JPH01172060A - 4輪操舵装置 - Google Patents
4輪操舵装置Info
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- JPH01172060A JPH01172060A JP62328702A JP32870287A JPH01172060A JP H01172060 A JPH01172060 A JP H01172060A JP 62328702 A JP62328702 A JP 62328702A JP 32870287 A JP32870287 A JP 32870287A JP H01172060 A JPH01172060 A JP H01172060A
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- pressure chamber
- cylinder
- pressure
- control cylinder
- control
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 26
- 230000006854 communication Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、前輪の操舵に関連して後輪も操舵する4輪
操舵装置に関する。
操舵装置に関する。
(従来の技術)
第3図に示した従来の装置の前輪用パワーシリンダC1
は、そのピストンロッド1の両端を、前輪2のナックル
アーム3に連結するとともに、この前輪用パワーシリン
ダC1の圧力室4.5は、通路6.7を介して前輪用切
換弁8に接続してぃる。この前輪用切換弁8はハンドル
9の回転方向に応じて切り換わり、上記圧力室4.5の
いずれか一方をポンプ10に連通させ、いずれか他方を
タンク11に連通させるものである。
は、そのピストンロッド1の両端を、前輪2のナックル
アーム3に連結するとともに、この前輪用パワーシリン
ダC1の圧力室4.5は、通路6.7を介して前輪用切
換弁8に接続してぃる。この前輪用切換弁8はハンドル
9の回転方向に応じて切り換わり、上記圧力室4.5の
いずれか一方をポンプ10に連通させ、いずれか他方を
タンク11に連通させるものである。
また、後輪用パワーシリンダC2は、そのピストンロッ
ド12の両端を、後輪13のナックルアーム14に連結
するとともに、この後輪用パワーシリンダC2の圧力室
15.1Bは、通路17.18を介して制御弁20に接
続している。この制御弁20は、そのパイロット室21
.22を、通路23.24を介して前輪用パワーシリン
ダC】の圧力室4.5に連通させている。
ド12の両端を、後輪13のナックルアーム14に連結
するとともに、この後輪用パワーシリンダC2の圧力室
15.1Bは、通路17.18を介して制御弁20に接
続している。この制御弁20は、そのパイロット室21
.22を、通路23.24を介して前輪用パワーシリン
ダC】の圧力室4.5に連通させている。
そして、この制御弁20のスプール25がパイロット室
21.22に設けたセンタリングスプリング26.27
の作用で図示の中立位置に保持されているとき、ポンプ
10に接続したポンプポート28が閉じられ、タンクポ
ート29.30が、上記通路17.18に連通したアク
チュエータポート31.32に連通ずるようにしている
。そして、いずれか一方のパイロット室21.22にパ
イロット圧が作用すると、スプール25が移動して、い
ずれか一方のアクチュエータポー1・31あるいは32
をポンプポート28に連通させ、いずれか他方のアクチ
ュエータポート32あるいは31をタンクポート20.
30に連通させるものである。
21.22に設けたセンタリングスプリング26.27
の作用で図示の中立位置に保持されているとき、ポンプ
10に接続したポンプポート28が閉じられ、タンクポ
ート29.30が、上記通路17.18に連通したアク
チュエータポート31.32に連通ずるようにしている
。そして、いずれか一方のパイロット室21.22にパ
イロット圧が作用すると、スプール25が移動して、い
ずれか一方のアクチュエータポー1・31あるいは32
をポンプポート28に連通させ、いずれか他方のアクチ
ュエータポート32あるいは31をタンクポート20.
