JP3022265U - 背負ザックに対するシュラフ等固定用テープの取付装置 - Google Patents

背負ザックに対するシュラフ等固定用テープの取付装置

Info

Publication number
JP3022265U
JP3022265U JP1995006143U JP614395U JP3022265U JP 3022265 U JP3022265 U JP 3022265U JP 1995006143 U JP1995006143 U JP 1995006143U JP 614395 U JP614395 U JP 614395U JP 3022265 U JP3022265 U JP 3022265U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
backpack
shruff
claw piece
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995006143U
Other languages
English (en)
Inventor
隆道 金野
Original Assignee
有限会社金野縫製
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社金野縫製 filed Critical 有限会社金野縫製
Priority to JP1995006143U priority Critical patent/JP3022265U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3022265U publication Critical patent/JP3022265U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Outdoor Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 背負ザックの外側にシュラフ等を固定するた
めのテープを背負ザックに取付けるための装置におい
て、テープの締付作業を片手で容易になし得るようにし
て、シュラフ等の固定作業を簡便にする。 【構成】 ザック本体9に対し周縁部を縫着して取付け
る基板1上における少し離れた2箇所に隆起部2,3を
設けて、それら隆起部2,3の腹部にそれぞれテープ挿
通孔4,5を開設し、それら隆起部2,3の間の谷部に
一方向へ傾いてその上方を通過するテープ7の内面に先
端を接触させる爪片6を突設したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シュラフ等を背負ザックの中に入れないで、ザック本体の外側、例 えば上に積むような場合に、そのシュラフ等を固定するために用いるテープをザ ック本体に対し繋ぎ止める取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シュラフ等を固定するテープをザック本体に取付けるための装置は、従来、図 5に示すような構造になっている。すなわち、ザック本体に対し周縁部を縫着し て取付ける基板11上に隆起部12を設けて、その隆起部12の両側の腹部に開 通するテープ挿通孔13を設け、そのテープ挿通孔13にテープ14を通して繋 ぎ止めるようになっている。
【0003】
【従来技術の問題点】
上記のような従来の装置に取付けたテープ14を、例えばシュラフなどに巻き 付けて、テープ14の一端に取付けた留め具15にテープ14の他端を通してか ら引張って締め付ける場合、テープ14が引張り方向に移動してしまうのを防ぐ ために、片手で留め具15を押え止めする必要があり、両手を使用しなければな らぬという煩雑さがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、シュラフ等を固定するためのテープの締付作業を片手で容易 になし得、シュラフ等の固定作業を簡便に行える斬新な背負ザックに対するシュ ラフ等固定用テープの取付装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の背負ザックに対するシュラフ等固定用テ ープの取付装置は、ザック本体9に対し周縁部を縫着して取付ける基板1上にお ける少し離れた2箇所に隆起部2,3を設けて、それら隆起部2,3の腹部にそ れぞれテープ挿通孔4,5を開設し、それら隆起部2,3の間の谷部に一方向へ 傾いてその上方を通過するテープ7の内面に先端を接触させる爪片6を突設した ことを特徴とする構成としたものである。
【0006】
【作用】
この取付装置に装着したテープ7は爪片6の上を通過して、爪片6の先端がテ ープ7の内面に接触することになる。爪片6は一方へ傾斜しているので、テープ は爪片6の傾斜方向と同一方向へはスムーズに移動できるが、逆方向へは爪片6 の先端が変形することにより生じる抵抗が作用するので移動が困難になる。すな わち、爪片6はテープ7の一方向への移動に対するストッパーとなる。
【0007】
【実施例】
図1〜図4は本考案の実施例を示したものである。まず、図1は使用状態を示 したもので、符号aが本考案の取付装置であり、ザック本体9の上端部の左右2 箇所と前面部とにそれぞれ設置している。上端部に設置したものにはそれぞれテ ープ7を取付けて、そのテープ7によりシュラフ10を固定している。なお、前 面部に設置したものはピッケル固定用である。
【0008】 次に、図2及び図3は本考案の取付装置を拡大して示したものである。図中、 符号1が周縁部を縫着してザック本体9に取付けられるプラスチック製の基板で ある。この基板上の中央部の少し離れた2箇所に、対向するように一対の隆起部 2,3が設けられ、それら隆起部2,3の腹部にはそれぞれテープ挿通孔4,5 が穿設されている。
【0009】 2箇所の隆起部2,3の間の谷部には、隆起部2,3と平行な2枚の爪片6が 上方へ向って、かつ一方へ傾斜するように突設されている。
【0010】 テープ7は一方の隆起部2のテープ挿通孔4を貫通してから、谷部の爪片6の 上方を通過し、更に、他方の隆起部3のテープ挿通孔5を貫通するように取付け られ、爪片6の先端はテープ7の内面に接触することになる。
【0011】 図4に示すように、爪片6の傾斜方向に対し逆方向のテープ7の一端に留め具 8が取付けられ、テープ7の他端がその留め具8に連結して折り返される。その テープ7の折り返された一端を矢印方向へ引張ると、テープ7が締め付けられる ことになり、このとき、留め具8の付いたテープ7の他端も同一方向へ引張られ ることになるが、その引張方向は爪片6の傾斜方向に対して逆向きになるので、 爪片6の先端がテープ7の内面にくい込んで変形し抵抗を示すようになる。した がって、テープ7の移動が阻止されるので、留め具8を片手で押え止めすること なく締め付け作業を行うことができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記のように傾斜した爪片6を設けて、その爪片6の先端をテープ7 の内面に接触させることにより、テープ7の一方向への移動を阻止できるように したので、テープ7の締め付けを片手でも容易になし得て、シュラフ等の固定作 業が簡便になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す斜視図である。
【図2】テープを取付けた状態の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】取付けたテープを締め付ける状態を示す断面図
である。
【図5】従来例のテープを取付けた状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 隆起部 3 隆起部 4 テープ挿通孔 5 テープ挿通孔 6 爪片 7 テープ 8 留め具 9 ザック本体 10 シュラフ 11 基板 12 隆起部 13 テープ挿通孔 14 テープ 15 留め具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ザック本体9に対し周縁部を縫着して取
    付ける基板1上における少し離れた2箇所に隆起部2,
    3を設けて、それら隆起部2,3の腹部にそれぞれテー
    プ挿通孔4,5を開設し、それら隆起部2,3の間の谷
    部に一方向へ傾いてその上方を通過するテープ7の内面
    に先端を接触させる爪片6を突設したことを特徴とする
    背負ザックに対するシュラフ等固定用テープの取付装
    置。
JP1995006143U 1995-05-26 1995-05-26 背負ザックに対するシュラフ等固定用テープの取付装置 Expired - Lifetime JP3022265U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995006143U JP3022265U (ja) 1995-05-26 1995-05-26 背負ザックに対するシュラフ等固定用テープの取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995006143U JP3022265U (ja) 1995-05-26 1995-05-26 背負ザックに対するシュラフ等固定用テープの取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3022265U true JP3022265U (ja) 1996-03-22

