JPH01175685A

JPH01175685A - バーコード読取装置の分解能調整方法

Info

Publication number: JPH01175685A
Application number: JP62336551A
Authority: JP
Inventors: Matsuo Yomogida; 松雄蓬田
Original assignee: Tohoku Ricoh Co Ltd
Current assignee: Tohoku Ricoh Co Ltd
Priority date: 1987-12-29
Filing date: 1987-12-29
Publication date: 1989-07-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、バーコード読取装置における分解能調整方法
に関するものである。

（従来技術）バーコードラベルは、例えばドツトプリンタで印刷され
たもの、あるいは専用のプリンタで印刷されたもの等が
あるが、バーコードのスペース部（白地）に汚れが付い
ていたり、ドツトプリンタで印刷されたものは掠れが生
じたりしており、実際に読み取るバーコード情報には多
くのノイズが含まれている。このようなバーコード情報
を適切に読み取るためには、読み取ろうとするバーコー
ドの状態に応じた分解能で読み取ることが必要であり、
例えば、分解能が高すぎると、ノイズまで拾うことにな
る。

従来、バーコードの読取分解能を変えようとする場合１
次のような方法が採られていた。

第８図において、１はペン型ケース、２はその先端に固
着された例えばルビーからなる球状体。

３は照明用光源、４は光源３から出た光を集光する集光
レンズ、５は光読取センサ、６は導波管である。このよ
うな構成において、光源３から発した光は集光レンズ４
で集光され、球状体２を通ってバーコードラベルＢに照
射され、さらに、その反射映像は球状体２を通った後、
導波管６により導光され、光読取センサ５に入射して光
電変換される。

ここで、光読取センサ５上で結ぶ反射映像のスポット径
は導波管６の径に左右されるから、導波管６の径を変え
ることにより分解能を調整することができる、即ち、第
１０図に示すように、情報を含むスポットＳの径をバー
コードのナロウエレメン１−と同じ寸法とすることがで
きる。

しかしながら、導波管６の径を変えると、その導波管を
通す集光レンズ４の孔の径ａも変えなければならず、高
価な部品の交換にまで波及することになる。また、導波
管の径のバラツキがそのまま分解能のバラツキとなって
現われるという問題もある。

また、第９図に示すように、照明用光源７、第１の絞り
部材８、結像レンズ９、第２の絞り部材ｌＯ１及び光読
取センサ５を備えた構成のものにおいて、第２の絞り部
材１０の孔径を変えることにより分が能を調整するもの
がある。しかしこの場合も、第２の絞り部材１０の孔径
を変えると、第１の絞り部材８の孔径Ａや、ケース先端
から結像レンズ９までの距＠　Ｌ　Ｉ、レンズ９から第
２の絞り部材１０までの距離Ｌ２も変える必要が生じ、
部品の交換や調整が非常に大変である。また、第２の絞
り部材１０の孔径のバラツキが直接分解能のバラツキと
なって現われるので、高精度が要求されるなど、コスト
が非常に高くつくという問題がある。

さらに、これら従来例の場合、読み取ろうとするバーコ
ードの状態に応じて、その場で分解能を調整するという
ことは不可能であった。

（発明の目的）本発明は、上記従来技術の問題点を解消するもので、ア
ナログ出力信号のレベル（振幅）をバーコードの状態に
応じて変化させ、アナログ信号に対するディジタル化の
ための閾値レベルを変えることにより分解能を調整する
ようにしたバーコード読取装置の分解能調整方法を提供
するものである。

（構　成）上記目的を達成するために、本発明の方法は、バーコー
ドを照明する照明部と、バーコードからの反射光を受光
して光電変換する光電変換部と。

光電変換された信号を増幅する増幅部と、増幅したアナ
ログ信号のピーク値を保持するピーク値ホールド部と、
ホールドしたピーク値と原信号とを比較する比較部と、
比較部の出力に応じてバーコードに対応するディジタル
信号を出力する出力部とを備えたバーコード読取装置に
おいて、前記照明部の照明用光源の光出力、前記光電変
換部の変換出力、前記増幅部の増幅率の少なくとも１つ
を調整してアナログ信号の振幅を変えるものである。

これにより、ディジタル化の際の、白から黒へ。

黒から白への変化点を決定する閾値レベルが変わり、即
ち分解能が調整され、ノイズ部分をカットすることがで
きる。

（実施例）以ト、図面を参照して実施例を詳細に説明する。

本発明が適用されるバーコード読取装置としては、例え
ば半走査型ベンタイプのものとし、第１図に示したよう
な回路構成を有する。第１図において、１１はバーコー
ドラベルＢを照明する照明用光源、１２はバーコードか
らの反射光を受光して光な変換する光電変換部、１３は
光電変換された信号を増幅する増幅部で、この増幅部の
出力はアナログ信号である。１４はアナログ信号のピー
ク値を保持するピーク値ホールド部、１５はホールドし
たピーク値と原信号とを比較する比較部、１６は比較部
の出力に応じてバーコードに対応するディジタル信号を
出力する出力部、１７は照明用光源駆動部である。

また、第２図は、光電変換部１２及び増幅部１３の具体
的回路を示したもので、１８は受光素子、１９は増幅器
である。

さらに、第３図は、ピーク値ホールド部１４及び比較部
１５の具体的回路を示したもので、増幅部Ｉ３から出力
されたアナログ信号は、抵抗Ｒ，，Ｒ７゜Ｒ８で分圧さ
れて信号ａ、ｂ、ａが取り出される。

