JPH01163569A - 保冷方法 - Google Patents
保冷方法Info
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- JPH01163569A JPH01163569A JP31959287A JP31959287A JPH01163569A JP H01163569 A JPH01163569 A JP H01163569A JP 31959287 A JP31959287 A JP 31959287A JP 31959287 A JP31959287 A JP 31959287A JP H01163569 A JPH01163569 A JP H01163569A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、たとえば生鮮食糧品、特殊薬剤等の保存用に
使用する、蓄冷剤の昇華性を巧みに利用した保冷方法に
関するものである。
使用する、蓄冷剤の昇華性を巧みに利用した保冷方法に
関するものである。
〈従来の技術〉
魚類、生野菜、果物等の生鮮食糧品の保存には、0℃〜
10℃の凍結しない環境が必要である。また、薬事法に
よれば、液状薬剤の保存、保管に関して、ワクチン類は
0゛C〜10°Cで保存し、凍結してはならないことを
規定している。
10℃の凍結しない環境が必要である。また、薬事法に
よれば、液状薬剤の保存、保管に関して、ワクチン類は
0゛C〜10°Cで保存し、凍結してはならないことを
規定している。
そして、このような環境を作り出すのに用いるこの種の
保冷方法は、密閉容器の中に氷と塩とを混合した、蓄冷
剤を保冷物といっしょに収納する方法が用いられている
ことは、周知のことである。その他に、液化窒素を用い
たり、あるいは第6図に示すように同形二酸化炭素(以
下ドライアイスと称す)(1)等をヒートパネル(9)
を使用してする保冷方法がよく知られている。
保冷方法は、密閉容器の中に氷と塩とを混合した、蓄冷
剤を保冷物といっしょに収納する方法が用いられている
ことは、周知のことである。その他に、液化窒素を用い
たり、あるいは第6図に示すように同形二酸化炭素(以
下ドライアイスと称す)(1)等をヒートパネル(9)
を使用してする保冷方法がよく知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかし、従来のこの種の保冷方法は、それぞれ欠点を有
しており、たとえば、氷を使用する方法は、温度は一1
3°Cまで下げることはできるが、温度の調整が困難で
あり、溶けると溶融水が生じるので、その処理が煩わし
く、特に運搬用には比重が大きいので、不便である。
しており、たとえば、氷を使用する方法は、温度は一1
3°Cまで下げることはできるが、温度の調整が困難で
あり、溶けると溶融水が生じるので、その処理が煩わし
く、特に運搬用には比重が大きいので、不便である。
また、液化窒素は、ボンベに詰めて噴出コックを調節し
て、ガスを噴出せしめて一120℃位まで使用できるが
、ボンベの圧力が不安定で一定ニ保つことが大変困難で
ある。その上、ボンベの単価が高価である。更に、従来
のドライアイスを使用する方法は、温度を一78℃に下
げることは容易にできるが、その昇華性のために、取り
扱いが煩わしいので、そのまま使用するときは、せいぜ
い紙で包んで使用しているが、温度の調節がほとんど不
可能であり、冷却過度になり易い。第6図に示す従来例
のごと(ヒートパネル(9)を使用するとその分コスト
が上がる不経済さがあるという問題があった。そこで、
本発明はかかる従来の問題点を解決して、このような不
便さがなく、取り扱い易く、がっ、温度調節が比較的容
易で、適応温度が得やすい、経済性に優れた保冷方法を
提供することを目的とする。
て、ガスを噴出せしめて一120℃位まで使用できるが
、ボンベの圧力が不安定で一定ニ保つことが大変困難で
ある。その上、ボンベの単価が高価である。更に、従来
のドライアイスを使用する方法は、温度を一78℃に下
げることは容易にできるが、その昇華性のために、取り
扱いが煩わしいので、そのまま使用するときは、せいぜ
い紙で包んで使用しているが、温度の調節がほとんど不
可能であり、冷却過度になり易い。第6図に示す従来例
のごと(ヒートパネル(9)を使用するとその分コスト
が上がる不経済さがあるという問題があった。そこで、
本発明はかかる従来の問題点を解決して、このような不
便さがなく、取り扱い易く、がっ、温度調節が比較的容
易で、適応温度が得やすい、経済性に優れた保冷方法を
提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
該目的を達成するための本発明の構成を、実施例に対応
する第1図乃至第4図を用いて説明すると、本発明は、
昇華性の固体蓄冷剤(1)を、その外周に空気層(4)
を介して、微量の通気性を有するケース(2)内に保持
して密封した蓄冷剤パック(8)を、保冷物(7)とと
もに密閉した箱体(6)に収納する保冷方法である。
する第1図乃至第4図を用いて説明すると、本発明は、
昇華性の固体蓄冷剤(1)を、その外周に空気層(4)
を介して、微量の通気性を有するケース(2)内に保持
