JPH01171212A - 絶縁管 - Google Patents
絶縁管Info
- Publication number
- JPH01171212A JPH01171212A JP32937687A JP32937687A JPH01171212A JP H01171212 A JPH01171212 A JP H01171212A JP 32937687 A JP32937687 A JP 32937687A JP 32937687 A JP32937687 A JP 32937687A JP H01171212 A JPH01171212 A JP H01171212A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- layer
- cloth
- base material
- insulating tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 16
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、変圧器など電l1ii誘導機器の巻線の芯形
として好適な絶縁管に関するものである。
として好適な絶縁管に関するものである。
従来、この種の絶縁管として、例えば第3図に示すよう
な変圧器巻線に用いられるものがある。
な変圧器巻線に用いられるものがある。
これを図に基づき説明すると、(1)は変圧器の鉄心、
(2)はこれに嵌着された絶縁管、(3)はこの絶縁管
(2)を鉄心(1)に強固に固定するためこれらの間に
圧入された楔部材、(4)は上記絶縁管(2)の外周に
巻回された低圧巻線、(5)はこの低圧巻線(4)の外
側にスペーサ(6)を介して装着された絶縁管、(7)
はこの絶縁管(5)の外周に巻回された高圧巻線である
。
(2)はこれに嵌着された絶縁管、(3)はこの絶縁管
(2)を鉄心(1)に強固に固定するためこれらの間に
圧入された楔部材、(4)は上記絶縁管(2)の外周に
巻回された低圧巻線、(5)はこの低圧巻線(4)の外
側にスペーサ(6)を介して装着された絶縁管、(7)
はこの絶縁管(5)の外周に巻回された高圧巻線である
。
このような変圧器に用いられる絶縁管は、耐熱性、機械
的強度、絶縁耐力に優れたものが要求されるため、従来
は以下のようにして製作されている。
的強度、絶縁耐力に優れたものが要求されるため、従来
は以下のようにして製作されている。
すなわち、絶縁管は例えばガラス繊維のような細糸から
成る交織布を基材とし、これに熱硬化性の樹脂を塗布ま
たは含浸させて半硬化状態とし、これを芯形上に多数回
巻回して所定の厚さとし、その後樹脂を加熱硬化させて
第4図に示すような管体に製作されていた。
成る交織布を基材とし、これに熱硬化性の樹脂を塗布ま
たは含浸させて半硬化状態とし、これを芯形上に多数回
巻回して所定の厚さとし、その後樹脂を加熱硬化させて
第4図に示すような管体に製作されていた。
従来の絶縁管は以上のように、基材に細糸を交織した薄
手の布を用いているので、その外観の凹凸は少なく出来
映えは良好だが、所定厚さの絶縁管を製作するのに必要
な量の樹脂を塗布又は含浸させた半硬化状態の基材を作
るのに長い基材を必要とするため長時間を要し、またこ
の基材を絶縁管に製作するときも多数回巻回しなければ
ならないため長時間を要し、作業性が悪く、高価なもの
となっていた。
手の布を用いているので、その外観の凹凸は少なく出来
映えは良好だが、所定厚さの絶縁管を製作するのに必要
な量の樹脂を塗布又は含浸させた半硬化状態の基材を作
るのに長い基材を必要とするため長時間を要し、またこ
の基材を絶縁管に製作するときも多数回巻回しなければ
ならないため長時間を要し、作業性が悪く、高価なもの
となっていた。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、外観出来映えも良く、製作上の作業性も良い安
価な絶縁管を得ることを目的とする。
もので、外観出来映えも良く、製作上の作業性も良い安
価な絶縁管を得ることを目的とする。
本発明に係る絶縁管は、基材に厚さの異なる複数の交織
布を用いたものである。
布を用いたものである。
〔作用〕
本発明においては、厚手の基材と薄手の基材を有効に利
用することにより外観の凹凸を押さえつつ所定の厚さを
得るのに短かい長さ、少ない巻回数でよいため、基材に
熱硬化性樹脂で塗布または含浸させた半硬化状態のシー
トを作る時間も、絶縁管を製作する時間も短縮できる。
用することにより外観の凹凸を押さえつつ所定の厚さを
得るのに短かい長さ、少ない巻回数でよいため、基材に
熱硬化性樹脂で塗布または含浸させた半硬化状態のシー
トを作る時間も、絶縁管を製作する時間も短縮できる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明すると
、本実施例の絶縁管(8)は、織目の小さい薄手の交織
布を基材とする最内層(9)と、これの外周に巻回され
た織目の大きい厚手の交織布を基材とする中央層(10
