JPH01163709A - 光ファイバ多心コネクタの製造方法 - Google Patents

光ファイバ多心コネクタの製造方法

Info

Publication number
JPH01163709A
JPH01163709A JP32130587A JP32130587A JPH01163709A JP H01163709 A JPH01163709 A JP H01163709A JP 32130587 A JP32130587 A JP 32130587A JP 32130587 A JP32130587 A JP 32130587A JP H01163709 A JPH01163709 A JP H01163709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
guide
core
hole
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32130587A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kato
猛 加藤
Kenichi Mizuishi
賢一 水石
Koichi Abe
康一 阿部
Kazuo Sato
一雄 佐藤
Shinji Tanaka
伸司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP32130587A priority Critical patent/JPH01163709A/ja
Publication of JPH01163709A publication Critical patent/JPH01163709A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多心の光ファイバを同時に接続する光ファイバ
多心コネクタに係り、特に単一モード光ファイバの低損
失な接続に好適な光ファイバ多心コネクタの製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
光ファイバ多心コネクタでは、接続低損失化のためにコ
ネクタ内で光ファイバを高精度に配列し固定することが
必要である。一般的なコア径50μmの多心モード光フ
ァイバの多心コネクタでは′ミクロンオーダの精度で充
分である。しかし、単一モード光ファイバの場合はコア
径10μm程度のファイバ同士を接続しなければならな
いので。
1桁高い精度が必要となり、各光ファイバ毎にサブミク
ロンオーダの位置精度が要求される。第13図は、単一
モード光ファイバ同士を結合させた時の、ファイバ間の
位置ずれに対する光結合効率の変化を示す0図から明ら
かなように、単一モード光ファイバ多心コネクタの実用
上充分な接続損失0.5 d Bを実現するには、ファ
イバの位置ずれを±1.6μm以内に抑えなければなら
ないことが解る。これは、接合し合う2個のコネクタの
一方について、±1.6/2=±0.8μm以内のサブ
ミクロンオーダの精度で光ファイバを配列する必要があ
ることを示している。
従来の光ファイバ多心コネクタは、例えば特開昭62−
19821号に記載のような方法で製造されていた。第
14.15,16.17図によ本方法を説明する。10
1は光ファイバ、102は光ファイバ心線、103は光
ファイバ用多条V溝。
用霊型ビン、LUb&工1父型、107は上4L108
は金型キャビティ、109は光ファイバ心線固定部、1
10は光ファイバ及びガイドピン固定部、111は配列
板、112はスリット、113は光ファイバ多心コネク
タである。この光ファイバ多心コネクタ113を製造す
るには、まず下金型106の光ファイバ用多条V溝10
3の端部に配列板111を仮固定する。次に、光ファイ
バ101を1本ずつスリット112に添わせて、光ファ
イバ用多条V溝103と光ファイバ及びガイドビン固定
部110との間にできたv型形状部分に光ファイバ10
1を挿入しつつ、光ファイバ用多条V溝103に添わせ
設置する6全ての光ファイバ101を同様に設置した後
、光ファイバ心線固定部109にて光ファイバ心線10
2を固定する。光ファイバ101を配列板111に接着
剤で仮固定し、光ファイバ101を所定の間隔に保つ、
上金型106を下金型107に組み合わせ、金型キャビ
ティ108内に樹脂を注入し成形する。