して密封した蓄冷剤パック(8)を、保冷物(7)とと
もに密閉した箱体(6)に収納する保冷方法である。
く作用〉
本発明は、このように、昇華性の固形蓄冷剤(1)を通
気性のあるケース(2)に空気層(4)を介して内蔵し
た構成としてあるから、空気の対流性と、昇華したガス
の熱伝導を巧みに利用して、昇華性の固形蓄冷剤(1)
の熱効果を緩和して、ケース(2)の内壁(5)に伝え
て、内壁(5)の微量の通気性により、内部の圧力に比
例した浸透圧によって、内壁(5)を通して冷気をケー
ス(2)の外方へ押し出す作用をする。そして、その押
し出される度合は、ケース(2)の大きさ、保冷物(7
)の維持温度、熱容量等から計算によって容易に求めら
れ、ケース(2)の内壁(5)の厚さ、密度等から算出
することができるのである。
気性のあるケース(2)に空気層(4)を介して内蔵し
た構成としてあるから、空気の対流性と、昇華したガス
の熱伝導を巧みに利用して、昇華性の固形蓄冷剤(1)
の熱効果を緩和して、ケース(2)の内壁(5)に伝え
て、内壁(5)の微量の通気性により、内部の圧力に比
例した浸透圧によって、内壁(5)を通して冷気をケー
ス(2)の外方へ押し出す作用をする。そして、その押
し出される度合は、ケース(2)の大きさ、保冷物(7
)の維持温度、熱容量等から計算によって容易に求めら
れ、ケース(2)の内壁(5)の厚さ、密度等から算出
することができるのである。
〈実施例〉
以下本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図中第1図乃至第4図は、本発明の1実施例を示す図で
、該実施例において、(1)は昇華性の固形蓄冷剤であ
る。本実施例においては、ドライアイスを例にとって説
明する。
、該実施例において、(1)は昇華性の固形蓄冷剤であ
る。本実施例においては、ドライアイスを例にとって説
明する。
(8)は蓄冷剤パックで、 ケース(2)と内蔵の蓄冷
剤(ドライアイス)(1)から成る。(2)は微量の通
気性を有するパックケースで、ここでは10〜25倍の
発泡率の発泡ポリスチレンを例にとる。
剤(ドライアイス)(1)から成る。(2)は微量の通
気性を有するパックケースで、ここでは10〜25倍の
発泡率の発泡ポリスチレンを例にとる。
ケース(2)は蓋部(10)と身部(11)とがらなり
、それらの合わせ目に粘着テープ(12)を張り付けて
目張りをして密閉する。内蔵したドライアイス(1)の
側面及び底面とケース(2)の内面との間に、うね状の
突起(3)が設けてあって、ドライアイス(1)を下面
あるいは側面から支えている。
、それらの合わせ目に粘着テープ(12)を張り付けて
目張りをして密閉する。内蔵したドライアイス(1)の
側面及び底面とケース(2)の内面との間に、うね状の
突起(3)が設けてあって、ドライアイス(1)を下面
あるいは側面から支えている。
すなわち、ドライアイス(1)の周囲に、うね状突起(
3)の高さだけの雄さの空気層(4)が形成される。従
って、この空気層(4)の内部において、空気の対流に
よる循環が生じて、ドライアイス(1)の昇華した冷気
体(炭酸ガス)が、空気層(4)内を外方へ移動して、
ケース(2)の内壁(5)面に到達し、昇華時の圧力に
よって、ケース(2)の内部空気層(4)の内圧が高ま
って、冷気体がケース(2)のM(5)の微量の通気性
のために、壁(5)を透過してケース(2)外へ押し出
される。
3)の高さだけの雄さの空気層(4)が形成される。従
って、この空気層(4)の内部において、空気の対流に
よる循環が生じて、ドライアイス(1)の昇華した冷気
体(炭酸ガス)が、空気層(4)内を外方へ移動して、
ケース(2)の内壁(5)面に到達し、昇華時の圧力に
よって、ケース(2)の内部空気層(4)の内圧が高ま
って、冷気体がケース(2)のM(5)の微量の通気性
のために、壁(5)を透過してケース(2)外へ押し出
される。
そのときの冷気の単位時間の流出量は、ケース(2)内
の内圧と内壁(5)の通気度に比例する。
の内圧と内壁(5)の通気度に比例する。
従って、冷気の流出量は本実施例の場合、ケース(2)
の構成材料の発泡ポリスチレンの比重と厚さに反比例す
る。そして、箱体(6)の内容積の大きいとき、保冷物
(7)の熱容量の大きいとき、あるいは、長時間保温を
要するときは、当然大きな寸法のドライアイス(1)を
必要とする。
の構成材料の発泡ポリスチレンの比重と厚さに反比例す
る。そして、箱体(6)の内容積の大きいとき、保冷物
(7)の熱容量の大きいとき、あるいは、長時間保温を
要するときは、当然大きな寸法のドライアイス(1)を
必要とする。
即ち、箱体(6)の内面容積と、壁の厚さ、保冷温度、
外気温度、保冷物の種類と量、保冷時間等から次式から
計算できる。
外気温度、保冷物の種類と量、保冷時間等から次式から
計算できる。
蓄冷剤必要量(kg)=
θ
ここに
S鞘箱体内面積(+n2)、d :箱体の肉厚(cm)
、λ:箱体の熱伝導率(Kcal/LIlhr’c )
、△T二鞘箱体内保冷温度)と外気温度との差(℃)H
:保冷時間(tbs)、 θ:蓄冷剤の融解潜熱(Kcal/Kg)。
、λ:箱体の熱伝導率(Kcal/LIlhr’c )
