JPH01169115A - 動力伝達軸 - Google Patents

動力伝達軸

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Publication number
JPH01169115A
JPH01169115A JP33358087A JP33358087A JPH01169115A JP H01169115 A JPH01169115 A JP H01169115A JP 33358087 A JP33358087 A JP 33358087A JP 33358087 A JP33358087 A JP 33358087A JP H01169115 A JPH01169115 A JP H01169115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power transmission
transmission member
yoke
periphery
over
Prior art date
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Pending
Application number
JP33358087A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Sugimoto
幸弘 杉本
Katsuya Nishiguchi
勝也 西口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP33358087A priority Critical patent/JPH01169115A/ja
Publication of JPH01169115A publication Critical patent/JPH01169115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は少なくとも2本の動力伝達部材を結合してなる
動ツノ伝達軸の改良に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、自動車用プロペランヤフトにおいては、第8図に
示すように、金属製ヨーク(内側動力伝達部材)1のメ
ススプライン部1aに金属製パイプ部+4(外側動力伝
達部材)3のオススプライン部3aを嵌入して結合する
もの(実開昭59’−98127号公報参照)が提案さ
れている。
ところで、ヨークが鉄製であり、パイプ部材がアルミニ
ウム合金製である場合、異種金属同志である両者間の結
合部での腐食か問題となる。
即ち、アルミニウム合金は電極電位が低く陽極的である
のに対して、鉄は電極電位が高く陰極的であるために、
結合部に水が入ると、両金属の電極電位の差により、金
属の陽極となっている部分から陰極となっている部分へ
水を通して電流が流れて画部分に1つの電気回路が形成
され、この回路を通じて電流が流れている間は陽極とな
っている金属(アルミニウム合金)の部分が侵食されろ
、つまり電気化学的腐食が起こるのである。
また、ヨークとパイプ部材がスプライン結合であれば、
高負荷時に強度不足で結合部がずれるという問題もある
(発明の目的) 本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、鉄
製の内側動力伝達部材とアルミニウム製の外側動力伝達
部材の結合部に電気化学的腐食がおこるのを未然に防止
するとともに、両部材の塑性結合部の結合力を向上させ
ることを基本的な目的とするものである。
(発明の構成) このため本発明は鉄製の内側動力伝達部材の外周部にセ
レーション部が形成され、該セレーション部に、アルミ
ニウム製の外側動力伝達部材の内周部が外嵌きれて両者
が塑性結合されており、該塑性結合部の外側動力伝達部
材の外周部と、これに近接する内側動力伝達部材の外周
部にまたがってリング部材が圧入もしくは焼ばめにより
装着されていて、該リング部材がステンレス鋼、クロム
メッキした金属材料、ダクロ処理した金属材料、及び窒
化処理した金属材料からなる群から選ばれた少なくとら
1種の金属材料でなることを特徴とずろらのである。
(発明の作用・効果) 本発明は、鉄製の内側動力伝達部材とアルミニウム製の
外側動力伝達部材の塑性結合部の外側動力伝達部材の外
周部に不発防錆材である金属製リング部材を圧入もしく
は焼ばめにより装着するようにしたものである。
したがって、不発錆材からなる金属製リング部材により
、塑性結合部に電気化学的腐食が起こるのが未然に防止
され、外側動力伝達部材の耐食性が向上して、信頼性の
高い動力伝達軸(プロペラシャフト等)を得ることがで
きる。
また、内側動力伝達部材のセレーション部に外側動力伝
達部材を充分に食い込ませて塑性結合し、その後に金属
製リング部材を圧入等で装着するので、内側動力伝達部
材に対する外側動力伝達部材の結合力が向上し、高負荷
のねじりトルク等にも強い構造となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
第1図〜第3図に示すように、自動車用プロペラシャフ
トのヨーク(内側動力伝達部材)10は鉄製であり、パ
イプ部材(外側動力伝達部材用1はアルミニウム合金製
である。上記ヨーク10aの外周部には、全周にわたっ
て所定のピッチで軸方向のセレーション部10bが形成
されている。
上記ヨークlOの材質は545Cとし、パイプ部材2の
材質はA6061材とし、ヨークlOは鍛造、パイプ部
材11は押し出しで製造した後、T6処理をするのが好
ましい。
一方、上記パイプ部材11の外周部と、これに近接する
ヨークlOの外周部とにまたがって圧入もしくは焼ばめ
される金属製リング部材13が設けられる。
該金属製リング部材13は不発防錆材で形成されている