最後に成形品の端面を研磨して光ファイバ多心コネクタ
113を得る。
従来は以上のような方法で製造されていた。
(発明が解決しようとする問題点〕 上記従来方法は、配列板111の加工にエツチング技術
を用いていた。スリット112のU字形の曲線形状から
明らかなように、これは金属板などの等方的なウェット
エツチングまたはドライエツチングによって加工された
ものである。しかし、通常の等方的なウェットエツチン
グによって1μm以下の加工精度を得ることは非常に困
難である。ドライエツチングではサブミクロンオーダ精
度の加工が行なえるが、高価な装置を必要とするうえス
ルーブツトが悪いので、これは経済性と量産性の点で問
題があった。
従来の配列板111はスリット形状をしており。
光ファイバ101は第16図の上下方向に関して位置決
めされないので、光ファイバ101の位置が上下方向に
数μm程度ばらついて接続損失が大きいという問題があ
った。
また配列板111の固定位置が光ファイバ多心コネクタ
113の端面から離れているので、端面での光ファイバ
111の配置が配列板の通りに決まらず、結局、接続損
失が大きくなるという問題があった。
以上から、従来の製造方法では多心光ファイバをサブミ
クロンオーダの位置精度で配列させることができない、
すなわち、従来方法は多モード光ファイバには適用でき
るが(従来方法に示されている接続損失の値は多モード
光ファイバのものである)、単一モードの光ファイバ同
士を低損失で接続することは不可能であった。従来の方
法で単一モード光ファイバ同士を接続した場合、損失が
1dBよりも大きくなってしまい、実用上問題がある。
本発明の目的は、特に単一モード光ファイバ同士の低損
失接続が可能な、光ファイバの配列位置精度に優れた光
ファイバ多心コネクタを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、結晶異方性エツチングにより穴を加工した
光ファイバ位置決め用ガイドを用い、該穴に光ファイバ
を挿入し、光ファイバ多心コネクタの端面近傍で光ファ
イバをガイドすることにより、達成される。
〔作用〕
結晶異方性エツチングによればサブミクロンオーダ精度
の穴加工が行なえる。加工にはエツチングマスクのパタ
ーンニング精度が忠実に反映されるので、非常に精度が
良い。この穴に多心の光ファイバを挿入すれば、光ファ
イバの配列に関してサブミクロン精度の位置決めが行な
える。穴形状なので、従来のスリット形状のように上下
方向に位置がばらつくこともない。コネクタの端面近傍
でガイドされているから、コネクタ端面においてサブミ
クロンオーダの配列精度が得られる。すなわち、多心の
単一モード光ファイバ同士の低損失接続が可能になる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1.2,3,4,5,6.7図は本発明の実施例の光
ファイバ多心コネクタの製造方法を説明する製造工程図
、第8図は本実施例に用いたガイドの正面図、第9図は
このガイドの断面図、第10図はこのガイドに光ファイ
バを挿入した所の拡大図、第11図は本実施例のガイド
の製造工程図、第12図は本実施例の光ファイバ多心コ
ネクタの接続損失の度数分布である。
本発明の実施例の光ファイバ多心コネクタは、5心の単
一モード光ファイバを低損失で接続するものである。
第1.2,3,4,5,6.7図の製造工程図にしたが
って1本実施例の光ファイバ多心コネクタの製造方法を
説明する。第1図は光ファイバ被覆除去工程、第2図は
ビン嵌合工程、第3図は光ファイバ挿入工程、第4図は
ガイド挿入・光ファイバ接続工程、第5図は光ファイバ
切断工程、第61!Iはフェルール接着工程、第7図は
光ファイバ端面研磨工程を説明する図である。
(a)光ファイバ被覆除去工程(第1図)本実施例のテ
ープ型光ファイバ心線1は、5本の光ファイバ2を平面
テープ状に250μmピッチで平行に並べ、これに−括
して被覆を施して5心1組にしたものである。光ファイ
バ2は、外径125μm、コア径9μm、スポットサイ
ズ5μmの石英系単一モード光ファイバである。
第1図の光ファイバ被覆除去工程では、光ファイバ多心
コネクタ製造の準備として、テープ型光ファイバ心線1
の被覆を剥ぎ、5本の光ファイバ2を露出させた。露出
した光ファイバ2は、被覆が残らないように有機溶剤に
より充分清掃した。
