JPH01170508A - 形状制御方法 - Google Patents
形状制御方法Info
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- JPH01170508A JPH01170508A JP62328695A JP32869587A JPH01170508A JP H01170508 A JPH01170508 A JP H01170508A JP 62328695 A JP62328695 A JP 62328695A JP 32869587 A JP32869587 A JP 32869587A JP H01170508 A JPH01170508 A JP H01170508A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 75
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 46
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- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、形状制御方法に係り、特に、圧延機の所定の
圧延スタンドで圧延される圧延材の形状を、該圧延スタ
ンドに設けられた形状制御手段で制御する形状制御方法
の改良に関する。
圧延スタンドで圧延される圧延材の形状を、該圧延スタ
ンドに設けられた形状制御手段で制御する形状制御方法
の改良に関する。
圧延製品である鋼板等の圧延材の形状は、その製品品質
や後工程の操業性等の面から良好であることが望ましい
、特に近年、圧延材の製品形状に対する要求は益々厳し
いものとなっている。又、後工程の操業性の面から、ラ
インの自動化が高度化するに伴ない、前記形状に対する
要求も厳しく、且つ、圧延材全長に亘って要求されるよ
うになっている。 上記の如き圧延材の形状に対する要求に対応するべく、
従来から、種々の技術が提案され、実行されている。そ
のような技術の中に、圧延機出側に設けられた形状検出
器により圧延材の形状を検出し、前記圧延機に設けられ
た形状制御手段、例えばロールベンダによるものや中間
ロールシフトによるもの等で、検出形状に基づき、圧延
材の形状をフィードバック制御する形状制御方法がある
（特開昭５１−３２４６６、特開昭５５−４２１６４、
特開昭６２−１５８５１７等）。
や後工程の操業性等の面から良好であることが望ましい
、特に近年、圧延材の製品形状に対する要求は益々厳し
いものとなっている。又、後工程の操業性の面から、ラ
インの自動化が高度化するに伴ない、前記形状に対する
要求も厳しく、且つ、圧延材全長に亘って要求されるよ
うになっている。 上記の如き圧延材の形状に対する要求に対応するべく、
従来から、種々の技術が提案され、実行されている。そ
のような技術の中に、圧延機出側に設けられた形状検出
器により圧延材の形状を検出し、前記圧延機に設けられ
た形状制御手段、例えばロールベンダによるものや中間
ロールシフトによるもの等で、検出形状に基づき、圧延
材の形状をフィードバック制御する形状制御方法がある
（特開昭５１−３２４６６、特開昭５５−４２１６４、
特開昭６２−１５８５１７等）。
ところで、前記従来の形状制御方法では、圧延機で圧延
された圧延材の形状を、当該圧延機後流側に設置された
形状検出器で検出するため、当該圧延機及び当該形状検
出器間の圧延材移送時間や当該検出器の測定周期等によ
り、フィードバック制御系のループ内に無駄時間が存在
してしまう。 一方、圧延される圧延材の形状は、圧延機の加減速時や
シャーカット時等の非定常状態における張力変動に伴な
い、短時間に変化するものである。 従って、このように短時間で圧延材形状が変化した場合
、従来の形状制御方法においては、そのループ内に大き
な無駄時間を持つフィードバック制御系により形状制御
を行なっているため、応答性の良い充分な圧延材の形状
制御を行うことができないという問題点がある。
された圧延材の形状を、当該圧延機後流側に設置された
形状検出器で検出するため、当該圧延機及び当該形状検
出器間の圧延材移送時間や当該検出器の測定周期等によ
り、フィードバック制御系のループ内に無駄時間が存在