ここでｂを原信号とする。そして第４図（ａ）でボした
ように、信号ａ及びＣのピーク値ｄ□ｌ　ｄ２をホール
ドし、原信号すと比較して両者のレベルが逆転した時点
で、第４図（ｂ）のように、比較部１５の出力レベルが
ロウからハイに、あるいはハイからロウに切り替わり、
バーコードに対応した信号が得られる。即ち、信号ａの
ピーク値ｄ１はバーコードの黒から白への変化点を決定
し、信号Ｃのピーク値ｄ、は自から黒への変化点を決定
する。

ここで、本発明では、読取分解能を調整するために、ピ
ーク値ホールド部１４に人力するアナログ信号の振幅を
調整する。その具体的手段としては、第２図において、
■光電変換する受光素子１８の出力電流を電圧に変換す
る抵抗Ｒ１を可変とし、増幅器１９へ人力レベルを調整
する。■増幅器１９の増幅率を調整する。この場合、Ｒ
，／Ｒ，の比により増幅率が決定される増幅器１９の人
力抵抗Ｒ２と帰還抵抗Ｒｆｆとを口■変として調整する
。■第１図における光源駆動部１７の抵抗Ｒ４をｎＪ変
とし、照明用光源１１に供給する電流を調整する。以上
の■〜■のいずれか一つ、または適宜組み合わせて用い
ることにより、アナログ信号の振幅を加減することがｎ
Ｊ能となる。

次に、このようにしてアナログ信号の振幅を加減するこ
とにより読取分解能を調整することができる理由を説明
する。まず、第５図（ａ）のようなバーコードを読み取
った場合、アナログ出力波形として、第５図（Ｃ）は標
準、第５図（ｂ）は振幅小、第５図（ｄ）は振幅大がそ
れぞれ得られる。振幅小や振幅大は前記調整手段により
調整した場合である。そこで、第６図（ａ）の振幅大の
場合は、アナログ信号のレベルの上側ピーク値から■１
トがったところが白から黒への変換点（白→黒閾値レベ
ル）となり、また、アナログ信号のレベルの上側ピーク
値から■２上がったところが黒から白への変換点（黒→
白閾値レベル）となって、アナログ信号出力に応じたデ
ィジタル出力（比較部の出力）が得られる。しかし、第
６図（ｂ）のように、波形のピーク値が閾値レベルに達
しない部分は白、黒変換がカットされてしまう、ここで
■、は、第４図における信号す、ｃ間のレベル差、即ち
。

Ｒ，＋Ｒ７＋Ｒ，Ｒ，＋Ｒ７＋Ｒ。

であり、また■２は、信号ａ、ｂ間のレベル差、ＲＧ　
＋Ｒ，＋Ｒ。

である。

このように、アナログ出力の振幅を読み取ろうとするバ
ーコードの状態に応じて適宜変えることにより、ノイズ
成分をカットすることができる。

第７図は、その具体例を示したもので、第７図（ａ）の
場合は１分解能が高すぎてノイズまで拾っている。そこ
で、第７図（ｂ）のように、分解能を士けることしこよ
り、ノイズ成分をカットすることができ、バーコード情
報を適切に読み取ることができる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、アナログ出力信
号のレベル（振幅）をバーコードの状態に応じて変化さ
せ、アナログ信号に対するディジタル化のための閾値レ
ベルを変えることにより分解能を任意に調整することが
でき、しかも従来のように、高価な部品を取り換えるな
どの処置を採ることなく、安価に実現できる。また、読
み取ろうとする個々のバーコードに応じてその都度、適
正な分解能に調整することができ、常に正しいバーコー
ド情報を読み取ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の回路構成図、第２図は、
同光電変換部及び増幅部の具体的回路図。第３図は、同ピーク値ホールド部及び比較部の具体的回
路図、第４図は、白、黒変換点を示す図、第５図は、振
幅を変えた場合のアナログ出力波形図、第６図は、本発
明の基本的動作の説明図、第７図は、具体的動作を示す
図、第８図及び第９図は、それぞれ従来例の分解能調整
方法を示す図、第１０図は、スポット径をバーコードの
ナロウエレメン１〜と同一寸法とした例を示す図である
。１１・・・照明用光源、１２・・・光電変換部、１３・
・・増幅部、１４・・・ピーク値ホールド部、１５・・
・比較部、１６・・・出力部、１７・・・光源駆動部、
１８・・・受光素子、１９・・・増幅器、Ｒ１，Ｒ２，
Ｒ３，Ｒ４・・・可変抵抗。特許出願人　　東北リコー株式会社第１図第２図第３図第４図第５図ｆｂ）　　　　　（ｃ）　　　　Ｉｄ）第６図

Claims

【特許請求の範囲】

バーコードを照明する照明部と、バーコードからの反射
光を受光して光電変換する光電変換部と、光電変換され
た信号を増幅する増幅部と、増幅したアナログ信号のピ
ーク値を保持するピーク値ホールド部と、ホールドした
ピーク値と原信号とを比較する比較部と、比較部の出力
に応じてバーコードに対応するディジタル信号を出力す
る出力部とを備えたバーコード読取装置において、前記
照明部の照明用光源の光出力、前記光電変換部の変換出
力、前記増幅部の増幅率の少なくとも１つを調整して前
記アナログ信号の振幅を変え、アナログ信号に対するデ
ィジタル化のための閾値レベルを変えることにより分解
能を調整することを特徴とするバーコード読取装置の分
解能調整方法。