JPH01169946A - 半導体集積回路及びその半導体装置 - Google Patents

半導体集積回路及びその半導体装置

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JPH01169946A
JPH01169946A JP62333882A JP33388287A JPH01169946A JP H01169946 A JPH01169946 A JP H01169946A JP 62333882 A JP62333882 A JP 62333882A JP 33388287 A JP33388287 A JP 33388287A JP H01169946 A JPH01169946 A JP H01169946A
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JP
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resistance
wiring
ultra
low resistance
terminating resistor
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Application number
JP62333882A
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English (en)
Inventor
Masao Taguchi
眞男 田口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は半導体集積回路及びその半導体装置、特にMO
S)ランジスタやバイポーラトランジスタ等の信号線に
超低抵抗配線を用いるLSIや半導体デバイスに関し、 信号線の抵抗値が超低抵抗に近づくことにより生ずる反
射波を防止して、歪みのない高速波形(立ち上がり時間
100 (PS)以内)の伝送をすることを目的とし、 その回路を複数の駆動デバイス及び超低抵抗配線が同一
基板上に集積され、 前記超低抵抗配線の終端部には、該配線の特性抵抗に概
略等しい終端抵抗が接続されていることを含み構成し、 その装置を駆動デバイスと、超低抵抗材料による配線と
、多結晶半導体膜により形成される終端抵抗とを具備す
ることを含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体集積回路及びその半導体装置に関するも
のであり、更に詳しく言えばMOS)ランジスタやバイ
ポーラトランジスタの信号線に超低抵抗材料を用いるL
SIや半導体デバイスに関するものである。
〔従来の技術〕
第8.9図は従来例に係る半導体集積回路及びその半導
体装置の説明図であり、第8図はCMOSインバータの
電気回路図と、信号線りの構造図とを示している。
図において、TI、T3はpチャンネルMOSトランジ
スタ、Tt、TaはnチャンネルMOSトランジスタで
あり、Lは信号線である。なお、破線円内に示す信号線
りの構造図において、1は信号の伝送路となるAl配線
、2は該Al配線1を絶縁する層間絶縁膜であり、PS
G膜2aやSi0を膜2bにより形成されている。
第9回は従来例に係る問題点を説明する図である。
同図(a)は、MO5I−ランジスタT、やT2の駆動
源から見た出力側の伝送等価回路である。
図においてC6は層間絶縁膜2と、Al配線1とにより
半導体デバイス内に寄生する等価寄生容量であり、7o
はAl配線1との等価寄生抵抗、Z。
は次段の駆動デバイスのMOS)ランジスタT。
やT、の等値入力インピーダンスである。なお信号線り
にAl配線等を常温で用いた場合、駆動源の伝送信号波
の周波数fがGH2単位になると伝送波形がなまり、次
段の駆動デバイスが追従できないという問題がある。
同図(b)は、高速波形伝送をする場合、例えば信号線
りを配線抵抗がほぼ0〔Ω〕となる超低抵抗配線(常温
超電導材料=未定)やアルミ配線等を77Kに冷却した
様な超低抵抗配線にした場合を示している。なお、例え
ば、高速なパルス波形(信号波形の立ち上がり時間が1