、△T二鞘箱体内保冷温度)と外気温度との差(℃)H
:保冷時間(tbs)、 θ:蓄冷剤の融解潜熱(Kcal/Kg)。
このようにして、ドライアイス(1)の表面から昇華す
る炭酸〃スの圧力を、空気層(4)によって緩和すると
ともに、パックケース(2)の内壁(5)の通気性によ
って、調節して箱体(6)の内へ浸透することがでとる
。内容積約200リツトルの箱体について、従来例とし
て、ドライアイス10kgをヒートパネル(9)を通し
て保冷する方法と、同じ大きさのドライアイス10kg
を用いた本発明の実施方法とを比較した実験結果は、そ
れぞれ第5図及び第4図の通りであり、従来例において
は、10℃以下に保たれる時間がわずかに30時間に過
ぎないのに対して、本発明方法では、実に60時間以」
二も優に維持でき、しかも温度変化が、従来例では10
℃〜−13゛Cもの変化幅を示すに対して、本発明方法
では僅かに10℃〜0℃の開に収まっている。
る炭酸〃スの圧力を、空気層(4)によって緩和すると
ともに、パックケース(2)の内壁(5)の通気性によ
って、調節して箱体(6)の内へ浸透することがでとる
。内容積約200リツトルの箱体について、従来例とし
て、ドライアイス10kgをヒートパネル(9)を通し
て保冷する方法と、同じ大きさのドライアイス10kg
を用いた本発明の実施方法とを比較した実験結果は、そ
れぞれ第5図及び第4図の通りであり、従来例において
は、10℃以下に保たれる時間がわずかに30時間に過
ぎないのに対して、本発明方法では、実に60時間以」
二も優に維持でき、しかも温度変化が、従来例では10
℃〜−13゛Cもの変化幅を示すに対して、本発明方法
では僅かに10℃〜0℃の開に収まっている。
すなわち、本発明は常圧において、573.5KJ/K
gの昇華熱を有し、−78,5℃で昇華するドライアイ
ス(1)の性質を巧みに利用して、その昇華熱を緩和す
る方法を講じて、長時間必要な温度をもって保冷し得る
冷却方法である。
gの昇華熱を有し、−78,5℃で昇華するドライアイ
ス(1)の性質を巧みに利用して、その昇華熱を緩和す
る方法を講じて、長時間必要な温度をもって保冷し得る
冷却方法である。
さらに、保冷物(7)によって、たとえば、−30℃〜
−20°C1あるいは、−10℃〜0℃などのように、
温度差の範囲の異なる場合、空気層(4)のIvさ、あ
るいはケース(2)の壁(5)の厚さを異ならしめるこ
とによって簡単に適応し得る。
−20°C1あるいは、−10℃〜0℃などのように、
温度差の範囲の異なる場合、空気層(4)のIvさ、あ
るいはケース(2)の壁(5)の厚さを異ならしめるこ
とによって簡単に適応し得る。
パックケース(2)の壁(5)の厚さの相違による温度
の変化の仕方は、第3図に示す通りである。
の変化の仕方は、第3図に示す通りである。
たとえば、厚さ10I6111の壁(5)のケース(2
)の場合、箱体(6)内温度は、4℃〜−4℃に変化し
て、ケース(2)の表面温度は一5℃〜−14℃の範囲
に変化するのに対して、厚さ15mn+の壁(5)のケ
ース(2)の場合、箱体(6)内温度は12.5℃〜4
℃に変化して、ケース(2)表面温度は5℃〜−3,5
℃の変化幅を生じる。また、厚さ5mmの壁(5)のケ
ース(2)の場合、箱体(6)内温度は一7℃〜−16
℃に変化して、ケース(2)表面温度は一20℃〜−3
2℃の変化幅である。したがって、本発明に使用するパ
ックケース(2)、すなわち、蓄冷剤パック(8)は、
いがなる温度変化範囲の要求に対しても、的確に対応す
ることができるのである。
)の場合、箱体(6)内温度は、4℃〜−4℃に変化し
て、ケース(2)の表面温度は一5℃〜−14℃の範囲
に変化するのに対して、厚さ15mn+の壁(5)のケ
ース(2)の場合、箱体(6)内温度は12.5℃〜4
℃に変化して、ケース(2)表面温度は5℃〜−3,5
℃の変化幅を生じる。また、厚さ5mmの壁(5)のケ
ース(2)の場合、箱体(6)内温度は一7℃〜−16
℃に変化して、ケース(2)表面温度は一20℃〜−3
2℃の変化幅である。したがって、本発明に使用するパ
ックケース(2)、すなわち、蓄冷剤パック(8)は、
いがなる温度変化範囲の要求に対しても、的確に対応す
ることができるのである。
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明した
が、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本発明にいう構成要件を備え、かつ
本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
が、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本発明にいう構成要件を備え、かつ
本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
〈発明の効果〉
以上の説明から既に明らかなように本発明は、次のよう
な利点がある。
な利点がある。
(1)外部電源、回転駆動力のような外部から供給する
エネルギー源が不要であるので、取り扱いが容易で、運
