JPH01164920A - 音響光学素子 - Google Patents

音響光学素子

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Publication number
JPH01164920A
JPH01164920A JP32270487A JP32270487A JPH01164920A JP H01164920 A JPH01164920 A JP H01164920A JP 32270487 A JP32270487 A JP 32270487A JP 32270487 A JP32270487 A JP 32270487A JP H01164920 A JPH01164920 A JP H01164920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acousto
ultrasonic
transducers
transducer
diffraction efficiency
Prior art date
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Pending
Application number
JP32270487A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonobu Senoo
具展 妹尾
Yuzuru Tanabe
譲 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01164920A publication Critical patent/JPH01164920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、音響光学素子に係り、特に複数のトランスデ
ユーサから発生する超音波を同位相として互いに干渉さ
せ、光の回折効率を向上させたn Q光学素子に関する
ものである。
[従来の技術] レーザ光等を変調、偏向させるデバイスの1つに音響光
学素子かある。その動作原理は音響光学媒体中を伝播す
る超音波のブラッグ回折に基づく。従来の音響光学素子
の基本構成を第2図と第3図に示す。P bMoL +
石英ガラス等の材料よりなる音響光学媒体lの1端面に
は、電気超音波変換用のトランスデユーサ4か接着層3
によって取り付けられており、音響光学媒体lの光入出
射面には反射防止+1!;! 2か人出射光の透過率を
向上させる目的て設けられる。トランスデユーサ4によ
り発生した超音波5は、所定の入射角で入射した入射光
8をブラッグ回折した回折光IOとして出射する。通常
、トランスデユーサの駆動時の回折光10と未駆動時の
透過光9の比は7:10程度であり、これを回折効率(
70%)あるいは変調度と呼んでいる。トランスデユー
サ4はRF駆動回路7により、整合回路6を通して駆動
される。整合回路6はRFWJA動回路7とトランスデ
ユーサ4とのインピーダンスの整合のため設けられる。
音響光学素子の回折効率は最も重要な特性の1つである
。従来の音響光学素子は、第2図に示すように音響光学
媒体中を伝播する超音波が1束もしくは、第3図に示す
ようにトランスデユーサのインピーダンスを上げるため
に2つのトランスデユーサを設けかつ直列にRF駆動電
力を入力して2束の超音波を位相をそろえることなく発
生させていたが、いずれの場合もRF駆動電力に対する
回折効率は、論理から予想される値よりも低い。そのた
め、高い回折効率を得るためにはかなりのRF駆動電力
を必要とすることや、大きなRF駆動電力による熱的影
響、たとえば回折効率の低下、トランスデユーサの圧電
体の割れ等の問題点を生じていた。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明の目的は従来技術が有していた前述の欠点を解消
しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものてあ
り、音響光学媒体の少なくとも1面に、複数の電気超音
波変換用のトランスデユーサを、トランスデユーサによ
り発生する超音波か同位相となるよう設けたことを特徴
とする音響光学素子を提供するものである。
[作用] 本発明において、2束あるいは3束以上の超音波を互い
に同位相となるようにトランスデユーサを設けた音響光
学素子は、第2図に示すような1束の超音波や第3図に
示すような位相がそろわず干渉しない2束の超音波を発
生する音響光学素子に比べて、低いRF駆動電力で高い
回折効率が得られる。これは、2束あるいは3束以Hの
超音波が互いに干渉して超音波強度を強め合っているこ
とにより生ずるものと考えられる。
[実施例] 第1図に本発明の1実施例を示す。石英ガラスよりなる
音響光学媒体lの1面には、電気超音波変換用のトラン
スデユーサ4が接着層を介して取り付けられている。ト
