JPH01164911A - 光学式顕微鏡 - Google Patents

光学式顕微鏡

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JPH01164911A
JPH01164911A JP62324441A JP32444187A JPH01164911A JP H01164911 A JPH01164911 A JP H01164911A JP 62324441 A JP62324441 A JP 62324441A JP 32444187 A JP32444187 A JP 32444187A JP H01164911 A JPH01164911 A JP H01164911A
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JP
Japan
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optical system
optical axis
beam splitter
processing
laser
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JP62324441A
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English (en)
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Takaaki Kojima
小島 孝明
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学式顕微鏡に関する。詳しくは、検査対象
物を観察検査しつつ、その欠陥部分を除去できるように
した光学式顕微鏡に関する。
〔従来の技術〕
従来の光学式顕微鏡を第7図について説明する。
第7図において、支柱3には顕微鏡本体5が図で上下方
向へ移動可能に設けられている。顕微鏡本体5には、直
接観察光学系31(ダハプリズム32)直角プリズム3
3および接眼レンズ34からなる。)と、テレビカメラ
などから形成された間接観察光学系35と、前記直接観
察光学系31および間接観察光学系35に共通の共通光
学系21(基本光軸Pl上に配設された対物レンズ22
)チューブレンズ23およびビームスプリッタ24から
なる。)と、照明光学系10(光源I7、ミラー13お
よびハーフミラ−15からなる。)とがそれぞれ設けら
れている。
ここで、P2はビームスプリッタ24、ダハプリズム3
2および直角プリズム33の協働によって基本光軸P、
から一定の角度だけ傾斜された直接観察用の光軸である
。また、P3は照明光の光軸である。
従って、選択された対物レンズ22の倍率に基づいて検
査対象物(載物台4上に載置されている。
)の拡大像を直接観察光学系31で目視観察することが
できるとともに、間接観察光学系35でも目視観察する
ことができ、かつ、写真などにより拡大像を記憶するこ
とができた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記光学式顕微鏡では、観察光学系(共通光
学系21、直接観察光学系31.間接観察光学系35)
によって検査対象物の拡大像を直接的、間接的に目視観
察できるものの、検査を含む生産工程全体の観点からは
機能的な不備が指摘されていた6例えば、第6図に示す
IC(検査対象物)のパターンを検査するときにはその
欠陥部分NGを発見できても、その欠陥を除去するには
他の手段により改めて除去(例えば、欠陥部分NGを切
断する。)作業をしなければならないという問題があっ
た。
このため、観察(検査)した後、直ちに間接観察光学系
35を構成するテレビカメラなどに代えて加工用レーザ
ビームを発するレーザ発振器を取り付けて上記除去作業
を試行してみたが、必ずしも十分な実用的価値を得るこ
とができなかった。
つまり、基本光軸P、上で加工用レーザビームを入射さ
せる方式では、共通光学系21の構成要素(主にビーム
スプリッタ24など)による減衰性からパワーロスが大
きく不経済であるとともに、所期の除去作業を達成でき
なかった。
また、テレビカメラなどに代えてレーザ発振器を取り付
けるので、間接観察光学系35による目視確認不能状態