00(ps)以内)を信号線りに伝送しようとすると、
終端部と配線にインピーダンスのミスマツチングがある
と反射波4を生ずる。なお反射波4は、配線抵抗0〔Ω
〕によるダンピング効果が無くなった為であり1.リン
ギング状態を招いて、駆動デバイスに悪影を与える。
同図(C)はLSI配線において信号線りの終端部を開
放して、駆動源3から立ち上がり時間10〔ps)の台
形波を伝送した模擬応答波形を示している0図において
、7は超低抵抗配線の応答波形であり、反射波によるリ
ンギングを生じている。
また5は室温のAl配線の応答波形であり、波形がなま
っている様子を示している。6は、A′!!、配線を7
7Kに冷却した場合の応答波形を示している。
(発明が解決しようとする問題点) ところで従来例によれば第9図(a)に示すように、駆
動源3から出力側の伝送線路を見ると、信号線りの等価
寄生抵抗や等価寄生容量が介在し、伝送する信号波が高
速(信号波形の立ち上がり時間が10 (pal 、周
波数f=10〜30GI(Z単位)になると次段の駆動
デバイスが追従できなくなる。
そこで同図(b)に示すような信号線りを超低抵抗配線
にして、次段の駆動デバイスに高速波形を伝送する考案
がされている。
しかし、同図(b)に示すように信号、ILを超低抵抗
配線にすることにより次のような問題点を生ずる。
■駆動源3の出力点と次段の入力点の間にインピーダン
スのミスマツチングがあると反射波4を生じ、その応答
波形中にリンギングを生ずる。
■反射波4の影響により駆動デバイスは誤動作を生ずる
本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創作されたもの
であり、信号線の抵抗値が超低抵抗に近づくことにより
生ずる反射波を防止して、歪みのない高速波形を伝送す
ることを可能とする半導体集積回路とその半導体装置の
捉供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の半導体集積回路の原理図を第1図、その一実施
例を第2〜4図に、またその半導体装置の一実施例を第
5〜7図に示すように、その回路を複数の駆動デバイス
11.13及び超低抵抗配線12が同一基板上に集積さ
れ、前記超低抵抗配線12の終端部には、該配線12の
特性抵抗に概略等しい終端抵抗RLが接続されているこ
とを特徴とし、 その装置を駆動デバイスT、 、T、 、Q20又はQ
z6と、超低抵抗材料による配線L11、LSI又はL
i2と、多結晶半導体膜により形成される終端抵抗R1
,11、RLlg又はRL10とを具備することを特徴
とし、上記目的を達成する。
〔作 用〕
本発明の半導体集積回路によれば、超低抵抗配線の終端
部に特性抵抗に概略等しい終端抵抗を接続している。こ
のため伝送線路に特有の特性抵抗と終端抵抗とにより抵
抗整合(インピーダンスマツチング)することができ、
反射波を吸収することが可能となる。
さらに、終端抵抗には論理振幅の2の中間電位を供給し
ているため、電源電圧VCCとスイッチングトランジス
タの、闇値電圧Vいとの関係を概略41Vい1−≧−V
CCとすることができ無効消費電力の増大を抑えること
が可能となる。
また、本発明の半導体装置によれば各電極を構成する多
結晶半導体膜により形成される終端抵抗を半導体基板に
設けている。このため終端抵抗50Ωは、多結晶半導体
膜に不純物イオンを含有した拡散抵抗、例えばそのシー
ト抵抗15Ω/口を3個直列に並べることにより超低抵
抗材料を用いる信号線の終端部に形成することが可能と
なる。
〔実施例] 次に図を参照しながら本発明の実施例について説明する
第2〜4図は本発明の実施例に係る半導体集積回路の説
明図であり、第5〜7図は本発明の実施例に係る半導体
装置の説明図である。
第2図は本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路図
であり、CMOSインバータ回路を示している。
図において、Tel、T23はpチャンネル型MOSト
ランジスタであり、’rzz、 T24はnチャンネル
型MO3)ランジスタである。L、は信号線であり、超