転コストが不要である。
エネルギー源が不要であるので、取り扱いが容易で、運
転コストが不要である。
(2)冷熱源にコストが安く、入手の容易なドライアイ
スを使用するので経済性に勝れている。
スを使用するので経済性に勝れている。
(3)比重の小さいドライアイスを使用するので、特に
運搬、携帯に便利である。
運搬、携帯に便利である。
(4) ドライアイスの昇華性を利用するので、溶解
水が発生しないので扱い易い。
水が発生しないので扱い易い。
(5) ドライアイスの昇華熱を、空気層と発泡ポリ
スチレン製のケースの通気性で巧みに緩和して、箱体内
に放出するので流出度合を精密に調整することができ、
したがって温度の111節が容易にかつ、正確にできる
。
スチレン製のケースの通気性で巧みに緩和して、箱体内
に放出するので流出度合を精密に調整することができ、
したがって温度の111節が容易にかつ、正確にできる
。
(6)所要の保冷時間に適合するように、ドライアイス
の大きさを自由に選ぶことができる。
の大きさを自由に選ぶことができる。
(7) ドライアイスの昇華がスによる箱体内の滅菌
、消毒作用が期待できる。
、消毒作用が期待できる。
本発明は以上のような数々の実用上の顕者な効果を期待
することができる優れた発明である。
することができる優れた発明である。
第1図は本発明の実施例の構造を示す一部切欠き斜視図
、第2図は本発明の実施例に使用するパックケースの構
造を示す外観図、第3図は本発明の実施例のケースの壁
の厚さと、箱体内温度及びケースの表面温度の関係を示
すグラフ、第4図は本発明の実施例の時間に対する温度
変化を示すグラフ、第5図は従来例の時間に対する温度
変化を示すグラフ、第6図は従来例の構造を示す正面断
面図である。 図中、(1)は蓄冷剤、(2)はケース、(4)は空気
層、(6)は箱体、(7)は保冷物、(8)は蓄冷剤パ
ック、(io)はケースの蓋部、(11)はケースの身
部を示す。
、第2図は本発明の実施例に使用するパックケースの構
造を示す外観図、第3図は本発明の実施例のケースの壁
の厚さと、箱体内温度及びケースの表面温度の関係を示
すグラフ、第4図は本発明の実施例の時間に対する温度
変化を示すグラフ、第5図は従来例の時間に対する温度
変化を示すグラフ、第6図は従来例の構造を示す正面断
面図である。 図中、(1)は蓄冷剤、(2)はケース、(4)は空気
層、(6)は箱体、(7)は保冷物、(8)は蓄冷剤パ
ック、(io)はケースの蓋部、(11)はケースの身
部を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]昇華性の固体蓄冷剤(1)を、その外周に空気層
(4)を介して、微量の通気性を有するケース(2)内
に保持して密封した蓄冷剤パック(8)を、保冷物(7
)とともに密閉した箱体(6)に収納する保冷方法。 [2]蓄冷剤(1)がドライアイスである特許請求の範
囲第[1]項に記載の保冷方法。 [3]ケース(2)が発泡ポリスチレン製である特請求
の範囲第[1]項及び第[2]項の内いずれかに記載の
保冷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31959287A JPH01163569A (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 保冷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31959287A JPH01163569A (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 保冷方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01163569A true JPH01163569A (ja) | 1989-06-27 |
Family
ID=18111988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31959287A Pending JPH01163569A (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 保冷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01163569A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0383663U (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-26 |
-
1987
- 1987-12-17 JP JP31959287A patent/JPH01163569A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0383663U (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-26 |
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