30に連通させるものである。
いま、ハンドル9を右に回したとすると、それに関連し
て前輪用切換弁8が切り換わり、前輪用パワーシリンダ
C1の一方の圧力室4がポンプ8に連通し、他方の圧力
室5がタンク11に連通する。したがって、ポンプ10
からの圧力流体は、前輪用切換弁8及び通路6を経由し
て前輪用パワーシリンダC1の圧力室4に供給されると
ともに、その圧力室5の作動流体がタンク11に戻され
るので、当該前輪用パワーシリンダC1のピストンロッ
ドlが矢印33方向に移動し、前輪2を右方向に転舵す
る。
て前輪用切換弁8が切り換わり、前輪用パワーシリンダ
C1の一方の圧力室4がポンプ8に連通し、他方の圧力
室5がタンク11に連通する。したがって、ポンプ10
からの圧力流体は、前輪用切換弁8及び通路6を経由し
て前輪用パワーシリンダC1の圧力室4に供給されると
ともに、その圧力室5の作動流体がタンク11に戻され
るので、当該前輪用パワーシリンダC1のピストンロッ
ドlが矢印33方向に移動し、前輪2を右方向に転舵す
る。
そして、上記のように前輪用パワーシリンタC1が動作
すると、その一方の圧力室4の圧力が、制御弁20の一
方のパイロット室21に作用し、他方のパイロット室2
2が上記圧力室5を介してタンク11に連通ずるので、
制御弁20のスプール25が矢印34方向に切り換わる
。このようにスプール25が切り換われば、ポンプポー
ト28が一方のアクチュエータポート31に連通し、タ
ンクポート30が他方のアクチュエータポート32に連
通ずるので、後輪用パワーシリンダC2のピストンロッ
ド12が上記前輪用パワーシリンダCiのピストンロッ
ド1と同一方向に移動し、後輪13を前輪2と同一方向
に転舵するものである。
すると、その一方の圧力室4の圧力が、制御弁20の一
方のパイロット室21に作用し、他方のパイロット室2
2が上記圧力室5を介してタンク11に連通ずるので、
制御弁20のスプール25が矢印34方向に切り換わる
。このようにスプール25が切り換われば、ポンプポー
ト28が一方のアクチュエータポート31に連通し、タ
ンクポート30が他方のアクチュエータポート32に連
通ずるので、後輪用パワーシリンダC2のピストンロッ
ド12が上記前輪用パワーシリンダCiのピストンロッ
ド1と同一方向に移動し、後輪13を前輪2と同一方向
に転舵するものである。
なお、ハンドル9を左方向に切り換えたときにも同様の
原理によって、前後輪が同一方向に転舵されるものであ
る。
原理によって、前後輪が同一方向に転舵されるものであ
る。
(本発明が解決しようとする問題点)
−船釣には、当該車両の中高速走行時に、前後輪を同相
モードで切り換えた方がその操安性がよいとされている
。しかし、この中高速走行時にも、ハンドルを切り換え
た初期には、前輪と後輪とが逆相モードで切り換わり、
その後に前後輪を同相モードで切り換えるのが最も操安
性が良いものである。つまり、操舵初期に前後輪を逆相
モードで転舵すると、その瞬間に、車体の向きが転舵方
向に変るので、その後の追随性が非常によくなる。この
ように追随性を維持した状態で、前後輪を同相モードで
転舵すれば、このときの後輪の横滑りもなくなり、より
いっそう操安性が向上するものである。
モードで切り換えた方がその操安性がよいとされている
。しかし、この中高速走行時にも、ハンドルを切り換え
た初期には、前輪と後輪とが逆相モードで切り換わり、
その後に前後輪を同相モードで切り換えるのが最も操安
性が良いものである。つまり、操舵初期に前後輪を逆相
モードで転舵すると、その瞬間に、車体の向きが転舵方
向に変るので、その後の追随性が非常によくなる。この
ように追随性を維持した状態で、前後輪を同相モードで
転舵すれば、このときの後輪の横滑りもなくなり、より
いっそう操安性が向上するものである。
しかし、上記のようにした従来の装置では、前輪と後輪