してしまう。 一方、圧延される圧延材の形状は、圧延機の加減速時や
シャーカット時等の非定常状態における張力変動に伴な
い、短時間に変化するものである。 従って、このように短時間で圧延材形状が変化した場合
、従来の形状制御方法においては、そのループ内に大き
な無駄時間を持つフィードバック制御系により形状制御
を行なっているため、応答性の良い充分な圧延材の形状
制御を行うことができないという問題点がある。
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、無駄時間のない形状制御を実行して、応答性の良
い圧延材の形状制御を可能とする形状制御方法を提供す
ることを目的とする。
ので、無駄時間のない形状制御を実行して、応答性の良
い圧延材の形状制御を可能とする形状制御方法を提供す
ることを目的とする。
本第１発明は、圧延機の所定の圧延スタンドで圧延され
る圧延材の形状を、該圧延スタンドに設けられた形状制
御手段で制御する形状制御方法において、前記圧延スタ
ンド前方又は後方の圧延材の張力を検出する手順と、検
出張力の変化から、前記圧延スタンド出口の圧延材の形
状変化を求める手順と、求められた形状変化に基づき、
前記形状制御手段を制御する手順とを含むことにより、
前記目的を達成したものである。 又、本第２発明は、圧延機の所定の圧延スタンドで圧延
される圧延材の形状を、該圧延スタンドに設けられた形
状制御手段で制御する形状制御方法において、前記圧延
スタンド前方又は後方の圧延材の張力及び当該圧延スタ
ンドの圧延荷重を検出する手１頓と、検出張力から、張
力の変化に影響されて生じる圧延荷重の変化を求める手
順と、検出張力、及び求められた圧延荷重変化が除かれ
た検出圧延荷重の変化から、前記圧延スタンド出側の圧
延材の形状変化を求める手順と、求められた形状変化に
基づき、前記形状制御手段を制御する手順とを含むこと
により、同じく前記目的を達成したものである。
る圧延材の形状を、該圧延スタンドに設けられた形状制
御手段で制御する形状制御方法において、前記圧延スタ
ンド前方又は後方の圧延材の張力を検出する手順と、検
出張力の変化から、前記圧延スタンド出口の圧延材の形
状変化を求める手順と、求められた形状変化に基づき、
前記形状制御手段を制御する手順とを含むことにより、
前記目的を達成したものである。 又、本第２発明は、圧延機の所定の圧延スタンドで圧延
される圧延材の形状を、該圧延スタンドに設けられた形
状制御手段で制御する形状制御方法において、前記圧延
スタンド前方又は後方の圧延材の張力及び当該圧延スタ
ンドの圧延荷重を検出する手１頓と、検出張力から、張
力の変化に影響されて生じる圧延荷重の変化を求める手
順と、検出張力、及び求められた圧延荷重変化が除かれ
た検出圧延荷重の変化から、前記圧延スタンド出側の圧
延材の形状変化を求める手順と、求められた形状変化に
基づき、前記形状制御手段を制御する手順とを含むこと
により、同じく前記目的を達成したものである。
本第１発明においては、スタンド前方又は後方の被圧延
材の張力を検出し、検出張力の変化から、形状変化を求
めて、該形状変化に基づき形状側ｐｌＩ手段により圧延
材の形状を制御する。 ここで、圧延１幾の所定の圧延スタンドが例えば後出第
１図に示されるような６段圧延機で構成されていて、前
記形状制御手段を、例えば該６段圧延撮に設けられたワ
ークロールベンダ及び中間ロールベンダとした場合にお
いて本第１発明を採用すると、ワークロールペンタの操
作量ΔＦＷ及び中間ロールベンダの操作量ΔＦ！を次式
（１）で求めることができる。なお、この場合、圧延ス
タンド前方で検出される前方張力Ｔｆから求められる前
方張力変化量ΔＴｆ、後方張力ｒｂから求められる後方
張力変化量ΔＴｂを用いて求めるようにしている。 但し、Ａ＋は正規直交関数における１次形状パラメータ
であり、Ａ２は中伸び及び゛端沖びの大きさを表わし、
Ａ４は中端伸び及びクォータバックルの大きさを表わす
形状パラメータである。 又、ａ Ｆｘ／２１Ａ ｉ 、 ｃ）Ａ ｉ／ａＴｒ
、 ａＡ ｒ／ｃ）Ｔｂ（ｉ＝２．４、Ｘ＝ｗ、＋）は
影響係数である。 なお、この（１）式は、前方張力Ｔｆ及び後方張力Ｔｂ
の変化を考慮したものであるが、本発明を実施する際に
は、前方張力あるいは後方張力変化ΔＴｆ、ΔＴｂのい