Family

ID=43157578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995006143U Expired - Lifetime JP3022265U (ja) 1995-05-26 1995-05-26 背負ザックに対するシュラフ等固定用テープの取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3022265U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2247169A (en) Anchoring device for bed-linen
JP3022265U (ja) 背負ザックに対するシュラフ等固定用テープの取付装置
JP3043446U (ja) ベルトクリップのネジ挿通穴
JPS6193113U (ja)
JPH0249240U (ja)
JPS6034312Y2 (ja) 野球用捕球具
JPS6091870U (ja) クリツプ
JPS62145601U (ja)
JPH018174Y2 (ja)
JPH0219235U (ja)
JPS5855871U (ja) スノ−チエ−ンの引締め装置
JPH09230492A (ja) ハンドストラップ
JPH0460285U (ja)
JPS5916406U (ja)
JPH0281907U (ja)
JPS5933455U (ja) スペアゴルフボ−ルの携帯用具
JPH03109033U (ja)
JPS5940329U (ja) スカ−トの捲れ上がり防止具
JPH045793U (ja)
JPS5928223U (ja) 蓋止め具
JPS61203077U (ja)
JPS58147408U (ja) 衣服に使用される鉤ホツク
JPH0478568U (ja)
JPS6096151U (ja) シ−トベルト用バツクルスト−クのカバ−固定装置
JPS62201827U (ja)