JPH01168357A - 文書細断機の細断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、不要文書（図面等も含む）を細断して解読不
能にする文書細断機における細断装置に関するものであ
る。

〈従来技術〉 従来の文書細断機における着脱自在な細断装置としては
次のものが知られている。

（１）実公昭５１−１１０８２号に記載の細断装置周溝
を設けた一対、の送込みローラーと、その周溝内に両刃
または薄い円形切刃を臨ませた技術（２）特公昭５１−
５５４４号に記載の細断装置一対の引込みローラーと、
その外側に上向きに弾発押上刃を有した台板とを配設し
、その上に複数の小力を配設した技術 （３）実公昭５６−５１９０３号に記載の細断装置互に
対向する一対の回転円形切刃のうち一方の円形切刃の支
持装置は固定し、他方の円形切刃の支持装置を移動可能
とし、その紙詰移動時に過負荷検出装置が動作して円形
切刃の回転を逆転させる技術 〈　発明が解決しようとする問題点　〉しかし、上記の
従来技術の如く、多枚数の円形切刃を回転させながら細
断する機構は、次の問題点があった。

（１）円形切刃の製作費、多枚数の円形切刃を所定間隔
に組立る組立費、円形切刃を回転させるための装置の費
用等によりコスト高となる。

（２）所定間隔の周溝に円形切刃を組込むには、円形切
刃とスペーサーの厚みには高精度が要求される。

（３）円形切刃の磨耗等による交換およびメンテナンス
が容易でない。

（４）回転円形切刃の支持装置を可動式にした場合は、
細断巾に円形切刃が回転しながら移動するので、その支
持装置の付勢ばねの付勢力は常に正確な値が要求され高
価となる。

そこで、本発明は、細断刃は固定刃にすると共にこれに
は市販品を使用することができ、回転しない固定刃を可
動支持式とすることによりその可動支持用の付勢力には
正確な値が要求されず安価にできる細断装置の提供を目
的としている。

〈　問題点を解決するための手段　〉 本発明による問題点解決手段は、第１図ないし第５図の
如く、本体１に形成された細断用紙供給口５に近接して
回転自在に支持された駆動搬送ローラー２およびこれに
圧接された従動搬送ローラー３と、該搬送ローラー２，
３の軸方向に細断巾ピツチＰで凹設された複数の周溝２
　ｂ、　３　ｂと、前記駆動搬送ローラー２の回転駆動
装置Ａと、前記搬送ローラー２，３による細断用紙搬送
方向りに対して鋭角θの刃面１１ａを有するよう前記各
周溝２　ｂ、　３　ｂ内に配された固定刃１１と、該固
定刃１１を前記本体１に取付ける取付装置Ｆとを具えで
いる。

そして、前記取付装置Ｆは、固定刃１１を駆動搬送ロー
ラー２と従動搬送ローラー３の接点側へ付勢しながら前
記細断用紙搬送方向りに移動自在に支持するように構成
され、前記固定刃１１が紙詰等で一定値に以上移動した
ときにこれを検出する過負荷検出装置Ｑと、該過負荷検
出装置Ｑの出力信号により駆動搬送ローラー２と従動搬
送ローラー３を逆転させる安全装置Ｎとが設けられてい
る。

〈作用〉 上記問題点解決手段において、供給口５より所定枚数の
細断用紙Ｂを投入すると、駆動搬送ローラー２と従動搬
送ローラー３の搬送力により、細断用紙Ｂは駆動搬送ロ
ーラー２と従動搬送ローラー３の接している中心部へと
送り込まれる。送り込まれてきた細断用紙Ｂは、周溝２
　ｂ、　３１１内の固定刃１１の刃面１１ａに当る。刃
面１１ａは、駆動搬送ローラー２と従動搬送ローラー３
が接している部分内に交差させであるため、刃面１１ａ
に当った細断用紙Ｂは、駆動搬送ローラー２と従動搬送
ローラー３に搬送されながら、複数の固定刃１１間に設
定されたピッチ巾Ｐで細断され、その細断屑は、排出口
６を通過し、買収容箱７内に落下し堆積する。