とを、常に同相モードでしか転舵できないので、上記の
ような操安性を向上させることができないという問題が
あった。
とを、常に同相モードでしか転舵できないので、上記の
ような操安性を向上させることができないという問題が
あった。
この発明の目的は、操舵初期には前後輪が逆相モードで
転舵され、その後に同相モードで転舵されるようにして
、当該装置の操安性を向上させることである。
転舵され、その後に同相モードで転舵されるようにして
、当該装置の操安性を向上させることである。
(問題点を解決する手段)
この発明は、ハンドルの操舵方向に応じて前輪用切換弁
を切り換え、前輪用パワーシリンダの一方の圧力室に圧
力流体を供給し、他方の圧力室をタンクに連通させると
ともに、後輪用パワーシリンダを制御する制御弁を設け
てなる4輪操舵装置を前提にするものである。
を切り換え、前輪用パワーシリンダの一方の圧力室に圧
力流体を供給し、他方の圧力室をタンクに連通させると
ともに、後輪用パワーシリンダを制御する制御弁を設け
てなる4輪操舵装置を前提にするものである。
そして、上記の装置を前提にしつつ、この発明は、制御
弁に第1制御シリンダと第2制御シリンダとを連係する
とともに、第1制御シリンダの受圧面積を第2制御シリ
ンダの受圧面積よりも大きくする。この前輪用パワーシ
リンダの一方の圧力室を、第2制御シリンダの他方の圧
力室に連通し、また、前輪用パワーシリンダの他方の圧
力室を、第2制御シリンダの一方の圧力室に連通してい
る。そして、遅れ制御シリンダの導入ポートを、前輪用
パワーシリンダの圧力室と第2制御シリンダの圧力室と
の連通過程に接続するとともに、この遅れ制御シリンダ
のピストンの移動過程で開口する導出ポートを、上記第
1制御シリンダの圧力室に連通してなり、前輪用パワー
シリンダの一方の圧力室の圧力流体が、第2制御シリン
ダの他方の圧力室に作用して上記制御弁を所定の方向に
切り換えた後、遅れ制御シリンダのピストンが移動して
、導出ポートが開口し、当該前輪用パワーシリンダの一
方の圧力室の圧力流体がこの導出ポートから第1制御シ
リンダの一方の圧力室に作用して制御弁を上記とは反対
方向に切り換える構成にした点に特徴を有する。
弁に第1制御シリンダと第2制御シリンダとを連係する
とともに、第1制御シリンダの受圧面積を第2制御シリ
ンダの受圧面積よりも大きくする。この前輪用パワーシ
リンダの一方の圧力室を、第2制御シリンダの他方の圧
力室に連通し、また、前輪用パワーシリンダの他方の圧
力室を、第2制御シリンダの一方の圧力室に連通してい
る。そして、遅れ制御シリンダの導入ポートを、前輪用
パワーシリンダの圧力室と第2制御シリンダの圧力室と
の連通過程に接続するとともに、この遅れ制御シリンダ
のピストンの移動過程で開口する導出ポートを、上記第
1制御シリンダの圧力室に連通してなり、前輪用パワー
シリンダの一方の圧力室の圧力流体が、第2制御シリン
ダの他方の圧力室に作用して上記制御弁を所定の方向に
切り換えた後、遅れ制御シリンダのピストンが移動して
、導出ポートが開口し、当該前輪用パワーシリンダの一
方の圧力室の圧力流体がこの導出ポートから第1制御シ
リンダの一方の圧力室に作用して制御弁を上記とは反対
方向に切り換える構成にした点に特徴を有する。
(本発明の作用)
この発明は、上記のように構成したので、前輪用パワー
シリンダの一方の圧力室に圧力流体が供給されると、そ
の圧力流体は第2制御シリンダの他方の圧力室に供給さ
れる。この第2制御シリンダの他方の圧力作用で、制御
弁を所定の方向に切り換え、前後輪を逆相モードで転舵
する。その後に、遅れ制御シリンダの導出ボートが開口
して、第1制御シリンダの一方の圧力室に圧力が作用す
るので、制御弁が上記とは反対方向に切り換わり、前後
輪を同相モードで転舵する。
シリンダの一方の圧力室に圧力流体が供給されると、そ
の圧力流体は第2制御シリンダの他方の圧力室に供給さ
