JPH01174025A - 個別選択呼び出し受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、呼び出し音や表示等の出力手段により着信を
報知する個別選択呼び出し受信機に関する。

従来の技術 一般に、ページャと呼ばれる個別選択呼び出し受信機は
、基地局からの呼び出し信号によりブザー等を鳴動して
呼び出しを行ったり、また、この呼び出しの他に、基地
局からの株価情報や金相場情報等のデータを受信して表
示部に表示する。

従来、この種の個別選択呼び出し受信機の呼び出し感度
を測定する場合は、所定の電界強度中に受信機を配置し
、基地局等の送信側から呼び出し信号を繰り返し送信し
て着信率（呼び出し率）を計算したり、また、送信側か
らある着信率に対応する電界強度で呼び出し信号を繰り
返し送信し、所望の呼び出し率の電界を算出する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記前者の所定の電界強度中に受信機を
配置し、基地局から呼び出し信号を繰り返し送信して呼
び出し率を計算する測定方、去は、比較的簡単であるが
、後者の方法では、送信側からの電界強度な変ｆヒさせ
て所望の呼び出し率の電界を算出するために、呼び出し
を何回も繰り返して行わなければならず、したがって、
時間を要するという問題点があり、また、測定のための
外部回路が必要となるという問題点がある。

尚、このような呼び出しは、発明者による測定方法では
、２０回以上行わなけれはならなかった。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、呼び出し率を測定す
るための外部回路を用いることなく短時間で呼び出し率
を測定することができる個別選択呼び出し受信機を提供
することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点を解決するために、送信される所定
のビットパターンの信号を受信するとともに、このビッ
トパターンを予め格納するだめの記憶手段を設け、受信
したビットパターンと前記記憶手段に格納されたビット
パターンを比較してビット誤り数をカウントし、このビ
ット誤り数によりビット誤り率を算出し、このビット誤
り率を出力するようにしたものである。

作用 本発明は上記構成により、この種の個別選択呼び出し受
信機の呼び出し率は、ビット誤り率の単調減少関数とな
るために、ビット誤り率により呼び出し率を容易に算出
することができ、したがって、呼び出し率を測定するた
めの外部回路を用いることなく短時間で呼び出し率を測
定することができる。

実施例 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。図は、
本発明に係る個別選択呼び出し受信機の一実施例を示す
ブロック図である。

図において、ｌは、基地局（不図示）からの信号を受信
するためのアンテナ、２は、アンテナ１を介して受信し
た信号を増幅、復調、波形整形してディジタル信号で出
力する受信部、３は、受信部２からのディジタル信号を
復号化等するデコーダである。

デコーダ３は、受信部２からのディジタル信号をビット
同期するビット同期回路３ａと、ビット同期回路３ａか
らのディジタル信号を照合する受信照合回路３ｂと、ビ
ット誤り率（ＢＥＲ：　Ｂ目Ｅｒｒｏｒ　　Ｒａｔｅ　
）を測定するために基準となるビットパターンが格納さ
れたメモリ３Ｃと、メモリ３Ｃに格納されたビットパタ
ーンと同期回路３ａからのディジタル信号によりビット
誤り数ＮをカウントするＢＥＲカウンタ３ｄ等を有する
。

４は、電源スィッチ等を備えた入力部、５は、呼び出し
音等を鳴動するスピーカ６や、着信等を表示する発光ダ
イオード７を駆動するドライバ、８は、ピント誤り率を
測定するための基準の所定のビット数ＮＯと所望のビッ
ト誤り率ＢＥＪに対応するビット数Ｎ１が予め格納され
たＲＯＭ（リードオンリメモリ）である。

９は、基地局からの呼び出し信号を受信する通常モード
、又はビット誤り率ＢＥＴを測定するＢＥＴモードを設
定するためのスイッチ、１０は。

後述するようにビット誤り率ＢＥＲを液晶表示部１１に
表示するだめのマイクロコンピュータである。

マイクロコンピータ１０は、中央処理装置１０ａと、中
央処理装置１０ａの実行プログラムが格納されたＦＬＯ
Ｍ　１０　ｂ　　と、基地局からのメツセージデータや
ビット誤り率ＢＥＲ，のデータが格納されるエリアや、
その他中央処理装置１０ａの作業エリア等を有するＩＬ
ＡＭ　（ランダムアクセスメモリ）１０ｃと、中央処理
装置１０ａの制御により液晶表示部１１を駆動するため
のドライバ１０ｄを有する。

次に、上記構成に係る実施例の動作を説明する。

図において、スイッチ９が通常モードに設定されている
場合には、基地局からの呼び出し信号、及び引き続き送
信されるメンセージデータの受信状態となり、この信号
は、アンテナ１により受信されて受信部２により増幅、
復調、波形整形されてディジタル信号となり、デコーダ
３に入力する。

デコーダ３では、このディジタル信号はビット同期回路
３ａにより同期され、受信照合回路３ｂは、この同期さ
れたディジタル信号により呼び出し信号のフレーム同期
、アドレス照合を行い、−致した場合に、引き続き送信
されるメツセージデータをマイクロコンピュータ１０に
出力する。

