JPH01162309A - 超電導マグネット - Google Patents
超電導マグネットInfo
- Publication number
- JPH01162309A JPH01162309A JP62321698A JP32169887A JPH01162309A JP H01162309 A JPH01162309 A JP H01162309A JP 62321698 A JP62321698 A JP 62321698A JP 32169887 A JP32169887 A JP 32169887A JP H01162309 A JPH01162309 A JP H01162309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- sample
- coil
- coils
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 10
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Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は超電導マグネット、特に材料の磁場特性を測定
するための磁場付加装置として使用するのに適した超電
導マグネットに関するものである。
するための磁場付加装置として使用するのに適した超電
導マグネットに関するものである。
[従来技術とその問題点]
従来、物性実験用の超電導マグネットとしては、第4図
に示すようなものが使用されている。この超電導マグネ
ットにおいては、超電導コイル1がヘリウム容器2内に
収容されているが、タライオスタットそのものが開放型
であり、コイル1には電源からのリード線5がつながれ
ている等の理由から液体ヘリウムの蒸発量が大きく、ま
た、異なる大きさの磁界を得るためにはその都度電源を
操作しなければならない、というような欠点がある。
に示すようなものが使用されている。この超電導マグネ
ットにおいては、超電導コイル1がヘリウム容器2内に
収容されているが、タライオスタットそのものが開放型
であり、コイル1には電源からのリード線5がつながれ
ている等の理由から液体ヘリウムの蒸発量が大きく、ま
た、異なる大きさの磁界を得るためにはその都度電源を
操作しなければならない、というような欠点がある。
[発明の目的]
本発明の目的は、液体ヘリウムの蒸発量が小さく、かつ
異なった大きさの磁界を簡便に印加することのできる超
電導マグネットを提供することにある。
異なった大きさの磁界を簡便に印加することのできる超
電導マグネットを提供することにある。
[発明の概要コ
本発明の要旨は、コイルを超電導閉回路となすと共に、
異なる磁界を発生するコイルを軸方向に積み重ねて用い
たことにあり、これによって軸方向に異なる大きさの磁
界を発生させ、試料を移動させるだけで試料に異なる磁
界を印加することができるようにしたものである。
異なる磁界を発生するコイルを軸方向に積み重ねて用い
たことにあり、これによって軸方向に異なる大きさの磁
界を発生させ、試料を移動させるだけで試料に異なる磁
界を印加することができるようにしたものである。
[実施例]
本発明の超電導マグネットの実施例を第1図ないし第3
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
第1図において、11.12及び13は、夫々巻数の異
なるコイルを示し、コイル11の巻数が最大で、コイル
13の巻数が最少となっている。
なるコイルを示し、コイル11の巻数が最大で、コイル
13の巻数が最少となっている。
これらのコイル11.12及び13は、全てヘリウム容
器(室)20内に収納されているが、容器20はケース
25に収納され、真空層21で室温空間との間が熱絶縁
されている。
器(室)20内に収納されているが、容器20はケース
25に収納され、真空層21で室温空間との間が熱絶縁
されている。
コイル11.12及び13は電気的に直列に接続されて
おり、超電導熱スィッチ14で閉回路を構成している。
おり、超電導熱スィッチ14で閉回路を構成している。
15は励磁のために外部から電源を差し込むための受電
アダプタであり、これと係合する電源環(図示せず)は
ヘリウム流出管232から差し込まれる導入管231か
ら容器20内に液体ヘリウムを入れた後、流出管232
から電源環を差し込み、受電アダプタ15を通じて熱ス
ィッチ14を「開」の状態でコイル11.12及び13
を所定の磁界まで励磁する。
アダプタであり、これと係合する電源環(図示せず)は
ヘリウム流出管232から差し込まれる導入管231か
ら容器20内に液体ヘリウムを入れた後、流出管232
から電源環を差し込み、受電アダプタ15を通じて熱ス
ィッチ14を「開」の状態でコイル11.12及び13
を所定の磁界まで励磁する。
しかる後、熱スィッチ14へのヒータ(図示せず)を切
り、熱スィッチ14を「閉」にしてコイル群を永久電流
モードにする。そのとき室温ボア22内の軸方自治の磁
界分布は、第3図に示すように、階段状になる。従って
、ボア22内に試料を配置し、その位置を動かすことに
よって、零磁場から83.32.31と異なる磁場をか
けることができる。この操作はコイルそのものに触れる
ことなく行うことができるので、操作が容易である。
り、熱スィッチ14を「閉」にしてコイル群を永久電流
モードにする。そのとき室温ボア22内の軸方自治の磁
界分布は、第3図に示すように、階段状になる。従って
、ボア22内に試料を配置し、その位置を動かすことに
よって、零磁場から83.32.31と異なる磁場をか
けることができる。この操作はコイルそのものに触れる
ことなく行うことができるので、操作が容易である。
なお、ヘリウム流入管231と流出管232との間は均
圧管24で連結されるが、コイルを使用するに当たり、
ボア22内に上部から試料を出し入れするので、均圧管
