JPH01172640A - 電磁クラッチのブレーキ構造 - Google Patents

電磁クラッチのブレーキ構造

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Publication number
JPH01172640A
JPH01172640A JP62328975A JP32897587A JPH01172640A JP H01172640 A JPH01172640 A JP H01172640A JP 62328975 A JP62328975 A JP 62328975A JP 32897587 A JP32897587 A JP 32897587A JP H01172640 A JPH01172640 A JP H01172640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
armature
braking
clutch
pulley
Prior art date
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Pending
Application number
JP62328975A
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English (en)
Inventor
Ikutoshi Ookami
大神 生稔
Tetsuya Miyake
哲也 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電磁クラッチのブレーキ構造に関し、特にクラ
ッチを断状態にした際に被駆動側部材を好適に制動し得
る電磁クラッチに関する。
〈従来の技術〉 従来、糾うん機や芝刈り機などに於て、走行装置、及び
作業機器を接続する動力取出し軸に対するエンジンから
の動力伝達を断続させるなめに、電磁クラッチを用いて
いるものがある。
この電磁クラッチにあっては、例えば特開昭59−13
3840号公報に開示されているように、フレームに固
定された取付板に環状のステータコアを固定し、そのス
テータコアに対向すると共に同軸的に回転可能なロータ
を設け、ステータコアを励磁することにより、ロータに
環状のアーマチュアを吸着して、動力伝達を行なうよう
にしている。
更に、アーマチュアを外囲するようにブレーキカバーを
設けており、ブレーキカバーのフランジ部にアーマチュ
アを弾発的に当接させるようにしている。従って、消磁
時にはアーマチュアがフランジ部に弾発的に当接するこ
とにより制動されるため、アーマチュアと一体をなすプ
ーリにベルトを介して連結された被駆動部材を速やかに
停止させることができる。これは、被駆動部材としての
例えば耕うん機の糾うん爪或いは芝刈り機の刈刃などを
、クラッチの断時に、同時に停止させるようにして安全
性を高めるなめである。
しかしながら、上記構造の電磁クラッチにあっては、被
駆動部材を速やかに停止させるためには、アーマチュア
側に大きな制動力を生じさせる必要がある。そこで、ア
ーマチュアの弾発付勢力を強めた場合には、ブレーキカ
バーにアーマチュアが大きな衝撃力をもって当接するこ
ととなり、停止時に大きな作動音が発生したり、大きな
衝撃力を繰返すことにより駆動部の耐久性が低下すると
いう問題を生じる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、クラッチ断時にクラッチの被駆動部材を制動する際
に、大きな制動力を確保すると共に制動時の衝撃力を低
減化し得る電磁クラッチのブレーキ構造を提供すること
にある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、フレームに支持さ
れた環状の励磁ユニットと、該励磁ユニットに対向しか
つ回転自在なクラッチロータと、前記励磁ユニットを励
磁した際に前記クラッチロータに吸引されて前記クラッ
チロータと一体的に回転するアーマチュアと、該アーマ
チュアを前記クラッチロータから離反する向きに付勢す
るばね手段と、前記励磁ユニットを消磁した際に前記ア
ーマチュアを制動するブレーキ手段とを有する電磁クラ
ッチのブレーキ構造に於て、前記ブレーキ手段が、前記
アーマチュアに軸線方向回りに回動自在に枢支されると
共に軸線方向制動面及び偏心質量体を有する制動片と、
前記アーマチュアの回転により前記質量体に生じる遠心
力に抗する向きに前記制動片を付勢するばね手段と、前
記アーマチュアの高速回転時には前記制動面の小部分と
摺接し、低速回転時には前記制動面の大部分と摺接する
ように前記フレームに固定された制動用リング部材とを
有することを特徴とする電磁クラッチを提供することに
より達成される。