低抵抗材料を用いた配線(超低抵抗配線)である。RL
、は終端抵抗であり、特性抵抗50Ωに等しい抵抗値で
ある。VCCは電源電圧であり、例えばVcc−3Vと
し、各MO3)ランジスタ’rz+〜T”z4の閾値電
圧Vいは0.8vである。なお、終端抵抗RL、には、
電源電圧VCCの%の中間電位t、S Vを供給してい
る。また、この回路の場合、オン状態での各MOSトラ
ンジスタT2.〜T24等の駆動デバイスの内部抵抗は
、信号線L1の特性抵抗(50Ω)に等しくするように
素子寸法を設定している。
これにより、終端抵抗RLI =50Ωとインピーダン
スマツチングをして反射波を吸収している。
なお、特性抵抗は、例えば幅0.5μm、厚さ1μmの
導電層が0.6 μmの厚さの5iQtl!を介して接
地導体平面上にあったときの配線特有の抵抗値である。
次にこの論理回路の動作について説明すると、まず駆動
デバイスTitがオン、T2□がオフのときCMOSイ
ンバータの出力電圧はT2.の内部抵抗50Ωと終端抵
抗RL、=50Ωとにより分圧される。
ここで、信号線L1の特性抵抗を50Ωとすると、MO
S)ランジスタT’z+のオン抵抗を50Ωとしたとき
、MO5I−ランジスタTz+、 T’ztで構成され
るCMOSインバータの出力電圧は分圧効果により、中
間電位Vcc/ 2 =1.5 Vと電源電圧Vcc”
”3V17)中間(7)2.25Vとなる。コノときM
OSトランジスタTZ4は閾値電圧VLh以上の電圧が
ゲートに印加されてオンし、MOS)ランジスタT0は
ゲート・ソース間バイアスが3−2.25=0.75V
になって、闇値電圧Vt1.以下となるためカットオフ
する。
このようにして、超低抵抗配線を用いる信号線り、の終
端部に特性抵抗(=50Ω)に概略等しい終端抵抗RL
l=50Ωを接続している。このため伝送線路は特有の
特性抵抗と終端抵抗RL。
とによりインピーダンスマツチングすることができ反射
波を吸収することが可能となる。これにより歪みの無い
高速波形を次段の駆動デバイスに伝送することが可能と
なる。
さらに、終端抵抗RL、には論理振幅(電源電圧Vcc
)の2の中間電位V cc/ 2 = 1.5 V ヲ
供給しているため電源電圧VCCとスイッチングトラン
ジスタ’L+〜Tt4の闇値電圧Vいとの関係を概略4
1Vthl≧V cjとすることができ、無効消費電力
の増大を抑えることが可能となる。
第3図は本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路で
あり、同図(a)、(b)はバイポーラトランジスタを
用いたインバータ回路を示している。
同図(a)において、Q8、Q 31はpnp型トラン
ジスタであり、Q□、Q41はnpn型トランジスタで
ある。Lxは信号線であり、超低抵抗材料による配線で
ある。またR L zは終端抵抗であり、その抵抗値は
50Ωである。なおVCCは電源電圧であり、その値は
2.5vである。また、バイポーラトランジスタをシリ
コン系で形成すると、ベース・エミッタ間の電圧vIl
tは、V、>0.65Vでコレクタ電流が流れ始める。
このため、電源電圧VCCは2.6v以内とする。なお
、終端抵抗RLtに供給する中間電位Vcc/2は1.
25Vとなる。また、R11ISO□はバイポーラトラ
ンジスタ系のような電流入力型の素子の場合に、その入
力電流を規定する抵抗や容量である。
次にこの論理回路の動作について説明すると、スイッチ
ングトランジスタQ + Is Q t +がターンオ
ンしたとき、次段のトランジスタQ 31 s Q a
 +のベースに流れる電流r Bmaxは、終端抵抗R
L、に現れる例えば電圧値vLと電源電圧VCCO差か
らスイッチングトランジスタのベース・エミッタ間の電
圧v@tを差し引いた値と、入力電流を規定する抵抗値
R0とにより決定される。すなわちVcc  Vt  
 Vat 1  !@a11!R111 で表される。
例、t Lt’ t R電圧Vcc=2.5 V、Vt
 =0.625 V、Vii=0.65V、Rm+=2
 kΩとすると、スイ・ンチングトランジスタがターン