次に、第２図の如く、誤って、細断用紙Ｂが能力以上に
投入されたとき、または固定刃１１の切れ味が低下して
いたときは、駆動搬送ローラー２および従動搬送ローラ
ー３と固定刃１１の刃面１１ａとの間に所定値以上の細
断用紙Ｂが挾まれ、支持体１２の検出動作片２４が一定
値に以上移動すると、検出動作片２４の先端が検出スイ
ッチＳ１をオンする。そして、この検出スイッチＳ１が
オンすると、すなわち過負荷検出装置Ｑが動作すると、
モーター４は逆転を行う。すなわち、安全装置が動作し
、紙詰りを解消し、部品の破損を防止する。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。

まず、第１図ないし第５図に基いて、本発明の第一実施
例を説明する。第１図は第一実施例の細断装置を具えた
文書細断機の正常時縦断側面図、第２図は同じく紙詰り
時の縦断側面図、第３図は同じく細断装置の駆動搬送ロ
ーラー、従動搬送ローラーおよび固定刃ユニットの斜視
図、第４図は同じく電気回路図、第５図は同じくデイレ
−コイルの動作タイムチャートである。

図において、細断装置を有する文書細断機は、本体１と
、該本体１に内蔵された一対の駆動撤退ローラー２およ
びこれに圧接された従動搬送ローラー３と、その回転駆
動装置Ａである駆動用モーター４と、固定刃ユニツ）Ｕ
と、前記駆動搬送ローラー２および従動搬送ローラー３
の入口側で、前記本体１に形成された〃イド板５ａ、５
ｂからなる細断用紙供給口５（可能な細断用紙枚数を規
制されている）と、前記駆動搬送ローラー２の出口側で
、前記本体１に形Ｉ＆された〃イド板６ａ、６ｂからな
る細断屑排出口６と、前記本体１の下部に出し入れ自在
に収納された層数容箱７（または買収容室）とを具えて
いる。

前記駆動搬送ローラー２は、モーター４に接続されたプ
ーリ８とローラー紬２ａに接続されたプーリ９と該プー
リ８，９に巻き付けられたベルト１０により、ローラー
紬２ａに固定された駆動搬送ローラー２は、矢印Ｅ１方
向に回転し、また前記駆動搬送ローラー２に接触してい
る従動搬送ローラー３はローラー紬３ａと共に矢印Ｅ２
方向に回転する。

前記駆動搬送ローラー２と従動搬送ローラー３は、紬２
ａ、３ａに交互に固定された複数個のゴム製円板２　（
！ｔ　３　ｃと合成樹脂製スペーサ２　ｄ、　３　ｄか
らなり、該スペーサ２ｄ、３ｄに対応した所定間隔Ｐの
対向する周溝２　ｂ、　３　ｂを有し、その周溝２　ｂ
、　３　ｂの巾は固定刃１１の厚みより少し広く設定さ
れている。

前記周溝２　ｂ、　３　ｂ内には細断用紙搬送方向りに
鋭角θの刃面１１ａを有する平行四辺形の鋼製固定刃１
１と、該固定刃１１の多数枚を成型時に固定した合成樹
脂製支持体１２とからなる固定刃ユニッ）Ｕが設けられ
ており、刃面１１ａの一部（（、ＩＪ断部）が、前記駆
動搬送ローラー２と従動搬送ローラー３の接触している
範囲内で、これらの外周円と交差した状態に位置してい
る。

前記固定刃１１は、前記本体１に形成された凹形の開閉
カバ−１３付装着室１４に固定されたユニットケース１
５内に摺動自在に挿入されている。

そして、細断時に刃面１１ａに当る細断用紙Ｂに押し出
されないように、固定刃ユニツ）Ｕの支持体１２に突設
されたばね座１２ａと前記カバー１３の内面との間に圧
縮形押材ばね１７が介装され、該押付ばね１７はカバー
１３に止片１３ａにより固定され、カバー１３はヒンジ
１３ｂにより本体１に回動自在に支持され、該カバー１
３の上部は止ねじ１８により本体１のナラ）ｌｃに着脱
自在に固定され、これにより前記取付装置Ｆが構成され
ている。また固定刃１１は、ユニットケース１５に設け
られた固定刃突出孔１５１）より突出した状態にあり、
前記周溝２　ｂ、　３　ｂ内に挿入されている。

