JPH01167098A - 給油装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サービスステーションと称せられる給油所に
設置され、自動車等にガソリン等の燃料油を供給するた
めの給油装置に関する。

〔従来の技術〕

かかる給油所は、近年、燃料油以外の商品も多（扱うよ
うになってきており、給油所全体のイメージも多（の客
を誘致できるよう豪華なものになっている。

そして、ここに設置される給油装置についても、目立つ
ように給油ポンプや流量計などの給油機構を内蔵した計
量機に照明具や広告表示装置などを付設する大型のもの
を設置する所が多い。

このような給油装置として、従来、例えば特開昭６２−
３９４９８号公報に示すものがあり、これは計量機ケー
スの上面に直に、あるいは計量機ケース上面に立設した
支柱を介してその上に情報表示器ケースを設けたもので
、この情報表示器に客の車検期日等のサービス情報や天
気や交通に関する情報などを適宜表示するようにしてい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、かかる給油装置は、計量機ケースの上面に情報
表示器を直接設ける場合はもちろんのこと、支柱を介し
て取付ける場合でも、支柱の高さは情報表示器の表示が
見づらくなることのないような比較的低いものに設定さ
れることが多いから、装置全体としては情報表示器ケー
スの高さ分だけ、あるいはこれに支柱高さをプラスした
分だけ高（なるにすぎない。

よって、高さにおいて大きくなっても、全体的に特に大
型化されたイメージにはつながりにくい。

また、既設の計量機ケースに新たにこの情報表示器ケー
スを取付ける場合は、下方の計量機ケースが古く、上方
の情報表示器ケースが新しいものとなって、かえって体
裁がよくないものとなってしまい、給油所全体のイメー
ジダウンとなるおそれもある。そしてこの場合、新しい
情報表示器ケースや支柱は、計量機ケースの上部に設け
られるので、古い計量機ケースをカバーする役目はなさ
ない。

かかる不都合については、古い既設の計量機ケースを全
て除去して、かわりに情報表示器付きの新しい計量機を
設置すれば問題は解消されるが、まだ充分使用できる計
量機を取り払うこととなり資金や資源の無駄ともなる。

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、装置全体
が大型でよく目立ち、広告装置を有しない既設の古い計
量機を用いる場合でもこれをカバーして体裁がわるくな
るおそれはなく、給油所全体のイメージアップを図るこ
とができる給油装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は前記目的を達成するため、ポンプ、流量計など
の給油機構を内蔵する計量機の外側に、広告器を支柱で
支承する広告装置を、該広告器が計量機上方に位置する
ように添設し、先端に給油ノズルを有する給油ホースを
前記広告装置に取付け、給油ホースの根元部は前記計量
機側の給油管に連結したことを要旨とするものである。

〔作用〕

本発明によれば、ポンプ、流量計などの給油機構を内蔵
する計量機に並べて、広告装置として支柱を立設しその
上部に広告器を設け、広告装置側から給油ホースを引出
したので、高く立設する支柱とその上部の広告器によっ
て装置全体が大型で目立つものとなる。また、計量機が
既設の古いものであっても計量機の例えば側面は広告装
置の支柱で隠れるから体裁がよい。

〔実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の給油装置の第１実施例を示す斜視図で
、図中１はアイランド２上に立設した計量機を示し、該
計量機１は従来周知のごとく地下タンクに連通ずる給油
管を計量機ケース１ａ内部に立上げ、この給油管に給油
モータに連結した給油ポンプ、流量計などの給油機構を
設け、ケース１ａの正面には給油量などの給油データを
流量計から受けてこれを数字で表示する表示器３を設け
である。

図中４は、かかる計量機１に添設する広告装置を示し、
これは計量機ケース１ａの一方の外部側方にこれと並べ
て同じアイランド２上から前記計量機ケース１ａよりも
高い支柱５を立設し、該支柱５の上端に、計量機ケース
１ａの真上方に位置するように広告器６を設けたもので
ある。