ランスデユーサ4の圧電体(L 1Nb03結晶)は、
左右でその分極方向が超音波5の伝播方向に平行に逆向
きになるよう設けである。又、2つのトランスデユーサ
4はRF駆動回路7に対して直列に接続されており、2
つのトランスデユーサ4に対してそれぞれ逆位相の高周
波電圧を入力する。従って、2つのトランスデユーサ4
から発生する超音波5は、音響光学媒体1内で同位相と
なり干渉して強度を強め合う、一方、2つのトランスデ
ユーサ4の圧電体の分極方向を同じ向きにして、RF駆
動回路7に対して並列に接続しそれぞれ同位相の高周波
電圧を入力することもでき、その場合トランスデユーサ
の容量(キャパシタンス)を並列接続することになり直
列ta続する場合に比べてインピーダンスの低下を招き
、RF駆動回路とのインピーダンスの整合に不都合であ
る。
故に、RFWA動電力に対する超音波の変換効率が低下
するという欠点かあり、本発明の」二足構成の方か好ま
しい。RF駆動回路の電源に50MIIzの高周波電圧
を用い、入射光8として連続発振しているYAGレーザ
の直線偏光のレーザ光を用いた。トランスデユーサ未駆
動時の透過晃9の強度を1゜、トランスデユーサ駆動時
の回折光lOの強度を11とした時、回折効率m = 
(It/io) X100とすると、本実施例の音響光
学素子は第4図のグラフに示すように従来のトランスデ
ユーサを直列接続して圧電体の分極方向を同じにしたも
のに比較して、約40W低い60Wて90%程度の回折
効率が得られた。RF駆動回路の電源に24M1lzの
高周波電圧を用い他の条件は上記と同じとした場合、4
0WのRF駆動電力で90%程度の回折効率か得られた
上記実施例においては、トランスデユーサを2個設けて
いるが、3個以上設けて、発生する超音波を同位相とし
て干渉させることもできる。又、トランスデユーサの圧
電体の分極方向は、超音波の伝播方向に平行として縦波
が発生するよう設けているか、a M波の伝播方向に対
して垂直として横波か発生するようにしても良い。しか
し、超音波の干渉のしやすさの点において、横波より縦
波の方か適しており、縦波が発生するようトランスデユ
ーサを設けることが好ましい。
[発明の効果] 本発明は、音響光学媒体内を伝搬する複数の超音波ビー
ムを、お互いに同位相にしかつ干渉させることにより従
来にない低いRF!%動電力で高い回折効率を得られる
という効果を有する。
又、トランスデユーサを直列に接続することにより、イ
ンピータンスな増加させRFwU動回路とのインピーダ
ンスの整合調整を容易にすることかできるという効果も
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図と第4図は本発明の実施例を示す図てあり、第1
図は本発明による音響光学素子の基本構成の側面図であ
り、第4図はRFWIAgh電力に対する回折効率の特
性を表すグラフであり、第2図と第3図は従来例を示し
、第2図はトランスデユーサか1つ設けられた′rf響
光学素子の基本構成の側面[Aてあり、第3図はトラン
スデユーサか2つ設けられた音響光学素子の基本構成の
側面図である。 l・・11光学媒体 4・・・トランスデユーサ5・・
・超音波    7・−RFWA動回路8・・・入射光
    9・・・透過光IO・・・回折光 第 1 回 第2回      第3回 LF、r4区更力電力(W) 岬 届 4 回

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音響光学媒体の少なくとも1面に、複数の電気超
    音波変換用のトランスデューサを、トランスデューサに
    より発生する超音波が同位相となるよう設けたことを特
    徴とする音響光学素子。
  2. (2)音響光学媒体の1面に2つのトランスデューサを
    、各々の圧電体の分極方向が超音波の伝播方向に平行に
    逆向きになるよう設けて、RF駆動電力を直列に入力す
    る特許請求の範囲第1項記載の音響光学素子。
JP32270487A 1987-12-22 1987-12-22 音響光学素子 Pending JPH01164920A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524032A (ja) * 2007-04-06 2010-07-15 ハリス コーポレイション 光波面の音響光学強度変調を行うための位相変調技術
JPWO2010029782A1 (ja) * 2008-09-09 2012-02-02 三菱電機株式会社 超音波発生装置及びそれを搭載した設備機器
JP2018081243A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 株式会社Ihi レーザー光路変更装置

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