JPH0117381Y2 - - Google Patents

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JPH0117381Y2
JPH0117381Y2 JP1983126058U JP12605883U JPH0117381Y2 JP H0117381 Y2 JPH0117381 Y2 JP H0117381Y2 JP 1983126058 U JP1983126058 U JP 1983126058U JP 12605883 U JP12605883 U JP 12605883U JP H0117381 Y2 JPH0117381 Y2 JP H0117381Y2
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tube
clamp pieces
cylindrical guide
nozzles
reciprocating
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として熱交換器のフイン管を製作す
るに際して多数枚のフインとU字状の管とを固着
するために液圧を利用して管を拡管するのに適用
される拡管装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種拡管装置として例えば特開昭56−
19937号公報所載のものが存在する。
この従来のものは、第6図の如く、管8の先端
部8a内に嵌入させて圧力液を流入させるための
ノズル50にスリーブ51を外嵌させ、又該スリ
ーブ51の外側にはレバー52の操作により往復
動する外筒53を設けたもので、外筒53の下降
前進時に該外筒53の先端部をスリーブ51の先
端のテーパ面54に当接させて該スリーブ51の
先端径を縮小させることにより管8の先端部をク
ランプさせ得る様にしたものである。これによつ
て、拡管作業時に管8内の液圧に原因してノズル
50が管8の外部に不当に抜け出す様なことが防
止できて適正な拡管作業が行えるのである。
(考案が解決しようとする課題) しかるに、前記従来のものはノズル50を一個
しか有しないため、U字状の管8を拡管させる場
合には同図二点鎖線の如く他方の管体先端部8b
側には閉鎖弁55を装着する必要があるが、この
閉鎖弁55を拡管装置とは別個に態々管8に装着
させる作業は非常に面倒で、これが拡管作業の作
業性を悪化させていた。特に、熱交換器等に於い
ては非常に多数の管の拡管を行うことを鑑みれ
ば、個々の管8に閉鎖弁55を着脱させることは
非常に大きな労力となつていたのである。
それ故、本考案は閉鎖弁を管の先端部に着脱さ
せる如き煩雑な作業を行う必要を無くして、簡易
な作業手段によりU字状管の適正な拡管作業を行
わせることを、その目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案はU字状管の両先端部に同時にノズルを
嵌入可能ならしめるべくノズルを二本設けると共
に、拡管作業時に液漏れ等の支障を生じさせない
様に両ノズルを何れも管に対して適切に装着させ
得る様に考慮することにより、上記従来の課題を
解決せんとして構成されたものである。
すなわち、本考案は、筒状ガイド体1内に往復
動自在に嵌入された往復作動体5と、該往復作動
体5に取着されて前記筒状ガイド体1の先端側に
往復動自在に突設された液体吐出用と液体排出用
の二本のノズル7,9と、該ノズル7,9と連動
して往復動すべく前記往復作動体5に取着されて
前記ノズル7,9が嵌入される管体8の先端部の
外周面を両側から挟圧可能とすべく開閉可能に設
けられた一対のクランプ片16a,16bと、該
クランプ片16a,16bの相互間に介装されて
該クランプ片16a,16bを開脚させるべく押
圧付勢する弾性体21とを夫々具備し、しかも前
記筒状ガイド体1内に位置するクランプ片16
a,16bの後部側の外側面には、クランプ片1
6a,16bの前進時に筒状ガイド体1の内側面
に形成された傾斜面3と当接して該クランプ片1
6a,16bを弾性体21の弾発力に抗して閉脚
させるための傾斜面18a,18bが形成されて
なる、管体の液圧拡管装置である。
(作用) 上記構成を特徴とする拡管装置では、二本のノ
ズル7,9をU字状の管8の二個所の先端部に嵌
入させて一方のノズル7側から管8に液体を圧入
させることにより拡管作業が行える。他方のノズ
ル9には必要に応じて閉鎖弁を設ければよいが、
何れにしても管8の先端部に閉鎖弁を着脱させる
様な手間は一切不要となる。
また、ノズル7,9をU字状の管8内に嵌入さ
せた状態で往復作動体5及びクランプ片16a,
16bを前進させて、該クランプ片16a,16
bの傾斜面18a,18bを筒状ガイド体1の傾
斜面3に当接させれば、該クランプ片16a,1
6bを閉脚させて管8の先端部の外周をクランプ