すなわち、取付装置Ｆは、固定刃１１を駆動搬送ローラ
ー２と従動搬送ローラー３の接点側へ付勢しながら前記
細断用紙搬送方向りに移動自在に支持するように構成さ
れている。そして、前記固定刃１１が紙詰等で一定値に
以上移動したときにこれを検出する過負荷検出装置Ｑと
、該過負荷検出装置Ｑの出力信号により駆動搬送ローラ
ー２と従動搬送ローラー３を逆転（または停止）させる
安全装置Ｎ（第４図）とが設けられている。

前記過負荷検出装置Ｑは、前記カバー１３の内面に装着
された復帰形の検出スイッチＳ１と、該スイッチＳ１の
動作片に先端が対向するよう前記支持体１２の後部中央
に突設された検出動作片２４とからなり、誤って細断用
紙Ｂが能力以上に投入され、固定刃１１の摩耗等により
細断用紙が細断されなかったとき、駆動搬送ローラー２
と従動搬送ローラー３と固定刃１１の刃面１１ａとの間
に所定値以上の細断用紙Ｂが挟まれ、固定刃１１と支持
体１２とが一体的に後退して検出動作片２４が一定値に
以上移動すると、検出動作片２４の先端が検出スイッチ
Ｓ１をオンするよう構成されている。

また、第４．５図により前記安全装置Ｎを説明する。第
５図の電気回路図において、ＡＣは電源、４は前記駆動
搬送ローラー駆動用モーターであり、復帰型の細断スイ
ッチＳ２とリレーコイルＲ１が直列接続され、該リレー
コイルＲ１には常開接点Ｒ１ｌａ、Ｒ１２ａが有せしめ
られ、前記検出スイッチＳ１と直列にデイレ−コイルＲ
２が接続され、該デイレ−コイルＲ２には常開接点Ｒ２
−１ａ％Ｒ２２ａ、Ｒ２３ａと常閉接点Ｒ２−１ｂ、Ｒ
２−２ｂ、Ｒ２−３ｂとが有せしめられ、上記により前
記安全装置Ｎが構成されている。

上記において、本発明の実施例を要約すれば、細断装置
は、本体１に形成された細断用紙供給口５に近接して回
転自在に支持された駆動搬送ローラー２およびこれに圧
接された従動搬送ローラー３と、該搬送ローラー２．３
の軸方向に細断巾ピツチＰで凹設された複数の周溝２　
ｂ、　３　ｂと、前記駆動搬送ローラー２の回転駆動装
置Ａと、前記搬送ローラー２，３による細断用紙搬送方
向りに対して鋭角θの刃面１１ａを有するよう前記各周
溝２　ｂ、　３　ｂ内に配された固定刃１１と、該固定
刃１１を前記本体１に取付ける取付装置Ｆとを兵えてい
る。

そして、前記取付装置Ｆは、固定刃１１を駆動搬送ロー
ラー２と従動搬送ローラー３の接点側へ付勢しながら前
記細断用紙搬送方向りに移動自在に支持するように構成
され、前記固定刃１１が紙詰等で一定値に以上移動した
ときにこれを検出する過負荷検出装置Ｑと、該過負荷検
出装置Ｑの出力信号により駆動搬送ローラー２と従動搬
送ローラー３を逆転（または停止）させる安全装置Ｎと
が設けられている。

なお、第１図に示す様に、一対の駆動搬送ローラー２と
従動搬送ローラー３の接点での接線と固定刃１１の直線
状刃面１１ａとのなす鋭角θは、５度〜８５度であれば
よく、好ましくは１０度〜７０度、更に最適には２０度
〜４５度が良い。

次に作用を説明すると、第１図において、供給口５より
所定枚数の細断用紙Ｂを投入すると、駆動搬送ローラー
２と従動搬送ローラー３の搬送力により、細断用紙Ｂは
駆動搬送ローラー２と従動搬送ローラー３の接している
中心部へと送り込まれる。送り込まれてきた細断用紙Ｂ
は、周溝２ｂ。

３ｂ内の固定刃１１の刃面１１ａに当る。刃面１１ａは
、駆動搬送ローラー２と従動搬送ローラー３が接してい
る部分内に交差させであるため、刃面１１ａに当った細
断用紙Ｂは、駆動搬送ローラー２と従動搬送ローラー３
に搬送されながら、複数の固定刃１１間に設定されたピ
ッチ巾Ｐで細断され、その細断屑は、排出口６を通過し
、腐敗容箱７内に落下し堆積する。