オンしたときにベースに流れる電流1 B*hxは61
3 μAとなる。
これにより、バイポーラトランジスタの電流増幅率h1
を50とすると、コレクタには最大31mAまで定常的
に流すことができる。
なお、容量C□はスピードアップコンデンサである。ま
た過渡状態において、高速波形(立ち上がり時間100
 (ps)単位)の信号は抵抗R11を通過せずに容量
C1よバイパスして、駆動トランジスタのベースにI 
1saxckりも大きい電流を瞬間的に流し、駆動トラ
ンジスタのターンオンを速くする。
これは人力信号の時間変化分が容量CI+又はC@□の
充放電を通じて直接駆動トランジスタのベースに与えら
れるために、抵抗Rs+によってクランプされる最大入
力電流T I11+ax以上の電流を瞬時にベースに流
れ込み、駆動トランジスタの導通を早めるためである。
このようにして、超低抵抗配線を用いる信号線L2の終
端部に特性抵抗(=50Ω)に概略等しい終端抵抗RL
x = 50Ωを接続している。このため伝送線路に特
有の特性抵抗と終端抵抗RL。
とによりインピーダンスマツチングすることができ、反
射波を吸収することが可能となる。これにより歪みのな
い高速波形を次段の駆動デバイスに伝送することが可能
となる。
さらに、終端抵抗RL、には論理振幅(電源電圧V c
c)の2の中間電位Vcc/ 2 =1.5 Vを供給
しているため電源電圧VCCと駆動トランジスタQ +
 l−Q s +のベース・エミッタ間の電圧V*t(
MOSトランジスタの闇値電圧Vいに相当)との関係を
概略41V□1≧VCCとすることができ、無効消費電
力の増大を抑えることが可能となる。
同図(b)は、バイポーラトランジスタを用いたインバ
ータの別の実施例を示している。なお、同実施例では、
同図(a)の実施例に比べてバイポーラトランジスタQ
 lz −Q a zのベースのクランプ抵抗R6と容
量CIとをpnp)ランジスタQ + t、Qatとn
pn )ランジスタQ10Qatとにより共通にしてい
る点で異なっている。また、信号線L3や終端抵抗RL
10電源電圧VCC1中間電位Vcc/2については、
同図(a)と同様であり、その基本的動作は同様である
第4図は本発明の第3の実施例に係る半導体集積回路の
説明図であり、バイポーラトランジスタを用いたECL
2人力NOR回路を示している。
図においてQ10Q、はnpn型バイポーラトランジス
タであり、入力トランジスタである。Q。
はnpn型バイポーラトランジスタであり、基準電位V
 r*fを供給して、入力トランジスタQ10Q2と定
電流源を形成するトランジスタQ6と共に差動増幅回路
を構成している。
また、Q4はnpn型バイポーラトランジスタ、Q、は
pnp型バイポーラトランジスタであり、このトランジ
スタQ、 、Qsによりコンプリメンタリ(相補性)出
力回路を構成している。なお、Dl、D2はトランジス
タQ、 、Qsに所定バイアスに保つレベルシフトダイ
オードである。また、Roは駆動デバイスの内部抵抗を
補正する出力抵抗である。L4は信号線であり、超低抵
抗材料を用いる配線である。
なお、コンプリメンタリ出力トランジスタQ4、Q、は
、第1.2図のようにインバーター形式の回路とは異な
り、エミッタフォロア接続となっている。したがってこ
の段での論理反転は行われない。
次にこの論理回路の動作について説明する。まず、エミ
ッタフォロアの出力インピーダンスZEOはトランジス
タの相互コンダクタンスgmの逆数であり、ターンオン
時のエミッタ電流を■1゜とすると、 Z!O= (g m) −’= ((了r to) −
’で表される。
但し、9:単位電荷1.602 Xl0−” (c )
k:ボルツマン定数1.38X10−”  (J/’C
)T:絶対温度〔°K] である。
ここで、信号線L4に超低抵抗配線を用いた場合、出力
インピーダンスZ7゜を高速波形を伝送する伝送線路の
特性インピーダンス50Ωとすると、エミッタ電流11
゜=0.517 mAを得ることができる。
従って、駆動トランジスタQ4又はQ、がオン状態の時
、約0.5mAのエミッタ電流を流すものとすれば、そ
の駆動トランジスタの出力インピーダンスZEOは伝送