(b)ピン嵌合工程(第2図) キャピラリ3は特殊樹脂製で、精密金型成形によって製
造した。キャピラリ3には穴4と穴5が形成されている
。5個の円筒状の穴4は、5本の光ファイバ2の配列位
置を概ね決めるためにある。
穴径は130μm、穴のピッチは250μmである。2
個の円筒状の穴5は、2本のピン6が正確に嵌合するよ
うに開けられている。高精度金属加工によって作られた
ピン6は1本実施例の光ファイバ多心コネクタ同士を接
続する時にガイドとして働く。ピン6の直径は0 、7
 +usφである。
第2図のピン嵌合工程では、上記のキャピラリ3に2本
のピンを嵌合させておく。
(e)光ファイバ挿入工程(第31!I)第3図の光フ
ァイバ挿入工程では、キャピラリ3の穴4に5本の光フ
ァイバ2を挿入する(図面の矢印方向)、この工程によ
って光ファイバ2の位置は、配列ピッチ250±2.5
μmの精度で概ね決まる。
(d)ガイド挿入・光ファイバ接着工程(第4図)第4
1i!!lのガイド挿入・光ファイバ接着工程では、ま
ず5本の光ファイバ2と2本のピン6をガイド7に開け
られた穴に挿入する。ガイド7の穴は結晶異方性エツチ
ングによって精密加工されているので、光ファイバ2の
位置は、サブミクロンオーダの精度で正確に決まる。よ
り正確を期すために、ガイ下7を複数枚重ねて用いるこ
ともある。ガイド7については後で詳述する。
次に一5本の光ファイバ2をキャピラリ3から少し引き
出し、光ファイバ2の接着剤塗布部8に樹脂系の接着剤
を塗る。そしてテープ型光ファイバ心線1を図面矢印方
向に出し入れし、光ファイバ2をキャピラリ3の穴4の
中で動かして、接着剤を穴4全体に広げる。このどき光
ファイバ2がガイド7の穴から常に突き出ているように
気を付けた。
接着剤が穴4全体に行きわたったら、そのままの状態で
放置し接着剤を硬化させる。硬化時間は常温で8時間で
あった。
(e)光ファイバ切断工程(第5図) 第5図の光ファイバ切断工程では、上記接着剤が完全に
硬化したのちガイド7を抜き取りピン6を穴5から外し
て、キャピラリ3の端面において5本の光ファイバ2を
切断する0図はキャピラリ3の端面に光ファイバ2が並
んでいるところを示す。ここで場合によっては、ガイド
7を抜き取らずにそのまま残しておくこともある。
(f)フェルール接着工程(第6図) 第6図のフェルール接着工程では、前工程(e)まで出
来たものを2分割のフェルール9,10で挟み込み、樹
脂系の接着剤によって接着する。このとき生じる隙間に
も接着剤を充填しておく。そして接着剤を硬化させ、テ
ープ型光プアイバ心線1及び光ファイバ2、フェルール
9.IO、キャピラリ3を一体成形した。
(g)光ファイバ端面研磨工程(第7図)第7図の光フ
ァイバ端面研磨工程では、光ファイバ多心コネクタの接
続損失を・低減化するために、前工程(f)で一体化し
たフェルール11の端面12、すなわち光ファイバ2の
端面を鏡面研磨した。
以上の工程に従う製造方法により1本実施例の光ファイ
バ多心コネクタ13が完成する。
本実施例に用いたガイド7の正面図を第8図に。
断面図を第9図に示す、ガイド7は、厚さ300μm、
結晶面方位(100)のシリコン板から成る6面積は7
X10ma+2である。シリコン結晶の異方性エツチン
グによって、ガイド7の表面24から5個の穴21と2
個の穴22を開け、裏面25から穴23を開けた。これ
らの穴はいずれも四角錐台の形状である。ガイド7の製
造工程は後で詳しく述べる。
穴21は、第4図の工程(d)において5本の光ファイ
バ2がそれぞれ挿入される穴である。この穴によって、
光ファイバ2の位置決めがサブミクロンオーダの精度で
行われる。第10図に光ファイバ2が穴21に挿入され
た所の拡大図を示す。
このようにして光ファイバ2のコア30が規則正しく配
列される。穴21のテーパ角度 0=70.5” 、穴径d=126±0.5pm、穴の
配列ピッチp=250±0.5μmである。
穴22は、第4図の工程(d)において2本のビン6が
それぞれ挿入される穴である。この穴22と穴21の相
対的な位置は±0.5μm以内の精度で合っており、5
個の穴21は2個の穴22の間の中心にある。穴22の
テーバ角度は穴21と同じ70.5@、穴径D=701
±0.5μm、穴の間隔は3゜6’amである。
穴23は、穴21.穴22が開いている領域全体をおお
うように裏面25から加工されている。
穴23がある部分のガイド7の厚さは83.5μmであ