で除去作業をしなければならないから、相当の熟練を必
要とし作業能率が低いばかりか、却って正常パターンを
損傷させてしまうような虞れもあった。つまり、直接観
察光学系31(接眼レンズ34)によって目視確認する
ことは検査対象物から反射された有害なレーザビームが
接眼レンズ34に直接的に入射し、人体(Ilりを損傷
する虞れがあり、かつ、安全上からも禁止されているの
で、盲状層で除去作業をしなければならないからである
さらに、観察光学系と加工光学系との焦点位置を同一と
して構成することは、技術的、経済的に至難であること
から、直接観察光学系31で欠陥部分NGを発見後にレ
ーザ発振器を活かしてその除去作業を行い、再びレーザ
発振器を停止して検査(観察)するためには、顕微鏡本
体5を繰り返し上下動して各焦点位置を調整しなければ
ならず、取扱が煩雑で、この点からも作業能率が悪かっ
た。
ここに、本発明の目的は、経済的で、しかも正確かつ迅
速な検査と加工とを達成すると同時に、作業の安全を保
障する光学式顕微鏡を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本発明では、上記共通光学系の一部を利用し
て加工用レーザビームを検査対象物に照射できる加工光
学系を巧みに組み込んで、共通光学系によるパワーロス
を生じさせず、かつ間接観察光学系を併設し易い構造と
したものである。また、直接観察用の光軸上にシャッタ
を設け、このシャッタが直接観察用の光を遮っている間
のみ加工用レーザビームを検査対象物に照射できるよう
に構成したものである。
具体的には、対物レンズと直接観察用の光軸を生成する
ビームスプリッタとを基本光軸上に配置した光学式W4
微鏡において、前記対物レンズとビームスプリッタとの
間の前記基本光軸上に第2のビームスプリッタを配置す
るとともに、この第2のビームスブリフタに前記基本光
軸と異なる方向から入射されかつ前記対物レンズを通し
て検査対象物に照射される加工用レーザビームを生成す
るレーザ発振器と、前記直接観察用の光軸とその中心が
一致するシャッタと、このシャッタが直接観察用の光を
遮っている間のみ前記レーザ発振器を励起させる制御装
置とを設けた、ことを特徴とする。
〔作用〕
レーザ発振器から発せられた加工用レーザビームは、第
2のビームスプリッタによって基本光軸上に方向変換さ
れた後、対物レンズを通して検査対象物に照射される。
従って、直接観察用の光軸を生成するビームスプリッタ
などを通過しないので、パワーロスが生じることがなく
、しかも、間接観察光学系を併設し易い構造であるから
、正確かつ迅速な検査と加工とを達成できる。
また、シャッタが直接観察用の光を遮っている間のみレ
ーザ発振器が励起されるので、つまりシャッタが開いて
いるときはレーザ発振器は停止しているので、直接観察
光学系で観察している際に加主用レーザビームによって
人体(眼)を損傷させることがなく、作業の安全を保障
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の光学式顕微鏡は、大きく分けて、機構部1、
照明光学系lO2観察光学系20、加工光学系40、シ
ャッタ装置50および焦点位置検出手段90から構成さ
れている。
機構部1は、主に第2図および第3図に示されている。
基台2に立設された支柱3には、顕微鏡本体5が可動台
6を介して取り付けられている。
B1@鏡本体5は、粗動用調整つまみ7と微動用調整つ
まみ8とを操作することによって、図で上下方向へ移動
できるように構成されている。なお、4は検査対象物を
載置するための載物台である。
また、顕微鏡本体5の上方部分は三眼鏡筒に形成されて
いる。従って、調整つまみ7.8を操作することによっ
て、選択された対物レンズ22に応じた焦点位置に調整
することができる。
観察光学系20は、第1図に示す如く、共通光学系21
と、直接観察光学系31と、間接観察光学系35とから
構成されている。共通光学系21は、基本光軸P+上に
配列された対物レンズ22)結像用のチューブレンズ2
3および可視光を直角2方向に50%(透過)、50%
(反射)に分光する第1のビームスプリッタ24から構
成されている。対物レンズ22は、顕微鏡本体5に回転
可能に支持されたレボルバ25に取り付けられ、拡大倍
率の異なる複数のレンズからなる。従って、レボルバ2