そして、支柱５の前面にノズル掛け７を形成し、先端に
給油ノズル８を有する給油ホース９を広告器６のケース
６ａ下面から引出し、給油ホース９の根元部は広告器６
のケース６ａから顕出した給油管１０ｂに連結する。

図中１０ａは、計量機ケース１ａ内の給油管と支柱５内
の給油管とを連結する給油管を示す。

広告器６のケース６ａの前面は広告表示面６ｂとして社
章その他の広告を描き、ケース６ａの下面からは別途、
広告表示板１１を吊下した。

このようにして、計量機ケース１ａの一方の側方にこれ
と平行に支柱５が立設され、計量機ケース１ａの上方に
は広告器６のケース６ａが位置し、しかも、支柱５にノ
ズル掛け７が形成されて、給油ノズル８を有する給油ホ
ース９はこの支柱５側に取付けられることとなるので、
計量機ケース１ａの少なくとも一方の側方と上方とが広
告装置４により拡大されるかたちとなって給油装置全体
としては大型のものが形成される。

また、計量機１が既設の古いものであってもその側方と
上方とが新しい広告装置４でおおわれるから全体として
美感が向上する。

前記第１実施例は、計量ｔａ１の一方の側方にのみ支柱
５を立設したが、これに限るものではなく第２実施例と
して第２図に示すように２本の支柱５．５を計量機１の
左右側方にそれぞれ立設し、両支柱５，５の上部に広告
器６を設けてもよい。

この第２実施例の場合は、計量機ケース１ａの左右両側
面及び上面を覆うようにして広告装置４が門型に形成さ
れるので、片側タイプの前記第１実施例の場合よりもさ
らに大型のものとなり、かつ、広告装置４で覆われる計
量機ケース１ａの部分が増大するから、より美感向上に
役立つ。

さらに第３実施例として第３図に示すように計量機１側
に設けである給油量などを表示する表示器３を広告装置
４側の広告器６０ケース６ａの下面にこれと一体的に取
付けられることも考えられる。そして、この場合は、表
示機能をなす広告器６と表示器３とが１個所にまとまる
ので表示効果がさらに高まりよく目立つ。そして、この
実施例では給油ホース９がじゃまをして上方の表示が見
づらくならないよう、給油ホース９の引出し部は支柱５
の途中の側面とした。

なお、前記第２実施例に示すように、給油ホース９のケ
ース６ａからの引出し部を前後にスライド可能なものと
し、給油可能範囲を広げるようにしてもよい。

この場合、図示は省略するが、ケース６ａにスライド用
の長孔１２を形成し、さらにケース６ａ内では計量機ケ
ース１ａから入る給油管端にスイベルにより水平回転可
能な給油管や給油ホースを接続し、その先端と給油ホー
ス９とを接続する給油管１０ｂを台車等の移動機構で支
持するようにする。

また、他の応用例として給油ホース９の引出し部をケー
ス６ａとせず第３図に示す第３実施例のように支柱５の
側面としてもよい。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明の給油装置は、装置全体を大
型で目立つものにできるので給油所のイメージアップに
役立ち、しかも既設の計量機にも簡単に通用できこの場
合美感が損われるおそれもないものである。

特に、広告装置のケースから給油ホースを引き出すよう
にした場合は、給油ホースが通常の計量機ケースよりも
高い位置から吊り下がるものとなり、使用中においてホ
ースのたるみが少なく扱いやすいものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の給油装置の第１実施例を示す斜視図、
第２図は第２実施例を示す斜視図、第３図は第３実施例
を示す斜視図である。 １・・・計量機　　　　　　１ａ・・・計量機ケース２
・・・アイランド　　　　３・・・表示器４・・・広告
装置　　　　　５・・・支柱６・・・広告器　　　　　
　６ａ・・・ケース６ｂ・・・広告表示面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ポンプ、流量計などの給油機構を内蔵する計量機の外
   側に、広告器を支柱で支承する広告装置を、該広告器が
   計量機上方に位置するように添設し、先端に給油ノズル
   を有する給油ホースを前記広告装置に取付け、給油ホー
   スの根元部は前記計量機側の給油管に連結したことを特
   徴とする給油装置。