JPH01173834A - 液体検知センサの製造方法 - Google Patents

液体検知センサの製造方法

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JPH01173834A
JPH01173834A JP33660687A JP33660687A JPH01173834A JP H01173834 A JPH01173834 A JP H01173834A JP 33660687 A JP33660687 A JP 33660687A JP 33660687 A JP33660687 A JP 33660687A JP H01173834 A JPH01173834 A JP H01173834A
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JP
Japan
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optical fiber
core
liquid
interface
curved
Prior art date
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Pending
Application number
JP33660687A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Maruyama
英樹 丸山
Yukio Morita
森田 幸男
Eiji Iri
井利 英二
Wataru Nakaoka
亘 中岡
Nagakazu Inoue
井上 修和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01173834A publication Critical patent/JPH01173834A/ja
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、光ファイバを利用した液体検知センサであっ
て、特に、厳しい温度環境下において水のように光ファ
イバ材料より屈折率が低い液体の検出に使用するのに好
適なセンサに関する。
〈従来の技術〉 従来、光ファイバを利用した液体検知センサとしては、
第5図に示すように、光ファイバ10を湾曲させるとと
もに、その湾曲個所で光ファイバ1゜の一部をカットし
て液体接触用の界面2゜を形成したものがある。光ファ
イバ1゜の一端には、発光素子が取り付けられ、他端に
は受光素子が取り付けられる。
上記液体検知センサにおいて、界面2゜に液体が付着し
ていないと、光ファイバ1゜の内部光の大部分は、界面
2゜の内側で全反射し、はとんど外部に漏洩しないが、
界面2゜に液体が付着すると、該界面2゜からの光の漏
洩量が増大し、この光の漏洩量の変化で、液体の存在が
検出される。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、従来の液体検知センサにおいて、光ファイバ
10の曲率半径が大きいと、水のように光ファイバ材料
より屈折率が低い液体に対しては、光の漏洩量の変化が
少なく、該液体の検出が難しいが、光ファイバ10の曲
率半径が小さいと、曲げ損失等の初期損失が増大するも
のの、水のような光ファイバ材料より屈折率が低い液体
の付着に対して敏感になる。
これは、小径に湾曲された光ファイバ1゜では、その湾
曲個所に形成された接触用の界面2゜に対して、光ファ
イバ1゜の内部光が臨界角に近い角度で入射するためで
、このように、内部光が臨界角に近い角度で界面2゜に
入射することで、界面2゜に水が付着した場合に、該付
着個所から内部光の一部が外部に漏洩放射される。これ
に対して、光ファイバ1゜の湾曲径が大きく、内部光が
臨界角よりかなり大きな角度で界面2゜に入射するよう
になっていると、内部光のほとんどが界面2゜の内側で
全反射され、界面2゜に水が付着しても、光の漏洩が生
じない。
したがって、水のように光ファイバ材料より屈折率が低
い液体を検出する場合、光ファイバを小径に湾曲させ、
この部分で高次モードの発生を多くする必要があるが、
光ファイバを小径に湾曲させた状態でその湾曲個所をカ
ットして接触用界面を形成するのは、光ファイバが折れ
やすく、極めて難しい加工である。
これに対しては、光ファイバに樹脂を注型して固定する
ことも考えられるが、小径に湾曲した光ファイバを単に
樹脂ブロックの内部に埋設しただけでは、厳しい温度条
件のもとで使用した場合、光ファイバ材料と樹脂との膨
張率の違いから、光ファイバが折損するおそれがある。
本件発明者が、上記のような液体検知センサについて、
ヒートサイクル下における信頼性の実験を行ったところ
、別表のような結果を得た。
この実験結果からも分かるように、光ファイバ外径の1
00倍以下の曲率半径で湾曲した光ファイバに対しては
、これに単に樹脂を注型しただけでは、光ファイバの折
損が発生するので、このような光ファイバを備えた液体
検知センサは、厳しい温度環境のもとでは、使用できな
い。
以下、次頁 (別表)ヒートサイクル下の光ファイバの折損曲率半径
 1  コア径/外径(μm)(mm)   l   
100/150  1 400/60020   1 
  折れる  1 折れる22  1  折れない 1
 折れる 60  1  折れない 1 折れる 90   1   折れない 1 折れない1001 
  折れない 1 折れない5001   折れない 
1 折れない(実験では、上記のように径の異なる2種
の光ファイバをそれぞれ注型樹脂で固定し、光ファイバ
外径150μmの光ファイバについては外径から約30
μm1光ファイバ外径600μmのものについては約1
10μm切削し、−30℃〜+60℃のヒートサイクル
下において、折損の有無を調べた。) 以下、次頁 本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、
厳しい温度環境下において水のように光ファイバ材料よ
り屈折率が低い液体の検出に好適な液体検知センサが得
られるようにすることを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記の目的を達成するために、光ファイバを
加熱しっつ該光ファイバ外径の100倍以下の小半径に
湾曲させる工程と、この湾曲状の光ファイバに樹脂を注
型して該光ファイバを樹脂ブロックの内部に埋設する工
程と、光ファイバの湾曲外径側に当たる前記樹脂ブロッ
クの一面を光ファイバのコアに達するまで切削研磨して
該切削研磨面に液体接触用の界面となるコア露出面を形
成する工程とを含んで液体検知センサの製造方法を構成
した。
く作用〉 上記の各工程によれば、小径に湾曲した光ファイバが樹
脂ブロックの内部に埋設され、光ファイバの湾曲外径側