でき、これによつて拡管作業時の管8内の液圧に
よりノズル7,9等が管8から抜け出ることを確
実に阻止でき、更に液漏れの解消も図れることと
なる。
更に、拡管作業後に往復作動体5及びクランプ
片16a,16bを後退させて、傾斜面18a,
18bと3とを離反させれば、クランプ片16
a,16bは弾性体21の弾発力により開脚して
管8のクランプ状態を解除すると同時に、前記往
復作動体5の後退と同時にノズル7,9も後退し
て管8からの抜脱が図れるのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。
第1図及び第2図中、1は一端に開口部2を有
する筒状ガイド体で、拡管装置ボデイの一部を構
成するフランジ板28にボルト29により固定さ
れている。3は該筒状ガイド体1の先端部の内周
面に形成された傾斜面で、先端側程その内径が小
径となる様に設定されている。5は前記筒状ガイ
ド体1内に嵌入された往復作動体で、その後部側
には拡管用の圧力液を流通させるための流通路1
2を形成した往復ロツド4が止着されて該ロツド
4に連動して往復動すべく設けられている。
7,9は前記往復作動体5の前面部に螺着され
て筒状ガイド体1よりも前方に突出する状態に相
互に平行に突設された二本の中空形状のノズル
で、一方のノズル7はその後部側が往復作動体5
に穿設された流通用孔13を介してロツド4の流
通路12と連通されており、圧力液の吐出用のノ
ズルとして構成されている。他方のノズル9はそ
の後部側が往復作動体5の側部に接続された排出
用管15に通ずる流出用孔14と連通されて、圧
力液の排出用ノズルとして構成されている。
16a,16bは全体の概略形状が平面略コ字
状の板状に形成された二個一対のクランプ片で、
その後端部側は筒状ガイド体1内に位置してピン
23,23により往復作動体5の側面部に軸着さ
れている。第3図中、19a,19b,20a,
20bは各クランプ片16a,16bの先端側内
側面部に形成された凹状円弧面状の押圧面で、ク
ランプ片16a,16bが閉脚した際に拡管対象
となる管8の先端部8a,8bの外周面に両側か
ら面当接し得る様に設定されている。21は両ク
ランプ片16a,16bの内側面部の略中央部に
別途形成された凹部22a,22b内に設けられ
たコイルバネとしての弾性体で、クランプ片16
a,16bを常時開脚させる方向に押圧付勢する
ものである。第2図中、18a,18bはクラン
プ片16a,16bの後部外側面に形成された前
下り状の傾斜面で、筒状ガイド体1の傾斜面3と
対面して設けられている。
本実施例は以上の構成からなり、次にその使用
例について説明する。
先ず、第4図の如くロツド4、往復作動体5、
及びクランプ片16a,16bが後退した初期状
態では、クランプ片16a,16bが弾性体21
の弾発力により開脚された状態にある。従つて、
この状態では両ノズル7,9を第5図の如くU字
状の管8の両先端部8a,8b内に適切に挿入さ
せることができる。
次に、ロツド4を前進させて往復作動体5及び
クランプ片16a,16bを第2図の如く前進さ
せるのであるが、該クランプ片16a,16bの
前進によりその後部の傾斜面18a,18bは筒
状ガイド体1の先端側の傾斜面3に当接係合す
る。該傾斜面どうしが強固に当接すればその傾斜
面のガイド作用によりクランプ片16a,16b
が弾性体21の弾発力に抗して強制的に閉脚さ
れ、その結果第3図の如く管8の両先端部8a,
8bがクランプ片16a,16bにてクランプさ
れる。このクランプ状態でロツド4の流通路12
側から圧力液を供給して一方のノズル7側から管
8内に流入させても、該管8内の圧力によりノズ
ル7,9が抜け出る様なことがなく、ノズル7,
9の確実な装着状態を維持でき液漏れ等を生じな
い。
また、管8内に流入された液体は他方のノズル
9を介して排出用管15側に流出するが、該排出
用管15側に閉鎖弁等を設けておけば管8内での
圧力低下を来すことがなく適切な拡管作業が行
え、管8とフイン27との固着が図れる。更に、
排出用管15に閉鎖弁を設ける場合にあつては、
閉鎖弁を排出用管15に拡管作業の都度着脱させ
る様な必要はなく排出用管15に常時取付けてお
けばよいからその着脱作業に煩雑な手間を要する
ことはないのである。
更に、前記拡管作業終にロツド4、往復作動体
5、クランプ片16a,16bを先の第4図の如
く後退させてクランプ片の傾斜面18a,18b
と筒状ガイド体1の傾斜面3を離反させれば、ク
ランプ片16a,16bが弾性体21の弾発力に
より開脚して管8に対するクランプ状態を解除す
る。また、これと同時にノズル7,9が後退して
容易に抜脱し、拡管装置の取り外しが迅速に行え
るのである。
尚、上記実施例では、クランプ片16a,16
bを開脚させるべく押圧付勢する弾性体21とコ
イルバネを用いたが、本考案にこれに限定されな
い。弾性体21としては例えばウレタンゴム等で