れる。この第2制御シリンダの他方の圧力作用で、制御
弁を所定の方向に切り換え、前後輪を逆相モードで転舵
する。その後に、遅れ制御シリンダの導出ボートが開口
して、第1制御シリンダの一方の圧力室に圧力が作用す
るので、制御弁が上記とは反対方向に切り換わり、前後
輪を同相モードで転舵する。
したがって、操舵初期には、第2制御シリンダの他方の
圧力室の圧力作用で、制御弁が一方の方向に切り換えら
れる。その後に、第1制御シリンダの一方の圧力室の圧
力が上昇するので、両シリンダの圧力が等しくなる。両
シリングの圧力が等しくなれば、受圧面積が大きい第1
制御シリンダが動作し、制御弁を操舵初期とは反対方向
に切り換える。
圧力室の圧力作用で、制御弁が一方の方向に切り換えら
れる。その後に、第1制御シリンダの一方の圧力室の圧
力が上昇するので、両シリンダの圧力が等しくなる。両
シリングの圧力が等しくなれば、受圧面積が大きい第1
制御シリンダが動作し、制御弁を操舵初期とは反対方向
に切り換える。
したがって、操舵初期には前後輪が逆相モードで転舵さ
れ、その後に前後輪が同相モードで転舵される。
れ、その後に前後輪が同相モードで転舵される。
(本発明の効果)
上記のように、この発明の装置によれば、操舵初期には
前後輪が逆相モードで転舵して、当該車両の向きを走行
方向に向けた後、前後輪を同相モードで転舵するので、
その操安性が非常によくなる。
前後輪が逆相モードで転舵して、当該車両の向きを走行
方向に向けた後、前後輪を同相モードで転舵するので、
その操安性が非常によくなる。
(本発明の実施例)
第1図に示したこの発明の第1実施例は、後輪用パワー
シリンダC2の圧力室15.16を、通路17.18を
介して制御弁Vのアクチュエータポート35.36に接
続している。そして、この制御弁■のポンプポート37
を直接ポンプ10に接続するとともに、そのタンクポー
ト38をタンク11に接続している。
シリンダC2の圧力室15.16を、通路17.18を
介して制御弁Vのアクチュエータポート35.36に接
続している。そして、この制御弁■のポンプポート37
を直接ポンプ10に接続するとともに、そのタンクポー
ト38をタンク11に接続している。
このようにした制御弁Vは、そのスプール部40にロッ
ド41を連接するとともに、このロッド41を第1制御
シリンダS1と第2制御シリンダS2のそれぞれのピス
トン42.43に貫通させている。
ド41を連接するとともに、このロッド41を第1制御
シリンダS1と第2制御シリンダS2のそれぞれのピス
トン42.43に貫通させている。
そして、上記第1制御シリンダSl のピストン42は
、第2制御シリンダS2のピストン43よりも直径を大
きくし、第1制御シリンダSlの方の受圧面積を大きく
している。
、第2制御シリンダS2のピストン43よりも直径を大
きくし、第1制御シリンダSlの方の受圧面積を大きく
している。
上記のようにした第1制御シリンダS1は、そのピスト
ン42の両側に圧力室44.45を区画するとともに、
これら圧力室44.45にセンタリングスプリング46
.47を介在させている。このセンタリングスプリング
46.47の作用でピストン42が図示の中立位置にあ
るときには、制御弁Vも図示の中立位置■を保持するよ
うにしている。
ン42の両側に圧力室44.45を区画するとともに、
これら圧力室44.45にセンタリングスプリング46
.47を介在させている。このセンタリングスプリング
46.47の作用でピストン42が図示の中立位置にあ
るときには、制御弁Vも図示の中立位置■を保持するよ
うにしている。
また、上記第2制御シリンダS2は、そのピストン43
で圧力室48.49を区画するとともに、この一方の圧
力室48は、通路51を介して前記前輪用パワーシリン
ダC1の他方の圧力室5に連通させ、他方の圧力室49
は通路50を介して前輪用パワーシリンダC1の一方の
