JPH0116485B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116485B2 JPH0116485B2 JP60299230A JP29923085A JPH0116485B2 JP H0116485 B2 JPH0116485 B2 JP H0116485B2 JP 60299230 A JP60299230 A JP 60299230A JP 29923085 A JP29923085 A JP 29923085A JP H0116485 B2 JPH0116485 B2 JP H0116485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sole
- ground
- main body
- grounding
- fibrous sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、異質の接地底を有する靴底の成形
法に関するものである。
法に関するものである。
（従来の技術）
従来、特開昭56−13901号、特公昭60−34364号
等によつて、モールドキヤビテイの底部に突出壁
によつて囲繞形成された接地底保持キヤビテイに
予め成形された接地底をセツトした後、モールド
キヤビテイに発泡性の液状ポリウレタンを導入し
て靴底主体を成形すると同時に靴底主体の接地面
に接地底を積層する靴底の成形法が提案されてい
る。
等によつて、モールドキヤビテイの底部に突出壁
によつて囲繞形成された接地底保持キヤビテイに
予め成形された接地底をセツトした後、モールド
キヤビテイに発泡性の液状ポリウレタンを導入し
て靴底主体を成形すると同時に靴底主体の接地面
に接地底を積層する靴底の成形法が提案されてい
る。
しかしながら靴底主体成形材が発泡性の液状の
ポリウレタンであるため、発泡圧によつて接地底
保持キヤビテイにセツトされた接地底の周縁と接
地底保持キヤビテイを構成する突出壁との間のわ
ずかばかりの間隙を通して、液状のポリウレタン
が接地底の接地面に流入し、これが硬化してポリ
ウレタン皮膜によつて接地底の接地面が汚染さ
れ、外観が低下し、これを除去したり、塗料で補
正したりせねばならず、煩雑な手数を必要として
いた。
ポリウレタンであるため、発泡圧によつて接地底
保持キヤビテイにセツトされた接地底の周縁と接
地底保持キヤビテイを構成する突出壁との間のわ
ずかばかりの間隙を通して、液状のポリウレタン
が接地底の接地面に流入し、これが硬化してポリ
ウレタン皮膜によつて接地底の接地面が汚染さ
れ、外観が低下し、これを除去したり、塗料で補
正したりせねばならず、煩雑な手数を必要として
いた。
（発明の解決しようとする問題点）
この発明は簡単な方法で上記欠点を除去し、外
観良好な異質の接地底を有する靴底を提供しよう
とするものである。
観良好な異質の接地底を有する靴底を提供しよう
とするものである。
（問題点を解決するための手段、実施例）
この発明を以下実施図面によつて説明すれば、
この発明は、モールドキヤビテイ１の底部に突出
壁１１１によつて形成された接地底保持キヤビテ
イ１１に、繊維質シート２を介して、靴底主体３
とは異質材で予め成形された接地底４をセツトす
る工程と、モールドキヤビテイ１に発泡性の液状
ポリウレタンを導入して靴底主体３を発泡成形す
ると同時に靴底主体３の接地面に接地底４を積層
する工程と、繊維質シート２を接地底４から剥離
する工程とからなる異質の接地底を有する靴底の
成形法を発明の要旨とするものである。
この発明は、モールドキヤビテイ１の底部に突出
壁１１１によつて形成された接地底保持キヤビテ
イ１１に、繊維質シート２を介して、靴底主体３
とは異質材で予め成形された接地底４をセツトす
る工程と、モールドキヤビテイ１に発泡性の液状
ポリウレタンを導入して靴底主体３を発泡成形す
ると同時に靴底主体３の接地面に接地底４を積層
する工程と、繊維質シート２を接地底４から剥離
する工程とからなる異質の接地底を有する靴底の
成形法を発明の要旨とするものである。
この発明において接地底４は靴の用途に応じ
て、各種の加硫ゴム、熱可塑性ゴム、EVA、
PVC、皮等で予め接地底保持キヤビテイ１１の
形状に沿つて適宜に形成され、必要によつては、
その上面４１に接着剤を塗布して、靴底主体３と
の接着強度を増加するよう配慮されている。そし
て、この発明において繊維質シート２としては、
織布、編布、不織布等の中から適宜選定され、接
地底保持キヤビテイ１１の形状に沿つて予め裁断
形成されたものが使用される。
て、各種の加硫ゴム、熱可塑性ゴム、EVA、
PVC、皮等で予め接地底保持キヤビテイ１１の
形状に沿つて適宜に形成され、必要によつては、
その上面４１に接着剤を塗布して、靴底主体３と
の接着強度を増加するよう配慮されている。そし
て、この発明において繊維質シート２としては、
織布、編布、不織布等の中から適宜選定され、接
地底保持キヤビテイ１１の形状に沿つて予め裁断
形成されたものが使用される。
この発明において、以上のようにして準備され
た繊維質シート２をまず接地底保持キヤビテイ１
１の底部に、その周縁２１を突出壁１１１の内側
壁面に沿わせて、セツトし、その上面に予め成形
された接地底４をその周縁４２を突出壁１１１の
内側壁面に沿わせて、接地底保持キヤビテイ１１
にセツトした後、常法によつて発泡性の液状ポリ
ウレタンをモールドキヤビテイ１に導入して靴底
主体３を発泡成形すると同時に靴底主体３の接地
面に接地底４を積層するものであるが、靴底主体
３成形時に、モールドキヤビテイ１に導入された
発泡性の液状ポリウレタンの一部は、発泡圧によ
つて、従来同様、接地底保持キヤビテイ１１にセ
ツトされた接地底の周縁４２と接地底保持キヤビ
テイ１１を構成する突出壁１１１の内側壁面との
間隙を通して接地面４３に侵入するが、この侵入
された液状ポリウレタンの一部は接地底４の下面
に位置された繊維質シート２の繊維間隙に侵透し
て硬化され繊維質シート２に強力に投錨接着され
る。
た繊維質シート２をまず接地底保持キヤビテイ１