線路(−信号線り、)とインピーダンスマツチングする
。しかし、エミ・νり電流を0.5mAと規定すると終
端抵抗RL、=50Ωに発生する出力電圧は25mVに
過ぎず、論理振幅が不足する。そこでバイポーラトラン
ジスタQ4又はQ、のエミッタ電流を増幅するために、
トランジスタQ、の定電流源により、エミッタ電流I2
0=5mAに設定する。
これにより終端抵抗RL4=50Ωの負荷に対して、電
圧振幅250mVが得られ、ECL振幅の入力レベルと
することができる。
なお、エミッタ電流I20=5mAのときのトランジス
タQ、 、Q、の出力インピーダンスは5Ωとなるため
、信号線L4の特性インピーダンスと整合しなくなる。
従って、特性抵抗5oΩとその出力インピーダンスとの
差5O−5=45 (Ω〕の出力抵抗R0を信号線L4
に挿入する。
これにより、信号線L4に超低抵抗材料を用いた場合で
も、特性抵抗と終端抵抗RL aとをインピーダンスマ
ツチングすることができる。
また終端抵抗RL、に供給する基準電圧V ratは第
1.2の実施例と異なり、−1Vとし、−1V±125
mV(論理振幅250mV)を得ている。
なお、駆動トランジスタQ、 、Q、の動作は、例えば
出力が“ビのときにはトランジスタQ4がオンし、終端
抵抗RL、に電流を供給し、トランジスタQ4のベース
・エミッタ間のバイアス電圧が若干(100mV〜20
0mV)増大する。一方トランジスタQ、のベース・エ
ミッタ間のバイアス電圧はこの分だけ減少し、Q、はカ
ットオフし、無効電流の発生が無くなる。
なお、この実施例では出力に直列に45Ωが入れられて
いるが、これをOとして出力抵抗R0を実質的に線路の
特性抵抗よりも十分に低い状態にしてもかまわない場合
がある。これは、駆動出力端でインピーダンスミスマツ
チングが生じている状態になるが、このとき負荷端での
信号反射がなければ(つまりインピーダンスミスマツチ
ングが少なく、入射電力のほとんどが終端抵抗(RL、
)で消費されて線路に反射する成分が無視できる程小さ
いとき)駆動出力部の大きなミスマツチングは実質的に
問題にならなくなるためである。
これは第1の実施例(第2図)についても言え、MOS
)ランジスタT21、Tttの内部抵抗が必ずしも線路
の特性抵抗RL、と等しくなくても良いことを示してい
る。もしMOS)ランジスクT2I、T、の内部抵抗が
線路よりも低ければ、負荷端に現れる振幅はMOS)ラ
ンジスタT’z+、T2□の内部抵抗と終端抵抗の関係
で第1の実施例の値よりも大きくなる。これによってM
O3’)ランジスタTel、TZ□より強力にゲートを
ドライブされるため、より内部抵抗を下げる働きをする
。またこれに対応してMOSトランジスタTit、Tz
□の闇値を小さくすることができるので、より良い方向
に向かう。つまり駆動トランジスタの内部抵抗は線路と
ミスマツチングしても線路の特性抵抗よりも低くするこ
とができる。
このようにして、超低抵抗配線を用いる信号線L4の終
端部に特性抵抗(=50Ω)に概略等しい終端抵抗RL
、=50Ωを接続している。このため伝送線路に特有の
特性抵抗と終端抵抗RL。
とによりインピーダンスマツチングをすることができ反
射波を吸収することが可能となる。これにより、歪みの
無い高速波形を次段の駆動デバイスに伝送することが可
能となる。
第5図は本発明の第1の実施例に係る半導体装置の構造
図であり、CMOSインバータ回路を構成する半導体デ
バイスの平面図を示している。
図において、T、はPチャンネルMOSトランジスタで
あり、T11はnチャンネルMO3I−ランジスタであ
る。またL11は超低抵抗配線であり、14は電源VC
Cや■5.を供給するアルミ配線である。
RL、は終端抵抗を示している。なお、終端抵抗RL1
1はMO3I−ランジスタのゲート電極Gを構成する不
純物イオンをドープしたポリSi膜等と共有して形成さ
れ、その一端に電源電圧■。、の2の電位が供給されて
いる。また終端抵抗RL11=50ΩはポリSi膜より
形成される拡散抵抗、例えばシート抵抗15Ω/口を幅
1に対して、長さ3.33 (15X3.33= 50
Ω)とすることにより得られる。