に液体接触用の界面となるコア露出面が形成された液体
検知センサが得られる。
この液体検知センサでは、光ファイバが加熱により湾曲
加工された上で、樹脂ブロックの内部に埋設されている
から、ヒートサイクルによる膨張収縮作用を受けても折
損しない。
また、この液体検知センサでは、接触用の界面に水のよ
うに光ファイバ材料より屈折率が低い液体が付着すると
、界面からの内部光の漏洩量が増大し、この漏洩量の増
大で液体の付着が検出される。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明の製造方法により得られる液体検知セン
サの縦断面図である。
図に示すように、本発明の製造方法により得られる液体
検知センサは、光ファイバ心線1と、この光ファイバ心
線1に注型されて形成されたエポキシ樹脂等の樹脂ブロ
ック2とからなる。
光ファイバ心線lは、周知のように、中心側のコアla
と、このコアlaより屈折率が低い外側のクラッド1b
とからなる光ファイバlcを、樹脂のような被覆材1d
で被覆したものである。この光ファイバ心線1は、その
中途部で被覆材1dが除去されており、この中途部が小
さな曲率半径で円弧状に湾曲した形で樹脂ブロック2の
内部に埋設されている。光ファイバの屈曲曲率半径Rは
、光ファイバlcの外径rの100倍以下に設定されて
いる。
そして、樹脂ブロック2の各表面のうち、光ファイバ心
線lの湾曲外径側に当たる面(図において上面)が、内
部の光ファイバlcに向けて切削研磨され、この切削研
磨面で、光ファイバlcが切削研磨されてコアlaが露
出し、このコアlaの露出面が液体接触用の界面3とな
っている。
なお、図示省略したが、光ファイバ心線lの一端には発
光ダイオードのような発光素子が取り付けられ、他端に
は受光素子が取り付けられる。
次に上記構成の液体検知センサの製造方法を説明する。
■第1工程: まず第2図に示すように、中途部で被覆材1dが除去さ
れている光ファイバ心線lを用意する。
■第2工程; 次いで、第3図に示すように、この光ファイバ心線1の
光ファイバIC露出部分を加熱しつつ所定の曲率半径R
に湾曲させる。この光ファイバ心線lの屈曲曲率半径R
は、光ファイバ外径rの100倍以下である。
■第3工程: 湾曲状の光ファイバ心線1に樹脂を注型して、第4図に
示すように、該光ファイバ心線lを樹脂ブロック2の内
部に埋設する。
■第4工程; 第4図に仮想線りで示すように、樹脂ブロック2の各表
面のうち、光ファイバlの湾曲外径側に当たる面をコア
1aに達するまで切削研磨する。
これによって、該切削研磨面に液体接触用の界面3とな
るコア露出面が形成され、第1図に示した液体検知セン
サが得られる。
上記の構成において、接触用の界面3であるコアlaの
露出面に液体が付着していない状態では、光ファイバ心
線lの内部を進む光の大部分は、界面3の内側で全反射
し、はとんど外部に漏洩しないが、界面3に液体が付着
すると、内部光が界面3から外部に漏洩したり、コアl
aと付着液体とからなる複合光路を損失のある状態で進
む。このようにして、界面3に液体が付着した場合とし
ない場合とで光の伝送量が変化し、この変化により液体
の有無が検出される。
この場合、接触用の界面3は、小径に湾曲した光ファイ
バ心線lの一部をカットすることにより形成されている
から、界面3と光ファイバ心線lの長手方向中心線との
なす角度はかなり大きく、そのため、界面3に対する内
部光の入射角は臨界角に近い角度になっている。
ここで、界面3に、水のように光ファイバ材料より屈折
率が低い液体が付着したとき、光ファイバICの湾曲部
分での高次モードの発生が多いため、内部光の光路が外
側に変向しやすく、光の漏洩が生じたり、伝送損失を生
じたりする。このように、界面3に水が付着するか否か
で、光の伝送量が変化し、この変化により、液体の有無
が検出される。
ここで、樹脂ブロック2の内部の光ファイバ心線lは、
埋設する以前に熱加工により予め湾曲されているから、
埋設後に外部から熱変化を受けても、折損することがな
い。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明によれば、光ファイバの曲率半径
が小さいから、水のような光ファイバ材料より屈折率が
低い液体の存在を検出することができるばかりでなく、
光ファイバは樹脂に注型固定されているから、接触用の
界面の加工が容易であり、しかも、光ファイバを小径に
湾曲させているにもかかわらず、熱変化により折損する
ことがなく、したがって、厳しい温度環境下において水
のように光ファイバ材料より屈折率が低い液体の検出に
適する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例に係り、第1図
は本発明の製造方法により得られる液体検知センサの縦
断面図、第2図ないし第4図は製造方法の各工程を示す
説明図である。第5図は従来例の縦断面図である。 l・・・光ファイバ心線、2・・・樹脂ブロック、3・
・・液体接触用の界面、R・・・曲率半径、r・・・光
ファイバ外径。 出願人  三菱電線工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバを加熱しつつ該光ファイバ外径の10
    0倍以下の小半径に湾曲させる工程と、この湾曲状の光
    ファイバに樹脂を注型して該光ファイバを樹脂ブロック
    の内部に埋設する工程と、光ファイバの湾曲外径側に当
    たる前記樹脂ブロックの一面を光ファイバのコアに達す
    るまで切削研磨して該切削研磨面に液体接触用の界面と
    なるコア露出面を形成する工程とを含むことを特徴とす
    る液体検知センサの製造方法。
JP33660687A 1987-12-28 1987-12-28 液体検知センサの製造方法 Pending JPH01173834A (ja)

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ID=18300896

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JP (1) JPH01173834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6003340A (en) * 1994-03-15 1999-12-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method of putting a bend into a fiber to make a strain sensor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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