圧力室4に連通させている。
で圧力室48.49を区画するとともに、この一方の圧
力室48は、通路51を介して前記前輪用パワーシリン
ダC1の他方の圧力室5に連通させ、他方の圧力室49
は通路50を介して前輪用パワーシリンダC1の一方の
圧力室4に連通させている。
なお、前輪側のステアリング装置は、その前輪用パワー
シリンダCI を含めて全て従来と同一の構成なので、
その詳細な説明は省略する。
シリンダCI を含めて全て従来と同一の構成なので、
その詳細な説明は省略する。
上記のようにした通路50.51のそれぞれには、絞り
52.53を介して、遅れ制御シリンダ54.55の導
入ポート56.57を接続しているが、この遅れ制御シ
リンダ54.55の構成は次のとおりである。
52.53を介して、遅れ制御シリンダ54.55の導
入ポート56.57を接続しているが、この遅れ制御シ
リンダ54.55の構成は次のとおりである。
すなわち、この遅れ制御シリンダ54.55にはピスト
ン58.59を内装するとともに、このピストン58.
59をスプリング60.61の作用で、通常は、図示の
位置に保持している。
ン58.59を内装するとともに、このピストン58.
59をスプリング60.61の作用で、通常は、図示の
位置に保持している。
そして、上記導入ポート56.57からの圧力がこのピ
ストン58.58に作用すると、当該ピストンはスプリ
ング60.61に抗して移動するとともに、その移動過
程で、導出ポー)82.63を開く。この導出ポート6
2.63のそれぞれは、上記第1制御シリンダS1の圧
力室44.45に連通しているものである。
ストン58.58に作用すると、当該ピストンはスプリ
ング60.61に抗して移動するとともに、その移動過
程で、導出ポー)82.63を開く。この導出ポート6
2.63のそれぞれは、上記第1制御シリンダS1の圧
力室44.45に連通しているものである。
しかして、ハンドル9を右に回して、前輪用ノくワーシ
リンダC1の一方の圧力室4をポンプ10に連通させ、
他方の圧力室5をタンク11に連通すると、前記従来と
同様にして前輪2が右に転舵される。
リンダC1の一方の圧力室4をポンプ10に連通させ、
他方の圧力室5をタンク11に連通すると、前記従来と
同様にして前輪2が右に転舵される。
そして、このときの圧力室4の圧力流体は、通路50を
経由して第2制御シリンダS2の他方の圧力室49に流
入する。このように圧力室49に圧力流体が流入すると
、そのピストン43が矢印64方向に移動するとともに
、ロッド41が移動して制御弁■のスプール部40を、
図面左側位置Hに切り換える。
経由して第2制御シリンダS2の他方の圧力室49に流
入する。このように圧力室49に圧力流体が流入すると
、そのピストン43が矢印64方向に移動するとともに
、ロッド41が移動して制御弁■のスプール部40を、
図面左側位置Hに切り換える。
制御弁Vが左側位置Hに切り換わると、ポンプ10から
の圧力流体がポンプポート37→アクチユエータポート
36→通路18を経由して後輪用パワーシリンダC2の
他方の圧力室16に流入し、そのピストンロッドI2を
、上記前輪用パワーシリンダC1とは反対方向に移動し
、後輪13を左に転舵する。つまり、この場合には、前
輪2と後輪13とが逆相モードで転舵されることになる
。
の圧力流体がポンプポート37→アクチユエータポート
36→通路18を経由して後輪用パワーシリンダC2の
他方の圧力室16に流入し、そのピストンロッドI2を
、上記前輪用パワーシリンダC1とは反対方向に移動し
、後輪13を左に転舵する。つまり、この場合には、前
輪2と後輪13とが逆相モードで転舵されることになる
。
このとき上記通路50の圧力流体は、一方の遅れ制御シ
リンダ54の導入ポート56にも導かれるので、そのピ
ストン58がスプリング60に抗して徐々に移動し、最
終的には、当該ピストン58が導出ポート62を通過し