5を回転させれば、選択された1つの対物レンズ22を
基本光軸P、上に位置付けすることができる。なお、各
対物レンズは無限遠補正型とされている。
また、直接観察光学系31は、ダハプリズム32)直角
プリズム33、接眼レンズ34および図示しない双眼用
プリズムなどから構成され、ビームスプリッタ24で分
光された一方の光を基本光軸P、に対して傾斜する直接
観察用の光軸Piに変換するとともに、双眼で検査対象
物の拡大像を直接的に目視観察するものである。
また、間接観察光学系35は、ビームスプリッタ24で
分光された他方の光(基本光軸P、と光軸が同じ、)を
利用して検査対象物の拡大像を写し出したり、写真など
に記憶させるもので、ここでは顕微鏡本体5に着脱自在
とされたテレビカメラから形成されている。
また、照明光学系10は、光軸P、上に配設され一端側
が光源(図示省略)に接続された光ファイバ11、照明
レンズ12およびミラー13から構成され、後述する加
工光学系40を構成する第2のビームスプリッタ43を
蓋用して基本光軸P1上の対物レンズ22を通し載物台
4に載置された検査対象物を光照射するものである。
加工光学系40は、加工用レーザビームを基本光軸P、
  と異なる方向から入射させるとともに、共通光学系
21の対物レンズ22を通して検査対象物を照射するも
ので、顕微鏡本体5に着脱自在に設けられたレーザ発振
器41、ミラー42)共通光学系21のビームスプリッ
タ24と対物レンズ22との間の基本光軸P、上に配置
された第2のビームスプリッタ43および光軸P3上に
配置された第3のビームスプリッタ45とから構成され
ている。従って、レーザ発振器41から発せられた加工
用レーザビーム(光軸P4)は、照明光学系lOのミラ
ー13を兼用して第2の、ビームスプリッタ43で基本
光軸P、上に方向変換される。
つまり、加工光学系40と照明光学系10とは、相互に
構成要素を共通利用して簡単な構造となるように工夫さ
れている。ここに、レーザ発振器41は、半導体レーザ
励起固体レーザとされている。
これは、例えば雑誌roplusEJN O95(19
87年)第85頁〜第92頁で解説されているもので、
第4図に示す如く、レーザダイオード41A1収束レン
ズ41B、Nd1YAG(ネオジウム;ヤグ)結晶など
からなるレーザ媒質41C1所定の曲率を有する出力ミ
ラー41Dを含んで構成されている。なお、発振波長は
101064n近赤外光)である。
未実施例では、ミラー42)第3のビームスプリッタ4
5、ミラー13および第2のビームスプリッタ43は、
上記近赤外光を略100%反射するものとして形成され
ている。第3のビームスプリッタ45は、照明光学系1
0の光源(図示省略)から発せられた可視光を光軸P、
力方向100%透過できるものとして形成されている。
ミラー13は、その可視光を100%反射するものとし
て形成されている。第2のビームスプリッタ43は、基
本光軸P1方向に可視光を70%透過するとともに、直
角方向に30%だけ反射できる特性とされている。
従って、照明光学系10の可視光と加工光学系40の加
工用レーザビームとを対物レンズ22を介して基本光軸
P、上で検査対象物に同時に照明することができるから
、間接観察光学系35を構成するテレビカメラでその拡
大像を観察(目視確認)しつつ検査対象物(IC)の欠
陥部分NG(第6図参照)を切断除去することができる
。また、加工用レーザビームを強力とした場合、第2の
ビームスプリッタ43を介して第1図の基本光軸Plの
上方側に抜けるレーザビームは、その大部分が第2のビ
ームスプリッタ43で反射されて減衰されるので、その
光量は少なく、両観察光学系31.35(接眼レンズ3
4やテレビカメラなど)に不都合を生じさせる虞れはな
い。
シャッタ装置50は、前記直接観察用の光軸P2に中心
を一致させて配置された電動シャッタ51と、この電動
シャッタ51が直接観察用の光を遮っている間のみ前記
レーザ発振器41を励起させる制御回路61および加工
スイッチ71を有する制御袋M52とを含んで構成され
ている。
制御回路61は、第4図に示す如く、前記電動シャッタ
51の開閉を検出する光スイッチ62と、前記加工スイ
ッチ71からの加工信号りを入力として電動シャッタ5
1を駆動させるための駆動信号iとレーザ発振器41を