このようにして、ゲート電極を構成するポリSi膜によ
り形成される終端抵抗RL11を半導体基板に設けてい
る。このため終端抵抗50Ωは不純物イオンを含有した
ポリSi膜により形成される拡散抵抗、例えばそのシー
ト抵抗15Ω/口を3個直列に並べることにより超低抵
抗材料を用いる信号線L11の終端部にゲート電極Gと
共有して形成することが可能となる。
第6図は本発明の第2の実施例に係る半導体装置の構造
図である。なお、同図(a)はバイポーラトランジスタ
素子Q1゜の平面図であり、同図(b)はその断面図で
ある。
図において、Q Ioはバイポーラトランジスタ、Ll
1は超低抵抗材料を用いる信号線であり、RL1□は終
端抵抗を示している。なお終端抵抗RL+tは例えばエ
ミッタ電極と同時に不純物イオンをドープしたポリSi
膜15によりベース電極に接合して形成する。
このようにして終端抵抗50Ω、ポリSi膜15に不純
物イオンをドープした拡散抵抗、例えば、そのシート抵
抗15Ω/口を3個直列に並べることにより、超低抵抗
材料を用いる信号線LzIの終端部(ベース電極)に、
エミッタ電極と同時工程により形成することが可能とな
る。
第7図は、本発明の第3の実施例に係る半導体装置の構
造図である。なお同図(a)はSST構造のバイポーラ
トランジスタQ20の平面図、同図(b)はその断面図
を示している。
図において、Q20は外部ベース電極B、エミッタEを
有するSST構造のバイポーラトランジスタ、L31は
超低抵抗材料を用いる信号線であり、RL+iは終端抵
抗を示している。なお、終端抵抗RL10は、外部ベー
ス引出電極Bを形成する不純物イオンをドープしたポリ
Si膜16を共有して設けられている。またその終端抵
抗RLI3の一端には、論理振幅の2の電源が接続され
ている。
このようにして、外部ベース引出電極Bを構成するポリ
Si膜16により形成される終端抵抗RL13を半導体
基板に設けている。このため、終端抵抗50Ωを、不純
物イオンを含有したポリSi膜により形成される拡散抵
抗、例えばそのシート抵抗15Ω/口を3個を直列に並
べることにより、超低抵抗材料を用いる信号線L+3の
終端部に外部ベース電極Bと共有して形成することが可
能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、信号線に超低抵抗
を用いても、その終端部に終端抵抗を接続し、電源電圧
の%の電圧を供給しているので、反射波を吸収すること
ができる。これにより高速波形を歪み無しに次段の駆動
デバイスに伝送することが可能となる。
また本発明によれば、終端抵抗は拡散抵抗によって駆動
デバイスの入力点に設けることができる。
これにより駆動点において、高速信号波形を忠実に追従
動作させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路の原理図、第2図は本
発明の第1の実施例に係る半導体集積回路図、 第3図は本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路図
、 第4図は本発明の第3の実施例に係る半導体集積回路図
、 第5図は本発明の第1の実施例に係る半導体装置の構造
図、 第6図は本発明の第2の実施例に係る半導体装置の構造
図、 第7図は本発明の第3の実施例に係る半導体装置の構造
図、 第8図は従来例に係る半導体集積回路とその半導体装置
の説明図、 第9図は従来例に係る問題点を説明する図である。 (符号の説明) T−、T+ 、 T3 、 TZl、  T23・・・
pチャンネル型MOS)ランジスタ、 T11、 Tz 、 Ta 、 Tzt、 Tza”’
nチャンネル型MOS)ランジスタ、 Q10、Q20・・・バイポーラトランジスタ、Q11
、 Q31. Q10. Q32. QS ・=T’ 
n P型バイポーラトランジスタ Q10、Q10、Q10、Q10、Q、−Q10Qa 
−°゛npn型バイポーラトランジスタ、 D I”” D x・・・レベルシフトダイオード、L
・・・信号線、 12、  Ll”−L4.L11’=L*、・・・信号