、導入ポート56と導出ポート62とを連通させる。し
たがって、通路50側の圧力流体が第1制御シリンダS
1の一方の圧力室44に流入し、この圧力室44内の圧
力が第2制御シリンダS2の他方の圧力室49の圧力と
等しくなる。このように両圧力室44.48の圧力が等
しくなれば、それら両ピストン42.43の受圧面積差
で、ピストン42の推力が打ち勝ち、ロッド41を上記
矢印64とは反対方向に移動して、制御弁Vを右側位置
■に切り換える。
リンダ54の導入ポート56にも導かれるので、そのピ
ストン58がスプリング60に抗して徐々に移動し、最
終的には、当該ピストン58が導出ポート62を通過し
、導入ポート56と導出ポート62とを連通させる。し
たがって、通路50側の圧力流体が第1制御シリンダS
1の一方の圧力室44に流入し、この圧力室44内の圧
力が第2制御シリンダS2の他方の圧力室49の圧力と
等しくなる。このように両圧力室44.48の圧力が等
しくなれば、それら両ピストン42.43の受圧面積差
で、ピストン42の推力が打ち勝ち、ロッド41を上記
矢印64とは反対方向に移動して、制御弁Vを右側位置
■に切り換える。
これによってポンプ10からの圧力流体が、ポンプポー
ト37→アクチユエータポート35→通路17を経由し
て後輪用パワーシリンダC2の一方の圧力室15に流入
し、そのピストンロッド12を、前輪用パワーシリンダ
C1のピストンロッド1と同一方向に転舵し、後輪13
を前輪2と同一方向である右方向に転舵する。
ト37→アクチユエータポート35→通路17を経由し
て後輪用パワーシリンダC2の一方の圧力室15に流入
し、そのピストンロッド12を、前輪用パワーシリンダ
C1のピストンロッド1と同一方向に転舵し、後輪13
を前輪2と同一方向である右方向に転舵する。
したがって、この第1実施例によれば、前輪2を転舵し
た初期の段階では、後輪13が前輪2とは逆方向に転舵
されるが、その後に当該後輪13が前輪と同方向に転舵
される。このように操舵初期に前後輪を逆相モードで転
舵すると、その瞬間に、車体の向きが転舵方向に変るの
で、その後の追随性が非常によくなる。このように追随
性を維持した状態で、前後輪を同相モードで転舵すれば
、このときの後輪13の横滑りもなくなり、よりいっそ
う操安性が向上することになる。
た初期の段階では、後輪13が前輪2とは逆方向に転舵
されるが、その後に当該後輪13が前輪と同方向に転舵
される。このように操舵初期に前後輪を逆相モードで転
舵すると、その瞬間に、車体の向きが転舵方向に変るの
で、その後の追随性が非常によくなる。このように追随
性を維持した状態で、前後輪を同相モードで転舵すれば
、このときの後輪13の横滑りもなくなり、よりいっそ
う操安性が向上することになる。
なお、この実施例においてハンドル9を左に切ったとき
には、まず第2制御シリンダS2の一方の圧力室4日に
圧力流体が導入されるとともに、遅れ制御シリンダ55
が動作するもので、その作動原理は、ハンドル9を右に
切ったときと同様である。
には、まず第2制御シリンダS2の一方の圧力室4日に
圧力流体が導入されるとともに、遅れ制御シリンダ55
が動作するもので、その作動原理は、ハンドル9を右に
切ったときと同様である。
第2図に示した第2実施例は、制御弁Vのスプール部4
0の両端に、第1制御シリンダS1 と第2制御シリン
ダS2とを一体的に設けたものである。
0の両端に、第1制御シリンダS1 と第2制御シリン
ダS2とを一体的に設けたものである。
つまり、弁本体にポンプポート37、タンクポート38
.39及びアクチュエータポート35.36を形成する
とともに、この弁本体にスプール孔65を形成している
。そして、このスプール孔65にはスプール部40を摺
動自在に内装するとともに、このスプール部40の両端
を圧力室44.45に臨ませている。この圧力室44.
45にはセンタリングスプリング46.47を介在させ
ているもので、これら両圧力室44.45及びセンタリ
ンスプリング46.47で前記第1実施例における第1
制御シリンダS1を構成するもので、このスプール部4
0の両端が、当該第1制御シリンダS1のピストンとし
て機能するものである。
.39及びアクチュエータポート35.36を形成する
とともに、この弁本体にスプール孔65を形成している
。そして、このスプール孔65にはスプール部40を摺
動自在に内装するとともに、このスプール部40の両端
を圧力室44.45に臨ませている。この圧力室44.
45にはセンタリングスプリング46.47を介在させ
ているもので、これら両圧力室44.45及びセンタリ
ンスプリング46.47で前記第1実施例における第1
制御シリンダS1を構成するもので、このスプール部4
0の両端が、当該第1制御シリンダS1のピストンとし
て機能するものである。
また、このスプール部40の両端には、第2制御シリン
ダS2のピストンとして機能する突部66.67を形成
するとともに、この突部66.67を圧力室48.48
に臨ませている。そして、これら突部66.67及び圧
力室48.48で第2制御シリンダS2を構成するもの
である。
ダS2のピストンとして機能する突部66.67を形成
するとともに、この突部66.67を圧力室48.48
に臨ませている。そして、これら突部66.67及び圧
力室48.48で第2制御シリンダS2を構成するもの
である。
上記第2制御シリンダS2の一方の圧力室48は通路5
1を介して前輪用パワーシリンダC1の他方の圧力室5
に連通し、他方の圧力室48は通路50を 、介して前
輪用パワーシリンダC1の一方の圧力室4に連通してい
る。
1を介して前輪用パワーシリンダC1の他方の圧力室5
に連通し、他方の圧力室48は通路50を 、介して前
輪用パワーシリンダC1の一方の圧力室4に連通してい
る。
また、第1制御シリンダS1の一方の圧力室44は遅、
れ制御シリンダ54の導出ポート62に接続し、他方の
圧力室45は遅れ制御シリンダ55の導出ポート63に
連通させている。
れ制御シリンダ54の導出ポート62に接続し、他方の
圧力室45は遅れ制御シリンダ55の導出ポート63に
連通させている。
しかして、前記と同様にハンドル9を右に切ったとする
と、前輪用パワーシリンダC1の一方の圧力室4の圧力
流体が、第2制御シリンダS2の他方の圧力室48に流
入し、スプール部40を図面右方向に切り換えて、ポン
プポート37とアクチュエータポート36とを連通させ
る。したがって、ポンプ10の圧力流体が、後輪用パワ
ーシリンダC2の他方の圧力室16に流入し、前記第1
実施例と同様に、前後輪を逆相モードで転舵するもので
ある。その後に、第1制御シリンダS1の一方の圧力室
44の圧力が上昇するので、今度は、当該スプール部4
0が図面左方向に移動して、ポンプポート37とアクチ
ュエータポート35とを連通させ、後幅用シリンダC2
のピストンロッド12を前輪用パワーシリンダC1と同
一方向に移動し、前後輪を同相モードで転舵する。
と、前輪用パワーシリンダC1の一方の圧力室4の圧力
流体が、第2制御シリンダS2の他方の圧力室48に流
入し、スプール部40を図面右方向に切り換えて、ポン
プポート37とアクチュエータポート36とを連通させ
る。したがって、ポンプ10の圧力流体が、後輪用パワ
ーシリンダC2の他方の圧力室16に流入し、前記第1
実施例と同様に、前後輪を逆相モードで転舵するもので
ある。その後に、第1制御シリンダS1の一方の圧力室
44の圧力が上昇するので、今度は、当該スプール部4
0が図面左方向に移動して、ポンプポート37とアクチ
ュエータポート35とを連通させ、後幅用シリンダC2
のピストンロッド12を前輪用パワーシリンダC1と同
一方向に移動し、前後輪を同相モードで転舵する。
したがって、この第2実施例においても、前輪2を転舵
した初期の段階で伏、後輪13が前輪2とは逆方向に転
舵されるが、その後に当該後輪13が前輪と同方向に転
舵されるものである。
した初期の段階で伏、後輪13が前輪2とは逆方向に転