励起させるための信号jとを生成するタイミング回路6
3と、前記光スイッチ62からの信号を増幅して検出信
号kを生成するプリアンプ64と、このプリアンプ64
からあ検出信号kを参照電圧V refで波形整形する
ためのコンパレータ65と、このコンパレータ65の出
力信号lと前記信号jとの論理積をとリレーザ発振器4
1の励起信号mを出力するアンドゲート66と、このア
ンドゲート66からの励起信号mを増幅するパワーアン
プ67とを含んで構成されている。
光スイッチ62は1、前記電動シャッタ51の中心を通
りかつ前記直接観察用の光軸P2と略直交する光軸P、
の一方に配置された発光ダイオード62Aと、光軸P、
の他方に配置されたホトダイオード62Bとから構成さ
れている。従って、光スイッチ62の光軸P、が直接観
察用の光軸P2に対して略直交しているので、発光ダイ
オード62Aからの光が接眼レンズ34には入射しない
よう吟なっている。
焦点位置掻出手段90は、第2図に示す如く、支柱3に
固定されたケース91、このケース91に上下方向へ変
位可能に設けられかつ先端側に顕微鏡本体5と係合する
測定子94を有するスピンドル92)ケース91に内蔵
された図示しないエンコーダによってスピンドル92の
移動変位量を検出し支柱3に対する顕微鏡本体5の上下
方向の移動量をデジタル表示するインジケータ93から
構成されている。インジケータ93の表示数値は、スピ
ンドル92の位置に拘わらずをスイッチSWで強制的に
零(リセット)できるように、また、維持(ホールド)
できるように形成されている。
従って、観察光学系20の焦点位置でインジケータ93
の数値をリセットし、加工光学系40の焦点位置におけ
る表示数値を読み取れば、両光学系20.40の焦点位
置の差が定量的に読み取れるから、観察(検査)と除去
(加工)作業とを迅速かつ高精度に行うことができ、取
扱を容易にすることができる。
次に、本実施例の作用を説明する。
(準備) 載物台4上に検査対象物を取り付けるとともに、レボル
バ25を回転させて所定倍率の対物レンズ22を基本光
軸P、に合わせ、調整つまみ7を操作′して顕微鏡本体
5を上下動させ、それを位置付けさせる。また、シャッ
タ装置50の電動シャッタ51を解放した状態にしてお
く。
(観察、検査) 光ファイバ11の一端側に設けられた光源のスイッチを
オンして照明光学系10を起動し、検査対象物に可視光
を照射する。
直接観察光学系31を形成する双眼の接眼レンズ34を
覗きつつ、微動用調整つまみ8を操作して観察系の焦点
位置検出手段90のインジケータ93の表示数値を零(
リセット)する、続いて、載物台4を公知の方法によっ
て基台2上で平面直交2軸方向へ移動させながら検査対
象物(IC)の検査(観察)すべき部位を基本光軸P1
に合わせる。このようにして、直接観察光学系31で目
視確認する。このとき、間接観察光学系35を形成する
テレビカメラでも目視確認することができる。
(除去加工) 第6図に示すように、欠陥部分NGを発見したときは、
その欠陥部分NGを顕微鏡の視野の中心にもってくる。
ここで、制御装置52の加工スイッチ71を押すと、第
5図(A)に示す加工信号りがタイミング回路63に出
力されるので、タイミング回路63からは信号iが電動
シャッタ51に与えられる。
これにより、電動シャッタ51が瞬間的に閉じられる。
電動シャッタ51が閉じると検出信号kが減少し始め、
電動シャッタ51が開くと検出信号kが増加するので(
第5図(C)参照)、コンパレータ65からは第5図(
D)に示す矩形波の信号lが出力される。
また、タイミング回路63からは、第5図(B)に示す
如く、信号iと連動して電動シャッタ51が開いている
間の予め設定された時間のみ励起される信号jが出力さ
れる。すると、第5図1)に示す如(、信号jと信号l
との論理積がレーザ発振器41の励起信号mとなる。
ところで、信号jに仮にノイズパルスj、が付加された
としても、電動シャッタ51が開いていてblつ光スイ
ッチ62がオンしている間はコンパレータ65からの信
号lは「L」レベルであるから、励起信号mも「L」レ
ベルのままで、レーザ発振器41は発振することはない
、従って、顕微鏡の直接観察用の光学系にレーザ光の反
射成分が重畳されることはない。
このようにして、シャッタ装置50の電動シャッタ51
