9以上又は4以下の混合懸濁液に酸又
    はアルカリ水溶液を添加してpH6.5〜8.5に調整
    することにより、前記磁性粒子の粒子表面に前記水和ア
    ルミナ粒子を沈着させ、次いで、該水和アルミナ粒子が
    沈着している磁性粒子を含む懸濁液とCa、Mg、Ba
    、Fe、Co、及びZnから選ばれる金属の一種からな
    るケイ酸塩若しくはこれら金属のケイ酸塩の二種以上を
    含む懸濁液とを混合することにより、前記水和アルミナ
    粒子が沈着している磁性粒子の粒子表面にCa、Mg、
    Ba、Fe、Co、及びZnから選ばれる金属の一種又
    は二種以上を含むケイ酸塩層を生成させることを特徴と
    する磁性粒子粉末の製造法。
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