ずれか一方のみを考慮して各操作量ΔＴｗ、ΔＦｌを求
め、圧延材の形状制御を実行できる。この場合は、前方
張力変化量Δｒｒあるいは後方張力変化量ΔＴｂのうち
のいずれか一方を零として（１）式より各操作具ΔＴｗ
、ΔＦ１を求めればよい。 従って、圧延スタンド出側の形状検出器を用いてフィー
ドバック制御した場合に存在していた無駄時間をなくし
、応答性の良い形状制御が可能となる。 又、本第２発明においては、圧延スタンド前方又は後方
の張力及び該圧延スタンドの圧延荷重を検出し、張力変
化及び圧延荷重変化による形状変化を求め、求められた
張力及び圧延荷重変化に基づき形状制御手段を動作させ
て圧延材の形状制御を行う、この際、圧延材の張力変化
により圧延荷重が変化するため、検出圧延荷重の変化か
ら張力変化に影響されて生じた圧延荷重の変化を除いた
ものを圧延荷重変化として形状制御を行う。 ここで、例えば後出第１図の６段圧延機で所定の圧延ス
タンドが構成されていて、形状制御手段を例えば該６段
圧延機のワークロールベンダ及び中間ロールベンダとし
た場合において、本第２発明を採用すると、ワークロー
ルベンダ操作量ΔＦＷ、中間ロールベンダの操作量ΔＦ
！の、前方張力変化量ΔＴｆ、後方張力変化量ΔＴｂ及
び圧延荷重変化！ΔＰに対する操作量は、次式（２）式
で求められる。 ・・・ （２） 但し、ａＰ／ａＴｒは前方張力変化が影響して生じる圧
延荷重変化の大きさを表わす影響係数、２Ｊ Ｐ ／
ｃ） Ｔ ｂは後方張力変化が圧延荷重に影響して生じ
る圧延荷重変化の大きさを表わす影響係数である。 なお、この（２）式は前方張力及び後方張力の変化Δ］
゛ｆ、Δ′ｒｂを考慮して各操作量ΔＦＷ、ΔＦ、を算
出するものであるが、本第２発明を実施する際には、第
１発明と同様にこれらの張力の変化ΔＴｒ、ΔＴｂのい
ずれか一方のみを考慮して各操作具ΔＦＷ、ΔＦ１を求
め圧延材の形状制御を実行できる。この場合は、張力の
変化量ΔＴ「、Δ′ｒｂのいずれか一方を零として（２
）式より各操作量ΔＦＷ、ΔＦ、を求めばよい。 なお、本第２発明は、張力変化のみならず、圧延荷重変
化を反映して形状制御を行なえるため、応答性が良いの
みならず、より精度の良い形状制御を行なうことができ
るものである。
材の張力を検出し、検出張力の変化から、形状変化を求
めて、該形状変化に基づき形状側ｐｌＩ手段により圧延
材の形状を制御する。 ここで、圧延１幾の所定の圧延スタンドが例えば後出第
１図に示されるような６段圧延機で構成されていて、前
記形状制御手段を、例えば該６段圧延撮に設けられたワ
ークロールベンダ及び中間ロールベンダとした場合にお
いて本第１発明を採用すると、ワークロールペンタの操
作量ΔＦＷ及び中間ロールベンダの操作量ΔＦ！を次式
（１）で求めることができる。なお、この場合、圧延ス
タンド前方で検出される前方張力Ｔｆから求められる前
方張力変化量ΔＴｆ、後方張力ｒｂから求められる後方
張力変化量ΔＴｂを用いて求めるようにしている。 但し、Ａ＋は正規直交関数における１次形状パラメータ
であり、Ａ２は中伸び及び゛端沖びの大きさを表わし、
Ａ４は中端伸び及びクォータバックルの大きさを表わす
形状パラメータである。 又、ａ Ｆｘ／２１Ａ ｉ 、 ｃ）Ａ ｉ／ａＴｒ
、 ａＡ ｒ／ｃ）Ｔｂ（ｉ＝２．４、Ｘ＝ｗ、＋）は
影響係数である。 なお、この（１）式は、前方張力Ｔｆ及び後方張力Ｔｂ
の変化を考慮したものであるが、本発明を実施する際に
は、前方張力あるいは後方張力変化ΔＴｆ、ΔＴｂのい
ずれか一方のみを考慮して各操作量ΔＴｗ、ΔＦｌを求
め、圧延材の形状制御を実行できる。この場合は、前方
張力変化量Δｒｒあるいは後方張力変化量ΔＴｂのうち
のいずれか一方を零として（１）式より各操作具ΔＴｗ
、ΔＦ１を求めればよい。 従って、圧延スタンド出側の形状検出器を用いてフィー
ドバック制御した場合に存在していた無駄時間をなくし
、応答性の良い形状制御が可能となる。 又、本第２発明においては、圧延スタンド前方又は後方
の張力及び該圧延スタンドの圧延荷重を検出し、張力変
化及び圧延荷重変化による形状変化を求め、求められた
張力及び圧延荷重変化に基づき形状制御手段を動作させ
て圧延材の形状制御を行う、この際、圧延材の張力変化
により圧延荷重が変化するため、検出圧延荷重の変化か
ら張力変化に影響されて生じた圧延荷重の変化を除いた
