JPH0116733Y2 - - Google Patents

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JPH0116733Y2
JPH0116733Y2 JP1984093875U JP9387584U JPH0116733Y2 JP H0116733 Y2 JPH0116733 Y2 JP H0116733Y2 JP 1984093875 U JP1984093875 U JP 1984093875U JP 9387584 U JP9387584 U JP 9387584U JP H0116733 Y2 JPH0116733 Y2 JP H0116733Y2
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JP
Japan
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loop
horizontal
vertical
fastener
sumo
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Application number
JP1984093875U
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JPS6111713U (ja
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は相撲用まわしに関するものであり、
一層詳細には、児童ないしは学童の使用に便宜な
相撲用まわしに関するものである。
〔従来技術〕
我国古来のスポーツである相撲は愛好者も多
く、国技ともいわれている。
このような事情から、相撲は小、中学校の体育
の正規授業に指定されるに至つているが、近時の
学童は手先が不器用になつていることからまわし
の装着作業(締め込み)に長時間を要し、従つ
て、授業の進行が渋滞してしまう等の問題が生じ
ている。
そこで簡単に装着することのできるように改良
されたまわしが種々提案され実施されているが、
これらのまわしはいずれも装着の簡便化を図るこ
とのみに重点を置いているため、相撲の勝負中に
縦みつの緊締状態が緩んでだらし無くなつたり、
甚しい場合は解けて身体から脱落してしまう等の
欠点があつた。
そこで、考案者は着脱が容易でしかも相撲の勝
負中における激しい動作でも解けたりすることが
なくその緊締状態を確実に保持することのできる
相撲まわしを得るべく改良並びに試作を重ねた結
果、縦みつ部材の端部に設けたループ部に横みつ
部材を挿通するとともにこの横みつ部材の一端部
にループ状止具とループ状締具とを隣接配置し、
横みつ部材の他端部をループ状止具とループ状締
具に順次挿通し、一方縦みつ部材の他端部側をル
ープ状締具の背面から前面に垂下させ、さらに横
みつ部材の他端部側を折り返して胴周り寸法を設
定した後縦みつ部材を覆つた状態で再びループ状
止具に挿通し、このループ状止具内における横み
つ部材相互の摩擦力を利用して横みつ部材自体お
よび縦みつ部材の側縁部を緊締保持することによ
り所期の目的の達成できることを突き止めた。
〔考案の目的〕
本考案は、着脱が容易でしかも緊締状態を確実
に保持することのできる相撲用まわしを提供する
ことをその目的とする。
〔考案の要点〕 本考案に係る相撲用まわしは、厚手の布地で形
成した所定幅の横みつ部材とこの横みつ部材より
も幅広で一端部のループ部に前記横みつ部材を挿
通した縦みつ部材とを備え、前記横みつ部材の一
端部にループ状止具と縦みつ部材より若干幅狭に
設定したループ状締具とを隣接配置し、横みつ部
材の他端部をループ状止具とループ状締具に順次
挿通し、一方縦みつ部材の他端部側をループ状締
具の背面から前面に垂下させ、さらに前記横みつ
部材の他端部側を折り返して縦みつ部材を覆つた
状態で再びループ状止具に挿通し、横みつ部材相
互の摩擦力で横みつ部材自体および縦みつ部材の
側縁部を緊締保持することを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本考案に係る相撲用まわしの好適な実施
例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
添付図面において、本考案に係る相撲用まわし
は、厚手の布地を使用して所定の長さに設定した
横みつ部材1を形成し、前記横みつ部材1の一端
部には、この横みつ部材1と同質の布地を素材と
すると共にその他端部を挿通するループ3を形成
した止具5を縫着ないしは鋲着等適宜の手段によ
り配設する。
また、前記横みつ部材1の中位部にはこの横み
つ部材よりも柔軟でかつ幅広に設定した縦みつ部
材7の一端部を取りつける。なお、この場合、縦
みつ部材7は、第1図からも明らかなようにその
一端部にループ9を形成してこのループ9を横み
つ部材1に挿入することにより装着する学童の体
格に応じてその位置を適宜移動し得るように構成
する。
一方、横みつ部材1の止具5と隣接する位置に
は前記縦みつ部材7の幅寸法Dより若干狭い幅寸
法dに設定され、かつ横みつ部材7の他端部側を
挿通するループ11を有する締具13を縫着す
る。この場合、止具5と締具13との離間距離は
横みつ部材1の厚さ寸法と同じ位かあるいは若干
大きい位の寸法に設定する。
また、横みつ部材1の他端部は、その長手方向
一側縁部を斜めに折畳んで縫着すると共にこの折
畳み部分に、例えば、熱硬化性樹脂を塗布して硬
化させることにより細形の挿通端部15として形
成する。
このように構成した本考案に係る相撲用まわし
を使用するに際しては、まず、横みつ部材1を腰
に当てて挿通端部15を止具5のループおよび締
具13のループ11に順次挿通することにより緩
やかに巻き付けた後、縦みつ部材7を臀部および