あつてもよい。
また、上記実施例では往復作動体5をロツド4
に連動させて往復動自在にしてなるが、本考案は
該往復作動体5の往復動作手段は問わず、レバー
操作、機械操作手段の何れであつてもよい。要は
筒状ガイド体1内で往復自在に設けられておれば
よく、又筒状ガイド体1の具体的な構成も問わな
い。
更に、本考案はクランプ片16a,16bの具
体的な形状や取付構造も問わない。要は、ノズル
7,9と連動して往復動すべく前記往復作動体5
に取着されてノズル7,9が嵌入される管体8の
先端部の外周面を両側から挟圧可能とすべく開閉
可能に設けられておればよく、又その後部側の外
側面に形成される傾斜面18a,18bや筒状ガ
イド体1の内側面の傾斜面3も要はクランプ片の
前進時に相互に当接してその当接作用によりクラ
ンプ片を閉塞させ得る様に構成されておればよ
く、その具体的な形状等は問わない。
その他、本考案は二本のノズルの具体的な取付
手段や形状等、各部の具体的な構成は全て本考案
の意図する範囲内で任意に設計変更自在である。
(考案の効果) 叙上の様に、本考案は二本のノズルを具備して
当該ノズルをU字状管の両先端部に嵌入させて拡
管作業を行える様に構成してなるために、従来の
如く拡管作業の都度U字状管の一端部側に閉鎖弁
を着脱させる様な必要がなくなつて、拡管作業時
の作業性を従来に比して格段向上させることがで
きる格別な効果を有するに至つた。
しかも、本考案は往復作動体に別途クランプ片
を設けると共に該クランプ片にはその前進時に筒
状ガイド体に形成した傾斜面と当接する傾斜面を
形成して、両傾斜面どうしの当接によりクランプ
片が閉脚して管の両先端部を挟圧させ得る様に構
成したために、管に嵌入させる二本のノズルの確
実な固定が図れて、管内に圧入される液圧によつ
てノズルが不当に抜け出る様な事態を好適に解消
でき、又このクランプ作用によつて管の先端部側
からの液漏れを解消できるという実益が得られ
る。
更に、本考案は一対のクランプ片の相互間には
弾性体を設けて両クランプ片が開脚する様に押圧
付勢させてなると共に、該クランプ片及びノズル
は何れも往復作動体に連動して往復動作すべく設
けてなるために、拡管作業後に往復作動体を後退
させてクランプ片を閉脚ガイドする傾斜面どうし
の当接を解除すれば、クランプ片が弾性体の弾発
力により開脚すると同時に、ノズルが後退して管
からの抜脱が図れ、その取り外し作業が極めて短
時間で且つ簡易に行え、作業性の一層の向上が図
れる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る拡管装置の一実施例を示
す断面図。第2図は同要部断面図。第3図は第2
図のA−A線拡大端面図。第4図はクランパーの
締付け解除状態を示す要部断面図。第5図は第4
図のB−B線拡大断面図。第6図は従来例を示す
説明図。 1……筒状ガイド体、3……傾斜面、5……往
復作動体、7,9……ノズル、8……管、16
a,16b……クランプ片、18a,18b……
傾斜面、21……弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. U字状の管体8内に液体を圧入させて該管体8
    を拡管するための拡管装置であつて、筒状ガイド
    体1内に往復動自在に嵌入された往復作動体5
    と、該往復作動体5に取着されて前記筒状ガイド
    体1の先端側に往復動自在に突設された液体吐出
    用と液体排出用の二本のノズル7,9と、該ノズ
    ル7,9と連動して往復動すべく前記往復作動体
    5に取着されて前記ノズル7,9が嵌入される管
    体8の先端部の外周面を両側から挟圧可能とすべ
    く開閉可能に設けられた一対のクランプ片16
    a,16bと、該クランプ片16a,16bの相
    互間に介装されて該クランプ片16a,16bを
    開脚させるべく押圧付勢する弾性体21とを夫々
    具備し、しかも前記筒状ガイド体1内に位置する
    クランプ片16a,16bの後部側の外則面に
    は、クランプ片16a,16bの前進時に筒状ガ
    イド体1の内側面に形成された傾斜面3と当接し
    て該クランプ片16a,16bを弾性体21の弾
    発力に抗して閉脚させるための傾斜面18a,1
    8bが形成されてなることを特徴とする管体の液
    圧拡管装置。
JP1983126058U 1983-08-12 1983-08-12 管体の液圧拡管装置 Granted JPS6034331U (ja)

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JPS6034331U JPS6034331U (ja) 1985-03-08
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