ものを圧延荷重変化として形状制御を行う。 ここで、例えば後出第１図の６段圧延機で所定の圧延ス
タンドが構成されていて、形状制御手段を例えば該６段
圧延機のワークロールベンダ及び中間ロールベンダとし
た場合において、本第２発明を採用すると、ワークロー
ルベンダ操作量ΔＦＷ、中間ロールベンダの操作量ΔＦ
！の、前方張力変化量ΔＴｆ、後方張力変化量ΔＴｂ及
び圧延荷重変化！ΔＰに対する操作量は、次式（２）式
で求められる。 ・・・ （２） 但し、ａＰ／ａＴｒは前方張力変化が影響して生じる圧
延荷重変化の大きさを表わす影響係数、２Ｊ Ｐ ／
ｃ） Ｔ ｂは後方張力変化が圧延荷重に影響して生じ
る圧延荷重変化の大きさを表わす影響係数である。 なお、この（２）式は前方張力及び後方張力の変化Δ］
゛ｆ、Δ′ｒｂを考慮して各操作量ΔＦＷ、ΔＦ、を算
出するものであるが、本第２発明を実施する際には、第
１発明と同様にこれらの張力の変化ΔＴｒ、ΔＴｂのい
ずれか一方のみを考慮して各操作具ΔＦＷ、ΔＦ１を求
め圧延材の形状制御を実行できる。この場合は、張力の
変化量ΔＴ「、Δ′ｒｂのいずれか一方を零として（２
）式より各操作量ΔＦＷ、ΔＦ、を求めばよい。 なお、本第２発明は、張力変化のみならず、圧延荷重変
化を反映して形状制御を行なえるため、応答性が良いの
みならず、より精度の良い形状制御を行なうことができ
るものである。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例は、第１図に示されるような、完全連続圧延
機の最終スタンドにおいて、圧延材１０の入側張力Ｔｒ
、及び出側張力Ｔｂを検出し、検出張力Ｔｒ、’ｒｂに
より当該最終スタンド出側の板形状変化を求め、求めら
れた板形状変化により所定の形状制御手段を制御して圧
延材１０の形状を制御するものである。 前記圧延スタンドは６段の圧延ロールを価えた６段圧延
機であり、図の符号１２がワークロール、１４が中間ロ
ール、１６がバックアップロールである。実施例におい
ては、前記形状制御手段としてワークロール１２にペン
ディング力を加えるためのワークロールベンダ１８と、
中間ロール１４にペンディング力を加えるための中間ロ
ールベンダ２０とを有しており、これらベンダ１８．２
０を制御することにより圧延材１０の形状を制御するも
のである。 前記圧延スタンド入側には圧延材１ｏの入側張力Ｔ、を
検出するための入側張力計２２が設けられ、同じく出側
には山開張力計２４が設けられている。これら張力計２
２．２４の出力信号は形状制御装置２６に入力される。 該形状制御装置２６は、入力された張力Ｔｃ、Ｔｂに基
づき前記ワークロールベンダ１８の操作量ΔＦｗ及び前
記中間ロールベンダ２０の操作量ΔＦ１を演算により決
定し、ワークロールベンダ制御装置２８と中間ロールベ
ンダ制御装置３０に入力するものである。 前記ワークロールベンダ制御装置２８は入力されたワー
クロールベンダ操作量ΔＦＷに応じて前記ワークロール
ベンダ１８の動作を制御するものであり、前記中間ロー
ルベンダ制御装置３０は入力された中間ロールベンダ操
作量ΔＦ！に応じて前記中間ロールベンダ２０の動作を
制御するものである。 以下、実施例の作用を説明する。 第１図に示される最終圧延スタンドで圧延材１０を圧延
している際に、入側張力計２２及び山開張力２４でスタ
ンド入側張力Ｔｒ及び出ＩＩ］！Ｉ張力Ｔｂを検出し、
これら検出張力Ｔｆ、Ｔｂを形状制御装置２６に入力す
る。該形状制御装置２６は、入力された各検出張力Ｔ（
、Ｔｂを用いて次式（３）により圧延材１０の形状変化
を演算により求める。この場合、該形状変化は、前出２
次形状パラメータＡ２の変化量ΔＡ ２ 、及び４次形
状パラメータＡ４の変化量ΔＡ４で表わしている。 但し、Ｔｆ８は基準スタンド入側張力、Ｔ、’は基準ス
タンド出側張力である。 前記形状制御装置２６内では、この（３）式から求めら
れた各形状パラメータの変化量を用いて、次式（４）に
よりワークロールベンダ操作量ΔＦＷ及び中間ロールベ
ンダ操作量ΔＦ、を算出し、それら各操作量ΔＦｗ、Δ
Ｆ１をワークロールベンダ制御装置２８及び中間ロール
ベンダ制御装置３０に出力してワークロールベンダ１８
及び中間以上のようにして圧延スタンドの出側及び入側
張力Ｔｒ、 Ｔｂに基づき圧延材１０の形状を制御する