く作用〉 このようにすれば、クラッチ断時に於て、高速回転時に
はアーマチュアに設けた制動片の軸線方向制動面の少部
分が制動用リング部材に摺接し、更に低速回転になると
制動片に設けた質量体に作用する遠心力が低減すると共
に、その遠心力に抗する向きに付勢するばね手段により
制動片が回動することから、制動面の摺接面積が増大す
るため、制動力を徐々に大きくすることができる。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図は本発明に基づく電磁クラッチを示しており、ケ
ーシング1の先端には環状のフレーム2が取付けられて
おり、フレーム2の内周部に固定された玉軸受3と、ゲ
ージング1内の図示されない軸受とにより、例えば芝刈
り機のエンジンの駆動軸4が回転自在に支持されている
。また、フレーム2にはC字断面形状をなす環状のヨー
ク5が駆動軸4と同軸的に固着されており、ヨーク5内
には環状の励磁コイル6が受容されている。このように
して励磁ユニット26が構成されている。
駆動軸4には、ヨーク5の内周面、軸線方向端面及び外
周面に亘ってヨーク5を外囲するようにコ字形断面形状
をなして、環状に形成されたクラッチロータ7が固設さ
れている。更に、駆動軸4の先端部には、複列式の球軸
受8を介して回転体としての7字溝付きプーリ9が回転
自在に支持されている。プーリ9のヨーク5側にはリベ
ット止めされた板ばね10を介して、環状のアーマチュ
ア11が駆動軸4と同軸的に取付けられている。
尚、クラッチロータ7及びアーマチュア11には、励磁
コイル6を励磁した際に生じる磁束をアーマチュア11
の内周より部分と外周より部分とに迂回させてそれぞれ
通すべく、それぞれ円弧状のスロット12が周方向に断
続的に穿設されている。
アーマチュア11には、その外方端面に軸線方向に沿う
向きに凸段されたボルト部材14を介して、第2図に良
く示されるようにL字形状をなす制動片13が、軸線方
向回りに回動自在にその曲折部にて枢支されている。こ
の制動片13には、枢支部に対して偏心して、即ちその
一方の遊端部に質量体15が一体的に形成されていると
共に、その質量体15側が、アーマチュア11の回転に
より生じる遠心力に抗する向きに、アーマチュア11側
に一端を支持された引張りコイルばね16により付勢さ
れている。また、制動片13の他方の遊端部には、クラ
ッチロータ7から遠去かる向きに曲折された曲折端部1
7が形成されている。
またフレーム2には、軸線方向に沿って延出しかつアー
マチュア11を外囲するように形成された複数のステー
18が周方向に配設されている。
これらのステー18の延出端部には軸線方向に沿って長
孔19が穿設されており、長孔19に挿通されたボルト
20により、環状の制動用リング部材21がステー18
のアーマチュア11側に固定されている。この制動用リ
ング部材21は、半径方“向内向きに凹設された断面形
状をなしており、励磁コイル6の消磁状態に於て外側の
内向フランジ部23の内壁面24に制動片13の曲折端
部17の軸線方向端面である制動面22が当接するよう
に、位置決めされている。尚、ボルト20を長孔19の
長手方向に移動可能であることから、制動用リング部材
21を第1図の矢印により示す軸線方向に変位させるこ
とにより、制動片13の当接力を好適に調節することが
できる。
このようにして構成された電磁クラッチにあっては、ク
ラッチ接続時には励磁コイル6を励磁することにより、
クラッチロータ7にアーマチュア11が吸着して、駆動
軸4からの駆動トルクがクラッチロータ7を介してアー
マチュア11に伝達され、プーリ9が回転駆動される。
このとき、制動片17にあっては、その一端部を駆動軸
4側に引張りコイルばね16により付勢されていること
から、第3図により示されるように、回転開始時には曲
折端部17が制動用リング部材21の内周面25に摺接
しながら回転する。
そして、回転の上昇に伴って質量体15に遠心力が作用
すると、第2図の矢印により示す半径方向外向きに質量
体15が回動するため、曲折端部17が内周面25から
離脱して、第4図により示す状態になる。
このように成る程度回転が上昇する迄は、アーマチュア
11即ちプーリ9に回転抵抗力が作用することとなり、
クラッチ接続時に被駆動部材側としてのプーリ9にトル
クが急激に伝達されることがない。
次に、クラッチ断時には励磁コイル6を消磁状態にする
ことにより、クラッチロータ7に吸引力が作用しなくな
り、アーマチュア11が板ばね10の復元力により戻さ
れてクラッチロータ7から離反するため、アーマチュア
11が駆動されなくなる。そして、被駆動部材の回転慣
性力によりプーリ9が回転し続けようとするが、制動片
13の曲折端部17の軸線方向制動面22が制動用リン
グ部材21の内壁面24に摺接するため、アーマチュア
11即ちプーリ9に制動力が作用する。クラッチ断直後
にあって、プーリ9の高速回転時には、制動片13が第
5図により示す状態にあることから、曲折端部17の軸
線方向制動面22の比校的少部分のみが制動用リング部
材21の内壁面24に摺接する。従って、制動片13の
摺接面精が小さいため制動力が小さく、被駆動部材側と
してのプーリ9を急激に停止することがない。
更に、回転の低下に伴って質量体15の遠心力が低下す
るため、引張りコイルばね16により制動片13が第6
図により示す状態になり、曲折端部17の軸線方向制動
面22が制動用リング部材21の内壁面24に完全に摺
接すると、プーリ9に制動力が大きく作用して、プーリ
9を速やかに停止することができる。
〈発明の効果〉 このように本発明によれば、クラッチ断時に於てアーマ
チュアを回転の低下に伴って制動力を増大させつつ制動
することができ、被駆動部材に対する制動時の衝撃力を
低減しかつ速やかに停止させることができるなめ、制動
時の作動音を低減すると共に駆動部の耐久性を向上し得
るなど、その効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に基づく電磁クラッチを示す断面図で
ある。 第2図は、第1図の矢印■線について見た拡大矢視図で
ある。 第3図乃至第6図は、制動片の作動要領を示す要部拡大
図である。 2・・・フレーム    6・・・励磁コイル7・・・
クラッチロータ 10・・・板ばね11・・・アーマチ
ュア 13・・・制動片15・・・質量体    16
・・・引張りコイルばね21・・・制動用リング部材 22・・・制動面    24・・・内壁面26・・・
励磁ユニット 特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社代   
埋  人  弁理士 大 島 陽 −第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フレームに支持された環状の励磁ユニットと、該励磁ユ
    ニットに対向しかつ回転自在なクラッチロータと、前記
    励磁ユニットを励磁した際に前記クラッチロータに吸引
    されて前記クラッチロータと一体的に回転するアーマチ
    ュアと、該アーマチュアを前記クラッチロータから離反
    する向きに付勢するばね手段と、前記励磁ユニットを消
    磁した際に前記アーマチュアを制動するブレーキ手段と
    を有する電磁クラッチのブレーキ構造に於て、前記ブレ
    ーキ手段が、前記アーマチュアに軸線方向回りに回動自
    在に枢支されると共に軸線方向制動面及び偏心質量体を
    有する制動片と、前記アーマチュアの回転により前記質
    量体に生じる遠心力に抗する向きに前記制動片を付勢す
    るばね手段と、前記アーマチュアの高速回転時には前記
    制動面の小部分と摺接し、低速回転時には前記制動面の
    大部分と摺接するように前記フレームに固定された制動
    用リング部材とを有することを特徴とする電磁クラッチ
JP62328975A 1987-12-25 1987-12-25 電磁クラッチのブレーキ構造 Pending JPH01172640A (ja)

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JP62328975A JPH01172640A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 電磁クラッチのブレーキ構造

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JPH01172640A true JPH01172640A (ja) 1989-07-07

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ID=18216206

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JP62328975A Pending JPH01172640A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 電磁クラッチのブレーキ構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7178653B2 (en) 2003-12-18 2007-02-20 Sanden Corporation Electromagnetic clutch

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