上記の状態は、第４図においては、細断スイッチＳ２を
オンすること１こより、リレーコイルＲ１が励磁され、
常開接点Ｒ１−１ａ、Ｒ１−２ａが閉成され、モーター
４が稼動し細断を行っている。

次に、第２図の如く、誤って、細断用紙Ｂが能力以上に
投入されたとき、または固定刃１１の切れ味が低下して
いたときは、駆動搬送ローラー２および従動搬送ローラ
ー３と固定刃１１の刃面１１ａとの間に所定値以上の細
断用紙Ｂが挟まれ、支持体１２の検出動作片２４が一定
値に以上移動すると、検出動作片２４の先端が検出スイ
ッチＳ１をオンする。そして、この検出スイッチＳ１が
オンすると、すなわち過負荷検出装置Ｑが動作すると、
！＠４図において、デイレ−コイルＲ２が励磁され、そ
の常閉接点Ｒ２−１ｂが開成され、その結果リレーコイ
ルＲ１を励磁することができなくなり、その常開接点Ｒ
１ｌａ、Ｒ１−２ａが開成されると同時に、常開接点Ｒ
２−１ａ、　Ｒ２−２ａ、Ｒ２−３ａが閉成され、常閉
接点Ｒ２−２ｂ。

Ｒ２−３ｂが開成され、モーター４は逆転を行う。

すなわち、安全装置が動作し、紙詰りを解消し、部品の
破損を防止する。

第５図はデイレ−コイルＲ２の動作タイムチャートを示
しており、紙詰り状態からモーター４が逆転して紙詰り
が終了し、過負荷検出スイッチＳ１がオフとなってから
、設定時間を分だけ遅れてデイレ−コイルＲ２の各接点
が復帰し、その時間り分だけ逆転を行う時間が延びるの
で、詰った細断用紙が確実に排出される。再び細断を行
うときは、細断スイッチＳ２をオンさせる。

次に、固定刃１１が磨耗して切れ味が低下した場合に新
品と交換するために、固定刃ユニツ）Ｕを離脱させる際
は、止ねし１８を外し、カバー１３を開け（第１図仮想
線図示）、固定刃ユニッ）Ｕの支持体１２の後部を持っ
て引き出す６次に新品の固定刃ユニツ）Ｕをユニットケ
ース１５に挿入した後は、押付ばね１７を圧縮しながら
カバー１３を閉じ、止ねじ１８を締付けると装着完了で
ある。

次に、第６，７図により、本発明の第二実施例を説明す
ると、これにおいては、安全装置Ｎには、過負荷検出装
置Ｑの動作（紙詰り）回数を計数するカウンターＴと、
該カウンターＴの計数値が予め設定された設定値に達し
たときに固定刃１１の寿命を報知する報知装置Ｉ−（固
定刃交換表示ランプ）が含まれている。

すなわち、この第二実施例は、上記第一実施例の第４図
の電気回路に対して、過負荷検出装置Ｑの動作回数を計
数するカウンターＴと、固定刃交換時にカウンターＴを
リセットするリセットスイッチＳ３と、交換すべき時が
来たことをオペレーターに表示する報知装置りと、デイ
レ−コイルＲ２の常開接点Ｒ２−４ａが追加されたもの
である。

その他の構成と作用は上記第一実施例と同様である。

したがって、この第二実施例においては、細断用紙の紙
詰りか発生する都度、モータ４は逆転して紙詰りを解消
するので、過負荷検出スイッチＳ１がオン・オフを繰り
返す、これにともないデイレ−コイルＲ２の常開接点Ｒ
２−４ａもオン・オフを繰り返し、その信号がカウンタ
ーＴに入力される。カウンターＴには予めｎという数値
が設定されており、第７図に示す様に、０回だけ紙詰り
か発生すると、報知装置Ｌ（固定刃交換表示ランプ）が
点灯し、固定刃１１の寿命をオペレーターに知らせる。

固定刃１１を交換した後に、リセットスイッチＳ３を押
すと、報知装置りは消灯する。

一般的に、文書細断機は、過負荷時や細断用紙詰り時に
固定刃１１の刃折れが発生しやすい傾向に有り、その頻
度に応じて固定刃１１を交換することは、固定刃１１寿
命に対して合理的な判断方法である。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。

