JPH0116755Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116755Y2 JPH0116755Y2 JP1983173299U JP17329983U JPH0116755Y2 JP H0116755 Y2 JPH0116755 Y2 JP H0116755Y2 JP 1983173299 U JP1983173299 U JP 1983173299U JP 17329983 U JP17329983 U JP 17329983U JP H0116755 Y2 JPH0116755 Y2 JP H0116755Y2
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- tape
- moisture content
- adhesive
- veneer
- reeling
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- Expired
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
[考案の目的]
この考案は合板製造時においてベニヤレースで
切削された直後の湿潤単板の両側端面に連続的に
貼着されるリーリングテープに関する。 [従来技術と問題点] 従来、リーリングテープは合板製造時に使用さ
れ、紙重量が50g/m2前後の湿潤強度に優れた紙
の片面に、例えばポリビニールアルコールや澱粉
を主成分とする再湿性接着剤(ここでは吸水湿す
ることにより接着力を発揮する接着剤をこのよう
に定義する。)を塗布した幅1.2〜2.0cm程度のテ
ープであつて、ベニヤレースにより切削された直
後の湿潤単板の両側端面に連続的に貼着し、以後
の工程における単板の割れや裂けを防止すること
を目的とするものである。 所で、切削された単板の含水率は丸太が保存さ
れていた状態にもよるが、含水率が30%程度の比
較的低い湿潤状態から100%以上の高い湿潤状態
の範囲にまで広ろがつているため、リーリングテ
ープもそれらに対応する低含水率用と高含水率用
に区別して作られており、使用されていた。 しかし、単板の含水率は上記の様に明確に別れ
ているものではなく、一本の丸太から得た単板で
も含水率が大きくばらついていることも度々ある
ため、常に二種類のテープを準備しておかねばな
らないだけでなく、テープの使い分けがむつかし
く、使用を誤るとテープがはがれたりすることが
多かつた。 [考案の目的] この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的は単板の含水率範囲が大き
く広がつていても一種類で充分に接着出来るリー
リングテープを提供することにある。 [考案の構成] すなわち、この考案は上記の目的を達成するた
め、リボン状の紙の片面に水分に対する溶解度の
異なる再湿性接着剤が重複しないように塗布され
たことを特徴とするリーリングテープに係り、そ
の最とも特徴とする点は再湿性接着剤の水分に対
する溶解性を違え、それらを一本のテープ表面に
並列に共存させることによつて単板の含水率が高
い時は溶解度の低い接着剤と高い接着剤が、含水
率が低い場合には溶解度の高い接着剤がそれぞれ
溶解して接着力を発揮するから、単板の含水率変
化が広範囲に及んでもそれらに対応せしめること
ができる点にある。 以下、この考案を実施例となる図面を参照しな
がら詳述する。 1は従来のリーリングテープに使用されるリボ
ン状の湿潤強度に優れた紙で、例えば60g/m2前
後のクラフト紙などが用いられる。紙1の表面に
塗布される水分に対する溶解度の異なる再湿性接
着剤2とは、例えば鹸化度や重合度の異なるポリ
ビニールアルコールを主成分とした接着剤や、ア
クリル樹脂系接着剤、ポリアクリルアミド、ポリ
エチレノキサイド、ポリビニールメチルエーテル
樹脂などが単独又は混合して用いられる。 それら溶解度の異なる再湿性接着剤2は紙1の
表面に線状や点状など、塗布する形状は特定され
ることはないが、塗布面が重複しないように塗布
され、その塗布面積はそれぞれを1:1程度とな
るようにすればよい。 鹸化度の異なるポリビニールアルコールを主成
分とする再湿性接着剤2の配合例を記すと、以下
のようである。 含水率が30〜80%の範囲にある単板用の配合
切削された直後の湿潤単板の両側端面に連続的に
貼着されるリーリングテープに関する。 [従来技術と問題点] 従来、リーリングテープは合板製造時に使用さ
れ、紙重量が50g/m2前後の湿潤強度に優れた紙
の片面に、例えばポリビニールアルコールや澱粉
を主成分とする再湿性接着剤(ここでは吸水湿す
ることにより接着力を発揮する接着剤をこのよう
に定義する。)を塗布した幅1.2〜2.0cm程度のテ
ープであつて、ベニヤレースにより切削された直
後の湿潤単板の両側端面に連続的に貼着し、以後
の工程における単板の割れや裂けを防止すること
を目的とするものである。 所で、切削された単板の含水率は丸太が保存さ
れていた状態にもよるが、含水率が30%程度の比
較的低い湿潤状態から100%以上の高い湿潤状態
の範囲にまで広ろがつているため、リーリングテ
ープもそれらに対応する低含水率用と高含水率用
に区別して作られており、使用されていた。 しかし、単板の含水率は上記の様に明確に別れ
ているものではなく、一本の丸太から得た単板で
も含水率が大きくばらついていることも度々ある
ため、常に二種類のテープを準備しておかねばな
らないだけでなく、テープの使い分けがむつかし
く、使用を誤るとテープがはがれたりすることが
多かつた。 [考案の目的] この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的は単板の含水率範囲が大き
く広がつていても一種類で充分に接着出来るリー
リングテープを提供することにある。 [考案の構成] すなわち、この考案は上記の目的を達成するた
