JPH01165279A

JPH01165279A - 映像信号処理装置

Info

Publication number: JPH01165279A
Application number: JP62322854A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Yamamoto; 義之山本
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1987-12-22
Filing date: 1987-12-22
Publication date: 1989-06-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、角度変調された映像信号の周波数帯域に応じ
て自動的に周波数特性等を切り替える映像信号処理装置
に関し、特にＶＴＲの再生系に用いて最適なものである
。

（従来の技術）ハイバンド対応ＶＴＲにおいて、同一磁気テープ上に複
数のフォーマットによる映像信号を記録再生する必要が
ある。この場合、記録時は使用者　　・がスイッチ等に
よって選択し、再生時は自動的に判別して切り替えるの
が一般的であり、再生時のフォーマット判別手法が重要
となる。

第３図は、従来の映像信号処理装置の一例を示すブロッ
ク図である。

第３図において、入力端子１に加えられる信号は、第１
のイコライザ回路２と第２のイコライザ回路３とピーキ
ング回路４に供給される。第１のイコライザ回路２の出
力はスイッチ回路５の一方の入力端子に供給され、他方
の入力端子には第２のイコライザ回路３の出力が供給さ
れる。ピーキング回路４の出力はレベル検出回路６に供
給され、信号に応じた制御信号が前記スイッチ回路５に
供給され、所望の信号が選択されて出力端子７に供給さ
れる。

ここで、例えばＶＨ３方式とＳ　Ｖ　ＨＳ方式とに対応
したＶＴＲの再生系に、第３図に示した映像信号処理装
置を用いた場合、入力端子１に加えられる信号は、第４
図に示すような周波数帯域を有する角度変調された映像
信号である。すなわち。

ＶＨ８方式では３．４ＭＨｚから４．４ＭＨｚの輝度信
号搬送波と０．６３ＭＨｚの色信号搬送波を中心に側波
帯が分布し、５ＶＨ８方式では５．４ＭＨｚ７！１１ら
７．０ＭＨｚ（７）輝度信号搬送波と０．６３ＭＨｚの
色信号搬送波を中心に側波帯が分布している。したがっ
て、ピーキング回路４を、３．４Ｍ七から４．４Ｍ七か
または５．４Ｍ土から７．０ＭＨｚのいずれかの周波数
帯域のレベルを強調するように設定し、その出力をレベ
ル検出回路６で基準値と比較することによって、ＶＨ５
方式か５ＶＨ８方式かを判別していた。

（発明が解決しようとする技術課題）しかしながら、第４図から明らかなように、側波帯を含
めるとＶＨ５方式と５ＶＨ３方式の周波数帯域はほとん
どオーバーラツプしている。したがって、特定の映像信
号に対しては誤って判定してしまうという問題点があっ
た。

（問題点を解決するための手段）上記問題点を解決するために、本発明の映像信号処理装
置は、複数のビデオヘッドから１つの出力を選択するヘ
ッドスイッチング信号に同期した所定の遅れ時間と所定
の時間幅を有する制御信号を発生する手段と、前記制御
信号期間に角度変調された映像信号の該周波数を判別す
る手段と、前記周波数判別手段の出力に応じて前記角度
変調された映像信号の周波数特性を切り替える手段とを
具備するような構成としたものである。

（作　用）本発明は、前述したような構成によって、角度変調され
た映像信号のうち垂直帰線期間だけの周波数判別を行な
うので、映像信号の内容とは無関係であり、かつ側波帯
の広がりが少ないため、正確な判定が可能となる。