ため、従来方法のような形状検出器によりフィードバッ
ク制御した際に生じた無駄時間を存在させることなく、
形状制御を行うことができる。 従って、圧延材１０の形状を所定の目匪形状に応答性良
く制御することができる。 第２図は、この実施例に係る形状制御を行なわなかった
場合（同図（Ａ））、該形状制御を行なつた場合（同図
（Ｂ））において圧延材１０をシャーで切断（シャーカ
ット）した際の形状変化（前記形状パラメータＡ ２
、Ａ ａで表わす）各操作ｉＦｗ、Ｆｔを示したもので
ある。なお図に示す形状パラメータＡ ｚ 、Ａ ４は
最終スタンド出口に設けた形状検出器により検出したも
のである。 同図（Ａ）に示されるように、形状制御を行わなかった
場合には、シャーカット及びテンションリールの巻き付
き時の出側張力変化により形状パラメータＡ ２ 、Ａ
４が大きく変動していることがわかる。 これに対し、同図（Ｂ）に示されるように、形状制御を
実行した場合には、前記出１１！１％力変化に対応して
ワークロールベンダ１８及び中間ロールベンダ２０が動
作し、前記形状パラメータＡ２、Ａ４の変化を抑制して
いることがわかる。 なお、前記実施例においては、各入側及び出側の張力Ｔ
ｆ、Ｔｂを検出してそれら検出張力に基づき形状制御手
段としての各ロールベンダ１８．２０を動作させること
により、形状制御を行なつていたが、本第１発明に係る
形状制御手段はこれらのものに限定されるものではない
０例えば、６段圧延機の中間ロールをシフトする形状制
御手段を用いることができる。 又、前記実施例においては、第１発明により圧延材の形
状制御を行なっていたが、第２実施例として、第２発明
により形状制御を行うことができる。即ち、この第２実
施例として第１図に示される最終スタンドに荷重検出器
を設け、該荷重検出器で検出した圧延荷重を形状制御装
置２６に入力し、該形状制御装置２６で前出（２）式に
基づき各ベンダ１８．２０の操作量を決定して形状制御
する。これにより、張力変化のみならず、圧延荷重変化
を反映して形状制御できるため、応答性良く、且つ精度
の良い圧延材の形状制御を実行できる。 前記第１、第２実施例においては、第１図に示されるよ
うな最終スタンドを有する完全連続圧延機で本発明を実
施していたが、本発明を実施する圧延機の圧延スタンド
は図のものに限定されるものではなく、他の圧延機、又
はスタンドで本発明を実施することができる。
。 この実施例は、第１図に示されるような、完全連続圧延
機の最終スタンドにおいて、圧延材１０の入側張力Ｔｒ
、及び出側張力Ｔｂを検出し、検出張力Ｔｒ、’ｒｂに
より当該最終スタンド出側の板形状変化を求め、求めら
れた板形状変化により所定の形状制御手段を制御して圧
延材１０の形状を制御するものである。 前記圧延スタンドは６段の圧延ロールを価えた６段圧延
機であり、図の符号１２がワークロール、１４が中間ロ
ール、１６がバックアップロールである。実施例におい
ては、前記形状制御手段としてワークロール１２にペン
ディング力を加えるためのワークロールベンダ１８と、
中間ロール１４にペンディング力を加えるための中間ロ
ールベンダ２０とを有しており、これらベンダ１８．２
０を制御することにより圧延材１０の形状を制御するも
のである。 前記圧延スタンド入側には圧延材１ｏの入側張力Ｔ、を
検出するための入側張力計２２が設けられ、同じく出側
には山開張力計２４が設けられている。これら張力計２
２．２４の出力信号は形状制御装置２６に入力される。 該形状制御装置２６は、入力された張力Ｔｃ、Ｔｂに基
づき前記ワークロールベンダ１８の操作量ΔＦｗ及び前
記中間ロールベンダ２０の操作量ΔＦ１を演算により決
定し、ワークロールベンダ制御装置２８と中間ロールベ
ンダ制御装置３０に入力するものである。 前記ワークロールベンダ制御装置２８は入力されたワー
クロールベンダ操作量ΔＦＷに応じて前記ワークロール
ベンダ１８の動作を制御するものであり、前記中間ロー
ルベンダ制御装置３０は入力された中間ロールベンダ操
作量ΔＦ！に応じて前記中間ロールベンダ２０の動作を
制御するものである。 以下、実施例の作用を説明する。 第１図に示される最終圧延スタンドで圧延材１０を圧延
している際に、入側張力計２２及び山開張力２４でスタ
ンド入側張力Ｔｒ及び出ＩＩ］！Ｉ張力Ｔｂを検出し、
これら検出張力Ｔｆ、Ｔｂを形状制御装置２６に入力す