例えば、本発明においては、安全装置Ｎとして電磁クラ
ッチを採用しても良い。また検出スイッチとしては、光
センサー等を利用しても良い。

〈発明の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明は、本体に回転自
在に支持された一対の搬送ローラーと、これら搬送ロー
ラーの軸方向に細断巾ピッチで凹設された複数の周溝と
、前記搬送ローラー用の回転駆動装置と、前記搬送ロー
ラーによる細断用紙搬送方向に対して刃面を有するよう
前記各周溝内に配された固定刃と、該固定刃を前記本体
に取付ける取付装置とを兵え、前記取付装置は、固定刃
を前記一対の搬送ローラーの接点側へ付勢しながら前記
細断用紙搬送方向に移動自在に支持するように構成され
、前記固定刃が一定値以上移動したときにこれを検出す
る過負荷検出装置と、該過負荷検出装置の出力信号によ
り前記一対の搬送ローラーを停止または逆転させる安全
装置とが設けられている。

したがって、本発明によれば、従来のように円形切刃の
磨耗、破損等による交換、修理、メンテナンスが容易で
ないといった問題が回避できる。

また、機能面では、オペレータにて磨耗、破損した細断
刃を簡単に交換が可能となるといった効果が得られ、経
済面では、固定刃には市販品を使用する等により安価な
部品でｖ！戒でき、更に、部品点数を削減でト、更に組
み立て、着脱が簡単にできるようになり、更に調整時間
を削減でき、更に、合わせて大幅にコストを削減できる
。

また、本発明において、誤って、細断用紙が能力以上に
投入されたとき、過負荷検出装置と安全装置が動作する
ので、部品の破損がなく安全であり、回転しない固定刃
を可動支持式とすることによりその可動支持用の付勢力
には正確な値が要求されず安価に提供できるといった優
れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は第一実施
例の細断装置を具えた文書細断機の正常時縦断側面図、
第２図は同じく紙詰り時の縦断側面図、第３図は同じく
細断装置の駆動搬送ローラー、従動搬送ローラーおよび
固定刃ユニットの斜視図、第４図は同じく電気回路図、
第５図は同じくデイレ−コイルの動作タイムチャート、
第６図は本発明の第二実施例における電気回路図、第７
図は同じくカウンターの動作タイムチャートである。 １：本体、２：駆動搬送ローラー、３：従動搬送ローラ
ー、２　ｂ、　３　ｂ：周溝、５：供給口、１１：固定
刃、１１ａ：刃面、１２：支持体、１５：ユニットケー
ス、Ａ：回転駆動装置、Ｂ：細断用紙、Ｄ：搬送方向、
Ｆ：取付装置、Ｌ：報知装置、Ｎ：安全装置、Ｐ：細断
巾ピツチ、Ｑ：過負荷検出装置、Ｓｌ：検出スイッチ、
Ｓ２：細断スイッチ、Ｔ：カウンター、Ｕ：固定刃ユニ
ット、θ：鋭角。 出　願　人　　シャープ株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、本体に回転自在に支持された一対の搬送ローラーと
   、これら搬送ローラーの軸方向に細断巾ピッチで凹設さ
   れた複数の周溝と、前記搬送ローラー用の回転駆動装置
   と、前記搬送ローラーによる細断用紙搬送方向に対して
   刃面を有するよう前記各周溝内に配された固定刃と、該
   固定刃を前記本体に取付ける取付装置とを具え、前記取
   付装置は、固定刃を前記一対の搬送ローラーの接点側へ
   付勢しながら前記細断用紙搬送方向に移動自在に支持す
   るように構成され、前記固定刃が一定値以上移動したと
   きにこれを検出する過負荷検出装置と、該過負荷検出装
   置の出力信号により前記一対の搬送ローラーを停止また
   は逆転させる安全装置とが設けられていることを特徴と
   する文書細断機の細断装置。 ２、前記安全装置には、前記過負荷検出装置の動作回数
   を計数するカウンターと、該カウンターの計数値が予め
   設定された設定値に達したときに前記固定刃の寿命を報
   知する報知装置が含まれていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の文書細断機の細断装置。