る。
第11図にガイド7の製造工程を示す6以下、図面にし
たがって工程を説明する。
(a)Si(>2膜形成工程 第11図(a)sio□膜形成工程では、300μm厚
のシリコン板41 (結晶面方位(100))の表面に
熱酸化によってSiO2膜42.43を形成させた。熱
酸化条件は、熱酸化炉の温度1100℃、炉への02送
気量11/minとし、8時間はど湿式酸化を行なった
。5i02膜42,43の膜厚は、1.5μmであった
(b)表側フォトリソグラフィ工程 第11図(b)表側フォトリソグラフィ工程では、フォ
トリソグラフィによってシリコン板41の表側のSiO
2膜42をパターンニングした。
まず、レジストを5i02膜42の上面に塗布したあと
、フォトマスクを用いてレジストにパターンを露光する
。露光後レジストを現像し、このレジストをマスクとし
てSi○2膜42をエッチングする。エツチング液には
緩衝弗酸液を使った。
こうして5i02膜42がパターンニングされる。
パターンニング精度は、フォトマスク精度で決まるので
、±0.2μmであった。
(c)表側エツチング工程 第11図(e)表側エツチング工程では、上記の5i0
2膜42をエツチングマスクとして、シリコン板41の
表側をKOH40wt%水溶液(温度60℃)により約
4時間エツチングした。
KOH水溶液を使うと結晶面(111)は侵食されずに
残るので、結晶面(100)(シリコン板41の表面と
平行な面)のエツチングが進み、結晶面(111)に囲
まれた四角錐台の形状の穴44.45が形成される(穴
44は第8,9図の穴21、穴45は第8,9図の穴2
2に相当する)。
このような結晶の面方位に依存したエツチングすなわち
結晶異方性エツチングによれば、エツチングマスクのパ
ターンニング精度をそのまま反映したサブミクロンオー
ダの超精密加工が行なえる。
エツチングが終わったのちは、緩衝弗酸液によ)JSi
02膜42,43を除去した。
(d)SiO2膜再形成工程 第11図(d)Si02膜再形成工程では、第11図(
a)SiOz膜形成工程と同様の熱酸化条件で5i02
膜46.47を形成させた。
(a)裏側フォトリソグラフィ工程 第11図(e)m側フォトリソグラフィ工程では、第1
1図(b)表側フォトリソグラフィ工程と同様の手順で
、シリコン板41の裏側の5i02膜47をパターンニ
ングした。シリコン板41の表側に形成された穴44,
45と裏側の5i02膜47のパターンとの位置合わせ
精度は、±5μm程度で充分である。
(f)裏側エツチング工程 第11図(f)裏側エツチング工程では、上記の5i0
2膜47をエツチングマスクとして、シリコン板41の
開側をKOH40wt%水溶液(温度60℃)により約
9時間エツチングした6第11図(c)表側エツチング
工程と同様に結晶異方性エツチングが行なわれ、結晶面
(111)が残り、結晶面(100)のエツチングが進
んで穴48が形成される(穴48は第8,9図の穴23
に相当する)。このとき穴48と穴44や六45とが貫
通する。貫通した穴44.45 (すなわち第2図の穴
21.22)の穴径は、穴48のエツチング深さによっ
て決まるので、深さの制御には充分注意を払った。穴4
8の深さ方向(面方位(l OO)方向)のエツチング
レートは約0.4μm/minなので、サブミクロンオ
ーダの精度で第2図の穴21.22の加工が行なえた。
エツチングが終了したら、緩衝弗酸液により5in2膜
46,47を除去する。最後にシリコン板41をダイシ
ングソーによって7mmX 10+mmの大きさに切り
出した。
こうして、サブミクロンオーダの高い精度で穴21.2
2が加工されたガイド7が完成する。
第12図は、実際に第11図の工程により製造したガイ
ド7を用いて、第1〜7図の製造工程により組み立てた
光ファイバ多心コネクタ13の接続損失の測定結果を示
す。40個の光ファイバ多心コネクタ13を作り、互い
に2個ずつを繋ぎ合わせて20組のコネクタ接続を行な
った。そのとき、光ファイバ2それぞれについて接続損
失を測定し、結果を度数分布に表わしたのが第12図で
ある。測定数n=100について、接続損失の平均値m
=0.37dB、標準偏差σ=0.027dBが得られ
た。この接続損失の値は実用的に充分良好である。また
結果から考察して、光ファイバ2の配列精度は±0.7
μmであることが解った。
本実施例の光ファイバ多心コネクタの製造方法によれば
