JPH01174002A - 窓用アンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は１例えば自動車などの窓に取り付けられ、複
数の周波数帯の電波を受信するための窓用アンテナに関
するものである。

［従来の技術］ 従来の窓用アンテナとして、例えば自動車用窓ガラスア
ンテナがある。これは、自動車に村）叙されるカーラジ
オおよび車載用テレビなどの電波受信機器のアンテナと
して、自動車の窓ガラスにアンテナ導体線が印Ｑ１配置
されたり封入されたりして取り付けられたものである。

ところで、この自動車用窓ガラスアンテリ・が接続され
る電波受信機器には、複数の周波数帯の電波を受信する
ものがあり、例えば車載用テレビは、Ｕ　ＩＩ　Ｆ帯と
ＶＨＦ帯との電波を受信し、Ｖ　Ｉ−Ｉ　Ｆ帯について
は第１のＶ　ＨＦ帯（１７７〜２２２Ｍ　Ｈｚ　）およ
び第２のＶ　ＨＦ帯（９０〜ＩＱ８Ｍ　Ｈｚ　）に分け
て受信することによって、合計３つの周波数帯の電波を
受信するものがある。

このものの場合、自動車用窓ガラスアンテナは、例えば
それぞれ受信する周波数帯の１／４波長の長さを有する
とともに給電点およびアース接点を有する３本のモノボ
ールアンテナであるアンテナ導体線を、フロントガラス
などに、それぞれ独立に配置していた。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記のような従来の自動車用窓ガラスアンブナにおいて
は、受信する周波数帯の数だけアンチリル導体線を用い
るので、広い取付スペースが必要であり、例えば自動車
のりオータガラスのように、面精が小さい窓には取り付
けることが困難であるという問題点があった。また、複
数のアンテナ導体線のそれぞれに給電点が必要なので、
配線が複雑になるなどの問題点もあった。

この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、面精が小さい窓にも取り付けることができ
るとともに、給電点が１つでも複数の周波数帯の電波の
受信をすることができ、配線が簡単な窓用アンテナを得
ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る窓用アンテナは、所定の周波数帯の電波
を受信するための長さを宥するとともに給電点を有する
アンテナ導体本線と、それぞれアンテナ導体本線に基端
部が接続されアンテナ導体本線と一体になってアンテナ
導体本線と異なる周波数帯の電波を受信するための長さ
を有する複数本のアンテナ導体支線とを窓に取り付けた
ものである。

［作用］ この発明においては、アンテナ導体本線が、所定の周波
数帯の電波を受信するとともに、アンテナ導体支線と一
体になって異なる周波数帯の電波を受信するのきも兼ね
ることにより、全体の取付スペースが小さくなる。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示す自動車用窓ガラスア
ンテナの正面図、第２図は第１図の自動車用窓ガラスア
ンテナを自動車に取り付けた状態を示す斜視図である。

図において、（１１）は自動車、（１２）は自動車（１
１）のボディ、（１３）は窓として自動車用窓ガラスア
ンテナが取り付けられた自動車（１１）のりオータガラ
スである。

（１４）はクォータガラス（１３）の表面に水平方向へ
向けて取り付けられ所定の周波数帯であるＵＨＦ帯の電
波の１７４波長の長さを有するアンテナ導体本線であり
、このアンテナ導体本線（１４）はより広い周波数帯幅
のＵ　ＨＦ帯電波を受信できるように全体の幅が広めに
形成されている。（１５）は基端部がアンテナ導体本線
（１４）の一端部に接続されてクォータガラス（１３）
の表面にクォータガラス（１３）の外周に沿って取り付
けられた第１のアンテナ導体支線であり、この第１のア
ンテナ導体支線（１５）とアンテナ導体本線（１４）と
の長さの和がアンテナ導体率１１（１４）が受信する周
波数帯と異なる周波数帯の１つである第２のＶ　Ｉ−Ｉ
　Ｆ帯（９０〜１０８Ｍ■Ｉｚ）の電波の波長の１／４
になっている。（１６）は基端部がアンテナ導体本線（
１４）の一端部に接続されてクォータガラス（１３）の
表面の第１のアンテナ導体支線（１５）の内側に取り付
けられた第２のアンテナ導体支線であり、この第２のア
ンテナ導体支線（１６）とアンテナ導体本線（１４）と
の長さの和がアンテナ導体本線〈１４）が受信する周波
数帯と異なるもう１つの周波数帯である第１のｖｏｒ；
’帯（１）Ｏ〜２２０Ｍ　＋−１ｚ　）の電波の波長の
１／４になっている。

（１７）はアンテナ導体本線（１４）の他端部に設けら
れた給電点、（１８）は給電点（１７）に接続されアン
テナ導体本線（１４）、第１のアンテナ導体支線（１５
）および第２のアンテナ導体支線（１６）によって受信
された電波信号を取り出すための給″：ｃ、線、（１９
）は第１のアンテナ導体支線（１５）の先端部とボディ
（１２）とを接続するアース線である。

上記のように構成された自動車用窓ガラスアンテナにお
いては、アンテナ導体率＆ａ（１４）がＵｌｌＦ帯の電
波を、第１のアンテナ導体支線（１５）とアンテナ導体
本線（１４）とが一体になって第２のＶ　ＨＦ帯の電波
を、第２のアンテナ導体支線（１６）とアンテナ導体本
線（１４）とが一体になって第１のＶＩＩＦ帯の電波を
それぞれモノボールアンテナとして受信する。また、受
信された電波は１本の給電線（１８）によって給電点（
１７）からまとめて取り出される。

なお、上記実施例では受信する電波としてテレビ族）メ
のＵ　ＨＦ帯およびＶ　１１　Ｔ？帯の周波数帯の電波
について示したが、例えばカーラジオのＦＭ放送の電波
など、他の周波数帯の電波であってもよい。

また、上記実施例では第２および第１のＶ　Ｈｒ？帯の
電波を受信するために第１および第２のアンテナ導体支
線（１５）　、　（１６）を用いたものを示したが、受
信する周波数帯の数によってアンテナ導体支線の数は３
本以上であってもよい。

さらに、アンテナ導体本線およびアンテナ導体支線の取
付形状および長さは、取り付ける窓の形状および受信す
る周波数帯などによって決めればよく、上記実施例のア
ンテナ導体本線（１４，）、第１のアンテナ導体支線（
１５）および第２のアンテナ導体支ｔ５．（１６）に限
定されるものではない。

さらにまた、上記実施例では窓として自動ＩＬ（１１）
のクォータガラス（１３）について示したが、例えば電
車、家屋およびビルの窓などであってもよく、自動車の
窓に限定されるものではない。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明の窓用アンテナは、所定
の周波数帯の電波を受信するための長さを有するととも
に給電点を有するアンテナ導体本線と、それぞれアンテ
ナ導体本線に基端部が接続されアンテナ導体本線と一体
になってアンテナ導体本線と異なる周波数帯の電波を受
信するための長さを有する複数本のアンテナ導体支線と
を窓に取り（十けたので、面精が小さい窓にも取りｒ＝
Ｉ（ｆることができるとともに、給電点が１つでも複数
の周波数帯の電波の受信をすることができ、配線が節！
１″Ｌになるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す自動車用窓ガラスア
ンブナの正面図、第２図は第１図の自動車用窓ガラスア
ンブナを自動車に取り付けた状態を示す斜視図である。 図において、（１３）はクォータガラス、（１４）はア
ンテナ導体本線、（１５）は第１のアンテナ導体支線、
（１６）は第２のアンテナ導体支線、（１７）は給電点
である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第１図 第２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）窓に取り付けられ所定の周波数帯の電波を受信す
   るための長さを有するとともに給電点を有するアンテナ
   導体本線と、それぞれ前記窓に取り付けられるとともに
   前記アンテナ導体本線に基端部が接続され前記アンテナ
   導体本線と一体になって前記アンテナ導体本線が受信す
   る前記周波数帯と異なる周波数帯の電波を受信するため
   の長さを有する複数本のアンテナ導体支線とを備えたこ
   とを特徴とする窓用アンテナ。
2. （２）アンテナ導体本線は、ＵＨＦ帯の電波を受信し、
   アンテナ導体支線は、第２のＶＨＦ帯の電波を受信する
   第１のアンテナ導体支線と、第１のＶＨＦ帯の電波を受
   信する第２のアンテナ導体支線とである特許請求の範囲
   第１項記載の窓用アンテナ。
3. （３）窓は、自動車のクォータガラスである特許請求の
   範囲第１項または第２項記載の窓用アンテナ。