局部に当接した状態で立ち上げ前記横みつ部材1
の背面を介して垂下させる。次いで、横みつ部材
1の挿通端部15を適宜引張して締具13の部分
が体の前面中央に位置するように調整すると共に
前記縦みつ部材7を締具13の部分において前方
に垂下するように折り返して位置決めした後、横
みつ部材1を止具5方向に折り返すことにより胴
周り寸法を設定し、さらに垂下させた縦みつ部材
を覆つてその挿通端部15をループ3に再び挿通
して縦みつ部材7の両側縁を保持した状態で緊締
保持する(第2図参照)。すなわち、横みつ部材
1を折り返して縦みつ部材7を覆つた状態でルー
プ3に挿通して引張すると、横みつ部材1の折返
部1aに引張力が作用し、締具13を止具5方向
に引き寄せることになるが、この締具13と止具
5との間隙を狭少に設定してあるためこの間隙が
圧縮され締具13と止具5との間で横みつ部材1
を挾持し、しかもこの横みつ部材1は止具5のル
ープ3内において互いに密着した状態で反対方向
に引張されるのでループ5の部分では強力な摩擦
力が発生することになり縦みつ部材は所定の幅で
しかも強固な緊締状態で保持されることとなる。
なお、このようにして装着した相撲まわしを取
り外す場合は、挿通端部15をループ3から引き
出し、横みつ部材1の折返部1aにおける折返し
状態を解除すれば容易に取り外すことができる。
〔考案の効果〕
先に述べたように、本考案に係る相撲用まわし
によれば、横みつ部材の挿通端部を止具および締
具の各ループに挿通した後折り返して縦みつ部材
を覆い次いでこの挿通端部を止具のループに再び
挿通するだけで強固な緊締状態を保持できるので
安価に製造できるだけでなく使用中ないしは勝負
中に緩んだり脱落する等の不都合を回避でき、さ
らに着脱操作も容易に迅速に行うことができる等
種々の利点を有しその実用的効果は極めて大き
い。
以上、本考案に係る相撲用まわしの好適な実施
例につき説明したが、本考案はこの実施例に限定
されるものではなく本考案の精神を逸脱しない範
囲内において種々の改変をなし得ることは勿論で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る相撲用まわしの好適な
実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示す相撲
用まわしの使用状態の要部斜視図、第3図は第2
図の−線断面図である。 1……横みつ部材、3……ループ、5……止
具、7……縦みつ部材、9……ループ、11……
ループ、13……締具、15……挿通端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚手の布地で形成した所定幅の横みつ部材とこ
    の横みつ部材よりも幅広で一端部のループ部に前
    記横みつ部材を挿通した縦みつ部材とを備え、前
    記横みつ部材の一端部にループ状止具と縦みつ部
    材より若干幅狭に設定したループ状締具とを隣接
    配置し、横みつ部材の他端部をループ状止具とル
    ープ状締具に順次挿通し、一方縦みつ部材の他端
    部側をループ状締具の背面から前面に垂下させ、
    さらに前記横みつ部材の他端部側を折り返して縦
    みつ部材を覆つた状態で再びループ状止具に挿通
    し、横みつ部材相互の摩擦力で横みつ部材自体お
    よび縦みつ部材の側縁部を緊締保持することを特
    徴とする相撲用まわし。
JP9387584U 1984-06-25 1984-06-25 相撲用まわし Granted JPS6111713U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9387584U JPS6111713U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 相撲用まわし

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9387584U JPS6111713U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 相撲用まわし

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6111713U JPS6111713U (ja) 1986-01-23
JPH0116733Y2 true JPH0116733Y2 (ja) 1989-05-17

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ID=30651942

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9387584U Granted JPS6111713U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 相撲用まわし

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5074634B1 (ja) * 2012-05-09 2012-11-14 順一 川田 相撲練習装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5352914U (ja) * 1976-10-01 1978-05-06

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Publication number Publication date
JPS6111713U (ja) 1986-01-23

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