が光軸Ptを遮断している状態においては、レーザ発振
器41が励起され、加工用レーザビームが出力される。
レーザビームは、ミラー42)第3のビームスプリッタ
45、ミラー13、第2のビームスプリッタ43および
対物レンズ22を通し検査対象物上に照射される。この
状態では、間接観察光学系35を構成するテレビカメラ
で検査対象物の除去状況を目視観察することができる。
従うて、微動用調整つまみ8を操作して上記欠陥部分N
Gに加工用レーザビームの焦点位置を合わせることがで
きる。このとき、焦点位置合わせ完了時点のインジケー
タ93の表示数値を読み取る、ここに、先の観察光学系
20の焦点位置と加工用レーザビームによる加工光学系
40の焦点位置の差異を知ることができる。よって、こ
こでレーザ発振器41の出力を上げて欠陥部分NGを切
断することができる。なお、加工光学系40の焦点位置
合わせ作業は、前記観察検査工程中の観察系の焦点位置
合わせ作業と同時的に行ってもよい。
もとより、加工光学系40の焦点位置合わせは、検査対
象物の欠陥部分NGの幅などに応じたレーザビーム径で
できるよう調整する場合も含むものである。
従らて、間接観察光学系35で目視確認しつつ、欠陥部
分NGの切断(除去)作業をすることができる。この際
、電動シャッタ51は閉じているので、加工用レーザビ
ームが直接観察光学系31に入射することがなく、作業
の安全を保障できる。
引き続き、載物台4を移動させつつ、順次パターンを観
察(検査)することができる0次の欠陥部分NGを発見
したときは、先に読み取ったインジケータ93の表示数
値になるように微動用調整つ★み8を操作すれば、観察
光学系20から加工光学系40に迅速な切り替えができ
る。一方、表示数値が零となるように操作すれば、加工
光学系40から観察光学系20に迅速に切り替えること
ができる。
以上述べた実施例によれば、観察光学系20の対物レン
ズ22のみを通して加工用レーザビームを検査対象物に
照射する加工光学系40を設けたので、観察光学系20
のビームスプリッタ24などによる減衰がなく、パワー
効率が高く、経済的な加工(欠陥部分の切断)を達成す
ることができる。
また、加工光学系40は観察光学系20(間接観察光学
系)に関与しないから、間接観察光学系35を構成する
テレビカメラなどを設けることができ、よって、その加
工状態を目視しながら迅速かつ正確な欠陥部分NGの除
去を能率的に行うことができる。
また、照明光学系10と加工光学系40とは、ミラー1
3、ビームスプリッタ43などを兼用する系として構成
したので、構造が簡単でコンパクトな・光学式顕微鏡に
構成きる。
また、直接観察光学系31には、電動シャッタ51を設
け、この電動シャッタ51が閉じているときのみレーザ
発振器41を励起させるようにしたので、つまり電動シ
ャッタ51が開いているときはレーザ発振器41が停止
しているので、直接観察中に接眼レンズ34に有害な加
工用レーザビームが入射されることを完全に阻止するこ
とができ、作業の安全を保障することができる。しかも
、加工に当たりては、加工スイッチ71を押すだけでよ
いので能率的であるとともに、電動シャッタ51が瞬間
的に閉じるだけなので、観察者に対する違和感も少ない
また、観察光学系20と加工光学系40との焦点位置検
出手段90が設けられているので、検査と加工とを迅速
かつ正確に行うことができる。しかも、検査対象物上で
の加工用レーザビーム径をその欠陥部分の大きさに応じ
たものに調整することが容易となる。
なお、上記実施例においては、照明光学系1.0と加工
光学系40この構成要素(ミラー13、第2のビームス
プリッタ43など、)を共用するものとしたが、要は加
工光学系40は観察光学系(共通光学系21)の対物レ
ンズ22とビームスプリッタ24との間の基本光軸P1
から加工用レーザビームを照射できるよう形成すればよ
いから、両光学系10.40をそれぞれ独立系に形成し
てもよい0間接観察光学系35もテレビカメラに限らず
各種映像手段から構成してもよい。
また、加工光学系40のレーザ発振器41は、上記実施
例で述べた半導体レーザ励起固体レーザに限らず、通常
のQスイッチ方式のパルス発振型YAGレーザなども使
用できる。さらに、連続発振型のレーザを用いて出力光
を電動シャッタ51に連動させてオン、オフさせるよう
な構成でもよい。