線(超低抵抗配線)、 RL、RL、−RL10RLII〜RLI3・・・終端
抵抗、 1.14・・・Aj2配線、 2・・・層間絶縁膜、 2a・・・PSG膜、 2b・・・Si0g膜、 3・・・駆動源、 4・・・反射波、 5・・・An配線の応答波形、 6 ・A fi配!Jl (77K) +71応答波形
、7・・・超低抵抗配線の応答波形、 11.13・・・駆動デバイス、 15.16・・・ポリSi膜(多結晶半導体膜)、VC
C・・・電源電圧、 Vcc/2・・・中間電圧、 V rat・・・基準電圧、 γ。・・・等価寄生抵抗、 C,・・・等価寄生容量、 Zl・・・入力インピーダンス、 C,、C□+CI!・・・容量(スピードアップコンデ
ンサ)、 Rs 、  Rm+、  R−z=’抵抗(クランプ抵
抗)、Ro・・・出力抵抗。 第  1  図 オぐイごつ月0S36グの窒化拶・11−イ弄る。ギ1
1捲算オf回丁各(わ第2図 VCC/2畦25Vfmaz VcC/2.1.25y (b) 不発叩ω拓Zの亥姥例しく踵6平箒坏隻稽回訪図第3図 14アルミ貿痒槃 不全叩の閤!■Y党4列+:IiSギ薄装置のaI口第
5図 Q+0 (b) Q20 {615トヨ目とろ%3tへ′少′肩イPイク11て石
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1Sク第  8 図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の駆動デバイス(11、13)及び超低抵抗
    配線(12)が同一基板上に集積され、前記超低抵抗配
    線(12)の終端部には、該配線(12)の特性抵抗に
    概略等しい終端抵抗(RL)が接続されていることを特
    徴とする半導体集積回路。
  2. (2)前記終端抵抗(RL)には、前記超低抵抗配線(
    12)に伝送する信号の論理振幅(Vcc)の概略1/
    2に近似する中間電位(Vcc/2)に接続されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載する半導
    体集積回路。
  3. (3)前記終端抵抗(RL)は50〔Ω〕であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載する半導体集積
    回路。
  4. (4)前記駆動デバイス(11、13)のターンオン時
    の内部抵抗がこれに接続される超低抵抗配線(12)の
    特性抵抗よりも低いことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載する半導体集積回路。
  5. (5)駆動デバイス(T_p、T_n、Q_1_0又は
    Q_2_0)と、超低抵抗材料による配線(L_1_1
    、L_2_1又はL_3_1)と、多結晶半導体膜によ
    り形成される終端抵抗(RL_1_1、RL_1_2又
    はRL_1_3)とを具備することを特徴とする半導体
    装置。
  6. (6)MOSトランジスタ(T_p、T_n)のゲート
    電極(G)を構成する多結晶半導体膜を用いて終端抵抗
    (RL_1_1)が形成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項に記載する半導体装置。
  7. (7)バイポーラトランジスタ(Q_1_0)のエミッ
    タ電極(E)を構成する多結晶導電体膜(15)を用い
    て終端抵抗(RL_1_2)が形成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項に記載する半導体装置。
  8. (8)バイポーラトランジスタ(Q_2_0)の外部ベ
    ース引出電極(B)を構成する多結晶半導体膜(16)
    を用いて終端抵抗(RL_1_3)が形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載する半導体
    装置。
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