不発防錆材としては、電圧差の少ない材料、例えばステ
ンレス鋼、クロムメッキした金属材料、ダクロ処理した
金属材料、窒化処理した金属材料がある。
そして、第4図に示すように、ベース基板18に取付け
られた治具14.14にパイプ部材11の中間部分を支
承し、該パイプ部材IIの両端部11a、11aにヨー
ク10.10の軸部10a、10aをそれぞれ嵌入し、
かしめ用可動グイ15を矢印方向に移動させて端部11
aを縮径方向に絞り込んでかしめてゆくと、該端部11
aの内周部がヨーク10のセレーション部tabに嵌り
合うように塑性加工されてゆき、ヨーク!0に対してパ
イプ部材11が塑性結合される(第3図参照)。なお、
16はヨーク10の軸方向移動を防止するヨーク押さえ
部材である。
その後、第5図に示すように、リング部材13を保持し
た可動グイ17を矢印方向に移動させて、塑性結合部の
パイプ部材11の外周部とこれに近接するヨーク10の
外周部とにまたがって圧入もしくは焼ばめにより装着す
る。
なお、ヨークlOに加工するユニバーサルジョイン取付
は用穴10cの仕上げ加工は、かしめ及びリング部材1
3の装着後に行う。
今、電気化学的腐食の防止効果を確認するために、下記
の条件で塩水噴霧腐食実験を行った。
ヨーク10の材質を345Cとし、パイプ部材11の材
質をA6061材としてT6処理をした、リング部材1
3はダクロクイズ処理をした鋼5T44である。
なお、比較試料として、リング部材13がないもの(比
較試料・・・第6図参照)と、リング部材13に表面処
理をしていないもの(比較試料・・・第7図参照)を同
時に評価した。
塩水噴霧を約tooo時間行った結果、水室のもの(第
1図参照)ではパイプ部材11に腐食が発生しなかった
が、比較試料lのものは、ヨーク10とパイプ部材11
の境界部に異種金属接触による腐食aが発生した。
また、比較試料2のものは、リング部材13゜とパイプ
部材11の境界部に異種金属接触による腐食すが発生し
た。
なおヨークlOとパイプ部IIIにまたがってリング部
材13を圧入等するので、ヨーク10とパイプ部1+1
1の間の結合力が向上し、高負荷のねしりトルクが作用
してもパイプ部材11の端部11aが拡径するおそれが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプロペラシャフトの側面断面図、
第2図は第1図の1−1線断面図、第3図は第2図のA
部拡大図、第4図はヨークとパイプの塑性結合装置の側
面図、第5図はリング部材の装管装置の側面図、第6図
及び第7図は比較試料であるプロベランヤフト側面断面
図、第8図は従来のプロペラシャフトの側面断面図であ
る。 10・・・ヨーク(内側動力伝達部材)、10a・・・
軸部、10b・・・セレーション部、11・・・パイプ
部材(外側動力伝達部材)、11a・・・端部、13・
・リング部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄製の内側動力伝達部材の外周部にセレーション
    部が形成され、該セレーション部に、アルミニウム製の
    外側動力伝達部材の内周部が外嵌されて両者が塑性結合
    されており、 該塑性結合部の外側動力伝達部材の外周部と、これに近
    接する内側動力伝達部材の外周部とにまたがってリング
    部材が圧入もしくは焼ばめにより装着されていて、該リ
    ング部材がステンレス鋼、クロムメッキした金属材料、
    ダクロ処理した金属材料、及び窒化処理した金属材料か
    らなる群から選ばれた少なくとも1種の金属材料でなる
    ことを特徴とする動力伝達軸。
JP33358087A 1987-12-24 1987-12-24 動力伝達軸 Pending JPH01169115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33358087A JPH01169115A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 動力伝達軸

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33358087A JPH01169115A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 動力伝達軸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01169115A true JPH01169115A (ja) 1989-07-04

Family

ID=18267633

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33358087A Pending JPH01169115A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 動力伝達軸

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JP (1) JPH01169115A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6364779B1 (en) 2000-01-31 2002-04-02 American Axle & Manufacturing, Inc. Aluminum propeller shaft with constant velocity joint

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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