マイクロコンピュータ１０の中央処理装置１０ａは、こ
のメツセージデータをＩ％ＡＭ１０ｃに格納するととも
に、ドライバ１０ｄを制御することにより液晶表示器１
１に表示させる。

中央処理装置１０ａはまた、メツセージデータ受信をデ
コーダ３に通知し、デコーダ３は、ドライバ５を制御す
ることによりスピーカ６を鳴動し、また発光ダイオード
７を点灯してメツセージデータの受信を報知する。

油力、スイッチ９がＢＥ［’ｔモードに設定されている
場合は、基地局等の送信側から繰り返し送信される所定
のビット列の信号（ＰＮ信号）の受信状態となる。

このＰＮ信号は、通常モードの呼び出し信号と同様に、
アンテナ１により受信されて受信部２により増幅、復調
、波形整形されてディジタル信号となり、デコーダ３の
ビット同期回路３ａにより同期される。

次いで、ビット同期回路３ａにより同期された信号はＢ
ＥＥ’（カウンタ３ｄに出力され、ＢＥＩ”ｔカウンタ
３ｔｌ：ｔ、この信号とメモリ３ｃに格納されたビット
パターンを１ビツト毎に比較し、誤りビット数Ｎをカウ
ントする。

受信信号のビット数がｌＲＯＭ８に格納された基準のビ
ット数Ｎｏに達すると、ＢＥＲカウンタ３ｄは、カウン
トした誤りビット数ＮをマイクロコンピュータｌＯに出
力し、また、リセットされて次の受信信号の基準のビッ
ト数Ｎｏにおける誤りビット数Ｎをカウントする。

マイクロコンピュータ１０の中央処理装置１０ａは、Ｂ
ＥＩ（、カウンタ３ｄがカウントした誤りビット数Ｎに
よりビット誤り率ＢＥＲ（＝Ｎ／Ｎｏ　）を算出し、Ｒ
ＡＭ　１０　ｃ　　に格納するとともに、ドライバ１０
ｄを制御することにより液晶表示器１１に表示させる。

中央処理装置１０ａはまた、ＲＯＭ８に格納された所望
のビット誤り率ＢＥＪより小さい場合にはデコーダ３に
通知し、デコーダ３は、ドライバ５を制御することによ
りスピーカ６を断続鳴動したり、また発光ダイオ−ドア
を点滅してその旨を報知する。

尚、この種の個別選択呼び出し受信機の呼び出し率は、
ビット誤り率ＢｇＲの単調減少関数となるために、ビッ
ト誤り率ＢＥＩ”ｔにより呼び出し率を容易に算出する
ことができる。

したがって、上記実施例によれば、送信されるビット列
のＰＮ信号のビットｉり数をＢＥＲカウンタ３ｄでカウ
ントすることによりビット誤り率ＢＥＦＬを算出し、ス
ピーカ６、発光ダイオード７、液晶表示部１１に出力す
るようにしたので、呼び出し率を測定するだめの外部回
路を用いることなく短時間で呼び出し率を測定すること
ができる。

尚、上記実施例では、呼び出し率を出力する手段として
スピーカ６、発光ダイオード７、液晶表示部１１を設け
たが、いずれか１つの出力手段を設けるのみで充分であ
り、また、他の公知の出力手段を用いてもよい。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、送信される所定のビット
パターンの信号を受信するとともに。

このビットパターンを予め格納するだめの記憶手段を設
け、受信したビットパターンと前記記憶手段に格納され
たビットパターンを比較してビット誤り数をカウントし
、このビット誤り数によりビット誤り率を算出し、この
ビット誤り率を出力するようにしたので、この種の個別
選択呼び出し受信機の呼び出し率は、ビット誤り率ＢＥ
Ｒの単調減少関数となるために、ビット誤り率ＢＥＲに
より呼び出し率を容易に算出することができ、したがっ
て、呼び出し率を測定するだめの外部回路を用いること
なく短時間で呼び出し率を測定することができる。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明に係る個別選択呼び出し受信機の一実施例
を示すブロック図である。 ２・・・受信機、３・・・デコーダ、３ａ・・・ビット
同期回路、３ｃ・・・メモリ、３ｄ・・・ＢＥＲカウン
タ、５・・・ドライバ、６・・・スピーカ、７・・・発
光ダイオード、８・・・ＥＬＯＭ　（リードオンリメモ
リ）、９・・・通常モード／ＢＥＩ’（モード切り替え
スイッチ、１０・・・マイクロコンピュータ、１１・・
・液晶表示器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定のビットパターンの信号を受信する手段と、前記ビ
   ットパターンを予め格納するための記憶手段と、前記受
   信手段により受信されたビットパターンと前記記憶手段
   に格納されたビットパターンを比較し、ビット誤り数を
   カウントする手段と、前記カウントされたビット誤り数
   によりビット誤り率を算出する手段と、前記算出された
   ビット誤り率を出力する手段とを有する個別選択呼び出
   し受信機。