１の底部に、その周縁２１を突出壁１１１の内側
壁面に沿わせて、セツトし、その上面に予め成形
された接地底４をその周縁４２を突出壁１１１の
内側壁面に沿わせて、接地底保持キヤビテイ１１
にセツトした後、常法によつて発泡性の液状ポリ
ウレタンをモールドキヤビテイ１に導入して靴底
主体３を発泡成形すると同時に靴底主体３の接地
面に接地底４を積層するものであるが、靴底主体
３成形時に、モールドキヤビテイ１に導入された
発泡性の液状ポリウレタンの一部は、発泡圧によ
つて、従来同様、接地底保持キヤビテイ１１にセ
ツトされた接地底の周縁４２と接地底保持キヤビ
テイ１１を構成する突出壁１１１の内側壁面との
間隙を通して接地面４３に侵入するが、この侵入
された液状ポリウレタンの一部は接地底４の下面
に位置された繊維質シート２の繊維間隙に侵透し
て硬化され繊維質シート２に強力に投錨接着され
る。
したがつて靴底主体３成形後、成形された靴底
をモールドより脱型して、接地底４の下面に位置
する繊維質シート２を剥離すれば、靴底主体３成
形時に接地底の接地面４３に侵入付着成形された
ポリウレタン皮膜３２は繊維質シート２に侵透さ
れたポリウレタン３１と同時に簡単に除去でき
る。
をモールドより脱型して、接地底４の下面に位置
する繊維質シート２を剥離すれば、靴底主体３成
形時に接地底の接地面４３に侵入付着成形された
ポリウレタン皮膜３２は繊維質シート２に侵透さ
れたポリウレタン３１と同時に簡単に除去でき
る。
（発明の効果）
この発明は以上のように構成されているので、
靴底主体３成形時に接地底の接地面に付着された
ウレタン皮膜３２を簡単に除去でき、外観が良好
な異質の接地底を有する靴底を提供できる。また
接地底４を導電性材で構成し、これを導電性材片
４４によつて靴内に連絡しておけば、従来のよう
に靴底主体成形時に接地底の接地面に形成される
ポリウレタン皮膜によつて接地底の導電性が阻害
されることもない。
靴底主体３成形時に接地底の接地面に付着された
ウレタン皮膜３２を簡単に除去でき、外観が良好
な異質の接地底を有する靴底を提供できる。また
接地底４を導電性材で構成し、これを導電性材片
４４によつて靴内に連絡しておけば、従来のよう
に靴底主体成形時に接地底の接地面に形成される
ポリウレタン皮膜によつて接地底の導電性が阻害
されることもない。
図面は実施例を示すものであつて、この発明の
異質の接地底を有する靴底の成形法を示す要部断
面図である。 符号の説明、１……モールドキヤビテイ、１１
……接地底保持キヤビテイ、１１１……突出壁、
２……繊維質シート、３……靴底主体、３１……
繊維質シートに侵透されたポリウレタン、３２…
…ポリウレタン皮膜、４……接地底、４１……上
面、４２……周縁、４３……接地面、４４……導
電性材片。
異質の接地底を有する靴底の成形法を示す要部断
面図である。 符号の説明、１……モールドキヤビテイ、１１
……接地底保持キヤビテイ、１１１……突出壁、
２……繊維質シート、３……靴底主体、３１……
繊維質シートに侵透されたポリウレタン、３２…
…ポリウレタン皮膜、４……接地底、４１……上
面、４２……周縁、４３……接地面、４４……導
電性材片。
Claims (1)
- １ モールドキヤビテイ１の底部に突出壁１１１
によつて形成された接地底保持キヤビテイ１１
に、繊維質シート２を介して、靴底主体３とは異
質材で予め成形された接地底４をセツトする工程
と、モールドキヤビテイ１に発泡性の液状ポリウ
レタンを導入して靴底主体３を発泡成形すると同
時に靴底主体３の接地面に接地底４を積層する工
程と、繊維質シート２を接地底４から剥離する工
程とからなる異質の接地底を有する靴底の成形
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60299230A JPS62159606A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 異質の接地底を有する靴底の成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60299230A JPS62159606A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 異質の接地底を有する靴底の成形法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62159606A JPS62159606A (ja) | 1987-07-15 |
| JPH0116485B2 true JPH0116485B2 (ja) | 1989-03-24 |
Family
ID=17869825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60299230A Granted JPS62159606A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 異質の接地底を有する靴底の成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62159606A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH044803U (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-17 | ||
| JP5852821B2 (ja) * | 2011-09-12 | 2016-02-03 | 住友ゴム工業株式会社 | 帯電防止靴 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP60299230A patent/JPS62159606A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62159606A (ja) | 1987-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |