JPH0117394B2 - - Google Patents

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JPH0117394B2
JPH0117394B2 JP9812884A JP9812884A JPH0117394B2 JP H0117394 B2 JPH0117394 B2 JP H0117394B2 JP 9812884 A JP9812884 A JP 9812884A JP 9812884 A JP9812884 A JP 9812884A JP H0117394 B2 JPH0117394 B2 JP H0117394B2
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JP
Japan
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box
duct
container
shutter
partition plate
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JP9812884A
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Yoshimitsu Kobayashi
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この発明は、羽毛に付着している不純物を除去
する装置に関するものである。
(2) 従来の技術 羽毛に付着している塵埃その他の不純物を除去
するには、撹拌ボツクス内に羽毛群を収容して一
定時間撹拌しながら不純物を落下させている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 羽毛には、羽虫やダニ等の卵が強固に付着して
いるので、撹拌のみでは除去できないのは勿論の
こと、卵を殺すことができない問題があつた。
また、撹拌にともない羽毛から分離した短毛を
のみ回収することができない問題があつた。
さらに、羽毛に要求される嵩高性を与えること
ができない問題もあつた。
(4) 問題点を解決するための手段 この発明は、上記の問題点を解決するために、
ボツクスと、上周壁に短毛のみが通過する無数の
小孔を備えて上記ボツクスに組み込んだ器体と、
この器体の底面に設けて上記器体内に温風を吹き
出す吹出しダクトと、ボツクスの頂壁に設けて小
孔を通過した短毛を回収する吸引ダクトと、器体
内に設けた撹拌翼とで構成した乾燥装置と、ボツ
クスと、不純物のみが通過する無数の小孔を備え
てボツクス内を上下二室に区劃する仕切板と、ボ
ツクスの頂壁に設けて短毛を回収する吸引ダクト
と、仕切板の上側区劃室に設けた撹拌翼及び送風
型高電圧除却装置とで構成した不純物の処理装置
と、羽毛収納箱と器体内を連通させるシヤツター
付のダクトと、器体内と仕切板の上側室内とを連
通させるシヤツター付のダクトと、開閉自在の扉
を有する密閉箱と、この密閉箱内にセツトしたバ
ツグフイルタと、仕切板の上側区劃室内とバツグ
フイルタとを連通させるダクトと、密閉箱内を吸
引する吸引ダクトとで構成したものである。
(5) 作用 この発明は、まず乾燥装置を運転して、シヤツ
ターの開放により収納箱からダクトをへて器体内
に羽毛を供給し、供給された羽毛は撹拌翼により
撹拌されると共に、温風の吹き出しにより乾燥
し、乾燥時に分離した短毛は、小孔からダクトを
へて回収する。
乾燥後に不純物の処理装置を運転すると共に、
シヤツターを開いて器体内からダクトをへて仕切
板の上側区劃室に羽毛を導入する。
上記導入された羽毛は、撹拌翼によつて撹拌さ
れると共に、送風型高電圧除却装置により空気を
イオン化して羽毛に付着している不純物を取り除
き、発生したオゾンで羽毛の殺菌と脱臭処理を行
ない、羽虫やダニ等の卵を死滅させると共に、冷
却する。
その後にシヤツターを開いて密閉箱内を吸引
し、上側区劃室からダクトをへてバツグフイルタ
に処理ずみ羽毛を回収するようにしたものであ
る。
(6) 実施例 図において、Aは乾燥装置である。
上記の乾燥装置Aは、ボツクス1と、このボツ
クス1に組み込んだ両端閉鎖の筒状器体2とこの
器体2の上周壁に短毛のみが通過するよう無数に
設けた小孔3と、器体2内に設けた撹拌翼4と、
器体2の底面全長に設けて上記器体2内に温風を
吹き出す吹出しダクト5と、この吹出しダクト5
に接続した温風機6と、ボツクス1の頂壁に設け
て小孔3を通過した短毛を吸引する吸引ダクト7
と、この吸引ダクト7を接続した送風器8と、こ
の送風器8の排風口筒に連なるダクト9に取付け
た短毛回収用のバツグフイルタ10とで構成され
ている。
なお、吸引ダクト7には、短毛のみが通過する
多孔性板11が設けられている。
Bは不純物の処理装置である。
上記の処理装置Bは、ボツクス12と、不純物
のみが通過する無数の小孔13を備えてボツクス
12内を上下二室に区劃する仕切板14と、仕切
板14の上側区劃室に設けた撹拌翼15及び送風
型高電圧除却装置16と、ボツクス12の頂壁に
設けて短毛を回収する吸引ダクト17と、この吸
引ダクト17を接続した送風器18と、この送風
器18の排風口に連なるダクト19に取付けた短
毛回収バツグフイルタ20とで構成されている。
上記の送風型高電圧除却装置16は、上周面軸
方向に透孔21を有するパイプ22と、このパイ
プ22に貫通させた電極23と、パイプ22の端
に接続したエアの供給ホース24とで構成されて
いる。
25は器体2内とボツクス12内の上側区劃室
内とを連通させるシヤツター26付のダクトであ
る。
27は羽毛収納箱で、この収納箱27と器体2
内とは、シヤツター28付のダクト29で接続さ
れている。
30は開閉自在の扉31を有する密閉箱で、こ
の密閉箱30内には、バツグフイルタ32の上縁
開口が着脱自在に、かつ気密状に支持されてい
る。
33は一端がバツグフイルタ32の上縁開口に
連通し、他端が仕切板14の上側区劃室内と連通
するダクトである。
34は密閉箱30内を吸引する吸引ダクトであ
る。
上記の吸引ダクト34は、図示の場合吸引ダク
ト7に接続したが、吸引ダクト17に接続しても
よい。
なお、ホース24は、ダクト19にフイルタ装
置を介して接続されている。
図中35は吹出しダクト5に設けたシヤツタ
ー、36は吸引ダクト7に設けたシヤツター、3
7は吸引ダクト34に設けたシヤツター、38は
撹拌翼4の駆動モーター、39は撹拌翼15の駆
動モーター、40は吸引ダクト17に設けた多孔
性板である。
この発明に係る羽毛の不純物除去装置は、以上
の構成であつて、次にその作用を説明すると、ま
ず送風機8及びモーター38の運転を開始する。
このとき、シヤツター36は開放され、シヤツ
ター26,35,37は閉じられている。
しかして、シヤツター28を開放すると、吸引
ダクト7の吸引力によつて収納箱27内の羽毛は
ダクト29をへて器体2内に吸引される。
上記のシヤツター28は、羽毛の吸引終了後に
閉鎖される。
次に温風機6の運転を開始すると共に、シヤツ
ター35を開くと温風機6からダクト5をへて器
体2内に温風を吹き込んで、羽毛を乾燥すると共
に、羽毛を嵩高とする。
また器体2内の羽毛は、撹拌翼4によつて撹拌
されるので、均一に乾燥されると共に、羽毛の短
繊維が浮遊する。
上記浮遊した短繊維は、吸引ダクト7によつて
吸引されるので、小孔3をへてダクト7に吸引さ
れ、そしてダクト9からバツグフイルタ10に回
収される。
上記器体2内での乾燥が終了すると、温風機
6、送風機8の運転を停止すると共に、シヤツタ
ー35を閉じる。
しかして、処理装置Bの送風機18、及びモー
ター39の運転を開始すると共に、シヤツター2
6を開くと、器体2内からダクト25をへて仕切
板14の上側区劃室に乾燥された羽毛が吸引され
る。
吸引終了後には、シヤツター26が閉じられ
る。
ボツクス12に吸引された羽毛は、撹拌翼15
によつて撹拌されると共に、送風型高電圧除却装
置16により略常温まで強制冷却され、電極によ
る9000Vのコロナ放電によりボツクス12内の空
気をイオン化して羽毛に付着している不純物を取
り除き、発生したオゾンで羽毛の殺菌と脱臭処理
を行ない、ダニや羽虫等の卵を死滅させる。
上記不純物は、仕切板14の小孔13から下方
に落下する。
また、短繊維は、ダクト19をへてバツグフイ
ルタ20に回収される。
処理装置Bでの処理が完了すると、送風器18
の運転を停止し、次に送風器8の運転を開始して
ダクト34を介し密閉箱30内を吸引すると、ボ
ツクス12内の処理ずみ羽毛は、ダクト34をへ
てバツグフイルタ32に吸引され、回収する。
(7) 効果 以上のように、この発明に係る羽毛の不純物除
去装置によれば、乾燥装置により羽毛を乾燥する
と共に、乾燥時に分離した短繊維を回収し、また
この乾燥処理により嵩高となつた羽毛を処理装置
に送り込み、送風型高電圧除却装置によりボツク
ス内の空気をイオン化して、羽毛に付着している
不純物を取り除き、発生したオゾンで殺菌と脱臭
処理を行なうと共に、短繊維を回収するので、自
動的に羽毛の不純物除去処理を行なうことができ
る。
また、処理装置の羽毛は、ダクトにより密閉箱
内を吸引して、処理装置のボツクスからダクトを
へてバツグフイルタに回収するので、回収作業が
容易になる。
さらに、乾燥装置の器体とボツクス内をシヤツ
ター付ダクトで接続し、処理装置内の吸引により
器体から処理装置のボツクスに羽毛を送り込むの
で、簡単に嵩高となつた羽毛を送り込むことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る装置の斜視図、第2図
は乾燥装置の縦断正面図、第3図は処理装置の縦
断正面図である。 A……乾燥装置、B……処理装置、1……ボツ
クス、2……器体、3……小孔、4……撹拌翼、
5……ダクト、6……送風器、7……吸引ダク
ト、8……送風器、9……ダクト、10……バツ
グフイルタ、11……多孔性板、12……ボツク
ス、13……小孔、14……仕切板、15……撹
拌翼、16……送風型高電圧除却装置、17……
吸引ダクト、18……送風器、19……ダクト、
20……バツグフイルタ、21……透孔、22…
…パイプ、23……電極、24……供給ホース、
25……ダクト、26……シヤツター、27……
収納箱、28……シヤツター、29……ダクト、
30……密閉箱、31……扉、32……バツグフ
イルタ、33……ダクト、34……吸引ダクト、
35……シヤツター、36……シヤツター、37
……シヤツター、38……駆動モーター、39…
…駆動モーター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ボツクスと、上周壁に短毛のみが通過する無
    数の小孔を備えて上記ボツクスに組み込んだ器体
    と、この器体の底面に設けて上記器体内に温風を
    吹き出す吹出しダクトと、ボツクスの頂壁に設け
    て小孔を通過した短毛を回収する吸引ダクトと、
    器体内に設けた撹拌翼とで構成した乾燥装置と、
    ボツクスと、不純物のみが通過する無数の小孔を
    備えてボツクス内を上下二室に区劃する仕切板
    と、ボツクスの頂壁に設けて短毛を回収する吸引
    ダクトと、仕切板の上側区劃室に設けた撹拌翼及
    び送風型高電圧除却装置とで構成した不純物の処
    理装置と、羽毛収納箱と器体内を連通させるシヤ
    ツター付のダクトと、器体内と仕切板の上側室内
    とを連通させるシヤツター付のダクトと、開閉自
    在の扉を有する密閉箱と、この密閉箱内にセツト
    したバツグフイルタと、仕切板の上側区劃室内と
    バツグフイルタとを連通させるダクトと、密閉箱
    内を吸引する吸引ダクトとから成る羽毛の不純物
    除去装置。
JP9812884A 1984-05-14 1984-05-14 羽毛の不純物除去装置 Granted JPS60239505A (ja)

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JP9812884A JPS60239505A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 羽毛の不純物除去装置

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JP9812884A JPS60239505A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 羽毛の不純物除去装置

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JPS60239505A JPS60239505A (ja) 1985-11-28
JPH0117394B2 true JPH0117394B2 (ja) 1989-03-30

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JP9812884A Granted JPS60239505A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 羽毛の不純物除去装置

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CN105386131B (zh) * 2015-10-15 2017-11-17 莫文油 羽绒去梗消毒系统
CN107541793B (zh) * 2017-10-09 2022-12-02 农业部南京农业机械化研究所 匀流气吸式籽棉杂质分离装置

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JPS60239505A (ja) 1985-11-28

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