しかも、ヘッドスイッチング信号から垂直帰線期間を判
別するので、ＦＭ復調器や同期分離器等の動作に関係な
く安定したフォーマット判定が可能となる。

（実施例）以下、本発明による映像信号処理装置の一実施例につい
て図面を参照しながら説明する。

第１図は同実施例のブロック図を示すものであり、第３
図と同一部分については同一符号を付している。

第１図において、第１の入力端子１に加えられた信号は
、第１のイコライザ回路２と第２のイコライザ回路３と
ピーキング回路４に供給される。

第１のイコライザ回路２の出力はスイッチ回路５の一方
の入力端子に供給され、他方の入力端子には第２のイコ
ライザ回路３の出力が供給される。

第２の入力端子１１に加えられたヘッドスイッチング信
号は、積分器１２に供給されて台形波に変形されてパル
ス発生器１３に供給される。パルス発生器１３の出力は
、ゲート回路１４とホールド回路１５の制御端子に供給
される。ゲート回路１４は、パルス発生器１３の出力に
応じてピーキング回路４の出力を選択的にレベル検出回
路６に供給する。レベル検出回路６の出力は、ゲート回
路１４が閉じている期間に動作するホールド回路１５を
介してスイッチ回路５の制御端子に供給され、所望の信
号が選択されて出力端子７に出力される。

ここで、ＶＨＳ方式と５ＶＨ５方式とに対応したＶＴＲ
の再生系に、第１図に示した映像信号処理装置を用いた
場合の動作について、第２図を参照しながらさらに詳し
く説明する。

第２図（ａ）は、角度変調される前の複合映像信号の垂
直帰線期間を示した波形図である。ＶＨ５方式および５
ＶＨ３方式においては、ヘッドスイッチング信号のタイ
ミングが、記録・再生ともに第２図（ｂ）のように垂直
同期パルスの約６．５Ｈ（ＬＨは１水平周期）前となっ
ている。第２図（ｂ）の波形を積分器１２に供給すると
、その出力波形は第２図（ｃ）のような台形波となる。

パルス発生器１３はスレッシュレベルがｖｉ、■２なる
２つの比較器で構成されており、前記２つの比較器の出
力から、第２図（ｄ）のようにヘッドスイッチング信号
から所定の遅れ時間と所定の時間幅を有し、垂直同期パ
ルス期間よりも幅広の制御信号を発生することができる
。また、Ｖよ、ｖ２をヘッドスイッチング信号のハイレ
ベルＶ、とローレベルｖＬの中間位置に対してほぼ対称
となる電位とすれば、ヘッドスイッチング信号の立ち下
がり部においＣも、第２図（ｄ）とほぼ同様な制御信号
を発生することができる。

したがって、ピーキング回路４を、ＶＨ３方式と５ＶＨ
Ｓ方式における同期信号搬送波周波数である３、４Ｍ１
（ｚと５．４ＭＨｚのいずれかの周波数帯域のレベルを
強調するように設定すれば、垂直同期パルス付近の周波
数帯域を判別することができ、ＶＨ８方式か５ＶＨ３方
式かを判定できる。

（発明の効果）以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ヘッ
ドスイッチング信号から垂直帰線期間を判定し、その期
間の周波数帯域を判別することにより、映像信号の内容
に関係なく記録されているフォーマットを正確に判定す
ることができる優れた映像信号処理装置を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による映像信号処理装置の一実施例を示
すブロック図、第２図は同実施例の動作を説明するため
の波形図、第３図は従来の映像信号処理装置の一例を示
すブロック図、第４図はＶＨＳ方式および５ＶＨ５方式
の周波数アロケーション図である。１．１１・・・入力端子、　２，３・・・イコライザ回
路、　４・・・ピーキング回路、　　５・・・スイッチ
回路、　　６・・・レベル検出回路、　　７・・・出力
端子、　１２・・・積分器、　１３・・・パルス発生器
、１４・・・ゲート回路、　１５・・・ホールド回路。特許出願人　松下電器産業株式会社第１図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

複数のビデオヘッドから１つの出力を選択するヘッドス
イッチング信号に同期した所定の遅れ時間と所定の時間
幅を有する制御信号を発生する手段と、前記制御信号期
間に角度変調された映像信号の該周波数を判別する手段
と、前記周波数判別手段の出力に応じて前記角度変調さ
れた映像信号の周波数特性を切り替える手段とを具備す
ることを特徴とする映像信号処理装置。