る。該形状制御装置２６は、入力された各検出張力Ｔ（
、Ｔｂを用いて次式（３）により圧延材１０の形状変化
を演算により求める。この場合、該形状変化は、前出２
次形状パラメータＡ２の変化量ΔＡ ２ 、及び４次形
状パラメータＡ４の変化量ΔＡ４で表わしている。 但し、Ｔｆ８は基準スタンド入側張力、Ｔ、’は基準ス
タンド出側張力である。 前記形状制御装置２６内では、この（３）式から求めら
れた各形状パラメータの変化量を用いて、次式（４）に
よりワークロールベンダ操作量ΔＦＷ及び中間ロールベ
ンダ操作量ΔＦ、を算出し、それら各操作量ΔＦｗ、Δ
Ｆ１をワークロールベンダ制御装置２８及び中間ロール
ベンダ制御装置３０に出力してワークロールベンダ１８
及び中間以上のようにして圧延スタンドの出側及び入側
張力Ｔｒ、 Ｔｂに基づき圧延材１０の形状を制御する
ため、従来方法のような形状検出器によりフィードバッ
ク制御した際に生じた無駄時間を存在させることなく、
形状制御を行うことができる。 従って、圧延材１０の形状を所定の目匪形状に応答性良
く制御することができる。 第２図は、この実施例に係る形状制御を行なわなかった
場合（同図（Ａ））、該形状制御を行なつた場合（同図
（Ｂ））において圧延材１０をシャーで切断（シャーカ
ット）した際の形状変化（前記形状パラメータＡ ２
、Ａ ａで表わす）各操作ｉＦｗ、Ｆｔを示したもので
ある。なお図に示す形状パラメータＡ ｚ 、Ａ ４は
最終スタンド出口に設けた形状検出器により検出したも
のである。 同図（Ａ）に示されるように、形状制御を行わなかった
場合には、シャーカット及びテンションリールの巻き付
き時の出側張力変化により形状パラメータＡ ２ 、Ａ
４が大きく変動していることがわかる。 これに対し、同図（Ｂ）に示されるように、形状制御を
実行した場合には、前記出１１！１％力変化に対応して
ワークロールベンダ１８及び中間ロールベンダ２０が動
作し、前記形状パラメータＡ２、Ａ４の変化を抑制して
いることがわかる。 なお、前記実施例においては、各入側及び出側の張力Ｔ
ｆ、Ｔｂを検出してそれら検出張力に基づき形状制御手
段としての各ロールベンダ１８．２０を動作させること
により、形状制御を行なつていたが、本第１発明に係る
形状制御手段はこれらのものに限定されるものではない
０例えば、６段圧延機の中間ロールをシフトする形状制
御手段を用いることができる。 又、前記実施例においては、第１発明により圧延材の形
状制御を行なっていたが、第２実施例として、第２発明
により形状制御を行うことができる。即ち、この第２実
施例として第１図に示される最終スタンドに荷重検出器
を設け、該荷重検出器で検出した圧延荷重を形状制御装
置２６に入力し、該形状制御装置２６で前出（２）式に
基づき各ベンダ１８．２０の操作量を決定して形状制御
する。これにより、張力変化のみならず、圧延荷重変化
を反映して形状制御できるため、応答性良く、且つ精度
の良い圧延材の形状制御を実行できる。 前記第１、第２実施例においては、第１図に示されるよ
うな最終スタンドを有する完全連続圧延機で本発明を実
施していたが、本発明を実施する圧延機の圧延スタンド
は図のものに限定されるものではなく、他の圧延機、又
はスタンドで本発明を実施することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、無駄時間のない形
状制御を実行して、応答性良く圧延材の形状制御を行う
ことができる。従って、圧延材の形状が良好となるため
、後工程の操業性が向上して生産性が上昇すると共に、
製品品質の向上を図ることができる等の優れた効果が得
られる。
状制御を実行して、応答性良く圧延材の形状制御を行う
ことができる。従って、圧延材の形状が良好となるため
、後工程の操業性が向上して生産性が上昇すると共に、
製品品質の向上を図ることができる等の優れた効果が得
られる。
第１図は本発明の実施例に係る圧延機の最終スタンド及
び形状制御装置の構成を示す、一部所面図を含むブロッ
ク線図、第２図（Ａ）、（Ｂ）は前記実施例の作用を説
明するための、入側及び出側張力、形状制御パラメータ
、及びベンダ操作量について、形状制御を行わなかった