24は第2図に示すように、ボア22の上部を逃げるよ
うに配置することが望ましい。また、試料の出し入れは
、マグネット全体を床から傘上げした位置に置いておけ
ば、下から行うこともでき便利である。そのため、第1
図のクライオに足を付けることも使い勝手を良くする。
圧管24で連結されるが、コイルを使用するに当たり、
ボア22内に上部から試料を出し入れするので、均圧管
24は第2図に示すように、ボア22の上部を逃げるよ
うに配置することが望ましい。また、試料の出し入れは
、マグネット全体を床から傘上げした位置に置いておけ
ば、下から行うこともでき便利である。そのため、第1
図のクライオに足を付けることも使い勝手を良くする。
なお、コイルの数や軸方向の積み重ねの順序等は図示例
に限定されることなく、種々変更することができる。
に限定されることなく、種々変更することができる。
[発明の効果コ
本発明は以上のような構成であるから、異なった大きさ
の磁界を電源を操作せずに手軽に得ることができるだけ
でなく、電源装置をつながない状態で運転できるので、
高価なヘリウムの蒸発量を少なくすることができる効果
がある。
の磁界を電源を操作せずに手軽に得ることができるだけ
でなく、電源装置をつながない状態で運転できるので、
高価なヘリウムの蒸発量を少なくすることができる効果
がある。
第1図は本発明に係る超電導マグネットの一実施例を示
す縦断面図、第2図はその平面図、第3図は実施例にお
けるボア内の磁場の分布を示す図、第4図は従来の超電
導マグネットの例を示す縦断面図である。 IL 12及び13:超電導コイル、 14:超電導熱スィッチ、 15:受電アダプタ、20
:液体ヘリウム容器(室)、 21:真 空 層、 22:室温ボア、24:均
圧 管、 231:導 入 管、232:流 出
管。
す縦断面図、第2図はその平面図、第3図は実施例にお
けるボア内の磁場の分布を示す図、第4図は従来の超電
導マグネットの例を示す縦断面図である。 IL 12及び13:超電導コイル、 14:超電導熱スィッチ、 15:受電アダプタ、20
:液体ヘリウム容器(室)、 21:真 空 層、 22:室温ボア、24:均
圧 管、 231:導 入 管、232:流 出
管。
Claims (1)
- (1)室温ボアの外周に、該ボアの軸心に沿って、異な
る磁界を発生する複数のコイルを積み重ね、該コイルを
超電導閉回路となしたことを特徴とする超電導マグネッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62321698A JPH01162309A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 超電導マグネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62321698A JPH01162309A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 超電導マグネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01162309A true JPH01162309A (ja) | 1989-06-26 |
Family
ID=18135424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62321698A Pending JPH01162309A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 超電導マグネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01162309A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5130686A (en) * | 1991-02-05 | 1992-07-14 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Magnetic field shaper |
CN107027241A (zh) * | 2016-02-02 | 2017-08-08 | 景硕科技股份有限公司 | 具磁感应线圈及软板的增层载板结构 |
US10256028B2 (en) | 2016-03-31 | 2019-04-09 | Kinsus Interconnect Technology Corp. | Buildup board structure |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP62321698A patent/JPH01162309A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5130686A (en) * | 1991-02-05 | 1992-07-14 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Magnetic field shaper |
CN107027241A (zh) * | 2016-02-02 | 2017-08-08 | 景硕科技股份有限公司 | 具磁感应线圈及软板的增层载板结构 |
CN107027241B (zh) * | 2016-02-02 | 2019-07-02 | 景硕科技股份有限公司 | 具磁感应线圈及软板的增层载板结构 |
US10256028B2 (en) | 2016-03-31 | 2019-04-09 | Kinsus Interconnect Technology Corp. | Buildup board structure |
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