JPH01170794A - 斜流送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空調用などに用いられる斜流送風機に関するも
のである。

従来の技術 近年、斜流送風機は空調、暖房機器の送風用、トンネμ
換気用などに幅広く利用されておシ、−殻内な構成は実
公昭６２−１８７２０号公報に示されている。第２−は
その構成を示す。外筒１の内部には電動式の羽根車２と
内筒３が設けられておシ、外筒ｌの吸気側の端部には、
外径が外筒ｌの外径とほぼ等しく、内径が外筒１の内径
とほぼ等しい吸込みベルマウス４が形成されている。吸
込みがベルマウス４の奥端部は内径が漸増し、羽根車２
との間にわずかな隙間が形成されている。矢印は空気流
の流れを示している。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、羽根車２に対して軸流方向
にしか吸込みの流れが存在しないため、空気の吸込み量
が少なくて所定の風量を得ようとした場合には騒音が高
くなるおそれがある。

本発明は吸込み量を増加させて風量特性を向上させ、そ
れに伴って騒音の低減を実現する斜流送態様を提供する
ことを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明の斜流送風機は、羽根車の外周部に流入領域と流
出領域を仕切るべく設けられたオリアイスと、そのオリ
フィスのさらに外周側に外筒を有し、この外筒の゛吸込
み側端部の端縁には、最小内径が前記羽根車の外径とほ
ぼ等しい吸込みべ〜マウスを備え、かつ羽根車の前記オ
リフィスで区切られた流入領域側の外周端と前記外筒の
内周面との間に筒状の空洞部を設けたことを特徴とする
。

作用 この構成によると、羽根車の外周端と外筒の内周面の間
に設けた空洞部からも、空気が回シ込んで流入し、細流
方向と周方向から空気が流入する。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

第１図は本発明の斜流送風機を示す。外筒５の内部に羽
根車６とこの羽根車６を駆動するモータ７を設け、羽根
車６の後縁部分を取り囲むように前記外筒ｌの内側に、
羽根車６とは隙間を設けてオリフィス８が設けられてい
る。外筒５の吸い込み側の端部は内側に折り返えされて
吸込みベルマウス９が形成されておＱ１吸込みベルマウ
ス９の背面と羽根車６の流入領域側の外周端との間に円
筒状の空洞部１０が形成されている。吸込みベルマウス
９の最小内径は羽根車の外径とほぼ等しい。

このように構成したため、羽根車６には、軸流方向〔矢
印Ａ方向〕からだけでなく、空洞部ＩＯから回）込んで
局方向〔矢印Ｂ方向〕からも空気が流れ込み、オリフィ
ス８を介して流出領域に吐出される。この実施例ではオ
リフィス８の吹き出し側の内径を下流側に向けて外筒の
内径になるまで漸増させたため、十分な外圧作用が得ら
れた。

なお、空洞部１０の形状は円筒形に限定される゛もので
はなく、筒状であれば同様の効果を期待できる。

発明の効果 以上のように本発明によると、オリフィスによって羽根
車の外周部を流入領域と流出領域に仕切シ、オリフィス
の外周側に位置する外筒の吸込み側の端縁に、最小内径
が前記羽根車の外径とほぼ等しい吸込みベルマウスを備
え、かつ羽根車の前記オリフィスで区切られた流入領域
側の外周端と前記外筒の内周面との間に筒状の空洞部を
設けたため、羽根車には軸流方向だけでなくて、空洞部
から回や込んで周方向からも空気が流れ込むため、軸流
方向からだけ空気が流れ込んでいる従来のものに比べて
吸込み量が増加して風量特性が向上し従来に比べて騒音
の低減も実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の斜流送風機の一実施例の縦断面図、第
２図は従来の斜流送風機の縦断面図である。 ５・・・外筒、６・・・羽根車、８・・・オリフィス、
９・・・吸込みベルマウス、１０・・・空洞部。 代理人　　　森　　本　　義　　私 用１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、羽根車の外周部に流入領域と流出領域を仕切るべく
   設けられたオリフィスと、そのオリフィスのさらに外周
   側に外筒を有し、この外筒の吸込み側端部の端縁には、
   最小内径が前記羽根車の外径とほぼ等しい吸込みベルマ
   ウスを備え、かつ羽根車の前記オリフィスで区切られた
   流入領域側の外周端と前記外筒の内周面との間に筒状の
   空洞部を設けた斜流送風機。 ２、オリフィスの吹き出し側の内径を、羽根車の後縁先
   端部分より下流側へ向けて外筒の内径になるまで漸増す
   るように設定した特許請求の範囲第１項記載の斜流送風
   機。