JPH01169622U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は、この考案の第１の実施例に係るクラ
ツチの縦断面図、第２図は第１図の―線に沿
つた断面図、第３図は同上の部分拡大断面図、第
４図は同上の作動状態を示す断面図、第５図は同
上の保持器の一部を示す平面図、第６図は同上の
保持器の他の例を示す一部分の平面図、第７図は
この考案に係るクラツチを電動パワーステアリン
グ装置に組込んだ状態の概略図、第８図は同上の
クラツチの第２の実施例を示す縦断正面図、第９
図は第８図の―線に沿つた断面図、第１０図
は同上クラツチの第３の実施例を示す縦断正面図
、第１１図は同上クラツチの第４の実施例を示す
縦断側面図、第１２図は従来の電動パワーステア
リング装置を示す概略図である。 １１……クラツチ外輪、１２……クラツチ内輪
、１５……保持器、２１，２１′……円筒面、２
２，２２′……カム面、２４……正回転伝達用カ
ム部材、２５……逆回転伝達用カム部材、Ａ……
回転方向すきま、３０，３０′，３０″……トル
ク設定弾性部材。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. クラツチ外輪とその内側に組込んだクラツチ内
   輪との間に筒形保持器を組込み、クラツチ外輪の
   内径面とクラツチ内輪の外径面における一方に複
   数のカム面を設け、他方に円筒面を形成し、その
   カム面と円筒面間に、クラツチ外輪とクラツチ内
   輪のうち、円筒面を有する側の部材の正転時にカ
   ム面と円筒面のそれぞれにカム係合する正回転伝
   達用カム部材と逆転時にカムに係合する逆回転伝
   達用カム部材を配置し、上記保持器には、上記カ
   ム部材を単独に収容するポケツトを設け、このポ
   ケツト内にカム部材がカム面と円筒面に係合する
   方向にカム部材を偏向するスプリングを組込み、
   上記保持器と前記カム面を有する側の部材とを回
   転方向すきまをもつて係合し、この互に係合する
   部材間に、その両部材を上記回転方向すきまの中
   立位置に保持すると共に、設定トルクを超えた回
   転力が付与されたとき上記回転方向すきまが無く
   なるまで弾性変形するトルク設定弾性部材を設け
   、前記中立位置において、ポケツト内に収容され
   たカム部材がカム面および円筒面に対して非係合
   の状態に保持されていることを特徴とするクラツ
   チ。