)と、この中央層(10)の外周に巻回された上記最内
層(9)同様の基材から成る最外層(11)とから形成
され、いずれの層もそれぞれの交織布に巻回前に熱硬化
性の樹脂が塗布又は含浸されており、このコーティング
処理に関しては従来と同様である。
、本実施例の絶縁管(8)は、織目の小さい薄手の交織
布を基材とする最内層(9)と、これの外周に巻回され
た織目の大きい厚手の交織布を基材とする中央層(10
)と、この中央層(10)の外周に巻回された上記最内
層(9)同様の基材から成る最外層(11)とから形成
され、いずれの層もそれぞれの交織布に巻回前に熱硬化
性の樹脂が塗布又は含浸されており、このコーティング
処理に関しては従来と同様である。
次に上記実施例に係る絶縁管(8)の製作手順について
説明すると、先ず織目の小さい薄手の交織布に熱硬化性
の樹脂を塗布または含浸させたシートを図示しない8形
上に数回巻回して最内層(9)となる筒体に形成する。
説明すると、先ず織目の小さい薄手の交織布に熱硬化性
の樹脂を塗布または含浸させたシートを図示しない8形
上に数回巻回して最内層(9)となる筒体に形成する。
次いでこの上に織目の大きい厚手の交織布に熱硬化性の
樹脂を塗布または含浸させたシートを所要厚さ巻回して
中央層(10)を形成し、この後、この中央層(10)
の外周に織目の小さい薄手の交織布に熱硬化性の樹脂を
塗布または含浸させたシートを数回巻回して絶縁管の最
外層(11)を形成する。この最外層(11)のシート
と最内層(9)のシートは同一品を使用してもよい。
樹脂を塗布または含浸させたシートを所要厚さ巻回して
中央層(10)を形成し、この後、この中央層(10)
の外周に織目の小さい薄手の交織布に熱硬化性の樹脂を
塗布または含浸させたシートを数回巻回して絶縁管の最
外層(11)を形成する。この最外層(11)のシート
と最内層(9)のシートは同一品を使用してもよい。
このように本実施例の絶縁管(8)は、薄手の最内層、
最外層シートは数回の巻回数として、中央層には厚手の
シートを使用しているため、所定の厚さを得るのに少な
い巻回数でよい。また、最内層(9)、最外層(11)
、中央層(10)に用いるシート長さはいずれも短かく
てよいため、半硬化状態のシート製作時間、絶縁管の製
作時間も短かくてよい。更に、絶縁管(8)の最内層(
9)、最外層(11)には織目の小さい薄手の交織布を
使用しているため、仕上り外観は従来品と同等の表面状
態のものが得られ、絶縁管の内径側への楔打ち込み、外
径側へのコイル導体巻回も問題な〈実施できる。
最外層シートは数回の巻回数として、中央層には厚手の
シートを使用しているため、所定の厚さを得るのに少な
い巻回数でよい。また、最内層(9)、最外層(11)
、中央層(10)に用いるシート長さはいずれも短かく
てよいため、半硬化状態のシート製作時間、絶縁管の製
作時間も短かくてよい。更に、絶縁管(8)の最内層(
9)、最外層(11)には織目の小さい薄手の交織布を
使用しているため、仕上り外観は従来品と同等の表面状
態のものが得られ、絶縁管の内径側への楔打ち込み、外
径側へのコイル導体巻回も問題な〈実施できる。
なお、上記実施例では絶縁管の最内層(9)、最外層(
11)の両方に織目の小さい薄手の交織布に熱硬化性の
樹脂を塗布または含浸させたシートを用いたが、第2図
に示すように、内層(12)に織目の大きい厚手の交織
布を用い、これを図示しない8形の上に巻回し、最外層
(13)にのみ織目の小さい薄手の交織布を用いた絶縁
管(14)としてもよい。
11)の両方に織目の小さい薄手の交織布に熱硬化性の
樹脂を塗布または含浸させたシートを用いたが、第2図
に示すように、内層(12)に織目の大きい厚手の交織
布を用い、これを図示しない8形の上に巻回し、最外層
(13)にのみ織目の小さい薄手の交織布を用いた絶縁
管(14)としてもよい。
この場合、内層(12)に織目の大きい厚手の交織布を
用いるが、8形チューブの上に複数回巻回されるため、
最内径側のシートはこの上に巻回されるシートの外圧に
より8形に十分押し付けられ、表面は凹凸がなくなるこ
とが実験の結果明らかとなっている。したがって、最外
層(13)には織目の小さい薄手の交織布を用いること
により、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
用いるが、8形チューブの上に複数回巻回されるため、
最内径側のシートはこの上に巻回されるシートの外圧に
より8形に十分押し付けられ、表面は凹凸がなくなるこ
とが実験の結果明らかとなっている。したがって、最外
層(13)には織目の小さい薄手の交織布を用いること
により、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施例ではいずれも最外層に織目の小さい
薄手の交織布を用いたものを示したが、これに限らず、
例えば絶縁管の内径側が重視されるような機器に本発明
を通用するような場合には最外層に織目の大きい厚手の
交織布を用いることもでき、これら各層の設定は任意に
選択し得ることは明らかである。