、光ファイバを±0,7μmというサブミクロンオーダ
の高い精度で配列できるので、多心の単一モード光ファ
イバを低損失で一括して接続することが可能になる効果
がある。また光ファイバの位置決めに用いたガイドはシ
リコンをウェットエツチングして製造されるので、材料
費が安価なうえバッチ処理による量産が可能であり、経
済的に優れている。さらにコネクタの製造工程は非常に
簡単なので、作業性の点で有利である。
なお、本発明のポイントは結晶異方性エツチングによっ
て加工したガイドを用いたことにあるのであって、本発
明は本実施例で述べた材料、形状。
寸法によって限定されるものではない。例えば、本実施
例では単一モード光ファイバを用いたが、多モード光フ
ァイバに対しても本発明を実施し得ることは言うまでも
ない。またテープ型光ファイバ心線でなくとも、複数の
光ファイバ心線に対しても本発明は実施し得る。ガイド
の材料は、結晶異方性エツチング精密加工が行なえる材
料であれば良<、GaAs、InPなどの結晶材料を使
うことがある。本実施例では心線数を5心としたが。
この数は光ファイバ多心コネクタの仕様によって増減で
き変更可能である。ガイドの光ファイバの位置決め部分
以外の加工には、等方的なエツチング加工や、マイクロ
ラッピング、ダイシングソー等の精密機械加工を利用す
ることも勿論可能である。ガイドの構造を設計変更する
ことも場合によっては有り得る。第5図の工程(e)で
述べたようにガイドを取らずに、そのままコネクタに埋
め込むという方法もある。本実施例のキャピラリ。
フェルールの形状を変えたり、これらを一体化したもの
を用いることも考えられる。生産上の都合から、光ファ
イバ多心コネクタやガイドの製造工程の手順を入れ替え
たり、改変することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多心の光ファイバ同士、特に単一モー
ド光ファイバ同士を一括して低損失で接続できるので、
光情報通信における高速・大容量の並列伝送が可能にな
る効果がある。また経済性′ に優れるので、特に低価
格化が必須条件である光加入者系システムにおいて本発
明の普及効果は非に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1.2,3,4,5,6.7図は本発明の実施例の光
ファイバ多心コネクタの製造方法を説明する製造工程図
、第8図は本実施例に用いたガイドの正面図、第9図は
このガイドの断面図、第10図はこのガイドに光ファイ
バを挿入した所の拡大図、第11図は本実施例のガイド
の製造工程図、第12図は本実施例の光ファイバ多心コ
ネクタの接続損失の度数分布、第13図は単一モード光
ファイバの位置ずれに対する光結合効率の変化を示す図
、第14.15,16.17図は従来の光ファイバ多心
コネクタの製造方法を説明する図である。 秒、符号の説明 1・・・テープ型光ファイバ心線 2・・・光ファイバ 3・・・キャピラリ 4.5・・・穴 6・・・ビン 7・・・ガイド 8・・・接着剤塗布部 9.10.11・・・フェルール 12・・・端面 13・・・光ファイバ多心コネクタ 21.22,23・・・穴 ′$7ノ 図 つ朽  ノ2  η口 搏琥ル去〔ゐジ 禿   ゛ 緘鵜今諜命i 3四 )4 圓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、結晶異方性エッチングにより加工したガイドに形成
    された複数の穴に多心の光ファイバを挿入し、該光ファ
    イバを所定の位置に配列させてなる光ファイバ多心コネ
    クタの製造方法。 2、上記ガイドが結晶面方位(100)のシリコン板か
    ら成り、上記穴が結晶面方位(111)の結晶面より構
    成される四角錐台の形状を為すことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の光ファイバ多心コネクタの製造方
    法 3、複数の穴が形成されたキャピラリに多心の光ファイ
    バを挿入し概ね所定の位置に配列させる工程と、上記ガ
    イドの穴に更に前記光ファイバを挿入し所定の位置に配
    列させる工程と、前記キャピラリに前記光ファイバを接
    着する工程と、該キャピラリと光ファイバをフェルール
    によって覆い隙間を接着剤で充填し成形する工程と、該