また、電動シャッタ51の代わりに機械式シャッタ、例
えばレリーズレバ−を倒すと、そのレリーズレバ−に連
動してシャツタ板が直接観察用光軸を遮断するような構
成でもよい、この場合には、レリーズレバ−を倒したと
きにレーザ発振器41を発振させるように構成すればよ
い。
また、焦点位置検出手段90は、エンコーダ内蔵のデジ
タル表示方式のインジケータ93を採用するものとした
が、その構造、取付位置は限定されない、さらに、粗動
用調整つまみ7や微動用調整つまみ8に連動させ、−旦
読み取って記憶した数値によって自動的に位置合わせ制
御させることも可能である。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、対物レンズのみを通して
加工用レーザビームを照射する加工光学系が設けられて
いるので、パワー損失がなく経済的であるとともに、間
接観察光学系を付加させることが容易であるから、目視
ii 認しながら欠陥部分の除去ができるという優れた
効果を有する。また、加工中に直接観察光学系に有害な
加工用レーザビームが入射されることを完全に阻止する
ことができるので、作業の安全を保障することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる光学式顕微鏡の一実施例を示す
光学系の全体構成図、第2図はその外観を示す正面図、
第3図はその外観を示す右側面図、第4図は制御装置を
示すブロック図、第5図はタイムチャート、第6図は検
査対象物をICとした場合のパターンと欠陥部分とを示
す平面図、第7図は従来の光学式顕微鏡を示す光学系の
全体構成図である。 10・・・照明光学系、20・・・観察光学系、21・
・・共通光学系、22・・・対物レンズ、24・・・ビ
ームスプリッタ、31・・・直接観察光学系、35・・
・間接観察光学系、40・・・加工光学系、41・・・
レーザ発振器、43・・・第2のビームスプリッタ、5
0・・・シャッタ装置、51・・・電動シャッタ装置、
61・・・制御回路、61・・・光スイッチ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対物レンズと直接観察用の光軸を生成するビーム
    スプリッタとを基本光軸上に配置した光学式顕微鏡にお
    いて、 前記対物レンズとビームスプリッタとの間の前記基本光
    軸上に第2のビームスプリッタを配置するとともに、 この第2のビームスプリッタに前記基本光軸と異なる方
    向から入射されかつ前記対物レンズを通して検査対象物
    に照射される加工用レーザビームを生成するレーザ発振
    器と、前記直接観察用の光軸とその中心が一致するシャ
    ッタと、このシャッタが直接観察用の光を遮っている間
    のみ前記レーザ発振器を励起させる制御装置とを設けた
    、ことを特徴とする光学式顕微鏡。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記制御装置は
    、前記シャッタの中心を通り前記直接観察用の光軸と略
    直交する光軸を有する光スイッチと、この光スイッチに
    よって前記シャッタが閉じていることが検出されている
    間のみ前記レーザ発振器の励起させる制御回路とを含ん
    で構成されていることを特徴とする光学式顕微鏡。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、前
    記レーザ発振器を、半導体レーザ励起固体レーザとした
    ことを特徴とする光学式顕微鏡。
JP62324441A 1987-12-21 1987-12-21 光学式顕微鏡 Pending JPH01164911A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5446582A (en) * 1989-08-23 1995-08-29 Kabushiki Kaisha Topcon Operation microscope
JPH08290280A (ja) * 1995-04-19 1996-11-05 Olympus Optical Co Ltd レーザリペア機能付顕微鏡

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