薄手の交織布を用いたものを示したが、これに限らず、
例えば絶縁管の内径側が重視されるような機器に本発明
を通用するような場合には最外層に織目の大きい厚手の
交織布を用いることもでき、これら各層の設定は任意に
選択し得ることは明らかである。
以上のように、本発明によれば、基材に厚さの異なる複
数の交織布を用いたので、製作作業性が良く、製作時間
も短かくかつ安価にでき、外観の表面状態も従来品と同
等なものが得られるという効果がある。
数の交織布を用いたので、製作作業性が良く、製作時間
も短かくかつ安価にでき、外観の表面状態も従来品と同
等なものが得られるという効果がある。
第1図(a) 、 (b)はいずれも本発明の一実施例
による絶縁管を示すもので、第1図(a)は正面図、第
1図(b)はその側面図、第2図(a) 、 (b)は
いずれも本発明の他の実施例を示す第1図(a) 、
(b)相当図、第3図(a) 、 (b)はいずれも変
圧器に適用された従来の絶縁管を示すもので、第3図(
a)は平面図、第3図(b)はその縦断面図、第4図(
a)。 (b)はいずれも第3図のものの絶縁管を示す第1図(
a) 、 (b)相当図である。 (8) 、 (14)・・・絶縁管 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
による絶縁管を示すもので、第1図(a)は正面図、第
1図(b)はその側面図、第2図(a) 、 (b)は
いずれも本発明の他の実施例を示す第1図(a) 、
(b)相当図、第3図(a) 、 (b)はいずれも変
圧器に適用された従来の絶縁管を示すもので、第3図(
a)は平面図、第3図(b)はその縦断面図、第4図(
a)。 (b)はいずれも第3図のものの絶縁管を示す第1図(
a) 、 (b)相当図である。 (8) 、 (14)・・・絶縁管 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (3)
- (1)可撓性基材に熱硬化性樹脂を塗布または含浸させ
て半硬化状態とし、これを芯形上に巻回して筒状に形成
した絶縁管において、上記基材に厚さの異なる複数の交
織布を用いたことを特徴とする絶縁管。 - (2)最内層と最外層の基材には薄手の交織布,中央層
の基材には厚手の交織布を用いたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の絶縁管。 - (3)内層の基材には薄手の交織布を、外層の基材には
厚手の交織布を用いたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の絶縁管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32937687A JPH01171212A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 絶縁管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32937687A JPH01171212A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 絶縁管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01171212A true JPH01171212A (ja) | 1989-07-06 |
JPH0447445B2 JPH0447445B2 (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=18220750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32937687A Granted JPH01171212A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 絶縁管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01171212A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101809303B (zh) | 2007-09-27 | 2013-01-09 | 奥依列斯工业株式会社 | 合成树脂推力滑动轴承 |
JP5332379B2 (ja) | 2008-07-28 | 2013-11-06 | オイレス工業株式会社 | 合成樹脂製スラスト滑り軸受 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP32937687A patent/JPH01171212A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0447445B2 (ja) | 1992-08-04 |
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