場合と行なった場合の例を示す線図である。 １０・・・圧延材、 １２・・・ワークロール、 １４・・・中間ロール、 １８・・・ワークロールベンダ、 ２０・・・中間ロールベンダ、 ２２・・・入ｒｙ！Ｊ張力計、 ２４・・・出側張力計、 ２６・・・形状制御装置、 ２８・・・ワークロールベンダ制御装置、３０・・・中
間ロールベンダ制御装置。
び形状制御装置の構成を示す、一部所面図を含むブロッ
ク線図、第２図（Ａ）、（Ｂ）は前記実施例の作用を説
明するための、入側及び出側張力、形状制御パラメータ
、及びベンダ操作量について、形状制御を行わなかった
場合と行なった場合の例を示す線図である。 １０・・・圧延材、 １２・・・ワークロール、 １４・・・中間ロール、 １８・・・ワークロールベンダ、 ２０・・・中間ロールベンダ、 ２２・・・入ｒｙ！Ｊ張力計、 ２４・・・出側張力計、 ２６・・・形状制御装置、 ２８・・・ワークロールベンダ制御装置、３０・・・中
間ロールベンダ制御装置。
Claims (2)
- （１）圧延機の所定の圧延スタンドで圧延される圧延材
の形状を、該圧延スタンドに設けられた形状制御手段で
制御する形状制御方法において、前記圧延スタンド前方
又は後方の圧延材の張力を検出する手順と、 検出張力の変化から、前記圧延スタンド出側の圧延材の
形状変化を求める手順と、 求められた形状変化に基づき、前記形状制御手段を制御
する手順と、 を含むことを特徴とする形状制御方法。 - （２）圧延機の所定の圧延スタンドで圧延される圧延材
の形状を、該圧延スタンドに設けられた形状制御手段で
制御する形状制御方法において、前記圧延スタンド前方
又は後方の圧延材の張力及び当該圧延スタンドの圧延荷
重を検出する手順検出張力から、張力の変化に影響され
て生じる圧延荷重の変化を求める手順と、 検出張力、及び求められた圧延荷重変化が除かれた検出
圧延荷重の変化から、前記圧延スタンド出側の圧延材の
形状変化を求める手順と、 求められた形状変化に基づき、前記形状制御手段を制御
する手順と、 を含むことを特徴とする形状制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62328695A JPH01170508A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 形状制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62328695A JPH01170508A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 形状制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01170508A true JPH01170508A (ja) | 1989-07-05 |
Family
ID=18213137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62328695A Pending JPH01170508A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 形状制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01170508A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009022985A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Nisshin Steel Co Ltd | 冷間圧延における形状制御方法 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP62328695A patent/JPH01170508A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009022985A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Nisshin Steel Co Ltd | 冷間圧延における形状制御方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060206 |