    フェルールの端面すなわち前記光ファイバの端面を研磨
    する工程とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の光ファイバ多心コネクタの製造方法。 4、上記ガイドを光ファイバ多心コネクタ製造時に埋め
    込むことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の光フ
    ァイバ多心コネクタの製造方法。
JP32130587A 1987-12-21 1987-12-21 光ファイバ多心コネクタの製造方法 Pending JPH01163709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32130587A JPH01163709A (ja) 1987-12-21 1987-12-21 光ファイバ多心コネクタの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32130587A JPH01163709A (ja) 1987-12-21 1987-12-21 光ファイバ多心コネクタの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01163709A true JPH01163709A (ja) 1989-06-28

Family

ID=18131090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32130587A Pending JPH01163709A (ja) 1987-12-21 1987-12-21 光ファイバ多心コネクタの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01163709A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4818059A (en) Optical connector and splicer
US5297228A (en) Method of connecting an optical fiber to an optical waveguide
CA1302758C (en) Optical connector and process for producing the same
US6157759A (en) Optical fiber passive alignment apparatus and method therefor
JPS5988710A (ja) プラスチツク多芯光コネクタ
CN215932210U (zh) 光纤配件
US5535295A (en) Coupling structure for waveguide connection and process of forming the same
JPH11174274A (ja) 光ファイバアレイおよび金型の製造方法
JPH0215204A (ja) 多心光端子
JPH11231163A (ja) 光ファイバコネクタおよびその製造方法
JP3065300B2 (ja) 光ファイバ及び光導波路素子の接続構造
JPH08313756A (ja) 光ファイバ固定溝付き平面光回路部品およびその作製方法
JP4915633B2 (ja) 光ファイバアレイの製造方法
JPH01163709A (ja) 光ファイバ多心コネクタの製造方法
JP3248661B2 (ja) 光導波路モジュールの作製方法
JPH0212113A (ja) 光コネクタの製造方法
JPH01300207A (ja) 光フアイバアレイの製造方法
JPH11211928A (ja) 光ファイバコネクタ
US20020028057A1 (en) Two-dimentional fiber array and method of manufacture
JPH0713033A (ja) 光ファイバアレイ及びその製造方法
JPH0593824A (ja) 光コネクタ及びその製造方法
JPH1048469A (ja) 光コネクタおよびその製造方法
JP2943629B2 (ja) 光導波路型モジュールとその配列体及びその製造方法
JPH11223742A (ja) 光ファイバコネクタおよびその製造方法
JPH04116608A (ja) 光コネクタ