舵されるが、その後に当該後輪13が前輪と同方向に転
舵されるものである。
図面第1図はこの発明の第1実施例を示す回路図、第2
図は第2実施例を示す制御弁の断面図、第3図は従来の
操舵装置の回路図である。 Ci・・・前輪用パワーシリンダ、4.5・・・圧力室
、8・・・前輪用切換弁、9・・・ハンドル、10・・
・ポンプ、11・・・タンク、■・・・制御弁、Sl・
・・第1制御シリンター、44.45・・・圧力室、S
2・・・第2制御シリンダ、48.49・・・圧力室、
54.55・・・遅れ制御シリンダ、56.57・・・
導入ポート、62.63・・・導出ポート。
図は第2実施例を示す制御弁の断面図、第3図は従来の
操舵装置の回路図である。 Ci・・・前輪用パワーシリンダ、4.5・・・圧力室
、8・・・前輪用切換弁、9・・・ハンドル、10・・
・ポンプ、11・・・タンク、■・・・制御弁、Sl・
・・第1制御シリンター、44.45・・・圧力室、S
2・・・第2制御シリンダ、48.49・・・圧力室、
54.55・・・遅れ制御シリンダ、56.57・・・
導入ポート、62.63・・・導出ポート。
Claims (1)
- ハンドルの操舵方向に応じて前輪用切換弁を切り換え、
前輪用パワーシリンダの一方の圧力室に圧力流体を供給
し、他方の圧力室をタンクに連通させるとともに、後輪
用パワーシリンダを制御する制御弁を設けてなる4輪操
舵装置において、上記制御弁に第1制御シリンダと第2
制御シリンダとを連係するとともに、第1制御シリンダ
の受圧面積を第2制御シリンダの受圧面積よりも大きく
する一方、前輪用パワーシリンダの一方の圧力室を、第
2制御シリンダの他方の圧力室に連通し、また、前輪用
パワーシリンダの他方の圧力室を、第2制御シリンダの
一方の圧力室に連通し、かつ、遅れ制御シリンダの導入
ポートを、前輪用パワーシリンダの圧力室と第2制御シ
リンダの圧力室との連通過程に接続し、しかも、この遅
れ制御シリンダのピストンの移動過程で開口する導出ポ
ートを、上記第1制御シリンダの圧力室に連通してなり
、前輪用パワーシリンダの一方の圧力室の圧力流体が、
第2制御シリンダの他方の圧力室に作用して上記制御弁
を所定の方向に切り換えた後、遅れ制御シリンダのピス
トンが移動して、導出ポートが開口し、当該前輪用パワ
ーシリンダの一方の圧力室の圧力流体がこの導出ポート
から第1制御シリンダの一方の圧力室に作用して制御弁
を上記とは反対方向に切り換える構成にした4輪操舵装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62328702A JPH01172060A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 4輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62328702A JPH01172060A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 4輪操舵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01172060A true JPH01172060A (ja) | 1989-07-06 |
Family
ID=18213222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62328702A Pending JPH01172060A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 4輪操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01172060A (ja) |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP62328702A patent/JPH01172060A/ja active Pending
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