め、リボン状の紙の片面に水分に対する溶解度の
異なる再湿性接着剤が重複しないように塗布され
たことを特徴とするリーリングテープに係り、そ
の最とも特徴とする点は再湿性接着剤の水分に対
する溶解性を違え、それらを一本のテープ表面に
並列に共存させることによつて単板の含水率が高
い時は溶解度の低い接着剤と高い接着剤が、含水
率が低い場合には溶解度の高い接着剤がそれぞれ
溶解して接着力を発揮するから、単板の含水率変
化が広範囲に及んでもそれらに対応せしめること
ができる点にある。 以下、この考案を実施例となる図面を参照しな
がら詳述する。 1は従来のリーリングテープに使用されるリボ
ン状の湿潤強度に優れた紙で、例えば60g/m2前
後のクラフト紙などが用いられる。紙1の表面に
塗布される水分に対する溶解度の異なる再湿性接
着剤2とは、例えば鹸化度や重合度の異なるポリ
ビニールアルコールを主成分とした接着剤や、ア
クリル樹脂系接着剤、ポリアクリルアミド、ポリ
エチレノキサイド、ポリビニールメチルエーテル
樹脂などが単独又は混合して用いられる。 それら溶解度の異なる再湿性接着剤2は紙1の
表面に線状や点状など、塗布する形状は特定され
ることはないが、塗布面が重複しないように塗布
され、その塗布面積はそれぞれを1:1程度とな
るようにすればよい。 鹸化度の異なるポリビニールアルコールを主成
分とする再湿性接着剤2の配合例を記すと、以下
のようである。 含水率が30〜80%の範囲にある単板用の配合
【表】
含水率が80%以上の範囲にある単板用の配合
【表】
上記,配合の接着剤を60g/m2のクラフト
紙に、それぞれ塗布面積が1:1となる様に線状
に15〜20g/m2程度塗布し、乾燥すると、求める
リーリングテープを得ることができる。 [考案の効果] この考案では上記の様に、水分に対する溶解度
の異なる再湿性接着剤が一本のテープ上に重複し
ないように塗布されているから、単板の含水率が
100%以上も高い場合には溶解度の低い接着剤が
接着力を発揮し、単板の含水率が30%程度の比較
的低い場合は溶解度の高い接着剤塗布部分が接着
力を発揮するため、かなり広範囲の含水率分布に
ある単板にも接着できるだけでなく、単板の含水
率が全体に高い場合や低い場合にも一種類のリー
リングテープを用意するだけで良いから、テープ
を単板に貼着する作業性が良く、さらにテープの
剥離を心配する必要もないので、単板の歩留りも
向上するなどの効果を有している。
紙に、それぞれ塗布面積が1:1となる様に線状
に15〜20g/m2程度塗布し、乾燥すると、求める
リーリングテープを得ることができる。 [考案の効果] この考案では上記の様に、水分に対する溶解度
の異なる再湿性接着剤が一本のテープ上に重複し
ないように塗布されているから、単板の含水率が
100%以上も高い場合には溶解度の低い接着剤が
接着力を発揮し、単板の含水率が30%程度の比較
的低い場合は溶解度の高い接着剤塗布部分が接着
力を発揮するため、かなり広範囲の含水率分布に
ある単板にも接着できるだけでなく、単板の含水
率が全体に高い場合や低い場合にも一種類のリー
リングテープを用意するだけで良いから、テープ
を単板に貼着する作業性が良く、さらにテープの
剥離を心配する必要もないので、単板の歩留りも
向上するなどの効果を有している。
第1図はこの考案の実施例となるリーリングテ
ープの断面図で、第2図はその平面図を示してい
る。 1……紙、2…………溶解性の高い再湿性接
着剤、2…………溶解性の低い再湿性接着剤。
ープの断面図で、第2図はその平面図を示してい
る。 1……紙、2…………溶解性の高い再湿性接
着剤、2…………溶解性の低い再湿性接着剤。
Claims (1)
- リボン状の紙の片面に水分に対する溶解度の異
なる再湿性接着剤が重複しないように塗布された
ことを特徴とするリーリングテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17329983U JPS6082441U (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | リ−リングテ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17329983U JPS6082441U (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | リ−リングテ−プ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082441U JPS6082441U (ja) | 1985-06-07 |
JPH0116755Y2 true JPH0116755Y2 (ja) | 1989-05-17 |
Family
ID=30377558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17329983U Granted JPS6082441U (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | リ−リングテ−プ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082441U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583314U (ja) * | 1978-12-02 | 1980-06-09 |
-
1983
- 1983-11-08 JP JP17329983U patent/JPS6082441U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6082441U (ja) | 1985-06-07 |
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